270 「 」に至る病
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こちらこそ、今日はよろしくお願いします ぼ…私も、主から教授の話を聞いて お会いできるのを楽しみに して、ました
[所々つかえるのは、慣れぬ敬語を意識する所為。 けれど、己にとって"大人"はまだ楽な方。 促され、氏に続いて部屋の中へと入ると 当然ながら白亜の建物とまるで違う様々、特に ずらりと並ぶ家族写真を経由して視線が散らかり。]
……えっ、あ、はい。ありがとうございます ではこ……紅茶を。ミルクと砂糖は…多めで…
[もてなしに、は、と顔を向ける。 咄嗟に、普段飲まされている方を拒んだ。 呑めば否応なく、意識をもっていかれそうで。]
(117) 2019/10/10(Thu) 22時頃
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[スマホの傍らに置いたままの本を開く。 そこには、変わらない薄青のガラス栞があった。]
『桜はすぐに散ってしまい、そのままだとすぐ朽ちる。』 ……だったか。
[淡い花弁の輪郭を指先でなぞる。]
もしこのガラスが割れてしまったら、 朽ちるのかな。
[本来なら、とっくに朽ちてるはずの花弁。 すこし力を入れたら皹が入ってしまいそうな、繊細な薄青の硝子の中で咲く花を見つめて。
傷つけないよう、そっと。 栞を挟んだまま、本を閉じた。*]
(118) 2019/10/10(Thu) 22時頃
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── 「おつかい」の日 ──
わかった、そうする。
あと、お菓子を買ってきた方がいいかな。 できれば、紅茶缶をわかる場所に出しておいてくれ。
[不在の間の支度を整える蒼佑の行動は、相変わらず甲斐甲斐しく、変わった様子はなかった。>>12
ただ、久しぶりにちゃんと見るその顔は頬骨が目立っていて。久しく触れてないその身体も、一回り小さくなって見えた。]
(119) 2019/10/10(Thu) 22時頃
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…………。 蒼佑は、もう食べたのか?
[あの日から、一緒に食事を摂っていない。>>11 蒼佑はよほど気合を入れて土産を作ってるのか、工房に籠っている時間が増えた。 蒼佑に付き合って食事をしなければ、顔を見るのはすれ違う程度になり。僕も「食事」をしていない。
そのことについて、僕から言及することはなく。 蒼佑から、何かを言ってくることもなかった。
生憎、生き血以外を飲めるか試したことはなく。 冷蔵庫のパックを口にする気にもなれなくて、あれからずっと喉が渇いたままだけど。 元々数日くらいなら、食べなくても生きていられるくらい。見た目よりずっと、この身体は丈夫にできている。
でも、蒼佑の身体はどうだろう。]
(120) 2019/10/10(Thu) 22時頃
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ああ、行ってこい。
[それでも蒼佑が変わらないように振る舞うなら。 僕も変わらない顔で、見送ろうとして。 いつものように出掛けるその顔を見上げれば、訝しげに眉を顰めた。]
……しないのか?
