171 獣[せんせい]と少女
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[ わたしが神木から生まれて、せんせいと6年を過ごした頃 6人の彼女たちも同じように生まれた。
せんせいと違って、年下の守るべき存在が出来て、 すごくすごく喜んだことを覚えているの。 街の人も、同じだったのかなってお祭りのたびに思う。
でも、そうならなんで10歳まで街の外に出られなくて 街の人もめったにがっこうに来ないんだろう。 それを彼に聞くのは、何となく、出来ないけれど。>>13
我が儘をという彼に手を引かれ、辿り着いたのは昔の部屋。 ちっとも変ってないのは、新しい少女がいないから。>>14
今いるみんなが全員旅立って、新たな少女が生まれれば わたしがいたことすら知られずにいるのだろう。
わたしの目の前にいる、彼以外には。 ]
(144) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[ きらきらと舞い上がった埃が太陽の光に輝いて、 オズウェルと、わたしの目の中にもその光が射し込んだ。 不思議と眩しくないのは、夏が過ぎたせいかしら。
光を背にした彼が、約束をと口にして。 ]
”約束”? どんな”約束”なのかな。
[ ゆるり、首を傾げて彼の言葉を待つ。 神妙な顔だから、簡単な約束じゃないのだけは分かった。 ]
(145) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[ 光がなくても、跪いて見上げる彼の目が輝いて見えるのは 泣きそうなんだろうか、って。
あの日と違う彼を探してしまうのは、 もうわたしが長くないのを自分でも知ってるからなのかな。
それでも、わたしの手に感じる温もりは、 あの日からずっと、いつだって変わらない。>>15
彼の言葉に合わせて、風が部屋の中をダンスして 頬をくすぐり、わたしの髪をふわりと揺らす。
くす、と三日月を作って微笑むわたしは 鏡を見なくても分かるくらい、幸せの形をしていた。 ]
(146) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[ 浮かんだ瑠璃に目が吸い寄せられるのも、 目の前の光景に息を飲むのも、あの日と同じ。>>16 違うのは、胸の奥を締め付けられる何かに負けないよう、 ぎゅうっと胸の前で、きつく手を握り締めたこと。
不可能を意味する青い薔薇が刻まれた石が胸に戻り ほう、と詰めていた息を吐き、睫毛を揺らす。 どんな模様が刻まれたのかを見るのは、後回し。 ]
それならわたしは、 あなたがくれる時間を、世界を糧にして これからをあなたの為に生き、輝くと誓うわ。
[ あの日は、彼に選ばれたことが嬉しくて、嬉しくて、 朽ちるまでという意味を殆ど理解していなかった。
でも今は違う。 まっしろになった髪が、震える足が、衰えを知らせて来るの。 ]
(147) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[ 握っていた掌を解いて、彼に向かって腕を伸ばす。 足がふらついたのを言い訳にして、その首にしがみついて じわりと滲んでしまう涙なんて気のせいだと言い聞かせる。 ]
わたしが死ななかったら、ずっと一緒なのにね。
[ 獣だったら、同じ時を生きられるけど、 少女と獣のどちらに生まれるかを選ぶなら、 わたしが選ぶのはいつだって、同じで少女なのだろう。
ここを旅立つ時は、わたしが死んだあとは オズウェルに食べて貰うのが誇らしくて、待ち遠しかった。
なのに、もうすぐ命が尽きそうなのが怖いだなんて。 ねえ、わたしは間違っているのかな。* ]
(148) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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― まなびやの夜 ―
[情けないところってなんだろう。>>71 元の姿もだけど、まだまだ知らない先生がいっぱいある。 さっきほどではないけど、まだちょっと弱々しい声。]
見ちゃった。 せんせい、ここで誰に謝ってたの?
