人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 22時頃


【人】 道案内 ノックス

― 廊下 ―

……は…。

[浅い呼吸を繰り返しながら、必死で熱を堪える。
二人に支えられて部屋に向かいながら、罪悪感で頭がいっぱいになった。
確かに熱には浮かされているが、彼らが想像するものとは違う。]

…すみません。
俺が窓、うっかり開けちゃって。

そしたらこの匂いが入ってきて、何だか…。

[眩暈と熱に襲われたのだ、と答えれば、更に説明をしなければならないだろうか。
―そう思うとそれ以上は口に出せず、只、曖昧に苦笑いを浮かべる。]

(115) 2013/03/25(Mon) 22時頃

【人】 道案内 ノックス

―はい。
先輩も、ありがと…。
おやすみなさい。

[自室の前で冗談めいた言葉を口にするエリアスにはふにゃりと笑みを浮かべて見送ろうと。]

…あ。
部屋の換気は暫くしない方が良いかと…!

[ふと思いついて最後に付け加えた言葉はその場を後にした彼の耳に届いただろうか。]

(116) 2013/03/25(Mon) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

だって、帰ってこない事もあるじゃないですか。

[いつもどこかで寝てしまって。
その間どれだけ不安で寂しいか。
そんなことはきっと分からないだろうけれど]

嗚呼、この甘い匂いは……
薔薇の、香りなんですね。

[こんな濃密な香りをしていただろうか。
そんな事を考える思考すら麻痺していて。
それよりも、もっと。近くに。触れたい]

貴方も……いい、匂い。
薔薇の香りが、移ったんでしょうか……

[いつものように髪を梳いて。
そこにそっと唇を寄せた。
一歩引けば、二歩寄って。
もっともっと感じていたい]

(117) 2013/03/25(Mon) 22時頃

【人】 道案内 ノックス

― 自室 ―

[二人に支えられながらも何とか自分の部屋に辿りつけば、ほっと息をつく。
薔薇の香りは寮内に漂っていたが、一度窓を開けてしまった厨房よりはきっとましで。

中までついて来てくれた同輩にもお礼を言おうと、彼の方を向いて。]

…ありがと、助かっ

え…っ?

[彼を支える事も出来ず、二人とも寝台に沈み込む。
もぞもぞ動いて見上げれば、ロシェと至近距離で目が合い、瞠目する。
―無意識にこくり、と喉を鳴らした。]

(118) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

[けれど、肩越しに落ちたロシェの銀色の長い髪が襟から覗いた首筋をくすぐって。
―それすらも刺激となって身体がまた熱を帯び。
混乱しながらもぎゅっと両目を閉じる。]

〜っふ…。

[出した事のないような自分の声が耳に入れば、唇を噛み締めて懸命に抑えていたので、相手の動揺にまでは意識がいかなかった。]

(119) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

[暫くすれば落ち着いて来て、そっと安堵の息をつき。
もそもそと上体を起こせば、寝台の横に座り込んでしまった彼の背中が見えた。]

ロシェ…?
…ヴェスー?

[そっと手を伸ばし、彼の名前を呼びながら背中をつつけば、相手は何か反応しただろうか。]

(120) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ごめんヤニク。

[やっとあわせた碧眼は青い湖面のよう。
熱に揺れる。歪んだ表情は酷く複雑で。
自覚してしまった感情はやはり持て余したまま

詰められる距離に、もう拒絶ができない]

ご、め……

[触れたいと思ってごめん、ずっと一緒にいてくれたのに。
なのに、こんな感情を持つなんて。

近づく体温、無意識に引き寄せたくて手を伸ばす。
唇の感触に気が遠くなりそうな]

(121) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ちゃ……、ちゃんと寝ろよ。
具合悪い、んだ、ろ!?

[何故か妙に気恥ずかしくて、視線を合わせられず。ぷいと背を向けて床にずり落ちるみたいに座ったら……]

……ひゃぅ!?
[背中つつかれて、変な声、でた]

(122) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

 ああ



 欲しいなら、
 摘み取ってしまうかい?

[薔薇の囁き。
 それは甘美な欲望を否定しはしない。
 その伸ばした指は、きっと彼の身近な人からも伸ばされたような幻影。

 薔薇は、咲き誇るために、
 吐息をこぼす。]

 ――……


【人】 さすらい人 ヤニク

どうして……謝るんですか?

