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ピスティオも今朝、ノアでもいいみたいな話、
してなかったっけか……
いや。ノアはモンドあたり占っちまった時に、
モンドがより疑われにくくならねえかなあ?
あとはまあ。
ノアがおれたちに人狼だっていった時に
「じゃあそこから試そう」みたいな話の切っ掛けに
なっちまうかもね、なんて……思わなくないか?
ホラ。流されて。
はー。頭動かすのって疲れる〜〜。
お水のみたい。
[頭に血がずっとのぼってる(
は〜〜〜〜〜〜〜と、またひとつ、*溜息のような声をあげた*]
あっそうだったっけ?
まって、まって。聞き逃してた。
だったら全然おっけー。
あ〜〜〜〜〜、そこか。
そこは確かにって思っちゃう、わね。
わざわざ占うかな、占うかもなあ。
流されて、は、ある。あるわね。
でもそこでモンドさんより先に処刑されるのって、
…なんかすっごく。すっっっごく、嫌だわ。
じゃあノアさんにする?
私は全然問題ないわ。 *
あとは――今日の献立だが。
パティは、そうだなあ。
モンドに花を持たせてやりたくねえなら、
どうなんだかなぁ……。 (
それに、守られちまったら。
「いる」ってことになるぜ、守護者が。
モンドはいまや暗中模索、
霊能者まで信じられなくなっちまって、
ずうっと守ってきたリンダも
いまや嘘つきだと疑ってるんだぜ?
……さて。
じゃあ、リンダは?
[ここまできたら、候補の一人がそこだ。]
うん?ああ、ノアかあ。
先にノアでもいいけどさ、
どっちにしろモンドさんも引き渡さないとダメだろ?
あとでも絶対にモンドさんを引き渡せるなら……殺せるなら、今日じゃなくてもいっスよ。
俺っちが今、一番殺したいのは「あの」パティだけど。
でもパティはなあ、モンドさんが守るんじゃないかなあ。
ま、食事はみんなに任せるけどさ。
リンダ食べちゃったら、ロイエは殺されちゃわないかい?
大丈夫?
そこさえ平気なら、任せるよ。**
うん。ノアとモンド、
どっちを先に引き渡そうかって話だな。
なんだい、どっちかってえと、
ピスティオの腹はモンド気分のままか?
あわせるような事いってたから、
そこ二人はどっちからでも同じかと思ってたが
おまえの腹具合によっちゃあ、モンドでもいいぜ。
[好きにするのがいいさ。といつものように付け加えた。
ロイエは殺されちゃわないかい?その質問には]
いいや? 危ないんじゃあないか?
リンダを食ったら、ロイエは。
より取り見取りの人間も、結社と一緒に食ってると
あっという間に減っていくじゃあないか。
ただ、食うのが目的なら、
機会を作ってやらなくていいのか?
なあんて思うじゃねえか。
[面白がっているような声音だ。]
……さて。じゃあ……
ピスティオに乳歯が生えた祝いに、
モンドを紙にかいて、
パティを食うことにでもするか?
それはそれで、おれはいいぜ。
[やりたいこと。
本当にやりたいこと……
リンダを食べること。]
[――本当に?]
[――なぜ今まで食べなかったの?]
……。
恐れながら申し上げます。
今、お嬢様を消しても、事態は好転しないでしょう。
なによりも――
やりたいことがございます。
お嬢様に対して……。
どうか、まだ……お嬢様だけは。
……この人だけは、ってかい?
…… あっははははは!
人間みてえな事いうんだな、ロイエ?
