122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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/* 接触誘導………?(ぐぐった。わからなかった。
うーん、知己にさせていただきます。とくに細かくは決めていないのでノリで。
ヒステリックしちゃいますけど広い心で許して下さいね…(>_<)
そうですね。村共有同士でも遠慮なく行きましょう。
お茶をありがたくいただき、啜る。…おちつきますねぇ
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そりゃそうなんだけどさ……ちょっと待ってて、また俺の友達が……イアン! こんな時間なのに、皆出歩きすぎじゃ……ていうかお前、寮に帰ったんじゃないの?
[暗くて、遠くて、よくわからない。 それでも、違和感だけは感じる。 あの明るい親友が、あんな風にぼんやりした足取りでこちらにも気付いた様子がないだなんて。 それでも、警戒せずに小走りに駆け寄る。]
なぁ、どうし……
…………っ!?
[鋏?]
(110) 2014/05/15(Thu) 16時頃
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― 幕間・10年前 ―
[教団の関係者から相談を受けた件があった。 曰く、異世界から来た黄泉の重戦車《ハーデス・ジャガーノート》が手に負えないのだと。
宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫の排除の筈が。 いつの間にか宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫を守っているD.E.A.T.Hの一員。
結果として闇巫女ヨーランダは彼を助けたのだった。 そして、彼らが異世界へ去って行く間際に。 当時10歳ほどの黒髪の少女に、守りの護符と称してアクセサリーを一つ渡していた。]
(111) 2014/05/15(Thu) 16時頃
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[偶発接続《ランダムアクセス》されたその者の声には覚えがあり]
ケルベロス…貴方、今ホリーと一緒にいるんですか…?
貴方が今、この世界で意識を保っているということは…雄因子の者がそこに…
[呆然とした声を漏らした後、]
貴方がいながら、何をしているんですか!?
直ぐに二人を離れさせ…否、私がそちらに向かう!場所を教えなさい!
[相手へと放った言葉は精神接続≪マインドアクセス≫ということもあり、かなり余裕がなかった]
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瑠璃神聖十字架《ラピスラズリ・セイント・クルス》
[銀細工をベースにふんだんに瑠璃が使われたそれを手渡した。 いつか、助けになれば良いとそんな事を思って。
“J”や“C”に渡した武器と同様に自身の意志でいつでも取り出せるそれの存在。 それをあの時の少女はまだ覚えているだろうか。]
(112) 2014/05/15(Thu) 16時頃
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えっ……
[振り返った親友の表情には、何もなく。 ぞわりと背筋が粟立つのと、隙の少ない動作で鋏が振り上げられるのは、同時。]
…………っ、ぁ…!
[咄嗟に振り上げた腕が、熱い。 驚愕に目を見開き、数歩後ずさりながらも]
(113) 2014/05/15(Thu) 16時半頃
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――――手を出すな、ケルベロス!!!
[真っ先に上げた声は、恐らく牙を剥くであろう獣への牽制。]
(114) 2014/05/15(Thu) 16時半頃
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……お友達が多いことで。
[苦笑のなかに、幾らかの羨望も紛れていたかもしれない。
――そして、力を感じない一般人そのものだったから、無警戒で。
事態に気付いたのは、小さな悲鳴のあと]
……ちょっと……!?
[――腰を浮かせたが、動く機会を逸した。 手を出すなというのは、名を呼んだ対象だけではあるまい。
状況もわからない。一般人に思えるが――、どうなっている。 友人同士の喧嘩というだけなら、問答無用で消すわけにもいかない]
(115) 2014/05/15(Thu) 16時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/05/15(Thu) 16時半頃
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イアン……イアン! くそっ、どうなってんだよ!!
ホリー、イアンの…俺の友達の様子がおかしい! 何か探れない!?
[距離は取りながらも、冷や汗が伝う。 駄犬には手を出すなとは言ったが、それは彼女も同様だ。 だって、彼は親友なのだから。]
これも、あいつの仕業なの……!?
(116) 2014/05/15(Thu) 16時半頃
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……探るって……細かい術は苦手なのよ!
