151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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[クラリッサが話すのを聞いて>>97 なんだか自分も今日はらしくなく色んな人と話してるな、と思った これが、艦を降りる直前故の心境から来るものなのかもしれない]
…それでもクラリッサは一人で歩いていける強さが、欲しいですか? さっき歌っていたのはそういう意思が込められていたと思うのですが
[昼頃歌っていた>>0:1sleeping beautyの話を持ち出した]
人と人とのつながりを大事に思うことと 一人で歩いていく意思を尊ぶことは矛盾しないのですか?
(99) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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……あ。そうだったわ。 マドカの持ってきてくれたケーキ、食べる?
[紅茶は飲み頃になった。ティーパックを捨てようと、小皿代わりのシャーレを机の上に出して、ケーキのことを思い出した]
ちょっと小さくなっちゃうけど、三等分するわね。
[ナイフの代わりはもちろんメスである。ちゃんと煮沸消毒してあるから大丈夫だとはいえ、一般人は生理的にどうなのか。 ケーキを切り分け、蒸発皿に乗せる。そこで、片付けてあるマシュマロのことを思い出した]
……ぁ。
[小さく呟く。マシュマロがあると言ったのに、今机の上に出ているのはマシュマロもどきだ。あれじゃない。どうしよう。 しかしこのタイミングで出すのもどうなのか。悩む]
(100) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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あたし、長く気づいていなかったよ。ごめんね。
[噂で聞いた気持ちを伝えるのが遅いか早いかで違いがないという話。 どこで聞いたか誰が言ったかはうっかり間違って進めてしまっていた。>>95
ここまで恋心を友人が持っていた(勘違い)と気づかなかったことに、 申し訳なさを感じて謝る。 転校の話に長く気づかなかったのもまたそうであったが。 ぼうっとしていてビーカーの紅茶に口を付けると唇を火傷しかけた]
プロポーズはオオゴトだもんね、あたしもビックリしたよ。
[ケイイチはどう思ってるの?なんて合間に聞いてみたり]
(101) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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孤独と一人は違うわ
[きっぱりと言い切る]
そうね、貴方たちと知り合う前は孤独でも歩いていけると思ってたかもしれない 現に、一年の時に学科の子とトラブルを起こしているしね 私は歌と一緒に演奏できる物、独りでも歌を歌えるようにと思っていたんだけど その子は違ってて、楽器こそ至上、みたいな考えだったのかも それでトラブルにね
[と、話が逸れてしまった。その話はおいといて、と付け加えて]
一人で歩く強さというのはね、心に支えがあるからこそなのよ あの歌の眠り姫も、思い出を胸にしているもの
(102) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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そうだね、食べよ食べよ。紅茶も飲み頃だ。
[ビーカーの紅茶をふーふー冷ましながらシャーレにパックを置く。 シャーレにメス、蒸発皿。雰囲気はケーキの解剖実験だ。 メスでの切り分けは初めて見たときは驚いたが、もうすっかり慣れたらしい。
3等分されたケーキを摘んで食べようとして小さな声に気づく]
どうしたの?