[ひざ掛けを返しながら、 これを借りた時のユージン先生を思い出す。>>72
背中を撫でてくれた大きな掌。 微笑んでゆっくり話を聞いて、話してくれた声は いつも先生の周りを吹き抜ける風のように優しくて。 ユージン先生の言葉があったから、 わたしはそれから畑の隅っこに通うようになったんだ。 わたしも仲良くできて嬉しかったから。 遊びに来れなくなってしまったとりさんに、 今度はわたしが遊びにいこうって。]
(149) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[夜風に乗って、ミツボシの唄が聞こえてくる。>>73 ゆっくりと目を閉じて、唄が終わるまで耳を澄ます。 葉擦れの音がかさかさ、さわさわ。 伴奏するみたいに、唄と一緒に夜空に響いていた。]
……だから、ごめんねなんだね。
[先生が昔何をしたのか、わからないし。 先生の優しい手が、痛いことするなんて想像できない。 でも、わたしも不安になってここで泣いたみたいに 先生も不安なのかな。]
(150) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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あのね、わたしもすっごく不安な時あったんだ。 とりさんに……悪いこと、しちゃったかなって。 ほんとは嫌われちゃってたんじゃないかなって。
[あの時も、涙と声が枯れるくらい謝った後で>>67 先生の言葉を思い出したんだ。 ヴェラ先生と一緒に描いた絵の中みたいに。 元気に飛んでた姿を。遊びにきてくれた姿を。]
とりさんみたいに、この子も嬉しいんじゃないかなぁ。 こうして先生が遊びに来て、撫でてもらって。
[かさかさと今度は葉擦れの音だけが響く。 先生の樹を撫でる手は、とっても優しい。 それはきっと、伝わってると思うから。]
(151) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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― 前日の食堂 ―
[未熟さを口にしたパティシアに、同じように悩んでいたのかと意外な気持ちを抱く。>>139]
……風を……操れる、だけで、素晴らしいと、思うが。
[土より数段、使い道のあるものだと思うのは、自分にはない能力だからだろうか。]
……畑を、果実を、丁寧に育てているのも、君の大切な、能力だと、思う。 それに、意外に君は、真面目で、少女たちを見守っていると……知っている。
しっかりと、少女を守ることのできる、いい、せんせいだと、思う、が。
[自分より年若い、自分よりしっかり者だと信じていた獣の不安に、首を傾げた。*]
(152) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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────ひゃっ!?
[わたしも一緒に樹を撫でて隣の先生を見上げた瞬間、 先生の指先が強く光った。>>74 足元の音にびっくりして、樹の影に逃げ隠れる。 おそるおそる半分だけ顔を覗かせれば光るランタン。]
……今の、せんせいがやったの?
[わからないものは、怖いけど。 わかってしまえば、怖くない。 だって先生は傷つけたりしないって、信じてるから。]
(153) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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すごい、すごい! これなら夜でも転んだりしないね。
[樹の影からひょこりと、先生の隣に戻って。 ランタンを持ってない先生の光った手に、手を伸ばした。 小さい頃、暗い夜だといつもよりよく転んだから、 いつもコリンや先生に手を繋いでもらったみたいに ぎゅっと掴めば、ちょっとだけ甘えて。
そして井戸からまなびやへの入口まで、送ってもらおう。 その先から部屋までは、わたし一人で帰れるから。]*
(154) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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―"つまみぐい"と"狩り"のおはなし―
[>>89やっぱり先生には伝わらなかったかなぁ。 パティシア先生がつまみ食いをしているところ、 見た事がないもの。
悩んでいる先生を見てそう思っていたら、 先生が、ひらめいたようにぽんと手を叩いた。]
狩り?狩りと一緒なの?
[>>90狩り。絵本の中では、 狼が兎を追いかけていたっけ。 結局逃げられてしまっていたけど。
こっそり隠れて、動物を捕まえる。 なるほど。ちょっと似ているかもしれない。]
(155) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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でしょう?でしょう?
[わたしはえっへんって胸を張った。 そして、声を潜めてこう言ったわ。]
あのね……、 ナイショのごはんは、おいしいの。
[こっそり果物を手に入れれた時の達成感。 そして、皆にナイショで食べる、わくわく感。 それが楽しいんだよ、って、 先生にこっそり教えてあげたの。]
(156) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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せんせい?わたしが、せんせい?
