262 【R18】軽率に花見…何でここに薔薇が!?
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[ ぱくぱくと開く鈴口も卑猥で
縋り付く指の強さがまた健気で、
理想の女性とは異なり、
目の前にいるとは若い男性だというのに
彼、だった
紛れもなくこの瞳は今の相手を映していた。
誤解を知らないままに
幼い頃より続く未熟な片想いを覚えながら
彼の喘ぐ声に息が荒くなる。
下腹部がずんっと、重くなり擡げて ]
は……っ、えっろい。
撫でてるだけで、いっぱい濡れてる。
[ 恍惚とした表情を晒し、
透明の糸を指で優しく掬っては
丁寧に塗り足すよう形をなぞった。
揺れる腰を邪魔せず寧ろ溺れる事を望むよう
一度強く握り込んだのは意地の悪さから。
目論見通り愛らしく啼いた唇に満足だと笑み、
唇から覗く赤い舌に喉を鳴らした ]
それぐらい、出来るよな。
ほら……ご褒美あげる、から。
[ 彼の手に掴まれた怒張が歓喜に震える
どうやら彼の淫靡な気配に当てられたらしい。
それからあの提案は此方をも追い詰める程に
強烈で鮮烈な光景を見せつけた ]
[ 目を逸らさせない。
逃す事を許さぬよう彼だけを映した。
名前を呼んだだけで短く悲鳴を上げ、
うっとりと唇から唾液を伝せる浅ましさと
震えた手がそれでも健気に雄を包み込む。
視線は釘付けになったまま随分と良さそうで
彼に擦られる男の手もまた緩急をつけて
上下に擦っていく。
時折寂しそうにくぱりと開いた鈴口をほじりながら
親指で糸を伝う様を見せつけて、
揺らめく細い腰が色っぽくて呼吸を荒げる ]
はっ、――、ッん、見てる、見てるよ。
ビクビクしてる。
なあ……ほら、ぐちゃぐちゃ。
……イきたいんやろ?
[ 兄ちゃんと呼ばれた気がして
とうとう幻聴も聞こえてきたのだろうかと
後輩が幼馴染であるなんて
都合の良過ぎる展開に目を細めるも、
足と手で必死に縋る姿を見せつけられ
落ちない男など何処にいる? ]
あかんくないよ。
……い、い子……やからほら、
[ 弓なりにしなる体
何故、彼をれんと呼んだのだろう。
その答えは見つからぬまま息を吐き出し
咄嗟にその身体を支えるよう背に腕を回すもの、
遅れて達した雄は彼の手に精を吐き出した ]
は……ん、 っ……、は、ぁ
[ 熱に浮かされたままではあるが気持ちいい。
同じように紅潮した頬を見せるもの
見下ろした彼の姿は事後のようで、
顔に落ちる花弁を眺めながら
達したばかりの彼の耳許で囁いた ]
…………なあ、ご褒美欲しい?
