246 とある結社の手記:9
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ふふふ、そーなるのが楽しみ。
ひっそりひっそり。
隠れてすごすのは得意だものね?
はーあ。 今日はうまいこと、
ワンダさんになるといいんだけど。
ま、ラルフがつれてかれるなら、
それはそれでしゃーないかって感じね。
そんなこといったら、あたしだって。
夫も子供もいやしませんし、家族はみんな出払っています。
……だめです、よ。そういうのは。
殺人者には、なるべく、なりたくないし、させたくないですから。
[誤解を生ませたくはありません。誤解されていいことなど、どこにもないと思っていました。
今あたしたちに必要なのは、真実だけですから。]
()
[その目が求めているものは――]
……リンダ。
女の子には、いれにくいけどね。正直、オレは。
… ちゃんと、守ってあげれたらかっこいいんだけど。
[甲斐性なしの、酒と女と食事を人生だと言った舟守は、
少し困ったように笑った。]
そうだね。… うん。 ……見え方次第だから。
どう転ぶかちょっとわからないし。
状況によったらパトリシアの方が、
… 大変になったりはするかもしれないし。
そういうトコは、迷惑かけちゃうねえ。
[だから。ごめんね。と、小さく付け加えて]
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[演説を終え、酒を煽るユージンとノアに近づく。(>>507)]
おつかれさま。 食事、キッチンにあるからね。 …食べてね。
[そう声を掛けると、グラスが空いていることに気づきボトルを持つ。 疲れた笑顔で首を傾げ、もう一杯いかが?と促す。 静止がなければ無遠慮に酒を注ぎ、長くは留まらなかっただろう。]
あ、スージーじゃなくてがっかりしたな?
[などと冗談めかしながら。]
(509) 2018/07/29(Sun) 04時頃
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[ラルフは去り際、随分落胆していたようだけれど。(>>498) 気の毒に思わないではないけど、こんな申し出… 少しくらい、懲りてもらわないと困る。 しょんぼりとした背中に、おやすみと声をかけた。]
(510) 2018/07/29(Sun) 04時頃
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[父がワンダと何か話している間、あれやこれやと片付けや、なにかをしている素振りを見せた。そして父がキッチンに戻れば、こっそりと投票用紙を取り出し何度も手を止めながら記入する。 やっとの思いで記入した投票用紙は、その手から離れるまでまたしばらくの時間を要した。**]
(511) 2018/07/29(Sun) 04時頃
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(……どうか、わたくしに…やりとげる勇気を…)
[一番大切なことは、なにか。
ロイエは、決断を迫られていることを自覚していた。
護れるものは、少ない。選ばなければならなかった。**]
[そうして、それはいつの時間のことだったか]
…ねー。パトリシア
[酒入りの、ぽつ。とした声がある。]
…… 寝るとき、よかったら。
子守歌がききたいな。
あれ、結構 好きなんだよね。
落ち着いて、よく眠れて。
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