[いつもなら呆れてもうざがっても、強引にしてくるくせに。>>14 ネクタイの先に口付ける蒼佑の仕草を、瞬きせずじっと見つめながら、眉間に皺を寄せたのは無意識。
手を伸ばせば、しっかりアイロンが掛けられたシャツをぎゅっと掴んだ。]
(121) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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蒼佑。帰ってきたら、話がしたい。
だから…… ちゃんと「おつかい」を済ませて、帰ってこい。
[指を離せば。 今度こそ、玄関から出て行く背中を見送った。*]
(122) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[本物の抹茶は苦い。>>82 抹茶のお菓子で騙されて僕も飲んで絶望した。 そんな僕の苦い追体験が今まさに目の前で]
はい、どうぞ。お砂糖だよ。 東方ではこれが「ワビサビ」な味みたいだけど。 僕にはちょっと分かんないな。
[砂糖壺を渡して、放り込まれてく砂糖を見て。 やっぱり飲み物は甘くなくちゃって笑ってみせる]
(123) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[孤児院の話になれば、>>83 子を想う親のように目を細めて]
そうかな? 僕にはみんな可愛く見えるよ。 孤児院の子達は辛い目に遭った子達ばかりだからね。 少しでも失った愛情を、 僕が注いであげれたならいいんだけど。
そうして子供達が立派な大人になれたらいいなって。 僕、いつも思ってるんだぁ。
[甘い砂糖紅茶のカップをソーサーに置いて、 愛らしいピンクのマカロンを口に入れた]
(124) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[少し眉間を揉むような仕草の君。>>84 どうしたのかなぁって見てたら、 面白い質問が来るから僕はくすりと微笑んで]
まさか、僕は複数の眷属なんて持ちたくないよ。 後にも先にも、そしてこの先永遠に。 眷属にしたいと思ったのは僕のアリス一人だけさ。
[スコーンにたっぷりクロテッドクリームを塗って、 かぷっと齧りながらんーっと悩んで。 それだけじゃ説明不足かなって思ったから、 もう少し真剣にツヅラちゃんの質問に答えようと]
(125) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[ちょっと長くなるけどね、と前置きしつつ]
眷属側からすれば、主に一方的に所有されているような気になる事もあるだろうね。 でも、それは違うよ。 主も確実に眷属側に何かを”所有”される事になるのさ。 それは時間だったり、労力だったり、財産だったり、 愛情、執着、信頼、疑心、憎悪、ありとあらゆる感情の一端。 そういったものを与える、もしくは意図せずとも明け渡す必要がある。 どんなに嫌でも、必ずね。
一方的な所有や主従は存在しえないのさ。 吸血鬼と、眷属というものはね。
――だから、ねえ? 眷属を大量に持った主はその眷属全てに己の持つ存在意義を内であれ外であれ、 眷属達に与え、奪われ、注がれ続け、そして――
[ぽちゃりと、砂糖紅茶に角砂糖を堕とす。]
(126) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[上品なティーカップを両手で包むと驚くほど熱くて 自身の指の冷たさが良く分かる。 ゆっくり息を吹きかけ、ひとくち含み 緊張でからからの咽喉を湿らせて。]
道は…以前とだいぶ変わっていたので、少し でもいい運動になりました
……あれが奥様で、 こちらが娘さんですか これは全部、教授が撮られたんですか?
三人一緒の写真がない
[聞いてみたいことはいくつもあったが 一番に口に出たのは、直近、目の当たりにした "家族写真"に対する違和感。 美人ですね、と有体の世辞を添え、カップにくちづける。]*
(127) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[ ――どろり、ぐるぐる 砂糖はその形を保てず紅茶の一部と溶けた]
壊れちゃうんだよ。 可哀想だね、哀れだね、愚かだね――、滑稽だねぇ?
[にこり、無垢な瞳のその奥に。 冷酷な世界を映し続けた深淵が覗く。 でも、次の瞬間にはふっと優しく笑ってみせて]
だから、僕は複数の眷属を持つのは嫌だな。 他の吸血鬼にもお勧めしないよぉ?
[徐々に瞳と表情に取り戻す、愛らしい子供の面影]
(128) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[そうして、ふと疑問に思いツヅラを見て]
あっ、もしかして。 ツヅラちゃんのご主人様って浮気性なの?
ダメだよそんな、許さないよ? ツヅラちゃんがいるのに浮気だなんて! 僕、今度注意しに行こうか? 「だめでしょ、めっ」て。
[かつて僕が諭された時みたいに「めっ」って言って。>>0:627 まあ、ツヅラちゃんのご主人様をよく知らないから冗談みたいな口調でそうじゃれてみるけれど。*]
(129) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[そうして蒼佑が出掛けたあと。 いつものソラの散歩を終えた僕は、リビングで本を読みながら来訪者を待っていた。 きりがいいところで本の間に薄青のガラス栞を挟みこみ。 時計を見れば。]
……ちょっと遅いな。 キャンセルの連絡はなかったはずだけど。
[珍しく、朝から手の届く範囲に置いたスマホを覗く。 予定変更ならば、通達役のドリベルを通じて何かしら連絡があってもおかしくない。 ミルフィ・ウォルフォードは若い女の子だと聞いている。]
…………。 バス停まで迎えに行った方がよかったかな。
[少し辺鄙な場所ではあるが、迷うほどの道でもないし。 この辺に、変質者が出没するという話も聞かないけれど。]
(130) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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……蒼佑は、もう着いた頃か。
[スマホをじっと見つめていると、足元に寝そべっていたソラの耳がぴくりと動き、僕は玄関を振り返る。
あまり間を空けず鳴った呼び鈴の音。 こちらも無事着いたらしいことにほっとして立ち上がれば、来訪者を迎えるべく、玄関のドアを開けた。
次の瞬間。]
(131) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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………… は?