[髪から唇を離し、しかし近い距離のままサイラスの顔を見つめる。
その瞳は自覚無く、しかし熱に浮かされいてた。
梳いていた手はそのまま後頭部に回されて、
優しく、存在を確かめるかのように何度も撫でる]

ああ、良かった。帰ってきてくれて。
私は、駄目なんです。
貴方がいないと、不安で不安で、駄目なんです……

[指が首筋を滑る。
どうして今日はこんなにも、強く触れたいと願うのか]

(123) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

摘み とる…?
…何を、どういう……

[息が上がる。目の前のヤニクの熱と薔薇の香りの熱で
逃げ場のない感覚。
潤んだ目はその水滴を零す]

熱い、よ…たす け…

[どうすれば熱は収まるのか。
どうしたら、このやり場の無い感情はきえてくれるのだろう]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 22時半頃


【人】 道案内 ノックス

分かってるって…。

[―多分。
熱は判断力を鈍らせていた。
部屋に着けばもう安心だと。若干ハイになっているのかもしれない。]

…え?

[相手の声を聞けば、つつく指を止めて。何となく気まずくて目を逸らしながら。]

……ごめん?

(124) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[髪を撫ぜる手に体を強張らせ、
首筋に触れられる手にびくりとする。

ヤニクの眼を見ればその熱色を知る。
自身も熱で湖面のように潤んだ青から水滴が一つ、二つ零れ落ち。
耐えているのに。懸命に耐えているのにもう限界で]

不安にさせて、ごめん。

[ほろほろと零れた雫は持て余した薔薇の香り。
もう一度手を伸ばして、その髪にふれ、ゆっくり引き寄せて]

一緒に、いるよ。離れない。

[こばまれなければ触れ合わせるのはそのくちびるで]

(125) 2013/03/25(Mon) 23時頃

[助けを求める響きに、
 薔薇ではなく、彼自身が眉を寄せた。]

 ああ、
 壊したくないんだね。

[指先、それは、眠る子を宥めるように…。]

 ――……君を慰めてあげる。
 僕なら、いくら壊されても、
 構わないよ……。

[優しく、語りかける。]


 君の大事な人は、
 大事にして………?

[その言葉はどう響くだろう。
 だけど、深い意味はない、そのままの意味だ。

 大事な人がいるのならば、
 大事な人は、大事に………。

 欲望だけで、何かを壊してしまいそうならば、
 壊れてもいいものを壊せばいいと……。]

 僕のことは壊してもいいんだよ。
 むしろ、僕は壊れることを………。

[薔薇とは違う、願い。本当は見えない、未来。

 美しくありたい。枯れてしまいたくない。

 そこは同じなのに。]




 ――……そして、賛美歌を紡ぎ出す……。


  


【人】 双生児 オスカー

 ― シルヴァの部屋 ―

 ……俺は、どうでもいーの

[返された問いから逃げるように、視線を逸らせば、晒されたままのシルヴァの上半身が目に入り思わず瞼を閉じた。
疼く、という言葉。瞼の裏に白い肌がちらついて、ふるりと首を振った。冷静ではいられない。声が二重になっていることにも気づけずにいた]

 あやまるな ……何も悪いことしてないだろ、シルヴァは

[瞼を開いて、常どおりの笑みを浮かべて見せる]

 何か着たほうがいい
 風邪をひくから ……寝たほうがいいんじゃないか

[誤魔化すようにまくしたて、部屋の中を探そうと腰掛けていた寝台から立ち上がった]

(126) 2013/03/25(Mon) 23時頃

ブレンダは、目を伏せ、項垂れた。

2013/03/25(Mon) 23時頃


───……ぁ、う…… !

[熱と理性と、大事な人と薔薇の声。
持て余してどうしようもない感情と
それでも失いたくない大事な友人と

満ちる香り薔薇が脳裏を壊してしまったよう。
悲鳴のような声は悲痛で、けれどやはりどこか甘やかで

助けてたすけてタスケテ

辛い。熱い。苦しい。

けれどどうしていいのかわからない。
ずっと人に頼ってきた代償。この依存心の塊は]


【人】 妻 ブレンダ

 ――…はい

[何か着たほうが、というオスカーの言葉に頷いて、クローゼットに視線を向ける。]

 大人しく寝てます。

[オスカーが上着をとってくれたならそれを羽織って、寝台に上半身を埋める。]

 というか、悪いこと、かもしれません。
 欲望を持つということ、
 神は、それを美しいとは思わないでしょう。

 リンチ先輩のように、気高く、優しくはなれない…。

[寮で、何かといいながら、みんなの面倒見がよかったオスカーのこと、
 比べるべきではなくても、日陰者には眩しかった。]

(127) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 病人 エリアス

そういえば、部屋の換気がどうとかって言ってたな。
外から来てる、ってことか…?

