15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[薬、包帯。包帯はともかく薬は探すのに難儀しそうだと思う。 医術の心得がある者は皆いなくなってしまった。]
解った…… 手当したら、もう少し眠りやすい所に移ろう
[傷口を塞いでから動いた方が良さそうだとの判断。 そうして立ち上がった。]
蛇に会ったよ、……ベネットだったんだな
話、ありがと
[自分の生きた痕跡が書き留められる事を思う。 猫のように目を細めて、手を振った。]
(133) 2010/07/18(Sun) 15時半頃
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…うん。 チャールズがもどるまで、ここで待ってる。 [こくんと頷いて、床に身を丸める。 蛇、と言われて、ぱちくりと両目を瞬いた。]
あれも…僕の子供ってことになるのかな?判らないけど… みんな消えてくから、ちょっとでも覚えててもらえる分あの子は幸せかもね。
[出て行く姿を、気をつけて…と送り出した。]
(134) 2010/07/18(Sun) 15時半頃
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― 泉の傍 ―
>>124 [現れたのは、長い銀髪を持つ女性。 自分もそうなのだけど、彼女のもののほうが華やかに見える。
ここの…の問いに、頷いた。そして…]
――…あなたは、だぁれ?
[いつもの問い。 シィラの尻尾を撫でる手は止めて…。]
(135) 2010/07/18(Sun) 18時頃
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― 泉の傍 ― [>>72一緒にいた人。 探しているということは、 きっと死に別れたのではないということ。 背に触れると、一部分とても硬い場所があった。
―――ひとは、こんなに硬いものだったろうか。
人に触れるのがあまりに久しくて、思い出せない。 だから違和はその時には口にせず]
…少し休めば、大丈夫…
……いってらっしゃい
[また探し物に行くというソフィアを見送った。]
(136) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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…ホリー、
……ホリー…?
……大丈夫……?
[シィラがないてから >>11止まってしまったかのような少女にも声を掛ける。 返事が直ぐに返ってこないのなら心配そうに首を傾げ]
……
…人が増えた…から…?
[>>117ないていたのは、ヨナと共にいる異形だったよう。 なき声は―――…とても哀しい響きに感じられて。 本当にその理由でないたのだろうか、 異形を見上げる瞳は不安の色を宿して。]
(137) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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シィラの鳴き声。
それは悲しくも聴こえると同時に、異質にも聴こえた。
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ヨナ… あなたにとって、この子は…どんな存在?
[シィラを見ていると、 共に彷徨ってきた箱仙人掌の姿が重なる。]
……大事な存在……なのかしら……?
[思い出すのは、先程のソフィアとの会話。]
…私にとって…
…ニムスは…大事な存在だったの…かしら…
[僅かに疑問符の乗る呟き。 大事なお友だちと言われて、頷けなかった。 そんなこと―――…今までに、考えたこともなかった。]
(138) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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[少し休めたところで新たな女性が現れる。 吸い込まれてしまいそうな色のない瞳。]
…私は、 水を探してここにきたの
[その瞳を見つめてからゆっくりと立ち上がり]
あなたも、水を探して…?