[少女は何も知らないので首を傾げていた]
(103) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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マドカは悪くないわ。私が言わなかったんだから。
[マドカから謝罪されてしまい>>101、首を横に振る。 転校のことをきちんと話したのは、クラリッサとアオイ、あとはついさっき友達になったばかりのモニカくらいだ。 特に卒業していく年上の友人たちには、どっちみちお互い艦にいないのだから、ときちんと伝えていなかった。連絡を取る分には困らないのだし。 ……ともちろん転校の話を念頭に置いて話しているわけだが、これが恋心と解されていると知った日には、「そんなこと気づかれてたまるもんですか恥ずかしい」である]
……! ううん。なんでもないの。
[蒸発皿に乗せたケーキを差し出せば、漏れた声をマドカに聞きとがめられ>>103、慌てて首を横に振る。 片付けてあるマシュマロは、あとでお土産としてケイイチに渡そう。なにしろあれは、チョコレート入りでカロリーが高そうなのだ。 ごまかすようにケーキを摘んで口に運んだ]
うん、美味しい。
(104) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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孤独と、一人は違う、のですね
[物理的に一人でいても、心の中で繋がっていればそれが糧になる、と言う事とクラリッサの話>>102を解釈した]
…クラリッサにとって、クリスはやっぱり親友なのですね クラリッサはクリスがいるからいつでも強く見える、のだとアオイは思いました
[ちびり、とまた水を飲む]
良いですね、親友って アオイは二人が羨ましいです
[今までそんな事思ったこともないのに、クラリッサに"羨ましい"と零した そんな相手を自分は作れただろうか…この船で クリスが一番親しいとは思うが、何というか…友達というよりはやはり一番親しい先輩、の枠からはやはり抜けないような気がするのだった ]
(105) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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― 学術区 ―
お……っと、…
[少しぼんやりと歩いていたものだから、人より小さな影に気付くのが少し遅れた。 肩の鳥が、クエッと鳴く。 それで漸く辺りを見て、揺れる三毛の尻尾に気がついた>>67]
アーサーじゃないか!Hi,
[目指してというほどではないが、探していたうちの一人だ。 常よりは気だるい動きの猫に、いつものように屈んで少し視線を下げた。肩に留まった鳥が、落ちつかなげに羽ばたきをする]
(106) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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ああ、いや…。うん。 何を目当てというわけでもないんだけど、
[歯切れ悪く、そんなことを言った。 何から言えばいいだろうかと考える風で、猫へと目を眇める]
ちょうど、誰か居ないかと思ってたとこ。 その…、どうしてるかなーって思ってさ。 ああ、座るかい?
[猫の視線が傍らへと向けば、同じく通路の脇へと向かう。 ベンチはそこにはなかったから、芝生の上に座り込む。 ふかふかとして、これはこれで悪くない座り心地だ]
(107) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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アーサーは卒論…、…終わったよね。 荷物は片付けているかい? 卒業までもう日がないし、片付けないと間に合わないもんなあ。
[はは。と、笑って話すも言葉にはどこか力がない。 何かを迷うようにして世間話をして、息をついた]
あー…、…いや、いいや。 ああ、なんでもなく……もない。
[暫く躊躇うようにして、もごもごとした。 やがて額を手で押さえて、猫へ視線を向けて俯く。 内緒話の格好で苦笑を向けた]
(108) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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[もっとも今回のメール内容は雑事の押し付けではなく出欠の再確認だった。
ちゃんと卒業できるかの確認をつきつけられている、そんな気がしてくる。
出席と返信しようとして、ふと手が、止まる]
………。
[気難しい表情をして歩みを早める。 進む道を今更迷い始めたわけではなく、ましてや後悔などあるはずもなく。 ただ自分には他者と比べて何かが足りない気がした]
(109) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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[では足りないのは何か。
ぐるりと学術区を一周してみても答えは見つからない。
もう帰って寝ようかと思いかけたその時、 木々の影でじっとしている猫――もといアーサーの姿を見とめた。>>67]
……なんだ。ちょっと前ぶりじゃん。 そんなとこで寝てると……風邪ひくよ?
[猫のかかる風邪がどんなものかは知らないが。 そっけなく告げると前触れもなく隣に座りこんだ**]
(110) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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…ってこと。これ、あまり格好のつく話じゃないからあんまり人には言わないでおいてくれよ。特に女の子には。 せっかくミルフィが打ち上げパーティの用意をしててくれてるのに、妙な心配掛けたくもないしさ。
[と、口にするのは学科の卒業打ち上げパーティの話だ。 ミルフィが雑事を買って出てくれてくれたのは記憶に新しい>>85]
と、いうわけで、部屋に戻るわ。 ちゃちゃっと片付けてしまわないと、遊べなくて困るし!
