171 獣[せんせい]と少女
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[そうして、しばらく。
チュロスを頬張るわたしの首には、 お星さまを散りばめた小さな袋。 その中には、大切なお守りが入っている。]
わあ、とってもおいしい!
[カリッとした表面の中から、 じんわりと広がるバターの風味。 おほしさまは、こんなにもおいしいのね!]
(114) fumifumi 2015/10/18(Sun) 20時半頃
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ぼうちょ……?ひょうめんせき…………?
[でも、ブローリンの説明は、 難しくってよくわからなかったわ。
チュロスを食べながら、わたしが首を傾げたこと。 ブローリンは気付いていたかしら。]
とにかく、すごいってことね。
[結局そういうことにした。 食べたところがお星さまの形になるのは、 いろいろ、工夫した結果なのね、って。]
(115) fumifumi 2015/10/18(Sun) 20時半頃
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うん。とってもすてきな、お星さま。 お外には、わたしの知らないお星さまが、 たくさんあるのね。
[日が沈めば、お星さまが現れる。 でも、お星さまはそれだけじゃあないんだ。
キラキラは輝いていなかったけれど、 こんなおいしいお星さまがあるなんて! ほかにも、食べれるお星さまはあるのかしら。]
次はね…… ――――、
[初めてばかりの一日は、こうして幕を閉じる。 これからどんなせかいを見て行くのか、 それはまだ、今のわたしは知らないこと*]
(116) fumifumi 2015/10/18(Sun) 21時頃
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[照れ隠しに叫んでしまったけれど、 恐らく彼にもそれと知れてしまっただろう。>>106 さも愉快そうに笑うのだから、容易に想像できてしまう。]
う、うるさ…っ、 …ひゃっ?!
[否定の言葉を紡ぎかけてすぐ、優しく引き寄せられる。
どうしよう、どうしよう、 顔も身体も火が出るみたいに熱くて、 心臓はドキドキしてるし、頭の中も真っ白で、 …え、返事?でも、でも、]
(117) 螢 2015/10/18(Sun) 21時頃
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[咄嗟のことに、動くこともできなくて。 自分でも把握しきれない混乱の中、 息を詰め、すとんとその胸に収まった。
――…やだ、やだやだ、 あたし、一体どうしちゃったんだろう。 ユージンが抱きしめてくれるのなんて、 いつものこと、なのに。…なんか。いつもと違う。]
(118) 螢 2015/10/18(Sun) 21時頃
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[がっこうにいた時のあたしは、幼く世間知らずで、 恋って言葉は知っていても、概念が理解できぬまま。
――…でもきっと、とうの昔に恋に落ちてた。
大好きだった他の少女や先生には感じたことのない、 時々、恥ずかしくて逃げ出したくなるこの気持ちが、 これが、恋なんだって。この時やっと気付いたの。
ユージンは、生まれた時から傍にいて、 ずっと面倒を見てくれていた人。
…だからたぶん、すぐには気付けなかったんだ。]
(119) 螢 2015/10/18(Sun) 21時頃
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[こっちの気持ちなどお構いなしに、 ちらりと表情を窺ったユージンは無邪気なもの。
キツネを見つめる瞳はキラキラと翳りもなく。>>106 自分を信じて手を伸ばすその横顔が、 いつもよりずぅっと、格好良くて――]
(120) 螢 2015/10/18(Sun) 21時頃
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………あ。
[――…ごめん。前言撤回。
盛大に噛まれて叫ぶのを見れば、やれやれと首を振る。 こちらを見下ろす涙目に、あたしもジト目を返した。>>108]
〜〜〜っ! 気合が足りないッ!!
[そら見ていろと言わんばかりに、 自信満々、勢い込んで腕を前に出したけれど。]
(121) 螢 2015/10/18(Sun) 21時半頃
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ったああぁぁぁあーーー!!?
(122) 螢 2015/10/18(Sun) 21時半頃
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[当然、攻撃の意思ありと見做され反撃された。 いくら少女が自然に愛される生き物であったとて、 この反応は、至極当然のことである。]
い、いつもは…! こんなじゃないんだからね…!!
