155 【身内】砂煙の村
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/04/12(Sun) 05時頃
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[人が折角忠告してやってるってのに、この餓鬼は。舌を出して反論する坊主(>>137)には、まったく口の減らん奴だと呆れる。 自分が決めると、そう言うが。そりゃあそうだろうが、いざ後悔した時にそれを見るこっちの身にもなれ、と。 ――頼むからそれ以上、踏み込んで来てくれるなと。そう思いつつも、手を引くことは止められずに。
駄々を捏ねる坊主を小突き、それにまた小さく上がった声に笑う。尖らせた唇を弾いてやろうかと思ったが、流石にその手は引っ込めて。 しかし、恨みがましく告げられた言葉には、思わず眉が寄ってしまう。 この坊主、まさか約束を破るつもりじゃあないだろうな、と。僅かな警戒を滲ませて坊主を睨むも、どうやら腕は大人しく引かれたようで――ほっと、安堵の息を。]
(145) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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じゃあ好きにするんだな。ただし、触ろうとした時点で話はチャラだ。 ……俺がお前さんに、そう簡単に触らせると思うか?
[舐めてると知らんぞ、と。拗ねる坊主には、再度釘を刺しておこうか。 どうにもこの餓鬼は、ともすれば触れてきそうな気がするモンで。今なら食べてもいい、と言った坊主の言葉を思い出し、困ったように眉を寄せた。 俺には食うなと言っておきながら、と。胸に燻る苛立ちは、吐いた息へと込めて。
帰宅の話を出せば、何となくそんな気はしていたんだが……駄々を捏ねられてしまった(>>138)。それでもこのままずっと、教会に置いておく訳にはいかんだろうと、呆れたように手を振って扉へと向かえば、慌てて追いかけてくる坊主にほくそ笑む――追いかけてくるくらいなら、最初から大人しく言う事を聞きゃあいいものを。]
(146) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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[扉を開けて、教会の外へと歩き出し。広場の喧騒は、少しは収まっていたろうか。 鎖の揺れる音も、時折腿に当たる感触も――組まれた、腕も。咎める事はせずに、足を進めていく。 それにしても、この坊主は今日は妙にゆっくりと歩こうとしやがる。大方時間稼ぎのつもりなんだろうが、と肩を竦めて、少し歩調を早めてやるも――どうやら、譲る気は無いらしいから、今回はこっちが負けておくか。]
…………。
[引かれる腕に従い、肩に擦り寄る頭を見下ろす。小さく呟かれた問いには、やはり直ぐには答えずに。 あぁ、やっぱり。思った通りだ。この坊主、何かあれば……下手をすれば、触れて来るんじゃあないだろうか。 渦巻いていた懸念は、確信へと変わる。消えさせん為に約束なんぞを取り付けたのに、それすらも意味が無くなってしまいそうだと。]
(147) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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……一服、付き合え。
[組んだのとは逆の手で頭を掻きながら、呆れの篭る嘆息を零し。坊主の家へと向かう足を、近くの横道へと向け直す。 言葉の通り、取り出した煙草を咥えて。ふかした煙を吐きながら空を見上げ、潮風を感じ――さて、どうしたものかと。
広場の近く、遊歩道を先よりもゆっくりとした足取りで歩きつつ。指に触れる鎖を弾き、漸く口を開く。]
――悲しまんと思うか。そこまで薄情なつもりは無ェんだがな。
[目線は前へと向けたまま、坊主の質問への返答を。まさかこの坊主は、自分が消えても俺が何も悲しまんと、そう思ってでもいたんだろうか。
何のために、あんな約束を取り付けたたと思っているんだと。小さな苛立ちすら覚えながらも、それでも歩調を早める事はせずに。]
(148) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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悲しんでやる、泣いてやる。お前さんがもしも、消えたらな。 だから、約束は守るんだ……いい子にするんだろう?
[煙草を手に取り、また息を吐き。今度は坊主の方を見下ろしながら言ってやれば、坊主はどんな顔をしただろう。
この靴の下に広がる無数の砂達。隣に歩く坊主が、その砂粒のひとつになるだなんて。 泣きもせず、笑いもせず。我儘も言わん坊主なんざ今以上に御免だと。 例え、そうすれば触れられる事になろうとも。手の指の間から零れ落ちる砂になんざ、触れても何も楽しくない。]
二度とそんな馬鹿な事は聞くな、そういう質問をする奴は好かん。 少し考えりゃ分かるだろう、えぇ?
