246 とある結社の手記:9
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成金 イヴォンは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 21時半頃
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[部屋には誰もいない。庭師の男以外、誰も。 両隣の部屋は寝静まったのかそもそも人が入っていないのか、先程の喧騒とは打って変わってとても静かだ。 室温は涼しいとは言えない。 寧ろ少し暑いくらいかもしれない。 けれど。
ここは、とても寒い。 寒くて寒くて、凍えてしまいそうだ。
突貫で鉄格子を嵌められた哀れな窓から差し込む月明かり(或いは夜通し見張っている結社員の持つ明かりだろうか?別にどうでもいいことだ)が床に縞模様を映している。 死人のような顔色の庭師は、扉に背を預けたままずるずると座り込み、その模様をただ見つめていた―]
― 回想終わり ―
(90) 2018/07/25(Wed) 21時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 21時半頃
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―昨日の事―
[マリオの食器に不自然に残っているピーマンについてのやり取りを眺め、微笑ましく思う。嗚呼、妹も人参が苦手だったか。静かに口端に笑みを浮かべていると、此方にも声がかかる>>0:317]
『嫌いなものは無いよ』 『ピーマン、頑張って』
[そう掲げるラルフはやせ細っているが、背は若干高めだ。 好きな食べ物は…直ぐに思いつかなかったので書かなかった。
スージーの表情に気づく。酒場のお客相手に向ける笑みよりも、取り繕っていないリラックスしたような笑み。ほっとしたような気持ちになった。先程のような色めいたやり取り(>>0:255)は、自分には刺激が強そうでむしろ少し苦手だ。
そんな楽しい会食の時間も、マリオが姉の心配をして宿を抜け出す事で一度中断したのだが。]
(91) 2018/07/25(Wed) 21時半頃
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[様々な感情の中に咎めるような音を含んだ男の声(>>83)。 どきりと大きく心臓が跳ねる]
ええ、皆様のこの状況は……フーバーが引き込んだものなのです。
[次に聞こえてきたのは憤り(>>85)の叫び。 深く、深く頭を下げる]
申し訳ありません……イヴォンおばさま。 本来ならば、イヴォンおばさまにも相談すべきところを、父の独断で。 なんだか、お父様と村長さんは急いでいるご様子でしたので。
(92) 2018/07/25(Wed) 21時半頃
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ありがとう、ロイエ。 ごめんなさい。
[差し出されたグラス(>>86)を受け取り、チェイサーとして呷った]
(93) 2018/07/25(Wed) 21時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 21時半頃
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>>91 [>>0:342飛び出したマリオを追いかけると言う、彼女の言葉に頷いた。外は暗い。心配だが、スージーがついて行くのなら大丈夫だろう。]
………。
[暫くして戻って来た二人は、扉を閉める際に思い切り結社員に悪態をついていた。鼻をすすりながらも大丈夫だと言えるマリオは、強い子だなと思った。]
(94) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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そりゃあ、いちいち占われたら、
いずれは見つかっちまうだろうな。
ピスティオ、おまえだけ。
疑われようと占われようと、
なんともないってわけだ。
[彼のひそやかな優越感を知ってか知らずか、僅かに笑いの気配を伴って声をかける。()]
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[それから。酔い潰れたノアを部屋まで送った。>>89呂律が回っていなかったが、何を言いたいのかはわかった。軽く手を振りおやすみを返して、扉が閉まるまで見守った。
給仕で働けなかった分、酒盛りと食事で散らかった広間やキッチンを掃除してから自室へと戻る。
>>0:5人狼が居なければすぐに解放してくれる。きっと明日には、皆元の生活に帰れる…そう信じて、目を閉じ夜が明けるのを待った。]
(95) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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[宿の一室に取り残されていた子供。それがピスティオである。
彼の両親を肉の塊に変え、ちょうどよい大きさに切り分けて、声なき声で囁きあってはそれを分けあう。
あの子は両親が戻らないことを知っていた。
奇妙な子供だった。
人狼ではない、人間なのに、狼の声を聞く子供。
全ての作業を終えて宿に戻り、「置いていかれちまったのかい」と訊いたのが、どちらの声でだったか。もうすっかり忘れてしまった。]
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 22時頃
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待っておくれよ。この状況も…アンタの家が招いたってことなのかい? それに遺体って、そんなもの、何一つ知らされちゃいなかったよ。
[話を聞いて驚いた様子でリンダを見る。 >>80]
呼んだ当人がいないのはどういうことさ? 娘一人置いて、何も説明がないだなんて腑に落ちやしないよ。
(96) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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― 朝:ロビー すこし遡り ―
[苦言を呈され口を濁すローザス婦人。(>>1:71) その後、ユージンへ投げかけられた言葉―(>>1:72)]
……"あれは"?