[コリーンがヨナの言葉に答えたのなら、 こちらからも自分の名前を伝えて。]
(139) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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[ズキズキと、ひどく痛む。]
……わたし……
水筒…探しに行くわ…
また、…雨が降るかもしれないから
[そう言って、足を引き摺りゆっくりと歩き出す。
ニムスが動かなくなって、哀しいと思うのに。 痛むのは胸ではなくて―――…足なのだ。]
(140) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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>>140
――…マーガレット、水筒を探す? 水筒……。
マーガレット、水筒なんか持たなくても、 ここにいれば、いつでも水は飲めるのに…。
[歩き出す後姿に話しかける。]
(141) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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[>>141ヨナの声に、少し振り向いて]
……少し、まだ…足が痛いし……
…雨の時も、
建物で飲めたら嬉しいって… 思ったから
[引き摺る足がひどく痛む。 水を飲む度に中庭へ足を運ぶのは、 辛いと思ったから。だから。
ヨナへとそう告げて、またゆっくりと歩き出す。]
(142) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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>>120 [セシルから小さく疑問のような声音が聞こえれば]
あ……えっと、血を流せば、 ヒトを喰う異形が匂いに寄せられてやってくるから。 [それを狩るんだ、と続けて、 やはり他者との会話の仕方を忘れてるのかもしれない、とそう思う。
やがてセシルに笑顔が浮かべば、安堵したように、息を付いた。 どう返すべきか、少し考える]
……心配をかけて、ごめんなさい。
[正解かどうかは、わからなかったけれど]
(143) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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>>121 [促され歩み始める、城よりの道に列なる商店の一角。 かつては王室御用達だったのだろうか、立派だっただろう店構えは見る影もなく。]
ファーマシーは……どこだろうね、 とりあえず、どこかお店っぽいところに入ってみればいいかな。
俺はまずは服なんだけど――
[危なくなさそうなら手分けしてみる?と提案しながら、 下腹を気にするようなセシルの姿が目に入れば]
……お腹すいた? 缶詰なら、まだお城にもあったよ。
[首を傾いで問いかけた]
(144) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 19時頃
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>>142
――……そう
[マーゴの答えに頷く。 だけど、その真意を違うように受け取った。
いずれ、彼女もどこかにまた行ってしまうのだと…。]
――…気をつけて……。
[その後姿を見送る。]
(145) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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あの足で……
またどこに行くというの?
もう、ここで、最期の時を迎えたらよいのに。
[マーゴの背を見つめながら…。]
ヨーランダは、その後ろで、シィラが紅いを点滅させたのを知らない。
2010/07/18(Sun) 19時頃
[そして、また泉の傍にたたずむ。
聴こえてくる、声がある。]
――……?
それは笑い声
それは少女の
聴いたことがあるようで、ないようで、
首をかしげた。
そう、まるで、あの、
あの時、死んだ女の子の声を
思い出すようで……。
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―中庭・泉の傍― [銀髪の少女>>135が頷くのを見て。 色のない瞳がにこやかに笑む。
汚れて灰色になった髪を揺らして]
あたしはコリーン。
[>>139黒髪の少女が立ち上がるのを見て。 その問いにこくりと頷いた]
マーガレット。そう、お水を探しに。
此処がそうなのね。
[少女達の傍ら。 こんこんと湧き出る水をたたえた泉を。
色のない瞳が見つめ]
(146) 2010/07/18(Sun) 20時頃
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あら、いってらっしゃい?
[立ち去る>>140マーゴに小さく手を振る]
ここは、人がたくさん、ね。
こんなに喋ったの、久しぶり。
[ふふ、と楽しげに笑った]
(147) 2010/07/18(Sun) 20時頃
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[身体を支える壁がないから、 城の入り口の傍には、彼(箱仙人掌)がいるから、 今は城下に向かうことができない。 来た道を戻り、再び壁に手をつくと 壁伝いに城内を歩いて水筒を探し始める。
何か、ものの多く置いてありそうな 倉庫のような場所を求めて。]
(148) 2010/07/18(Sun) 20時頃
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>>146
コリーン…… 水なら、ここに……。 水を探しにきたのなら、ここに。
[そう念を押したのは、水を探しにきたわけではない人物もいると知ったから…。]
――…にしても、あなたは元気そう。 そう見えるだけ?
(149) 2010/07/18(Sun) 20時頃
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―見張り塔へ―
[エントランスに置き放していた水汲みの硝子瓶を拾う。 城を出る時、ゴーグルとスカーフを上げるか迷い。 けれど、今は地面が濡れているから大丈夫と思って止めた。
塔に入る直前、空を見上げて異形の影に表情を変えた。 足取りも素早いものになり、階段を上って行く。]
っは、……けほッ
[口元を拭って小銃のスコープを覗いた。 丸い胴体の下から多数の吸血吻と多脚を生やした大型の蝙蝠。
手元の操作は身体に染み付いたもの。 ボルトアクション式の装弾。呼吸を整える。 引鉄を引けば、翼が落ちて行く**]
(150) 2010/07/18(Sun) 20時半頃
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─古城外─
うん……いたいのは、ダメ。
[>>101問いかけに、こくり、とひとつ頷く。 叱られていたの、という疑問には、曖昧に笑うだけ。
誰が叱ってくれていたのか、やっぱりわからなくなっているから]
じゃあ、泉に……くまさん?