[ノックスの様子は傍目に見てもおかしかった。
すん、と鼻を鳴らしてみる。
薔薇の香りを、食堂に居た頃よりも更に生々しいものに感じた。
少し調子が悪かったら、あっさりあてられてしまいそうな程だ。

呑みこまれそうだと恐怖している筈なのに、
どこか冷えた調子で状況を分析している自分がいて]

仕方ないさ。
俺はいつも一歩遅れている。

[がらんとした廊下の中、立ち止まり、呟く。
自分がこぼした言葉の癖に、ひどく驚いてしまった]

(128) 2013/03/25(Mon) 23時頃



 ああ……
 つらいなら、

 薔薇の木の下にまた、おいで。

[苦しげな声に、薔薇は甘やかに…。]

 ――……いくらでも、君を慰めてあげる。
 いいえ、愛してあげる……。


 だから、今は、おやすみ?

[そんな慰めを。]


【人】 さすらい人 ヤニク

嗚呼……そんな顔、しないでください。

[目元に唇を寄せ、雫を舌で掬う。
塩気のある水滴。
なのに何故か、甘さが脳を満たす]

嬉しい……
離れないで、ください。
ずっと、貴方のお傍に……

[同じように髪に触れ、引き寄せて。
唇が重ねられるままにその熱を貪った。
このまま溶け合ってしまえれば、
もう何の不安も無いのに]

(129) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[目に付いた上着をシルヴァの背にかけた。潜り込むようにする彼の傍を、離れることはできず、艶やかな金糸に惹かれるよう、手を伸ばした]

 気高い、ってなんだよ
 俺は ……嫌われたくないだけ、だよ
 元は薄汚い欲だ

 美しい人間なんて……

[細い髪。言葉の激しさとは裏腹に触れる手つきは優しく]

 ……ごめん ゆっくり、おやすみ

[何をしにきたのだったか。
何かできることがあると思い上がってたのかもしれない。
結局何も、できなかった。
かがめていた背を伸ばし、逃げるように瀬を向けようと]

(130) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

や、やめろよ……。

[どきどきする。

自分からこんな声が出るなんて、思いも寄らなかった。]

くすぐったい、だろ。
……変な気分になったら、どうしてくれる。

[そっちを肩越しに様子を伺うも、赤くなってそうで振り向けない。
膝に顔埋めて、丸まってしまった]

(131) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ


 そんなことはないです。
 ああ……。

[上着をかけてくれて、
 髪を撫でてくれる。その仕草に、ため息がでる。

 だけど、行ってしまう、その言葉に、自身の見をぎゅっと掻き毟るように寄せた。]

(132) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




  ……卒業、おめでとうございます。



[華やかな、お別れパーティの日。
 遠くから、行ってしまう彼らを見ていた。
 皺の目立つ肌を晒したくないと、必要以上に着膨れをして……。

 その中でも、とくに、輝いてみえたオスカーの姿。
 そう憧れの中に…。]

(133) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




 ありがとうございます。



[薔薇の香りは、彼の背を引きとめようと、香るだろう。
 だから必死にそのあとは、息を止め、唇を噛み締めて、布団の中、潜り込む。
 その唇に血が滲み、きれても、

 まだ、そこに理性はあった。]

(134) 2013/03/25(Mon) 23時半頃




 僕も、苦しいから……。



[ひとりじゃないよ、と。
 依存には、依存で答え…。*]


ブレンダは、新緑の眸を隠すように、目をぎゅっと閉じた。*

2013/03/25(Mon) 23時半頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 23時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[ずるずると床に沈みこみながら
抱きこんだ髪をかき乱すようにけれどキスを求める最中も零れる涙が止まらない。
触れてはいけないものだったのに。
あのままでいたかったのに。
なんで、こんなことになってしまったのだろう]

(135) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ヤ  ニ、ク……

[時折唇が僅か離れる刹那に名前を紡ぐ。
ようやっとそれが離れた時、肩で息をしながら]

……。甘かった。

[赤くなった目元。彼と目を合わせた
やんわり、その身を離して]

ありがとう。俺も、嬉しい。
好きだよ、ヤニク。

[その肩口に顔を埋めると小さく伝える。
やんわりヤニクの体を押しやって]

顔洗ってくる。

[彼がついてこようとしてもやんわり断って。
少し困った顔をして、部屋を出た*]

(136) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

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