[じわじわと痛む右手を庇いながら、 同じく涙目でユージンを睨み付けたのだった。]
(123) 螢 2015/10/18(Sun) 21時半頃
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[おいで、とこたえて、 ヒナコが入れるスペースを開けてくれたモスキュートは、 ちょっとだけ笑みを浮かべていました。 よかったって安心しながら、招き入れられるがままにモスキュートの隣で横になります。>>97
あんまり甘えるのはよくないってわかっていても、 まだまだ、甘えたがりな時期の真っ最中なのです。
こうして、布団に横になるという形で傍にいれば、 見上げるだけではよく見えないモスキュートの顔の細部まで近くに見ることができます。
旅立ちの日に、絵を真似して形作ったというその顔が、 若くて、かっこいい部類に入ることは、旅の中で知りました]
(124) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 22時半頃
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む?
[モスキュートに頭を撫でられて、うとうとしかけていたら、 薄暗い視界の中で、その手が宙を指したように見えました。>>98 指の先をたどっても宿の天井しかありません]
え。 ………光の精霊さん、のしわざ?
[それなら本で見たことが……と思いかけて、口を噤みます]
太陽、の光の精霊さんなら知ってるけどー、……。
[今は夜。 太陽は沈み、太陽の光の精霊もおやすみのはずの時間です]
(125) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 22時半頃
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[未知なる光の精霊の姿を想像しようとしていると、 モスキュートが手袋に包まれたままの手を動かして、雲を描きました。
夕刻、宿屋に入る前に見た、 オレンジ交じりのそれとは違い、真っ黒でもくもくしています。 聞こえるゴロゴロという音は、 外の音か、それとも小さな黒雲が発した幻の音か]
(126) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 22時半頃
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[ぴかっ、と小さな雲が光って。 ヒナコは思わず目をつぶりました。>>99
モスキュートがいるならこわいことはない。 わかっているから、こわがって目をつぶり続けることはなく、 やがては光の尾を引いて飛び出す小さな精霊の姿を見ることになります]
………。もう! おてんばすぎっ
[でもかわいい。 のでがつがつと怒る気にはなれないヒナコです。>>100 雲の中に戻りゆく精霊にばいばい、と手を振って。 雲そのものも消えると、モスキュートの顔に視線を移しました。 ぴかっ、とごろごろ、に慣れることができるか数秒、考えて]
それっていつ落ちちゃうかわかんないってことだよねー? 悪気はないんだろうけど……。
(127) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 22時半頃
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[雷雨の夜のたびに眠れなくなるのは続きそうです。 それはダメだとモスキュートが言うなら、なんとか慣れていきたいけれど、 どうやら甘えていいみたいだから、>>101]
わかったよー。 こうやって起こしちゃうかもしれないけど――― わわっ
[言ってる最中にまた外がぴかっと光って、 慌ててモスキュートにしがみつくことになった次第です。
そうしていっしょに踊ることもできずにローブの中に入り込めば、 外の光もやかましい雨の音も遠ざかって。 静かで温かい世界の中で、しかしひとりぼっちではなかったのです*]
(128) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 22時半頃
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―― ある日の稲妻 ――
[―――それは、いつの話だったか。 雷の渓谷に到着する前、立ち寄った村でのこと。 >>64実りの神様、の話をコリンから聞いた。
自然の雷より強い雷を起こせるのは凄いと。 自分たちも雷で実りの神様になれるのだと。 …なんて、コリンの提案にはいつも驚かされるばかり。]
それは楽しそうな提案だなあ
[と、すぐ乗り気になれたのも、 それまでの旅で、雷への恐怖心がかなり払拭できたからだろう。]
(129) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時頃
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[その後、旅の隙間を縫って。 >>-281誰かに当たらない位置を慎重に選んで、 雷を落としては、高らかに叫び、 雷雲漂う空を駆けまわった。
怖いばかりだった雷が 彼女のお陰で、楽しいものにも綺麗なものにもなって。
>>99知り合いの獣が近くにいるかも、とか そんなことには気がいかず ただ、こんな時がずっと続けばいいと…… 今ばかりは、そう思ったのだった。]*
(130) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時頃
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―― 雷の谷と山を眼前に ――
[そして………今。
街を後にし森を抜ければ、見事な渓谷が開けていた。 連なる山に、深い谷。谷底を流れる川の音。 ただ、普通の渓谷と異なるのは]
―――ゴロゴロゴロッ!!