[下へ向けていた姿勢を崩して立ち上がる。 ううんと一度伸びをすると、肩の鳥もばたばたと羽を伸ばした]
(111) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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あ…っと、そうそう。 煮干は今日はないんだけど、これ。
[去り際に笑みを見せ、懐から取り出した茶色の欠片を掌の上に載せてアーサーの鼻先に近づけた。 先に食堂で一緒になった生徒たちがつまんでいた「タコヤキ」に添えられていた「カツオブシ」だ。 わざわざ失敬してあったそれを差し出し、どうかなと楽しげに首を傾げて]
気に入るかなと思ったんだけど。 …、あれ?もしかして煮干は気に入らなかったかい? Hummm,難しいものだなあ。
[どこまで本気か、真顔で軽く眉を寄せ。 やがて手を振り、自室へと向けブラブラと歩いて*いく*]
(112) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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クリスマスは、そして紅茶を口に運ぶ。飲んでる間は話せないしね!**
2015/03/05(Thu) 01時半頃
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しんっ……!
[水を飲んでいなくて良かった、飲んでいたら間違いなくむせる所だった いや、その、卒業シーズンでちょっと離れがたいと思ってしまったのは事実だけど、それが親友かどうかと言われると微妙な所なのかも知れないし、でも何だかんだ言って気の置けない友人に見ていて、つまりそれが親友って事他ならないのかどうか]
……そう、そうね。親友よ、彼女は その、今日一日に起こった出来事で、心の奥底で彼女に対してそう思っていたのが引っ張り上げられたような感じ、だけど
[……認めた。本人にはちょっと恥ずかしくて言えない、なんて頬をかきながら話す そうしていると私の頼んだパンケーキセットが届いた アオイの注文したものはまだ届かないので、少し待つことにする]
羨ましい? ……そうね、私も友人作りが上手い方ではないから、いい事は言えないけど 今居る友人を、大事にすれば良いと思うわ
(113) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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今いる友人を、大事にする…>>113
[クリス、クラリッサ、アーサー、トレイル 、…今日知り合ったばかりだがケイイチやフィリップ、…後はやはり今日会った中で印象深いのはマドカ、だろうか しかし今日だけで何と知り合いの増えたことか 一朝一夕に親友などは作れるはずもないだろう。クラリッサとクリスだって自分の知らない時間を経て親友になったのだろうし]
先に食べていいですよ、クラリッサ アオイのはもう少し時間がかかります、その間に冷めてしまいます
[待ってくれるのは嬉しい、と思うが申し訳ないとも思う]
(114) 2015/03/05(Thu) 02時頃
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ううん、言いにくいもんだよね。
[恋心を伝えてもらったら手助けも出来たろうけど難しいよねと一人納得。 女性誌にも多分秘められた恋心のコーナーくらいはあるだろう。 まだ恋をした事がなくても想いを言うハードルの高さは理解しているつもりだ。
少女が”気づかれてたまるもんですか恥ずかしい”になる心境を知らなかったため ナチュラルにズレが戻らなかったのは余談]
そう?なんかあったらクリスも相談してよ。 話しにくかったらゆっくり聞くし。
[少し心配そうにクリスを見たが、ケーキの感想を聞けば頬を綻ばせた。 イチジクの美味しさを分かってくれる人は良い人だ]
あ、もうこんな時間。あたしそろそろ行くね。 お二人はごゆっくり!
[ケーキを食べ終わると腕の端末を見て席を立つ。 にっこりと満面の笑みで二人に手を振って、理科室をあとにするだろう**]
(115) 2015/03/05(Thu) 02時頃
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[初対面でいきなりクロフォード教諭の名前を尋ねてきたマドカ …明るい彼女だ、きっともう親友もいるだろうし、自分なんかにはいきなり親友にはなれそうにはないだろう
何故あの約束をしてしまったのか…果たせるのだろうか でも、果たせなかったらきっと…後悔する、のだろう そんな考えが頭の中を巡りつつクラリッサと今度はたわいのない話をするのかもしれない
しばらくして来たお好み焼きにクラリッサはどんな反応をしただろうか だが半分考え事をした頭でいたためかいつもよりお好み焼きは美味しく*感じられなかった*]
(116) 2015/03/05(Thu) 02時頃
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今すぐ食べないと死んでしまう、なんてことはないから大丈夫よ 待ちたいから待っている、じゃダメかしら
[折角アオイと一緒に食事の席を囲んでいるんだから、一緒に食べたい、なんて思っている
それにしても、今日一日だけで随分心境が変わるものだと自分でも思った これも、卒業シーズンが成せる技、と言うのだろうか]
そういえば。アオイさんは、何を頼んだの?