[行こう、と言いかけて。思わぬ言葉にそれは途切れる]
くまなんか、いるの?
(151) 2010/07/18(Sun) 20時半頃
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[不思議がりながらつられるように周囲を見回していると、服の袖が引かれた>>109。 え? と言いながらポーチュラカが手を振る方を見る]
……くまだ。
[ぽかん、としたままそんな事を呟いていると、熊?がこちらへやって来て]
喋った!? ……て、ああ、ひとだったんだ。
ボクは、ソフィア。 く……ガストンさんも、旅の人なんだ。
[>>112名乗る様子に一度大声を上げるものの、すぐに相手がひとであると認識して、早口に名を告げる。 >>114応急処置ができる、という彼の話に、少しだけほっとした。 怪我の手当ての仕方は、わからない──どうしても、思い出せない、から]
(152) 2010/07/18(Sun) 20時半頃
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うん、じゃあ、一緒に行こう。
[>>115服の端を引きながらの問いに、頷いて答える。 >>116左手が服の端を掴んだままの様子には、少しだけ首を傾げて]
手、つなご。 その方が、歩きやすいよ。
[昔むかし、誰かに言われたような言葉を紡いで。 二人と共に、泉へと向かった**]
(153) 2010/07/18(Sun) 20時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 20時半頃
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―中庭・泉の傍― [Lalala]
[小さく歌いながら泉に近づく。 とても綺麗な、綺麗な水が湧き出ている]
そう、お水を求めてきたの。
[ヨーランダ>>148にこくりと頷き。 続く問いに不思議そうに首をかしげ]
元気そう?
あたしはあたし。 ただ歌うだけのもの。
元気かどうか、関係ないの。
[歌うように応え。 水を一口]
(154) 2010/07/18(Sun) 20時半頃
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― 城下町 ―
…そうですね。店のようなところ…。 ただ、目立つ店の商品は多分粗方なくなっていると思うので…見つからなければ民家の救急箱も探しましょう。
[ラルフに頷く>>144]
手分け…ですか。確かに、三人で同じ家に行っても効率が悪いですしね。 じゃあ、あの辺りの家に一軒ずつ分かれてお邪魔してみましょうか。
ある程度時間が経ったらその辺りで集合…というのはいかがですか?
[その辺り、と少し開けたところを指差した]
それから、危なそうな異形と出会ったらすぐに逃げること…って、これは私だけですかね?
[二人が戦える人間だということを思い出し。 でも、手に負えなさそうなら戦わずに逃げてくださいね、と念押しした]
(155) 2010/07/18(Sun) 21時頃
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[と、缶詰が城にあることを教えられて]
そうだったんですか。知らなかったです。 でも、自分で食べる分はできる限り自分で確保したいのですよ。 分けてもらってばかりでは申し訳がないですから。
私の場合、外に出るのは妹探しも兼ねてますしね。
[とん、と下腹部にまた違和感]
……? …まあ、とにかく。あまり遅くならないうちに…急ぎましょう。 夜になってしまうと、外出も儘なりませんから。
(156) 2010/07/18(Sun) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 21時頃
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─ 古城 小倉庫 ─ [遠くで物音がした。 それが何だったのか、 >>150フィルの打ち落とした異形のものだったのかは 女はわからず不安げに辺りを見渡した後、 辿り着いた小部屋の扉に手を掛ける。]
―――…ぁっ、
[小さな声があがったのは、其処に人がいたから。 床に丸まるベネットの姿に肩を震わせた後、]
…だい、
大丈 夫……?
[彼が倉庫で倒れたのだと勘違いした女は、 ベネットへと近づいてその背に触れようと 手を伸ばした。**]
(157) 2010/07/18(Sun) 21時頃
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>>154
――…歌うだけ…そう。 誰のために歌うとか、そういうのはないの?
[歌うために歌う。 それは純粋のようで、
でも、それだけで歌は歌えるものなのだろうかとも…。]
(158) 2010/07/18(Sun) 21時頃
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