[続く言葉は聞き取れなかった]
(97) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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― 朝:ロビー ―
[リンダが皆の前で言葉を紡いだ直後に投げかけられる声の数々。
甲斐甲斐しく頭を下げる主人(>>1:92)を庇うように傍に立つメイドは、その声の主達にムッとした顔で睨み返していく。
とりわけモンドとイヴァンの言葉と気迫(>>1:83)(>>1:85)は、見過ごせないものだった]
……随分と…"結社"にお詳しいようで…
(98) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 22時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 22時頃
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謝ってる場合じゃないのよ!(>>92) どんなことになるか想像できないあなたじゃないでしょ!!
[女は深く頭を下げたリンダに詰め寄った。]
それに…それにロイエ! あの子をこんな目に遭わせるためにあの子を諦めたわけ…
[ではないと。言いかけてようやく、我に返った女は咳払いを一つ。リンダの呷ったグラス(>>93)をひったくると自らもそれを呷ったが、中身は水だった。リンダも酒ではないものを飲むことがあるのだと、女は知った。**]
(99) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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― ロビー ― [パティの持ってきてくれた水のおかげか、ぼんやりしていた頭は幾分か働くようになってきた。 既に出立したサイモンの言葉を反芻するが、色々と聞き逃しているような、いないような。
とにかく、昨日とは事態の深刻さがまるで違うらしい、ということは周囲の様子からも理解できた。 落ち着いている人間も、何人かいるようだが。
逃げる道と戦う道ならば、ノアは迷わず前者を選ぶ人間だったが。]
……死人が、出てるのか。
[フーバー家のご令嬢、リンダが語った内容(>>80)に眉を顰めた。それは、この軽薄な男には珍しい表情だったかもしれない]
(100) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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―昨日の事―
[ 泣きながら宿に帰ってきて、それからしばらく。 気持ちが落ち着いたころ、ラルフは後片付けをしていた。
階段にほど近い自分たちの皿を最初に、その流れで暖炉側から、大人が食べたり飲んだりしていたテーブルのお皿を重ねていく。 ]
…おれも手伝う。お皿は流しにはこんで、骨とか串とかはゴミ箱いれちゃうね。
[ 掃除の人が同じ形どうしで重ねていったお皿を捧げ持っては、厨房へ運んで行った。 ひととおり終わると、ラルフは疲れを見せながらも二階にあがる。
その姿を見送ると、蓋をしたゴミ箱に飛び乗って。…姉のことを考えて膝を抱えた。]
(101) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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逃げないってことになったら、
誰か三人、人狼としてでっちあげなけりゃな。
ピスティオ、手伝ってくれるかい?
[怒るでもなく、喜ぶでもなく、人に寄り添って生きた人食い宿屋の主人は、いつもの調子で穏やかに訊いた。]
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行方不明としていたのは、村内に無用な混乱を招かないようにと……いえ、いええ、それはおそらくは保身なのでしょう。
[この自体を招きこんだ張本人に対する言及(>>96)については、力なく首を横に振る]
お父様がこの場に現れる事はないと思いますわ。 人狼がいる、とみなされたこの場所には。
(102) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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―昨日の事、そして朝>>2― [ 朝、誰に起こされたのかもよく思い出せないけれど、ゴミ箱の上で居眠りしたことを咎められたような記憶もある。 それとも、そこは夢だったろうか…?]