[鳴りやまない、雷。 辺りには少しの雷ではびくともしない、 雷に強い樹が多く生えていて。
ごろごろ、ぴしゃり。
その木々が、まるで避雷針のように、 数多の雷を受け止めていた。]
(131) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[自分から離れないようにと、コリンの手を握る。 自分の能力が分けられる範囲にさえいれば、 雷が当たっても、びっくりするぐらいで済むから…と。]
…これが、秘境と言われる理由だな。 普通の人や動物は、こんなところ通れないんだ。
[>>117最近、撫でると林檎みたいに顔を赤くするのは、どうしたのだろう。 一回、病気かと気になって、おでことおでこをくっつけたら、違うって怒られてしまって。 でもそれ以降もよく、熱に浮かされたようにぽおっとすることが増えたから。 そのたびに、なんだろう、と首を傾げるのだった。]
(132) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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ここさえ抜ければ、もうすぐなんだけど 傾斜も急だから、どうするか悩んでるんだよなあ…
[まあ。そんなことは気にせず。 (自分がコリンを撫でてやりたい気持ちが一番強いので) しゃがんで、コリンと目線を合わせれば そのまま手を伸ばし、頭を撫で撫で。
勿論、山を歩いていく道も考えている。 秘境を知る動物しか知らない、雷の全く落ちない道。 そこを歩いて、ゆっくり、雷に光る木々や、 ずっとごろごろと鳴るばかりの空を眺めようかと。]
(133) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[でも…この山を全部歩くとなると、 それなりに距離があるから。 頭を撫でる手は、そのまま、慈しむように頬を擽り]
久しぶりに、飛んでいくっていうのも考えているけど コリンは、どうしたい?
[と、言って、微笑んだ。 コリンの首筋の痣の具合も、心の隅で気にしながら。]*
(134) kaomozi 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[ オズウェルは人の姿をしている時だと格好良いのに、 鳥の姿をしている時は、不思議と可愛く見えてしまう。 人の姿でも、可愛く見えてしまうのだけど。
喉を鳴らす彼のふわふわと暖かな羽毛を堪能し、 半分瞼が下ろされた瞳をじっと見つめる。>>88 ]
だって、そうすれば、ここに戻って来る度に わたしのことを思い出せるじゃない?
[ 最期の地をどこにするか、ゆらゆらと考えた時、 彼と一緒に見て来たたくさんの綺麗な場所のどこかよりも 彼が生まれた地をこの目で見て、そこで眠りたかった。 ]
(135) 鯖 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[ わたしは満足してるって言っているのに、 申し訳ない、だなんて弱音なことを言うから。>>90 ぶみぃ、といつもみたいに頬を引っ張っておきたかったけど 鳥の羽毛をぐにぐにと揉んだだけだった。 ]
じゃあ、オズウェルはわたしの故郷がここだったら、 ここが綺麗だったら良かったなんて言える?
