241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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……なんだ、今の これまでのノイズじゃあ、ないよな
──君の方は、大丈夫?
[ よろりと起き上がって、 眉を顰めたニーナはマユミに問うた。
左肩から血が出ていたけれど、 骨まで持ってかれなかったんだから、 まあ、よしとしようと内心思って。]
(88) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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あんなのがうようよしてるんじゃ 堪ったもんじゃあない
マユミ、君って走れる方か? 一気に目指そう、走るぞ!
あと、もしかすると 途中、嗚呼麺本舗とかに飛び込めば、 一時休憩くらいはできるかも──、
……私は、止まる気はないから ついてきてくれると嬉しいもんだけど!
[ 言うなり、ニーナは地を蹴って駆け出す。 ──知恵の実を求めて、一直線に。*]
(89) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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−少し前・スクランブル交差点−
[今日も今日とて相方の姿はなく。 けれど、今日は早くからテレパシーが届いた。]
ミッションか? 私も意味はよくわからないんだが、 とりあえずいちご横丁かバナナストアにいけば 何かわかるんじゃないか。
私はこれから知恵のりんご像に向かう。
[この3ヶ所はミッションの文を 並び替えると浮上してきた場所。 ただし、この場所に行ってから どうすればいいのかまでは 文章から読み解くことはできない。]
(90) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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昨日のことは気にしなくていい。 むしろ君には感謝している。 ……それと、あまり他の参加者のことは 信用しないほうがいいかもしれない。
何かあったらお互いに報告しよう。 私は少なくともお前の味方だからな。
[テレパシーのトーンは暗めだっただろうか。 相方が昨日現場を見ていたかまでは 把握していないが、逃げているときに 私から伝えたことはないだろう。**]
(91) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[何かを探すように、誰かを探すように 辺りに広がる地獄へ向けて忙しなく視線を走らせる。
女にとって、惨状を眺める事自体は苦痛ではない。 しかし、もしこうしてる間にも彼の身に何かがあればと思えば気が気ではなく。]
どこ…どこにいるのよ…シュンタロ……
[ハンカチの主を探す目には不安の色が滲んでいた。]
(@19) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 少し遡り ―
[女に襲いかかってきた以上同僚たちも無事とは限らない。
急いで端末を取り出し新着メールを確認。 しかしMs,碧衣からは本日のミッションに関わる事以外 何の連絡もきた様子はなかった。]
さすがにあっけなくやられてしまいました。 なんて事はないでしょうけど…
[死神として、Mr,奉一に彼女のサポートを頼まれた手前もある。 一度様子を見に行った方がいいだろう。
けれどもうひとり、女には探すべき人物がいた。]
(@20) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 現在 ―
[空から回ればある程度探しやすいだろうと思ったが、 ノイズの妨害もあって思うように捜索は進まない。 そして今に至る訳だが…どうしたものか。
頭を抱えれば、どこからか声が聞こえた。>>69
それは散々周囲に響き続けた助けを乞うものでも 不条理に向けられた怒号でもない。 だから疑問に思ったのだろう。
声の主を探してみれば こちらを見つめる黒髪の女性と目があったかもしれない。*]
(@21) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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— いちご横丁 —
「さあさあ、今月だけの限定発売だよ!
職人の手作り、いちごカルタ! 古今のキリエ区のロマンが詰まっているよ!
いちご横丁は、一期一会の横丁さ。さあさあ、旅の記念にいかがかな!」
[横丁の一角で、客引きをしているおじさんがいる。
その声に釣られるように向かえば、特別販売のお土産品、“いちごカルタ”の話を聞けるだろう。
このキリエ区にちなんだ句と写真が散りばめられており、
今や若者向けの大都会に発展したこの街の歴史、その哀愁が感じられるものらしい。
このカルタの外箱には、苺を模した和風のロゴマークが記載されている。
筆のタッチが暖かいそのマークは、一目見れば印象に残りやすいだろう。]
(#8) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[一瞬、意識が飛びかけていた。 気が付くとワレンチナの背に負ぶわれている。]
ごめ……、ありがと、ワレンチナ……
[ワレンチナの背は安定していて。 青い唇で冷たい息を吐く。]
何があった……か……>>79
[出来ることだけをすればいい>>1:95 言ってくれた言葉が蘇って。]
(92) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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出来ない事を、した。
[分かってたのに。 それは自分には出来ないと、ぼんやりとだけど、ちゃんと自覚していたのに。 大丈夫。返って来る、と。何度も何度も言い聞かせた。 ……一度手放してしまったら、決して戻らぬ物だって、この世の中には存在するのに。]
(93) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[身体が芯から冷えてしまって、降ろして貰ったベンチに腰かけて、ワレンチナを見上げる。]
助けてくれて、ありがとう。
……バッジ。奈津美さんから貰った。 アンタの話し、したよ。 ちゃんとパートナーしてるって、褒めて貰った。 嬉しかったな……
[意識が朦朧として、的を得ない言葉になってしまったけれど。]
(94) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[見上げて、微笑んだら。 肩口に血の跡が見えて、思わずベンチから立ち上ろうとする。 結局立ち上がる力は無くて、椅子に崩れ落ちたけど、手を、肩に伸ばした。]
アンタ……ワレンチナ、怪我したのか?