[――消し飛ばすだけなら、簡単なのだが。 敵は抹消するのが、D.E.A.T.Hのやり方なのだから]
誰の仕業かなんて、知らないけど! ともかく――魔法式展開≪ファンクション・オープン≫!
構成材質確認――急速崩壊≪ラスティ・アワー≫!!
[ベネットの友人――イアンというらしい――の前面、床材を朽ちさせる。 店には大変申し訳ないけれども、幾らかの足止めくらいにはなるだろう。]
(117) 2014/05/15(Thu) 16時半頃
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じゃあ無理言わない!
[崩れる床に足を取られるのを視ながら、奥歯を噛み締める。 明らかにおかしな様子。表情のない虚ろな目。
ゲームならば、操られている、というのが定石だ。 そんな不確かな憶測でも、今の状況ならば少しは信憑性はあるだろう。 ならば]
イアン、俺は、君を傷つけない。
(118) 2014/05/15(Thu) 17時頃
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俺にその力があるというのなら、示せ。 生命の書《アカシック・レコード》!
[開いた本。 ゆっくりと現れるのは、細身の白銀の剣。
柄を掴み、一度振り払って]
……ぁ
[忘れてた。 目の前の相手は、文武両道《中学時代剣道部主将》。 よく考えたら身体能力じゃ一切敵わない。]
(119) 2014/05/15(Thu) 17時頃
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[―――――だから何だ]
[それでも、自分がやらなければいけない。 普段敵わない相手だからなんて、言ってられない。
目の前の親友を、救うのだから。]
(120) 2014/05/15(Thu) 17時頃
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ぅぁぁぁぁあああああああああああああっ!!!!!
[大きく踏み込み、細剣を突き出す。
斬るのは、親友ではない。 彼の心を巣食う、その裏にいる者。 呪縛を断ち切り、悪意の先を―――絶つ!!]
(121) 2014/05/15(Thu) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/15(Thu) 17時頃
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はぁ……はぁ……っ
[ぺたりと膝を付き、荒く息を吐く。 倒れた親友の様子を窺えば、とりあえずは安静しておいた方がよさそうな気はした。]
ぁ、ありがとう。ホリー。 君が隙を作ってくれたからどうにかなったよ。
[顔を上げ、ふにゃりとした笑みを見せる。 ちょっと悲惨な事になってしまった床は、どうしようもないので心の中だけで店主に謝る。]
(122) 2014/05/15(Thu) 17時頃
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……どういたしまして。
[一応は頷いたものの、内心は複雑である。 たかだか一般人相手の対処に困るとは、D.E.A.T.Hの名が泣く]
あなたもやるときはやるのね、ベネット。
[遠回しに、賞賛を伝える。 ベネットの力がなければ、結局、自分では殺すことしか出来なかっただろう]
(123) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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……腕は?
[大丈夫かと、視線で問う。 見たところ、大したものではないようだけど]
(124) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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俺はそんな……ただ、こいつ救いたくて、それで、こいつにこんな事やらせた奴が許せなくて…… ただ、それだけだよ。
[きっと、その想いに本が力を貸してくれただけ。 傷つけたくない一心で振るった剣が、見事に望みの通りにいってくれたのだから。]
ほんと、うまくいってよかった。
(125) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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……ん?あぁ、ちょっと痛むけど……
…………ごめん、やっぱすごい痛いや。
[先ほどは無我夢中でつい思考の端に追いやられていたが、改めて意識するとかなり痛い。 制服のシャツも其処だけ真っ赤に染まって、恐らくこれはもう着れないだろう。]
(126) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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私は主の敵を屠る殺戮人形《キリング・ドール》 食事作法は初期設定《プリインストール》されていません。
[>>30 ホリーからの厭味には 実に機械的な答えが返るだろう]
(127) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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[ひとまず、目的である警告は果たした。 主は間もなく引くだろう。 付き従う人形も、撤退及び干渉断絶《シャット・ダウン》解除の 準備を始めたところで……――]
――……断絶空間一部破損。 損傷率10% 侵入者を確認。
[>>40 干渉を断絶し作り上げていた結界が破られた。 物理的な壁ごと、だ。 人形はすぐに空間の修繕を図るため、 即座に一般人≪力無き者≫が事態に気付く事は無いが]
