246 とある結社の手記:9
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…… おれには。
"お願いごとをきいてもらう"権利も、まだあるが。
まずは、おまえの気持ちをきこうじゃあないか。
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[悪意を浴びせるフーバー婦人からお嬢様を護るように(>>2:398)、身をすくませているリンダ(>>2:410)の前に割って入った。
両手を目いっぱいにひろげ、いかなる攻撃からも守れるよう、身を盾にしながら――]
御嬢様を"そのような目"でみるな……!!!
[フーバー婦人の鬼の形相に、負けずとも劣らない、そんな表情で睨み返した。]
(415) 2018/07/29(Sun) 00時頃
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[マリオに"最後の晩餐"になるかもしれないそれをを手渡しながら、小さく笑った。]
スージー。
じゃあひとまず、マリオという事で考えよう。
ピスティオは止めたきゃあ、とめな。
おれたちの気持ちが変えられるうちにな。
[そうしてから、聞こえる声に、耳を傾ける。
──誰も。本当は。
あーやっぱり、だめだったかあ。と、少し笑った。]
…… ごめんねー。 かっこ悪くて。
んー。… うん。
……だよね。
[誰だって。こんな選択は、
── しんどいに、決まっていて]
無理はしないでって、
… 言っても、難しいだろうけども。
きつかったら、……きついって
言うのはいいと思うから。
[へらりと、少しばかり疲れた苦笑が声に乗る。]
私でもやっぱり、とは思うわね。
リンダ………。
[ロイエの呟きが聞こえる。タイミングについては解んないので大変そう、と思うだけだったけど。]
ま、釣られるように私もですなんて、
言わなくてもいいだろーし。
どーしてもどーしてもむりなら、
……
[自分が言ってみる、と言う事も考えたけれど。うーん。いけるかな?どうかな?難しいかな?みたいな心許ない気持ちだった。]
こほん
とりあえず〜、今日のご飯はマリオね。
オーケー。止められたら誰にしよっか。
[なんて軽く言いながら]
[最悪、未経験で自覚がありませんでした〜〜〜☆でなんとかなりそうな気もしてきているのは置いといて。]
…………… は?
ラルフ、………………
[メモを読んで、顔を顰める。]
[どうしても無理なら。そうスージーが言い始めることに、内心ルパートも同意なのだが、涼しい顔で口にはださない。――だって。
あんなに慕ったお嬢様と並び立って、霊能者を名乗る度量があるのか。はたまた、ないのか。お嬢様がなにより一番尊ぶべきものなのか。――ロイエは、どんな風に思考してくれるのか。
興味があったのだ。]
[無理にそうしろという気はない。
しかして。
せっかく機会を得た"お願いごと"だ。
カードとしてチラつかせるなら、今。
それを実際に使う、使わないは別にして。
いま、この状況のロイエの気持ちが聞いてみたかった。]
[ロイエに出来ないなお願いごとはしない。
嘘はついていないつもりだ。]
[そうして、名前を伴う問いかけに。
表のイヴォンの様子を見ながら あー…と、
ほんのりどうしようもないように苦笑した。]
…… そうだねえ。人間が嘘をつく意味はー、
まったくないとまでは、言わないかな。
なにせ、嘘が混じってたら
人狼だって状況がつかめなくて
混乱するかもしれない。
まあ。人間の方も混乱するから
一長一短だなと思うけど。
[イヴォンとピスティオ、
リンダとロイエ。
続く、一番とも呼べる間柄同士の対立。
興味がないといったら、
ちょっと嘘になることは黙っている。]
|
[狼に襲われるべき人間。
霊能者であると告白(>>2:395))した後に出た言葉(>>2:420)に、トレイを落としたメイドは、破片をガチャガチャと踏みながら、よろよろと前の身に里かけて、リンダの震える身体を後ろから抱きしめた。]
…………どうして ……お嬢様……どうして…
[抵抗されることがなければ、しばらく抱きしめたままリンダの背に顔をぴたりとつけて、静かに泣き続けるだろう。]
(427) 2018/07/29(Sun) 00時半頃
|
リンダにかんしちゃ、
まあ、そーなのかもしれないけどさ。
だったら…もっと早く食べたげたのに。
[そういう問題でもないが、溜息と共にもれるのはそんな言葉だ。]
[胸中からざわざわと黒い羽音のように、重なり合う多くの囁きが沸き上がる。聞くに堪えなければ、耳を塞ぐこともできるほど、小さく細やかで、重い言葉の群れ]