大丈夫?!
ごめん。俺が昨日駆け付けてれば…… そりゃぁ、俺じゃ戦力にならないかもしれないけど。 それでも、アンタを守れたかもしれないのに……
[冷静に考えたら、足手まといにしかならない気もしたけれど。 パートナーの怪我の跡を見て、眉を顰めて、謝罪の言葉を口にした。*]
(95) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 5th day/キリエ駅前 ―
[――…いつの間にか、日付が変わっていたらしい。 暗転した視界に一瞬だけ目を閉じて。
……そうして、立っていたのはキリエ駅の入口付近。
近くに幼馴染の姿はないかと探したが、 今日はどうやら近くにはいないようだった。]
(96) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[念のため、きょろきょろと駅の様子を伺ってみるが どうやら電車は無事、動いているようだった。]
[幼馴染に居場所を伝えてから、 今日のミッションを確認する。>>#0]
んぁ……?
[送られてきたメールの文章に首を傾げる。 ……なんていうか。]
(97) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[同じように、見つめ返された。>>@21
頭を抱えたようにしているのは、なにかがあるのか。 目があっただけだと、なんとも言えないのだけれど。]
えっと……。 ど、どうもー?
[とりあえず、小さく手を振って挨拶してみた。 飛べない以上、それ以上に何ができるわけでもないけれど。
どこへ行くわけでもなく、怒号と悲鳴が近づかないうちは、少し息を整えて休むために、この場にいようか。 一応、周囲を見渡しながらだけど。 なにかアクションがあれば見落とさないようにするだろう。*]
(98) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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あのおっさん、 「バイバイ」っつー顔じゃねーだろ。
[実際に会ってみた人間の感想です。 あくまでも個人の感想です。うん。
…冗談はともかくとして、 今まで送られてきた文面と本人のイメージと 明らかに異なる今回のメール内容。
こういう文章を書きそうな、 死神側の人物に、ひとり心当たりがあった。>>@0]
(99) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[幼馴染にテレパシーを送った後]
ひとまず、あいつを探すか。
[尤も、そんな暇はないのかもしれないが 今のところ全く意味がわからないのだから仕方ない。 まずは情報収集から、と、歩を進めようとしたそのとき。
――イザナタワーのほうから、何か黒い生き物が 湧いて出るようにして、現れた>>#1]
なんだ?これ。
[一見、見たことのある蛙や狼の姿をしているが 色が今まで見てきたものと違う。 いや、それよりももっと禍々しくて強そう、 もとい、凶悪そうな面構えをしている。]
ん…参ったな。
(100) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[戦えないことはないが、この数は如何せん多すぎる。 そして、こいつ等はなんかヤバいと俺の勘が告げている。
なら、逃げるしかないだろう。 駅前広場のできるだけ人も何もない空間を選ぶと そこに向かって駆け出しながら、思い切り手刀を振り抜く。
目の前の空間を"削る"ことで、そこの空間分の距離を一気に縮める。 傍から見ればそれは、まるで瞬間移動のように見えるかもしれない。]
(101) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[俺のサイキックは素手で触れることによって 空間や物質を文字通り削り取る能力。
この手で触れたものを生物無生物問わず 削りとって消滅させたり、 或いは、空間を"削る"ことで距離を縮め、 さっきのような瞬間移動を行ったりすることができる。
そこそこ便利だし強力だが、 何分素手で触れないと能力を発動させられないし 当然、手が使える状態でないと使用できない。 そこから考えると、戦闘時は素手で戦うのが 一番ベストとなる。
いちおう、空間を削って距離を縮めることで 間合いの問題は解決できるが、 空間を削るときは気をつけないと 意図した物とは全く別のものを 傍に呼び寄せてしまうことになりかねない。]
(102) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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っとと。
[うっかり顔の近くに呼び寄せてしまった ジュースの空き缶を避けた。 気がつけば、ずいぶんな距離を走っていたらしい。
そうして、今自分がどこにいるのかと言えば。]
……げ!?