[別に食べたいとは思っていないが、何となく、聞いてみたくなった まぁ、待ってればすぐ来るのだろうけど 軽く質問をしながら、料理が到着するのを待った**]
(117) 2015/03/05(Thu) 02時頃
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[2人の話を大人しく耳にしながら、クリスをじっと見ていた。 そんな風に想いを秘めていたとは思わなかったが、遅いか早いかの違い、と言うのは案外的を得ていなかったのかもしれない。 目の前の彼女は、その想いを秘めたまま自分の卒業を見送り、学生時代の甘酸っぱい思い出にするつもりだったのかもしれない。 (もっとも、全て勘違いである。)[
そうだな。 別にもっと早く(想いを)伝えてくれても構わなかっただろうに…。 思い出にしてしまうには、寂しすぎないか…?
[とは言え、あの状況が特殊だった。 シチュエーションが異なれば、自分が誰かと付き合い、ましてや結婚だなんて事を考えもしなかった。]
もっとも、プロポーズのきっかけは事故のようなものだったがな。 迷惑だったか…?
[彼女は想いを秘めたまま卒業するつもりだったのだから。(勘違い)]
(118) 2015/03/05(Thu) 08時半頃
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[ケーキや紅茶には軽く頷きで肯定して、紅茶を手に持ちながら考え込む。 たまに軽く口に運べば、マドカからどう思っているのかと聞かれて少し考える。 そう言えば、自分からその恋愛感情をクリスに伝えた事はなかったかもしれない。]
そうだな……。
[一言、そう口にして考え込む。]
そういう所も好ましいと思っている。
[その好ましいという感情に恋愛的なものが含まれているのかは、自分でも少しわからなくなっているのも本当の話だ。 そんな相手として考えた事のない相手とそういう関係になったのだから、頭の中の混乱は酷いものだった。 誤魔化すように、紅茶に再び口をつけた。]
(119) 2015/03/05(Thu) 08時半頃
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[紅茶の入ったビーカーから目がそらせない。ビーカーを凝視していても、ケイイチがこちらをじっと見ている>>118ことはわかる。今ケイイチとうっかり目があったりなんかしたら、冥界の門が開く(意味不明)]
だ、だって、(みんな)卒業していくのに。 こんなこと(転校)でわずらわされるのも、迷惑じゃないかと思ったし……。
[卒業が危うい友人もいる。たとえば目の前のマドカだとか。そんな時に、転校するとか余計な情報を与えるのもわずらわしいだけかもしれない。友人たちには、卒業に向けての準備に専念してもらいたい。 そう思うと言いにくかったということもある。マドカの言葉>>115に頷いた。勘違いなのに完全に会話が成立しているのが怖い]
迷惑だなんて、そんなことはないわ。
[プロポーズについてケイイチに聞かれると、首を横に振る。そこまで想ってもらっている(勘違い)ことを、ありがたく思いこそすれ、迷惑に思うわけがない]
(120) 2015/03/05(Thu) 12時半頃
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…………!!