(128) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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……冥府の番犬。 武力は有するも、知力は極少。 記憶完了。
[>>54 犬に向ける視線がどこか 普段よりも冷たいのはおそらく気のせいだ]
J。 侵入者が来る。
[彼女は自らが管理する空間が 何か《影》と接続された事。 そこから侵入者が1名来る事を主に伝えた。 >>58 そして姿を認めれば戦闘モードに 移るべきか状況観測をするが、 >>69 主からの命によりそれを中断する]
(129) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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――……ベネット・クロス。 貴方がJの望むべく、道を誤ることの無いよう、私は願う。
[彼の存在はとても危うい。 それは彼女のデータも指し示している。 だから去り際に、主に倣い彼女も警告をした]
[そして主と共に立ち去ると同時、 《干渉断絶》を解除する。 すぐに店内には喧騒が戻る事だろう]
――……壁の破壊者はその女《侵入者》 補修は、張本人がすべき。
[そして喧騒が騒ぎに変わるまで、そう時間はかからない。 きっちり開けられた壁の穴を示し、 その犯人を告発して人形は姿を消した**]
(130) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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そのくらい大丈夫よ。別に、腕が千切れたわけでもなし。
[手術が要らなきゃ、軽傷――そのあたりは、戦闘職の認識である]
――……ほら、見せて。 あんまり得意じゃないけれど、やらないよりはいいでしょ。
[――細かいことは苦手、といったとおり。 翳した指輪から、魔方陣が生じるまでは幾分か時間がかかったけれど]
……自然治癒促進≪オート・リジェネレート≫。
[効果のほども、まあ、ないよりマシくらい。 上手くすれば、出血くらいは止まるだろうか?]
あとは、包帯でも巻いておけば……、そんなのないか。
(131) 2014/05/15(Thu) 17時半頃
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君と俺の認識には、遥かに差があるっていうのを考慮してね……?
[明らかに戦いなれている彼女と、一般市民の自分ではそこら辺の差はでかい。 とりあえず言われるがままに傷口を見せ――]
わぁ、すごい……ありがとう。大分よくなったよ。
[包帯なんてあるわけない。 もしかして…とちらりと本を見てみたが、やはり出てくるわけではない。 駄犬の口ぶりからして、恐らく本来なら出るのだろうが、其処まで使いこなせているわけではない、ということだろう。 先ほどの細剣の件は、火事場のなんとやらという奴に違いない。]
(132) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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別に……薄皮ができただけでしょ、こんなの。 きちんと治ったわけじゃないから、無茶な動かし方すると、傷開くからね。
[苦手なことで褒められれば、ちょっと嬉しい。 照れ隠しに、視線を他所に逸らせて――]
――あ。
[店内の注目が思い切り集まってることに、漸く気が付いた]
(133) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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それでも十分だよ。ありがとう。
[無茶な動かし方は……する嵌めにならなければいいな、とは思う。 なんとなく釣られるようにあたりを見回し――]
――あ……
[やべぇ]
(134) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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──街へ、移動しながら──
[Jへの通信と、もうひとつ。 これは少し考えたけれど。 携帯で、新規メールを選択。
『to:クロスくん from:アイリス
件名:青い髪の、荒っぽい男の人
本文:知り合い? 学園にいたんだけど。 クロスくんのこと探してるみたいだったよ。』
クラス替えのときにアドレス交換しておいてよかった。 情報を提供してしまったのは事実だし、警戒を促しておく。 送信アイコンの点滅の間、やけに気が急いた。]
(135) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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……ん?
[ポケットの中でちかちかと光るランプとアラーム。 さっと目を通してみれば、アイリスから。
――――すいません今返信返してる余裕ないです。]
(136) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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……言っとくけど、ベネット。 私、記憶操作とかそういうの、出来ないから。
[細かいことは苦手なのだ。大事なことなので何度でも]
(137) 2014/05/15(Thu) 18時頃
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