246 とある結社の手記:9
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[落ち着いていたのに。リンダとラルフの死にたがりを思い出すと、また少しの苛々が募る。やだなあ、やだなー。
でもロイエのことは安心できるな、ピスティオもマリオで良いって言ってるし。これで今日も殺せる、食べれる。ご飯だ。うーん、楽しみ。楽しみね。]
じゃ、今日はマリオね。
でたあとキャサリンに会ったら謝らなきゃ。
あ、今日も私が殺して良いんだっけ。
他に誰かやりたいひとー。
[リンダが広げる腕に、ルパートは"約束通り"に、ぴくりとも反応しない。あれはロイエのもの。
ロイエだけのものだ。]
[スージーの呼びかけ()にはきっぱりと]
……わたくし、今宵は処刑を行く末を見届ける義務がございますので。人狼……
……なんと…恐ろしいっ!!
[スージーが今日は殺していいのかどうかを質問している。誰かがやってくれるのなら、やる必要はなかったので()]
おれは今日もスージーに譲ってもかまわないさ。
おまえがやりたいのなら、おやり。
[すっかり役に入り込んでいるロイエにわらって]
じゃあ、スージー。
頼んだぜ。
やーったあ。
では任されました。
役割分担、役割分担。
私は人を殺すおそろしーい狼さん役です。
[役も何も、な事を言いながら。]
霊能者も占い師も、
食べられないように気を付けてね。
[勿論、本物の霊能者は、ロイエだけのものだけど。]
――― は。
[ともにサイモンの遺体を見た男が
こうして名乗り出た。
ルパートは、楽しそうに小さくわらった。]
えーと、えーと、
うらないしがさんにんで…
れいのーしゃも、ふたりで、
あしたにはさんにん………
[頭の中で指折り数える]
()()
[ ――――ハァッ
――――ハァッ
――――ハァッ
ジュルルルルッ
――――ハァッ
――――ハァッ
涙や鼻水やヨダレで、ぐちゃぐちゃと音をたてていた。]
あっはっはっはっはっ。
いやあ、笑い話がとまらんな。
["襲撃するなら俺を"とばかりに名乗りでたユージン。]
|
[モンドと父の会話を直ぐ側で聞いていた。父が彼に曖昧に返事をする様子には>>467]
ばか言わないでよ。
[と呟いただろう。
そしてロビーに、注目を求める乾いた拍手の音が響いた。>>465]
(471) 2018/07/29(Sun) 02時頃
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……ほほぅ…ほほぅ……
……これは、これは……なるほど?
……つまり、皆…だれかに庇うために"嘘"を…?
それとも、他に思惑が……?
|
また増えたあ……っ!!
[ユージンの告白(>>466)にもはや気の抜けた大声を上げ、壁にすがりへなへなと床にへたりこんだ。]
(474) 2018/07/29(Sun) 02時頃
|
皆食べられたいなら、
最初からそーいってくれたらいいし、
皆食べられたいなら、
人狼退治なんてしなくっていいんじゃない?
食べてくださいって言われてるんだもの。
[勿論前提条件が違うのは解ってはいるんだけども。]
わかった、わかった。
みんな死にたいなら列になってくれればいい。
しかし、そんなことなら、
いかにも「能力者です」なんて死なずに
人狼です、と言ってしにゃあまあるく収まったのに。
結局どいつも、人間を
"助けたい"気がないのかねぇ………
……あたしは、黙っていたほうがいいです、か?
[出ないほうがいい、と言われていました。
てっきりそれはユージンさんもだと思っていたので、驚いたのですが。
同意する前に問いかけるくらいの落ち着きは、残っていました。]
はーあ、おもわぬ形で
よりどりみどりになっちまったな?
[食べるつもりでたらふくご馳走を与えたマリオもどうしてやろうか。]
けど、おれとしちゃあ、やいのやいのと
「おれをくえ、おれをくえ」と言ったことで、
だーれにも守ってもらえず
むざむざ殺される子供ってのも
教訓じみてて嫌いじゃあないさ。
……… ロイエ。やっぱりおまえの仕事は完璧だ。
リンダお嬢様はひとり。
[傍らのモンドをちらりと見遣って]
モンドはリンダおお嬢様を守ってくれるかねえ。
まったくよ。
ラルフだって、自分は人狼だから殺してーっていってたら、ひきとめられはしたけど結局は死ねたでしょーに。
[ねー。と言いながら。人狼三人分で、この騒動は終わるはずなのだから。死んでも良いのならそう言って、人狼のふりして身代わりになってくれたらいいのに。]
私は死にたいなら殺してあげてもいいんだけど、
もうマリオをたべるつもりだったしなー。
[はー。と息をひとつ落とす。考えていたことではあったけれど。]
うん。そーだね。
…… 今日のところは、そうしてて。
なんかあったら、お願いすることがあるかもだけど。
[わたわたさせてごめんね。と、添える声は少しため息交じりになった。]
[モンドがほんとうにそうかはしらないけれど。"結社員がいるからこそ来た"とまで言うのだから。今は試しに信じてやってもいいじゃあないか。彼のいうことには、20年ぶりにこの人狼に会いにきてくれたってわけだろう?]