[落ち着こうと紅茶を口につけた時、さらっと告げられた言葉>>119に、むせそうになった。 そういうところ「も」って! 「も」ってなんだ! どれだけ想われているんだ(勘違い)! 誤魔化すようにマドカの方に顔を向ける]
マドカは、私の相談に乗ってる場合なんかじゃ、ないでしょう? 卒業の危機なんじゃないのかしら。
[心配そうな顔をされた>>115が、こちらにしてみればマドカの進路の方がよっぽど心配だ。 ケーキを食べ終えて席を立つマドカを気遣わしげに見上げて]
何かあったら、本当に連絡するのよ。 なんだかおかしな警告メール>>#0も来ていたし。
(121) 2015/03/05(Thu) 13時頃
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マドカの卒業は私が守る! ……なんて言えないけど、私にできることがあれば、力になるわ。 いつでも相談して頂戴。
[そう言って、理科室を後にするマドカを見送った。 部屋の中は、ケイイチと二人きり]
……ええと。
[呼んだのは自分。サシで話がしたかった。 ケイイチと理科室で二人になるのは、別に珍しいことでもない。 ケイイチには今までにも何度か、胃薬や、胃薬や、胃薬を提供していたのだから。 そのこともあって、二人で話ができる上に落ち着いていられる格好の場所だと思ったのだが、なんだか勝手が違う。落ち着かない。今までの会話の流れのせいだろうと自分を納得させるが、それだけではないかもしれない]
そうだわ。マシュマロがあるって言ったわよね。 それじゃないの、こっち。 そっちは、私の作った試作品だから……。
[とりあえず無難な話題から入ろうと、片付けてあったマシュマロを取り出す。 机の上に出してあった自作の菓子類は片付けよう。マシュマロはかぶってるし、他の2種類はあまりおなかの足しにはならない]
(122) 2015/03/05(Thu) 13時頃
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……それで、その。わざわざ来てもらったのは、これからのこと、ちゃんと相談しておかないといけないと思って。 私ね、転校することになっているのよ。もっと薬学が専門的に学べる艦から移動を打診されているの。 ここに残っても、ケーイチは卒業なんだから、同じことだけど、その、少なくとも一年間、遠距離……に、なるわ。
[遠距離恋愛という言い方はどうにも恥ずかしくて言えるかー! な心境である。こちらにはケイイチのようなストレートな物言いは、とてもできない]
その、メールとか、音声通信とか、まめにすると思うのだけど。 ……いいかしら?
[「できるだけまめに連絡するから、こちらが卒業までの一年間、遠距離でも構わないだろうか」という意味なのだが、「まめに連絡しちゃうけど、ケイイチは迷惑じゃない? うっとうしくない?」という意味にも取れることにはもちろん気づいていない**]
(123) 2015/03/05(Thu) 13時半頃
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― 学術区、フィリップと ―
どこからどう見ても大丈夫ではなさそうだが
[フィリップの隣に座り込み、同じ高さに座れば自然と見上げる格好となる。のぞき込めば、もし彼が焦りを隠そうとしていたとしても、それはわかってしまうことだろう]
俺のはね、一度提出して ……うん、また新たなデータが入ったから少し訂正したところだ
荷物は特にないがね
[この身体にそう多くのものは必要ない。 身辺整理はしなくてはならないが。 実際移行作業にうつれば周囲のことは何もわからなくなる]
(124) 2015/03/05(Thu) 14時頃
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[続けられた内緒話には、こちらも耳をそばだてて。きっとフィリップは身を縮めただろうから、此方は伸び上がるようにして聞いていた]
ふぅむ、それは……
[ピンク色の鼻をひくつかせて、考え込むそぶり。 さて、自分に出来る事はなんだろうか、と]
(125) 2015/03/05(Thu) 14時頃
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しかしなんだってこんな…
ああいや、君は悪くないよ きっとあの教師のせいだろう
[そう言って、立ち上がったフィリップを見上げた。 ミルフィには内緒に、と言われれば頷く。 女性に弱みをさらすのは難しいことだ。 よくわかる、ともう一度頷いた]
(126) 2015/03/05(Thu) 14時半頃
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[やがて上から、フィリップの手がおりてくる。 何か良い匂いのするものをのせて]
だから俺は猫ではないと…
[鼻がむずむずする。 茶色いものが目に入った瞬間、くしゅん、とひとつくしゃみをした。 カツオブシというものはふわりと舞い上がり―― 思わず口を開きおいかけた、アーサーの口元に舞い降りた]
……悪くないが、猫扱いはするな でないとさっきの話は、な
[少しだけ悪い顔で笑って、アーサーはフィリップを見送った**]
(127) 2015/03/05(Thu) 14時半頃
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[フィリップを見送り、アーサーは再び香箱を組んで、欠伸をした。 猫が冬眠などするわけもないが、なんだかやけに眠たい。 コールドスリープに入る時もこんな感じだろうか、と考えていると]
……む、さっきぶりだな 安心しろ、俺は風邪をひかん と、思う
[さっきフィリップが座っていた場所に座ったミルフィを見上げる]
なんだ ……君も何か、悩み事でも?
[そう、首を*傾げた*]
(128) 2015/03/05(Thu) 18時頃
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