(132) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[開口一番のそれに、目を丸して固まる。>>36 もしかして、迎える相手を間違えただろうか。 でも確かに若い女の子という項目は合致してる。けれど。]
───あっ、ソラ! 待て!
[固まった僕の一瞬の隙をつき。 来訪者にテンションが上がった大型犬が横から飛び出し、勢いよく彼女へ飛びついて。 慌てて屈めば、ソラを抱えて引き剥がした。]
(133) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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大丈夫、怪我してない? 驚いたよな、ごめん。
えっと、君がミルフィ・ウォルフォードで合ってるかい?
[やんちゃなソラを宥めながら。 もう一度女の子を見直せば、かわいらしい子だ。
そして彼女が緊張してることくらいなら、僕にもわかる。 蒼佑ならこういう時、笑顔で上手くフォローをするんだろうけど。僕は少し眉尻を下げて、困った顔をすることしかできない。]
(134) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[それでも、差し出された本を受け取れば。>>37 読みこまれた形跡が残る本に、僅かに黒目を細め。]
……よかった。 なかなか来ないから、心配してたんだ。 ああ、もし犬が苦手なら 君が居る間は近づかないようにするけど。大丈夫?
サインはあとでもよければ、中へどうぞ。
[ソラを連れて踵を返し、彼女を家の中へ招こうか。*]
(135) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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――ヴィラドメア城――
[ちらりと視界の端に女の子。>>56 やはり実在――多分彼自身の眷属――をモデルに描かれていたのだと思うが、じろじろと見ることはしない。「彼女」の容姿なら紙面でここ何年かずっと見ている。]
お仕事中すみません、
[手を止めて此方を見る吸血鬼に、ビジネスマンのように謝る。 取り出すのは土産と食材のみ。着替えなどは自分に宛がわれるだろう部屋が分かってから出せば良い。まさか4階建ての居城に客間がないことはないだろう。]
(136) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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そうですね。 大事にしてますよ、俺も。
[彼にとって主人と眷属の関係は「主人が大事にすること」で成り立つものなのだろうか。>>58 自分達の100年を想えば、自分だってこの関係を、マスターを、大事にしてきたのだと主張したくなる。護られた100年ではない、二人で手を繋いで(物理的にそうしたことは殆どないが)生きてきたのだと主張する。このくらいなら、これまでの定期診断でも言って来たことだ。別に問題はあるまい。]
(137) 2019/10/10(Thu) 22時半頃
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[どうやら土産は気に入って貰えたようだ。直前の精神状態が反映された酷いつくりになっていなくて良かったと安堵する。
それよりも、彼は男の料理習慣の方に強めに反応した。>>59]
……? まあ100年以上生きてるんでね……俺もこっち来たばかりの時はレシピ見ながら基本的な豆のスープとかばかりつくってましたよ。 元々手作業が好きなんで、向いてるっていうのもあるのかもしれません。
[どうやら彼の眷属は料理をしないらしい。 向き不向きがある、と言外にフォローを入れておく。「彼女」が料理に適性がなければ主に期待されて出来なかった時点できっとひどく落ち込むだろうから。眷属にとって依存症の進行度はどうあれ主の「評価」は他者からのそれの何倍も重要なのだ。]
(138) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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俺は料理をつくるのが好きで、主はその俺の趣味を尊重してくれているだけですよ。
カレーですね、鶏肉漬け込んであるんで昼までには出来ますよ。 材料なかったらいけないんで持ってきてます。バターだけ貰いますね。
[保冷バッグに入れているのはヨーグルトとはちみつに漬けてある鶏肉のジッパーバッグ、それと生クリームの少量パックだ。パプリカやトマト缶やニンニクは常温で持参している。 冷蔵庫の場所を聞いて冷蔵だけ入れてしまうと離席を詫びて家主の元に戻った。]
(139) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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……もう「診断」は始まってます?