(103) 2018/07/25(Wed) 22時頃
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>>98
まあな……何十年も旅暮らしをしていれば、知ることも多い。 胡散臭い噂話が現実だったなんてのも、よくあることだ。
[怪訝に思ったか、探りを入れられているのか。 陰のあるメイドの言葉に、じっと真っ直ぐ見返して答える。]
(104) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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[フーバー家の娘は、真摯に話しているように思えた。>>102 誠実でない父親の不始末を恥じているように。 だからといってそれが男の目を和らげることはないが……少し、自分の父親を思い出した。]
(105) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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[激しく詰め寄られ(>>99)、視線を床へと落とす。 何ができただろうか、一人では何もできない自分に]
ロイエ……ロイエ……。
[家の事情に巻き込んでしまった、そう責められる。 名前を呼んで、それでも謝罪の言葉が口をついて出るのを堪える。 こんな時でも我が身を案じてくれる相手に、そうするべきではないと。 そうしてはいけないと]
(106) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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ノアおじさん。パティ。おはよ。
[ ゴミ箱から飛び降りて、深刻な話をしている奥様たちはちょっと権幕が怖かったので、避けるように別の一団へ。]
おれも、宿から逃げるのは無理かもって思う。 だって結社の見張り、昨日の三倍もいるんだ。
(107) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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調べたのよ(>>98) 夫が殺された後、私は必死で調べたの。
あれは厄災だわ。人狼と結社は、硬貨の表と裏…ね。
[女は手にしたグラスをロイエに手渡す。]
でも私は決めたの。 彼らがこの村に来たときは… 彼らを利用して、利用されて、夫の仇を討つと…
御気の毒としか言いようがないわね。ワンダ(>>82) そう。ユージンが私に納得しようが…しまいが… 結社も私も、あなたたちを逃がさない。
パティのいうとおり(>>68)、それが結社よ。**
(108) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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―翌朝・ロビー―
[サイモンの話は、驚きと動揺で息が詰まるようだった。]
…っ、…!
[こんな時さえ声を上げられない自分の喉が恨めしい。
”この中に3人の人狼が紛れている。”
…本当に?自分は生まれた時からこの村に居た訳では無いが、それでも10年過ごして温かい人が多いと感じていた。信じたくない。続く能力者の話は、祖母から聞いたおとぎ話の様に思う。
…あれはおとぎ話では無かった?]
(109) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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>>102 [フーバー家に出入りする身であるが故、当然リンダの父親、ブルーノと顔を合わせたことは何度かあったが、あまり言葉を交わしたことはない。毎度ご贔屓にしてくださることへの礼くらいがせいぜいか。 お嬢様とこっそり飲んでいるなどと知られたらクビどころでは済まなそうでびくついていたせいか、彼の前ではかなり大人しいノアであった。しかし、それでも]
大事なお嬢様を、危険な人狼がいるとわかってるところに置いていくようなお人には、見えませんでしたがねェ…
[けれど、男は知っていた。 世の中にはそんな非道とも思える選択を、当然のようにできる人間がいるということ。 恐らくは、リンダの父親もそういう種類の人間なのだろうと。そう思った]
(110) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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……責任って。 …………。
[言葉の責任。(>>50)(>>51) ルパートは「気が済んでくれたら」と昨日からそう繰り返してきた。
閉じ込めて気の済むように調べてみたところで何もなく、何も見つからないから解散となるような。 何事もないことに由来した気の済み方をして欲しくての言葉だった。 調べても調べても何もなくて、気が済んでくれたなら……
「いない」を前提にした考えは、結社員が「いる」と言ってしまっている時点で成立しなくなっていた。 結社員の言葉が真実だと思わなくても、だ。 たとえ妄想由来の世迷言であっても妄想を現実と思い込んでいるのなら、こちらが「いない」を前提にしてみたって、彼らのなかでは「三人いる」が覆らないのかもしれないのだから。
そうなれば「この中から誰か三人が連れていかれる」。 連れていかれてどうなるのかを知りはしない。]
(111) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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[イヴォンやパティは、逃げてはならないと言っている。 イヴォンについては敵討ちとまで主張して。(>>72) 眉根が寄った。]
ヨアヒムの仇…… イヴォンさん、本気でいってるんだな?
[自然、昔馴染みとして彼女を名前で呼んでいた。 友人のヨアヒムは、昨年死んだ。 葬儀には出たが、死んだ彼の顔を見ることは叶わなかった。 事情は詳しくきいていない。イヴォンの心労を思うに深くは聞けなかったのが正しい。]
(112) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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成金 イヴォンは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 22時半頃
[無論、聞かずとも、誰が殺したのかを知っていた。]
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[そもそも結社員が居るからやってきたという訳知りらしいモンドは、今更逃げられないと踏んでいるのか逃げることに賛同していない。]
(113) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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………。
[扉のほうを見た。]
占い師は外に出られる、って話も。 あいつらの手伝いに外に出ていくのがそもそも、 大丈夫なのかわからねえけどなあ……。
[ピスティオの案に、苦笑いになる。]
はは。それで信じて外に出してくれそうなら ウチの壁が無事で済むな。
占い師だけじゃないしな、 はっきり居るようなこと言ってたのは。 人狼もだ。……。
連中がもう人狼がいるってこと信じ込んじまってるなら 占い師を全員で名乗ってみたって……
(114) 2018/07/25(Wed) 22時半頃
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