[くつくつ笑った。夫婦連れの旅人なんかもいたっけな。]
……わかった。 やりたい事があるなら。
別に今お嬢様を食う必要がないってコトも、
おれは頷くし。
いい返事が聞けてよかった。
【人】 掃除夫 ラルフ[モンドとスージーのやり取りを、じっと聞いていた。 (238) 2018/08/01(Wed) 21時半頃 |
【人】 掃除夫 ラルフ>>236 (239) 2018/08/01(Wed) 21時半頃 |
[ここまで然して口に出していないとおり。
ルパートはベッキーを食われないことを第一としない。
当然彼女が生きていることはルパートにとって有益で、相応に可愛がっていて、相応に大事だ。
けれど、彼自身は自分の全てを捧げてベッキーを守るつもりがない。
そうであれば、とっくに人狼だと名乗りでている。
大切な物を持つということは、
一つの強さだが、一つの弱みだ。]
[ 「諦めてるみたいだけど」 (
……どうでもよかった。
なんだっていいのだ。
だからアレコレ思い付くまま話してみても「好きにしろ」と付け加えた。他の三人が生き延びることを目的としているから、会話をしているに過ぎない。それはただの性分で、自分が生きたいためではない。
けれどスージーには"諦め"は否定はしておいただろう。
その実、ルパートの生き残り外に出たいという欲など、恐らくはこの四人の中で最も低く、彼はといえば、]
[己が人生と、心中がしたいのである。]
[諦めと近い。いや、近いだけでその実違う。
"諦めているよりタチが悪い。"
この短い心中までの時間を、どれだけ豊かに過ごすかに注力され、ルパートにとっての豊かさとは、必ずしも、『やさしい事』ではない。
この思想に向かう者は、あとの事を気にしない。
だから冷酷になれて、薄情になれる。
約束を破る事におそらくは躊躇いがなく、誰かに嘘をつくことに一切の振り返りが無い。
死の後に情など残して、なんの役に立とうか?]
[ だから―――
リンダを連れて慌てて部屋に向かったロイエを
おもしろそうに見遣るのだ。 ]
【人】 掃除夫 ラルフ[>>253>>254>>255モンドの3枚のメモを受け取る。 (266) 2018/08/01(Wed) 22時半頃 |
[ルパートのこれまでは充実していた。
現在までの暮らしに少しの悔いもなかった。]
[若いころ妻と出会った。
既に彼女には子供がいた。最初は人間として暮らすにあたって、丁度いいやくらいの気持ちだったが。共に暮らしてみれば面白い。
それがドロシーとベッキー。
ベッキーと顔が似てると言われるのが好きだった。
"カミさんがこういう顔の男が好きだったんだろうね。"
そうとしか思わなかったけれど。人間の枠組みに入るのが好きだったのだ。]
[村に巣食う人狼として、ある時は人狼の旅人を招き入れ、ある時は人間の旅人を殺し、最低限の狩をして、共存を選んだ気になれる暮らしに満足していた。
ロイエは大人になって巣立っていったけれど、スージー含む村の仲間とは親しくやれていたし、気に入っていた。
そこには必ず、誰かの人生を食うことが発生した。
誰かの作った人生が終わる。
その瞬間を自分が作る。
どうしてそんな尊い一瞬にすっかり麻痺してしまったのだろう?けれど失った鮮やかさは、殺せど殺せど戻ることがない。不思議だった。
宿命とはいうが、聖書だの祈りだのの話になってみれば、わざわざこんなカタチの生き物を神様が作ったとすれば、なんの意図があったのだろうか?所詮はかつての人間が作った四方山話、信じてもいないから、とくに教えられてなるほどねと納得することはないけれど。]
[人狼のほうが数の少ない世界だ。
この時代に生まれた自分なりに、よくやった。
そう思っているし、毎日の忙しさに充足感があった。
己の手に届く範囲で、人々と――事実、人狼だけではなく人々と助け合いながら生きてきた実感が、すきだった。]
[ゆえに。ルパートは人狼として、ひとつの形を満足いくまで作り運営した満足がある。彼の人生とは、この宿である。 (
そうしてこの人狼騒ぎは彼の終着点。
食らいに食らった多数の人生の、人間からの報い。
そう思えば、対等じゃないか。]
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