[ ( 言えないでしょ。分かってるんだからね。 )
ぷぅ、と頬を膨らませて怒った振りをすれば、 困ったように顔を揺らすから、すぐにくすりと笑ってしまう。 ]
オズウェルが食べさせてくれるなら、 なんだって美味しいのに。
[ 今度はわたしが食べさせて貰ってもいいよね、と。 あーんと口を開けて首を小さく傾けた。 ]
(136) 鯖 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[ といっても、お腹はほとんど空いていなかったし、 買ってくれたご飯もあまり減っていなくて。 揺り籠の中で食べた、なんて見え透いた嘘、バレてるよね。
ぎょろりとした猛禽類特有の瞳がわたしを映し、 大きく羽ばたくと翼は人の腕に、体も人に変わって行く。>>91
くん。と優しくだけど腕を引っ張られ、 眠ってる間でも忘れられない、温かい胸の中に飛び込んだ>>92
寂しそうな声音は聞かないふりをして、 くすくすと笑い、同じ言葉をくれる彼を抱き締めて。 ]
じゃあ、オズウェル――…
[ わたしも彼の耳にくちびるを寄せれば、 しゃらり、白銀が暗闇の中でも眩く光っていた。 ]
(137) 鯖 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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[ 体を少し離して、頬を両手で包んで口許を綻ばすと、 まぁるい金色毛皮の帽子が、ころころ、と落っこちた。>>80
落ちたのには気付いたけれど、 瞬く度に色を失っていく瞳を彼に向けながら。
( ――――なんて、ね。 )
冗談だよ、と言うタイミングを計って。 自然と泣きそうになってしまっていることにも、気付かない。** ]
(138) 鯖 2015/10/18(Sun) 23時半頃
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― そして夜は明けて ―
[降り続いていた雨は、 ヒナコたちが宿を出てしばらくしたら止みました。 空には七色の橋がかかり、 早くここまでおいでと、ヒナコたちをせかしているみたいでした。 追いかけているうちにそれは消えてしまいましたが。
あれ以来モスキュートを真似て、 黒い雲や、七色の橋を、自らの手で描き出すことを練習するようになりました。 雲から出てくる光の精霊さんは、 何度か練習しているうちに、気がつけばコリンそっくりの顔立ちになっていました。
雷の夜に、ごろごろに負けないようにと叫ぶ少女と、 彼女を乗せた黄金の四足の獣を空に見た、と、>>-281>>130 街の人が噂しているのを聞いたためです]
(139) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 00時頃
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[ヒナコの指先から生み出される七色の光は、 くるりくるりと踊って周りを彩りました。 子供達の受けはおおむね良くて、 行く先々で仲良くなったりもしましたが、 ある時「どうしておねえちゃんの咲かせるお花は消えちゃうの?」と訊かれて、 とっても、困ったことがありました。
さらに困ったことに、“これはこういうもの”だという、 ヒナコのあたりまえがその子には通じなくって、 気まずい感じで、別れてしまったのです。
どうして想像したものをとどめておけないのか。 それをモスキュートに訊いた時ばかりは、 いつもの、聞き分けのいいヒナコとは違っていて、 モスキュートを困らせてしまったかもしれないですね。
―――仲良くなる、ということはむずかしい時もあると、 身をもって知った一幕でもあります*]
(140) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 00時頃
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―イナヅマの伝承―
[黄金に輝く稲穂の海、 その中心に通る一本の田舎道をゆく。]
ねぇ、ユージン。 面白い話を教えてあげる。
この地域ね、今でこそこんなに豊かだけれど、 昔は、畑に向かない荒れ野だったんだって。 耕して苗を植えても、全然育たないの。
それで困ったご先祖様達は、 とある神様にお願いしたんだ。
“私たちに恵みの雨を、 実りの種を授けて下さい”って。
(141) 螢 2015/10/19(Mon) 00時頃
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[一歩二歩、スキップで前に駆け出す。 ふふふと笑いながら、ユージンを振り返って、]
…そしたらね! 何が起こったと思う?
[くるりくるりとステップを踏み、 両手を上げて、空を仰ぐように。]
(142) 螢 2015/10/19(Mon) 00時頃
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晴れてた空が、あっという間に黒雲に覆われて! 大粒の雨が降って、雷が鳴り始めたの!
ピカピカと雲の中で閃いた光が、 幾つも幾つも、大地に降り注いだそうよ。
[楽しげに踊っていた足を止め、 キラキラと瞳を輝かせ、ユージンを見つめた。]
(143) 螢 2015/10/19(Mon) 00時頃
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