[>>91マスカットを受け取ってもらえて、 よかったって思ってたとき。 先生の言葉に、わたしの目がまんまるになった。
先生たちが、たくさんの事を教えてくれるように。 わたしも、先生に、 楽しいことを教えてあげれたんだ。
そう気付いたとき、とっても嬉しかった。 先生、って呼ばれるのも、 照れくさいけれど、なんだかうれしくって。 頬を掻いて、笑ったわ。]
(157) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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…… うん! また、果物を"とり"にくるね!
[次に畑に来る時は、"取り"にくるときか、 "盗り"にくるときか。
それは、わたしとパティシア先生だけしか、 しらないひみつ*]
(158) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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…えぇと。 話を総括すると。 僕は死神であっても怖くない。
ということかな?
[凄んで息を切らす。 先程まで突き付けられていた人差し指は納められ その拳が小さく震えているのを見て しゃがんだまま、骨ばった手で頭を撫でた。]
話してくれてありがとう。 嫌われたかなって思ってたから。 嬉しいよ。
大丈夫、コリンはまだこれからいろいろやれるさ。 人より、僕らより短いのかもしれないけど 人には絶対に出来ないことがたくさん出来る。
(159) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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―きのうの朝・ヒナコと―
[>>102頷くヒナコに、でしょう?って笑った。 色んなドキドキで眠れないことは、 みんなもよくあるのかもしれない。]
そうだよね……今日が、さいごかも。
でもね、でもね! わたし、みんなのこと絶対忘れないよ。 ヒナコのことも、絶対覚えてるからね。
[ヒナコも、みんなとの別れを 寂しく思っているのかな。
きっと大丈夫だよって、 わたしの気持ちを伝えたくなって。 忘れないよって、ヒナコの手をぎゅっと握って、 そう言ったの。]
(160) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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えっ、なんだろう!とても楽しみ!
[>>103おやつの時間に、厨房へ。 何だろうってわくわくしたから、 絶対に行くからね!って、ヒナコと約束をした。]
あ、そうだ! あのね、ヒナコの淹れてくれた紅茶、 とってもおいしかった!
[そう伝えることも、忘れずに。 だって、本当においしかったのよ。 自信作と言うだけあるって、感心しちゃった。]
(161) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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それに、こないだは言いそびれてしまったけれど コリンはちょっと擦りむいたくらいですぐ力を使ってたけど 大きな怪我じゃなければ、きっとそんなに支障はないよ。 って、気休めかもしれないけど…。
[そこまで口にして、ひとつ気にかかったことがあって 目線を同じ高さにしたまま、おそるおそる尋ねる。]
力の話…、クリスマスから聞いたんだよね? ということは…クリスマスも 怖がってた?
(162) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[おやつの時間になって、 わたしがわくわくしながら厨房に行った時。
そこにあった、おいしそうなタルトを見て、 すごい、すごいって、わたしの目は キラキラ輝いていたわ。
果物が宝石のようにキラキラ光ってる、 とってもすてきなフルーツタルト。
あまりに素敵で、感動しちゃったものだから、 そこに居たみんなに、 ぎゅーって抱きついて回っちゃった。 たぶん、テンションがおかしくなっていたのね*]
(163) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[モスキュートと分かれた後。
泥人形が、見つけたよ、と上を指差して。 鐘楼は、コリンが朝に上る場所で、そこだったのかと指差す先を見上げると、別の少女の姿がちらりと見える。>>141
危なくはない、と思う。 毎朝コリンが上っている位だ。 けれど、不慣れだろうクラリッサだから、と心配性が顔を出しかける。
上っても大丈夫か、自重を心配しながら下から手を振れば、少女には見えるだろうか。]
(164) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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―きのうの朝・ユージンせんせいと―
[>>117最後の日、 先生と一緒に果物を取りにいけたら、 きっと楽しかったと思うのに。
パティシア先生に見つからないように、 果物を盗む最後のチャンスでもあった。 よく見つかってしまっていたから、 リベンジしようって思っていたのだけど。]
しーりませんっ。
[そうしてぷいって、先生と反対のほうを向いた。
でもね、わたしのお皿の上に、 小さなりんごのウサギさんが 乗ってるのに気付いてしまったから。]
(165) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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…… しかたないなぁ!