……まだ……まだ…なにか……おまちください…まだなにか、手があるはず……よい手が、かならず…ああ、なんだって…なんだって、"今"……まだ、まだなのに……ちがう、ちがう、ちがう……旬じゃない、まだ旬じゃない…ちがう、そうじゃない……まだその時じゃない、まだ……違う……ああ、おいしそう……すいた…おなか、すいた……ちがうちがう…ちがう、そうじゃない…そうじゃない、ちがう…
…おまちください、まだなにか…なにか手があるはず……
……ああ…なんだって、こんなことに…
…だいなし…すべてがだいなし……
……おまちください…
…まだなにか…
…ああ……
………
……
…
[やっぱりなあ。と思う。
ルパートが、リンダを食べないことの代わりに
一番に思いついたお願いごととは
『早々に、リンダを食べてしまうこと』 である。
――だから、リンダが美味しそうなフリをした。
――だから、羨ましそうにした。]
[沈黙した思考。
やや間があってから、抱きしめたリンダの体臭を胸いっぱいに吸い込んだ。]
……
……
[甘い、甘い、果実のような芳香。
完熟にはまだ早く、若くもみずみずしい肉の手触り。
舌にのこる濃厚な血液の残り香。
まぶたがひくひくと痙攣してから、ぴたりとやんだ。
ピチャン と水滴が落ちた水面に波紋が広がるように、思考力が戻ってくる]
[せめて私が知ってるところでがいい。
置いていかれたくない。
これは、私の根っこの根っこだ。
だから、
ルパートが居なくなったら、
ロイエが居なくなったら、
ピスティオがいなくなったら。
どうにかする以前に、色んな気力を失いそうだった。
他のグループに人狼はどれくらいいただろうか。
そちらにかけるにしては、きっと、気持ちが足りない気がする。]
けれど、混乱を招くことは本当に必要なんでしょうか?
こうして話を合わせられる人たちが4人もいたら、混乱に乗じてことを成すほうが、簡単だと思います。
ユージンさんは、今3人の占い師の中に、本物と、狂人と、人狼以外が、いると思いますか?
[あたしは思いません、というのは乗せないままです。
利点を感じないという時点ですでにわかられているかもしれません。]
……ふぅ
…………失礼。
取り乱しました。
…ええ、ええ…支障ございません。
やってごらんにいれましょう。
要は、お嬢様を"偽"の霊能者だとすればよいのでしょう?
――――あの……………………
……『クソ野郎()』
[ロイエの返答に
―――ルパートは、じつに満足そうに、わらうのだ。
おいしいと、料理を食べてもらえた時のように。
子供の成長が喜ばしいように。]
ああ。
おまえの仕事はいつだって"完璧"のはずだ。
頼もしいなあ。
ありがとう、ロイエ。
期待してるぜ。
[雑な仕事はあり得ない。
だって彼女は、そう言い切ったじゃあないか。
心外そうに。()]
言いたくなる気持ちは解るわ。
[くそ野郎発言を肯定した。 ふう、と息を吐く。
そして、ふふ、と笑いなおした。]
そーね、そう言うことになるわね。
偽物なら、食べられないだろうし。
ロイエが支障ないっていうなら、
もう安心ね。
|
[人狼に喰われる事を選ぶだろう。 メイドたちも聞かされていなかったフーバー家当主の言葉(>>2:434) 背中からリンダを抱きしめる腕に力がこもっていく――]
……ですが……なぜ、よりによって… ……こんな『嘘』を…っ
[ぶるぶると腕がふるえる。フーバー家当主のことを今では心底悪いと思った。フーバー家など、知ったことではなかった。]
(440) 2018/07/29(Sun) 00時半頃
|
単純に"みんなの"利点って意味なら。
オレは、薄いと思うよ。
というか、まあ……
そういう混乱させるよーなことをするなら、
……
人間だって証明できるヒトが
やったほーがいい。
[それも、この状況では混乱が広がるばかりかもなあ。と思案しながら。]
人間でも、……大事な誰か「だけ」守りたくて、
嘘をつきたくなることはあると思うって前提できいてね。
…… オレの思う限りだけど。
[ 占い師の中にと、そういう前提で話されるなら]
──いない、んじゃあないかな。
オレは、人狼と狂人と、本物だろうと思ってる。
[実際こっちに来たら、ロイエが耐えられないだろうな。とはおもっている。リンダの肉質が落ちることに。まあそれはそれだ。]
……お任せください。
このロイエ、必ずや完璧なる"霊能者"となってごらんにいれましょう。
とはいえ――処刑もまだの時分……
"人狼"から狙われます身としては、いま名乗りをあげるのは…
…いささか"説得力"に欠けましょう。
わたくしの名乗りは、明日の朝にでも……
ええ、ええ、しかとこの眼で目撃いたしましょう。
"人狼"の幽霊を――
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