……それだよ。
おれもすっかり、マリオを食べる気になっていたから。
……あっはっはっはっ
人間たちは人狼の腹具合なんざ知りゃしねえだろうから、
しょうがないんだけど。
そうだなあ。
じゃあ。
………期待に応えて。
おれはユージンでも殺しににいこうかな?
おまえは好きなものを好きなように食べなさい。
同じ獲物でもいいが、久々に競争でどうだい。
[のんびりとスージーに話しかけて、ポケットの中の投票用紙を確かめた。]
わかりました。
……ところで、どうして今名乗りあげに行かれたんですか。
票をもらわないために?
[あたしたちの力は、片方が欠けてしまってはお話になりません。
もし、占い師とその占った先、それから霊能者も票を入れないとすると6人も欠けるのですから、偏りが出れば誰が失われてもおかしくはありません。
ただ、そうするとあたしが黙っているのは危ない気もするのですが、出ない利点もなんとなくはわかりましたので、そこは触れませんでした。]
でしょ?
あら、それも楽しそうね。
じゃ、競争しましょう。
うーん、ルパートさんに勝てるかな〜?
負ける気はしないけどお〜。
私は予定通り、マリオを狙いに行くわね。
勝負がついたらそこで連絡、負けた方は踏み止まる、と。
じゃあ、そういう手はずでいこう。
お互い食いたいものを食う。
先に食ったら、先に手を付けた方が勝ち。
……――まだ、深い夜まで少しあるから。
獲物を変えるのも、また自由。
距離で選んだっていいぜ。
ははははは。おれも年寄りだからな。
おまえの脚に敵う気はしないが、なにせここは俺の家だ。
|
[モンドが父に、ことのあらましを話すのに混ざりあらかたのことは聞いた。リンダのことも、ラルフのことも。投票を済ませたイヴォンの背中を見送り、随分出遅れてラルフのメモを手に取る。 無言で、ゆっくりと目を通した後]
ありがとラルフ。"迷ったら"ね。
[と眉を下げた。 皆が怒っていたのも、あれだけの騒ぎになっていたのも頷ける。よく知った人間のこんな形の自己犠牲なんて、ありがた迷惑でしかない。あたしが怒らずに済んだのは、さっきまで沈んでいたから。随分皆が怒った後だから。ただそれだけだった。]
(492) 2018/07/29(Sun) 02時半頃
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オーケー、耳は立てておくわ。
たぶん、もうこれ以上はなにもないとはおもうけど。
あ、あと、勝っても負けても山分けね!
そのためにスープしか食べてないんだから。
[保存効かないのが勿体なくて]
距離だったらラルフだけど〜〜、
そのうち名前書きたいわよね。
本当に、“迷った時“に。
[()()]
……ええ、ええ…ご明察通り…
ピスティオ様が人狼モンド様を告発し、
わたくしが彼を人狼と証言すれば……
ピスエィオ様とわたくし、2名の信頼は…
…確固たるものに……。
となれば…わたくしは、か弱き霊能者。
人狼が告発されないうちは……ええ…
恐ろしい人狼から逃れるために…
様子を見ながら…震えておりましょう。
うん。まあ。
妻なし子なし家族なしのおじさんとか、
ふつうに、票とか入れやすいから。
[票をもらわないために。それに肯定を返す。]
あとは。まあ。
… … それこそ誤解してくれたら、
ぐらいかな。
[後半少し、ため息交じりにそう言った。]
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―少し戻ってユージンの主張―
[ユージンの主張はあたしにもわかりやすく、共感できた。(>>488)けれどユージンが正しければ正しいほど、嘘をついているように見える。嘘というと正しくないかもしれない。つまり、なんとなく、リンダをかばっているように見えた。きっと彼に特別な声とか、そういうのは聞こえてない。もちろん確信も自信もないけれど。ただなんとなく。 そしてどうしようもなく、皆が優しい人間で、必死にもがいていることだけは痛いほどわかってしまって、俯いて顔をしかめるばかりだった。]
(500) 2018/07/29(Sun) 03時頃
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