[忌々しそうな口振りで、そう吐き捨てて。誰かに死を連想させる問いを掛けられるのは、どうにも好かんものだから。 仕事上、そんな話を聞かされる事もあるけれど。何が悲しくて、教会の外でまでそんな事を聞かれんとならんのだと。
ゆっくり、ゆっくり。遊歩道の木々の間を歩きつつ。行こうと思えば直ぐにでも抜けれはするのだが、わざと回り道をする理由をこの坊主は気付くだろうか。]
(149) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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……それにしても、散歩には鎖が邪魔だな。 何だってそんな邪魔なモンを付けてるんだ。
[普段はさして、気にしていない事だったんだが。今日は妙にくっついてくるモンで、鎖が当たって邪魔臭くて仕方がない。 だから、ふと。普段から疑問に思いつつも、聞けなかった事を口にする。 まさか、ファッションでもあるまいし、何か理由があるのだろうが――どっちにしろ、面倒な理由には違い無いと。面倒事を嫌う自分は、今まで決して聞こうとしなかったのだが。
口にしてから、少し。しまったと思いはしたものだから。少しだけ気まずげに坊主を見つつ、誤魔化すように煙を吸った。]
(150) 2015/04/12(Sun) 06時半頃
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[控えめな疑問を拾ってくれたのは、軽やかに先陣を切って進んだ彼女>>103だった。 さらりと投げかけられる問いは、正に自分が求めていたものだったから。 礼は言えないまま、それでも安堵したように表情を緩めて――――そうして、その表情は再び強張る。]
――砂、に。
[次々と告げられる婦人の言葉を聞きながら、その反復は上手くできなかった。 じわりじわりと、それこそ散った砂に水が染み込むように。 思考に浸透してゆく現実に、言葉に成りきらない息を吐いて。]
(151) 2015/04/12(Sun) 07時頃
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……だから。 何が起きるか、理解らないんだから。 人と関わるのは、…恐ろしいって。
[ ――知ってたよ、おれは。 最後の一言は、心の内でのみ。
だって今日は、自分にしては余りにも。多くの人に関わりすぎたから。 無意識のうちに一歩退がった足は、ざわめく群衆からも、それから連れ立って歩いたばかりの三人からも、離れるように。
じゃり、 と。 靴の裏で鳴る砂の音さえ、風に吹かれて散ってしまったらしい"彼女"のものかも知れないと思えば、湧き上がる耳鳴りを加速させる。
触れれば砂になるなんて、それは確かに、酷く恐ろしいことだけれど。 ――それを建前に人との接触を避けていたのも事実だから。 証明されてしまった現実は、それを助長させることしかしない。]
(152) 2015/04/12(Sun) 07時頃
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[はきはきと言葉を並べる少女らしからぬ、溜息に溶けた小さな言葉>>114は、耳に届いてはいたけれど。 僅かに退がったこの場所からは、自分が何を言おうと届くとは思えなかった。
どこか不穏な色の混ざる彼の言葉>>144も、また同じく。 先まであんなに近くで会話を交わした、彼に至っては手袋まで外してみせた事実が、改めて恐ろしくて堪らない。
喧騒に紛れて、このまま村外れへと逃げ帰ってしまうのが、自分の中ではきっと最善。 それでも、ほんの僅かに距離を置いたものの――それ以上に離れることはできないまま。]
――…また、墓が増えるのか。
[跡形もなくなってしまった少女と、これから殺人者として処刑されるらしい青年と。 次に村外れへ戻るときは、ふたつの棺もきっと共に。 自分にとっては確実に、指を折って数えることのできる死。]
(153) 2015/04/12(Sun) 07時頃
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さっきまで、…あんなに、
[近場の壁へ支えを求めて凭れ掛かりながら、嘆くように呟いた言葉の続きに詰まる。
――あんなに、"楽しかったのに"?
振り回されて一喜一憂した今日は、避けていたはずの人との接触は――嗚呼、確かに"楽しかった"と思えていたのだと。 それならば、哀れむように呟いた先の言葉>>152は、けして自分に言えたことではない。
目の前に広がるざわめきを、横たわる死を、――自身の"望んだ先の末路"を。ぼんやりと眺めた。]**
(154) 2015/04/12(Sun) 07時頃
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この世界の真相を、君たちに。
(155) 2015/04/12(Sun) 09時頃
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