[個人的にこの街で自分が一番 近づきたくなかった場所だった。>>@0]
(103) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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なんつー…。
[もしかしたら、今日は厄日かもしれないな、なんて。 そんな思考は、自分から少し離れた場所にいる あの少女の姿に搔き消されて>>@1]
おい、あおい!!!
[ノイズたちに追われてこの場にやってきたことも忘れて、 その少女に呼びかけた。]*
(104) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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−現在・道中−
竹を割ったような性格か。 たしかにそうかもしれんな。
[ニーナの性格分析には少し微笑む。 言われてみれば当たっているかもしれない。]
ううん、ミッションの後だよ。 ミッション中は共闘しているようにみえた。 少なくとも争ったりはしてなかった。
私も相方も少し離れていたからな。 危害は加えられてないよ。
(105) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[そんな話をしていたからだろうか。 私たちは迫るノイズの影に気付くのが遅れた。 それでも、危ないと言うより早く、 ニーナは剣を振るった>>80。
漆黒の身体に剣が刺さる。 流石の反射神経である。 ノイズの色が若干おかしかったけれど……!?]
(106) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[次の瞬間、目を疑うような光景。 刺されたはずの漆黒の身体は くたばることなく彼女を襲いかかった。]
大丈夫か!?
[駆け寄って応戦しようとするが、 人の心配をしている場合ではなく。 彼女の言葉に上空に振り向けば、 私を狙って鉤爪を立てる漆黒より暗い鳥の姿。]
(107) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[スマホを持った片手を切り離して、安全な上空へ。 死神の仲間へと返信をしている間、禁断ノイズの襲撃に合った。
その間に、もう片方の手で大鎌を構え、その重みに引っ張られながら全力で振るう。 こちらに飛び掛かってきた漆黒のウルフを両断した。
しかし2匹目が続けざまに飛び掛かってきて、体当たりを受けて吹き飛ばされる。]
っあっ!
[地面に激突する直前、上半身を切り離し。 下半身を見捨てて身を翻す。
おなかの断面から取り出したナイフを素早く投擲し、狼を怯ませると、 再び大鎌を振るって縦に斬り裂いた。]
(@22) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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メロディシーr_____っ!!!
[こちらが虹色の幕を出すより早く、 鳥の鉤爪は私の髪を刈り切った。 咄嗟に頭をかばって出た腕は シャツが破けてしまっている。]
なんかいつもより早くないか? 目も狂気染みてるし……
[よろけながらも、なんとか体勢を立て直し、 目線を再び黒き翼のほうへ。 ニーナは狼と対峙している>>85。 こちらが私がなんとかするしかないだろう。]
(108) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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…… せせんい……。
[体を元に戻す暇もなく、肩で息をしながら、つぶやく。 この禁断ノイズを呼び出したのがもし先生なら、 あの人は、本気で参加者を全滅させる気なのだ。
わたしたちが目指す世界を手に入れるために、 先生の考えにしたがって、わたしは行動してきた。
だけど今、この惨状については……わたしは初めて、わからない。*]
(@23) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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いけーーっ!!!
[渾身の叫びと共に、五線譜を鳥に向かわせる。 致命傷とまでは行かずとも、翼に帯が絡みつけば 鳥はモタついて落ちてくることだろう。]
レディーの髪を狙うとか許さん! 聞け、絶望の旋律……
(109) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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ブラックシャウト!!
[少女は一気に上空に飛び上がると 低空でフラつく黒い影目掛けて 一直線にダイブした。
加速した身体はそれを捉え、 思いっきり地面に叩きつける。
鍵盤を思いっきり叩きつけるような音と共に 地面には衝撃波が走り、その中心には カラスの亡骸が埋まっていることだろう。]
(110) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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やはり今までのノイズより強いな……。
[振り返れば、ニーナのほうも 敵を倒したところだっただろうか。]
私のほうは大丈夫だ。 髪が若干ショートカットになったがな。
[と、腕をまくって髪を掻きながら]
(111) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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