[>>60茶化したように一拍おく。 思い出しても平静を保っていられるように、心を武装しておく必要があった。
「帰ったら話がしたい」>>122なんて、まるで離婚を決意した妻が言うような台詞には、頷くことで精いっぱいだった。実際には書類上で何の繋がりもない自分たちは彼がただ「出ていく」とか「他の眷属と暮らす」とか言うだけで簡単に終わってしまうのだけれど。]
俺の工房は元々俺のものじゃなくて、師匠とその息子のものだったんですけど、立て続けに死んでしまいましてね、師匠に死に際「生き返ってくるからそれまで工房を頼む」って言われてしまって。 嗚呼こりゃ長生きしねぇとなって、眷属にしてくださいってクチキ先生に自分を売り込んだのがきっかけですね。 何か月くらいかなー、結構ねばって、最終的に折れてくれてから100年ちょっとです。
長生きしたい理由があった、長生きさせられないかもしれないって彼は言いましたけど、御覧の通りですよ。俺の目に狂いはなかった。
(140) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 23時頃
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[受け取った紙に書かれた文字は、男の風貌からは想像もつかない程整っている。 幼少時より書道も習っていた。書く時に動揺で腺がぶれるようなヘマはしない。
朽木、の横には葉のついていない木の絵を。 その上にペンを寝かせて空を描き、「青」と記した。]
朽ちた木という寂しい感じのファミリーネームだけど、「青」はその上に広がる空の色です。綺麗なイメージでしょう? 因みに俺の「佐倉」は音だけで言うと花の「桜」と一緒で、ソウスケの「ソウ」も「アオ」って同じ色を指します。「スケ」は、助けるって意味ですね。
(141) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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――こんな風に、彼の居る景色に俺がいるのが当たり前の時間を過ごしてきました。 彼は自分が主人だと偉そうに眷属を管理したがるタイプじゃないんで、所謂「主人と眷属」の関係とはちょっと違った形に見えるかもしれませんね。
あんまり声を荒げて怒ったりとかゲラゲラ笑ったりしない、穏やかな人ですよ。 デフォルト無表情だから初めての人を怖がらせることもあるけど、好奇心が強くて、犬好きで出不精の癖に散歩だけは欠かさないし、あーあと絆されやすくて……でも譲れないって思ったことに関してはかなり頑固ですね。
まあなんつーか。……すっげぇ可愛いです。
(142) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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……。
はは、惚気ちゃったなー。
ささ、先生の方は?"ヒロイン"とのなれそめを聞かせてくださいよ。 カレーはつくるのすぐなんで。
[あまり思い出すとボロが出るかもしれない。 ある程度で切り上げて、今度は作家に喋らせようと拳をマイクにして向けた。*]
(143) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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―― 白い少年と ――
大丈夫だよ。これだけでも十分。 今日の記念にどこかに飾らせてもらおう。
[首を横に振り、>>114土産に礼を言った。
書の頁を捲り、あるいは遺跡をたどり、 皮が厚くなった手のひらで 若々しい繊細な手と握手してから
彼の心情を知るはずもなく、 たどたどしい口調に笑ってみせる。>>117 若い眷族か、それとも擦れていないか、 どちらにせよ初々しい。]
(144) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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ありがとう。 言葉遣い、無理はしなくて良いよ。 僕は歳の離れた友と思って話すから、 君も好きなスタイルで話してくれればいい。
[――”あえて”ならばそれ以上止めることはなく、>>117 オーダーを受け取れば「わかった」と答え、 作りなれた紅茶にミルクと砂糖を混ぜ込み ケーキとともに客人に出した。
自分は習慣めいて珈琲を淹れ、フェルゼの前の席に座る。 だいぶ、と語る様子を見るに10年はこの姿のままだろう。 しかしこの様子から「遣い」は初めてか、と 相手の様子に思いを巡らせながら
当たり障りのない会話の最中、 ぽっと表れた指摘に一口珈琲を啜る。]
(145) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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いい運動になったなら、何より。 10年単位で生きていると 久しぶりに歩いた道の変化に驚くね。
ああ、そうだ。 妻がクラリッサ。娘がミルフィ。 基本的に僕がカメラマンだ。 二人とも愛らしいだろう?
おや、そこに気づくのは、名探偵の素質があるな。
[茶化して肩をすくめてから、吸血鬼教授は微笑んだ。]
(146) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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