[ 花びらを乗せた頬に口付けながら尋ねる。
彼は満足しただろうか。
分からない。
だが此方としては寧ろ煽られた熱が燻っていて
今すぐ彼を貪ってしまいたかったから ]
ホテル、行こっか。
[ 見下ろす顔は雄そのもの。
伝う汗だけが顎から落ちた ]*
[思い出は今も心の中に
延長線の思い、けど大人になって知った顔に
懐いたのは彼がきっと彼だったから甘えてしまう。
二股だと彼が危ぶんでいるなど気づかず、一途に掴み。
照れた理由に噴きだされれば少し頬を膨らませた。
やってやってそうやないとだって。
こんな事初めてだ。
熱に酒に酔い、彼に踊らされ
どんどん、阿呆になっていく]
[翻弄されていると自覚はあるのに。
心の高鳴りは酷いもので、唇で囀るようにか細く求め。
熱源は彼の行動に揺らされて蜜を零す。その事を笑う顔は堪え症のない事を告げる笑み。
熱っぽい顔にドキドキとして縋りつく]
……あ、や えろ …ないもん
[彼の前で醜態を晒している
熱源を通して彼の熱が高まるのを理解する。酷い顔を彼の瞳に映しているけど、それでも悦んでくれているのだろうか。高鳴る心臓がうるさくて深く考える事が出来ない。その事に気付かないで。
指はそう縋る。彼の理想になりたくて]
……っ !!!!!やっや、それ
あかん―――。
[濡れている。その言葉に息を飲む。
違うなんて言えない、だって彼の指先が掬うのだ。蜜を、丁寧に塗り足される事で熱源のすべりがよくなる。ドクドクと脈が茎を太くする。
もっと触れられたい。もっと彼の指に擽られたい。
声に反応し腰が揺れ――強く掴まれて鳴いた。
はくはくと喘ぐ唇、眼は涙を湛え。満足そうな笑みを見た。
その顔が、身体を火照らせる。
意地が悪いと思うのに嬉しくて。
満足してほしいと慾が出る。その顔を見ていたい。
肉体は熱の発散を求め、甘い蜜に縋り]
う うん できる、できるさかい
[頷いた。ご褒美をもらえるのだ。
大丈夫、彼の名前を呼ぶだけだと自らの熱源と彼の熱源に触れた。大きい、それは両手で包んでも足りない気がして、震えるのを感じ、あっと悦びを漏らしてしまった。俺を視て、感じてくれたのだろうか
――息が上がる、喉が鳴る頑張ろうと
彼の手を巻き込んで扱きだして]
[甘露の甘さ故の毒を知る。
呼べば呼ぶ程、彼を意識してしまう。俺だけを写している目に眼鏡の奥、涙を零しかけ。首を一度振った。でも、扱くなら彼を呼んで。
見なきゃいけない、直視出来ないのに――それなのに。
あ 、 あ、とか細く嬌声は洩れ]
−−ひ 、ぁ あかん
やっ、其処‥‥あほう なる。
[そんな処を弄らないでほしい。
熱源の先っぽ、鈴口が零す蜜は甘くほじくられて勢いを増す。そこ、そんな風に触られたら今後どないしようって鳴くのは、親指で伝う糸を見せつけられたせい。そんな、あれを出す場所を。
―――いややと、鳴くのに]
……い 、わんといて ぁぁ
やっ や、ぐちゃぐちゃ 、 いわんといて
―――っ ああ
[そうだ達したい。
けど、そんな風に言われて恥ずかしがらないで居られる訳もない。そう恥ずかしい。羞恥を伴い赤くなるのに熱源は悦びを伝えるのだ。意識してしまう、彼に視られて、びくびくしている自分を。
ぐちゃぐちゃになっている自分を。
だから否定できない。見ないでというけど
身体の状態を、告げる声に首を振るけど、呼ぶ事を止めれない。彼を京介と、兄ちゃんと呼ぶ。あかんのに、あかんけど彼が肯定してくれる
―――いい子やと云ってくれる]
……… う
[―――れん。その響きに躰が果てた。
彼の前でそる躰、其処に遅れて白が掛かる。熱い熱、精の勢いにまた悶え。くったりとしてしまう。自慰をした。それだけで此れなのだ
あぅとか細く声を漏らし、そうして彼を見上げる眼鏡にも
白濁がこびりついていると後で気づく]
…ご ほうび
[そうだ、出す事が出来たらご褒美がもらえるんだ。
乱れた息が頬への口付けを受け入れ桜の化粧を落とす。
身体の奥、悦びを感じて
先程触れられた窄まりが何かを訴える。
何、どんなご褒美をもらえるんだろうか。意識しているのに
分からない振りをして、視線を泳がしていく]
えっと ちゃんと できた?
[まずは褒めてもらいたがり。
手は彼を汚す事を躊躇いつつも縋りつく。シャツは乱れ、下半身はチャックを開いている。こんな姿で外を歩くなどいや今も公園に居るのだけど。誰かに見つかったらどないしよ。そう思うのになぜか躰は火照り
縋る手の先、見上げた彼の顔に魅入る]
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