[半分こしてあげる!って。 ユージン先生と一緒に笑って、 肩を竦めたわ。おねえさんみたいに。
……だって。 半分こするのも、今日が最後かもしれないもの*]
(166) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[高さにも大分慣れてきた。 それでも怖いけど。
下を眺めていれば手を振る人物が目に入った>>164 大きく手を振り、それが思った以上に安定が悪くて。 落っこちるなんて事はないのだろうけど、怖くて小さく手を振る様に切り替えた。]
ヴェラせんせい、お散歩?
[大きな声で話しかけてはみるけど、ちょっと遠い。 私の声はヴェラ先生に届いただろうか。]
(167) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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−昼食後、巨大書庫−
[当面の用事を済ませ、あとは特にすることも、無く。 どこか落ち着きのない、がっこうの空気を愛しく肌で感じながら。 定位置と化した書庫の奥で、静かに本の、頁をめくっていた。]
―――……ヴェラ、か…?
[こんな、奥の席まで。 彼がやって来ることは、珍しい…と。 文字から顔を、上げて。親しい友の、顔を見れば。
差し出された、二枚の紙>>143
そこに描かれた、羊の頭骨は。 最初に貰った5枚>>1:153よりも、ずっと上達していて。多分、誰に見せても、「これはモスキュートだ」と、答えただろう。]
また…描いてくれた…のか。
[ない表情の代わりに。声色を、優しく緩ませる。]
(168) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[そして、一緒に差し出された、二枚目には…。 成人した、男性を思わせる、顔は…。
確かに。クラリッサだと言うのには、無理があり。 あの日、一目でこれを自分ではないと、見抜いたクラリッサの洞察眼に、内心で賞賛を送る。>>1:161>>1:234
私には、この男性に覚えが、ない。 だが、ヴェラがわざわざ、二度も描いて寄越したという事は…。
おそらく、知らない人物では、ないのだろう…。]
………ヴェラ。 また、間違っていたら、すまないんだが…。
[座ったまま、隣に立つ、ヴェラを、見上げて。]
これは……私、か…?
[彼女と共に、このまなびやを、去る前の。*]
(169) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[風の音に紛れ、クラリッサの声が届く。>>167 怖がっていそうな手の振り方に、此方から振っていた手を下ろす。
少女の高くよく響く声に応えようと、息を吸って]
……クラリッサ、を、さがしていた!
[相変わらず通りの悪い、少し枯れた中性的な声だったけれど、届いただろうか。]
(170) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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―今日のおひる “ないしょ”の場所―
―――― ♪
[なんでもない、鼻歌を。 ないしょの場所>>125で、小さくうたう。
もう、旅立った子も居るのかな。 そんな事を、思いながら。
誰かと旅に出てしまったかもしれない、 ブローリン先生を待ちながら。 わたしは、ひとりで音を奏でるの。]
(171) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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[怖いけど、ヴェラせんせいが見てるから怖くない。 手を振るのをやめて、耳を欹てる。 うん、遠いけどちゃんと聞こえる。]
探してたの、私を?
[ぽつり、と呟いてゆるりと首を傾げた。]
ヴェラせんせー! 私、降りた方がいいかなー?
[ヴェラ先生と私の距離は遠い。 会話をするには不向きだ。 それならば下に降りた方がいいだろう。 そう思って、大きな声で叫んだ。]
(172) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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─畑の隅─
[昨日は珍しく飲まなかった。 終わりの夜くらいは酒を断って これからのことを考えようと。
自分が何をしたいか今一つはっきりしないまま ただ、少女との思い出があれで終わりだなんて 切なくて。
自分には神木の元で蹲る白い獣のように 彼女の思い出だけを抱いていくには 弱くて。
君にしてしまった過ちを償うのに 他の少女に尽くす、ってのは都合の良い考えかな。 さて、探していた他の少女はそこに居ただろうか。]
(173) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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