41 アンデッドスクール・リローデッド
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いいね、カレー。大好き。
誰かと一緒にご飯作ったりって、したことないからやりたいな。
[温かいものに随分口をつけていない気がして
台所があるならば何か出来ないかと考えた。]
あ、そ、そっか。
くっついたらドキドキしそう。
……でも、暖かいよね。
[グロウの髪の埃を落とし、そのまま後ろから抱きついた。やはり、ドキドキする。]
後で、材料探して来るよ
スーパーみたいな物も、あるだろうし
二人で一緒に、作ろう?
[緊張しっぱなしでは、いけない
楽しみながらであれば、心が焼き切れる事はないだろう]
…――――
うん、暖かい、な
[後ろから、抱きつかれて
なんで後ろなんだろう、と思いながら
だって、これじゃ私が彼女を抱きしめられない]
材料探しも一緒にするの。
[少しむくれて、でもまたすぐに笑って。
背中のぬくもりを味わって、身体を離した。]
えっとね、……
―――……はい!
[正面に回りこんで手を広げた。]
ゾンビ、いるぞ? 大丈夫か?
でもまぁ、一緒に行こうか
死ぬ時も生きる時も、一緒だって言ったもんな
[離れる体に、名残惜しさを感じたけれど
手を広げる様子に、小さくほほ笑んで]
ん…――――
[手を伸ばして、彼女を抱き寄せようとした]
ずっと、こうしたかった
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[リンダの声>>411に目を向ける。そこには、奴らの影。
ぞくり。
田原の背中に悪寒が走る。それは、ただの勘だったが。]
ああ…早く中に入ろう。よくない予感がする。
[それはあくまで直感。だが、彼にとっては、確信。 そのまま足音をしのばせ、しかし足は速める。間に合うだろうか?
田原は冷たい汗が背中を流れるのを感じた。]
(412) 2011/12/04(Sun) 22時半頃
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[伸ばされる手に身を任せる。
縋りつくように背に手を回した。]
あたしもだよ。
どうしてだろ、とっても怖いんだけど
……幸せ。
[遠くから聞こえる音には不安を覚えるけれど
今は暖かさに目を伏せて]
…―――
[胸の中に収まった、大切な温もり
彼女さえいれば、私は戦える
彼女さえいれば、他に何もいらないと思える]
私も、幸せだ
このまま時間が止まればいいとさえ、思える
[実際に止まってしまったら、怖いかもしれないけれど
彼女と一緒にいられるのなら、それすらも耐えられる気がする]
…――――
[遠くで、誰かが叫ぶ声がする。大きな足音や、何かの雑音も。それは屋敷内に来た人間が増えたことを意味している。
また、このままこうして二人だけでいられる時間がなくなるということも。
手を、身体を、離さなければいけないのに。動けない。]
……やだ、やだ……離れたくない……
[その胸に顔を埋めて駄々をこねる。]
…――――
私だって、離れたくない
でも、それでも…――――
今夜、一緒に寝よう
だから、それまで
[駄々をこねるロゼット
彼女の額に唇を寄せて]
これで、我慢してくれないか?
俺……?
[刀の切れ味だけのせいじゃない。
ゾンビ犬の頭を貫くほどの速度で投げられるほど刀は軽くない]
……なん、なんだ……?
[手に、びりりとした痺れが走る]
[わかっては、いるのだ。
諭すように優しく、グロウの唇が額を掠めて]
……絶対、だからね?
[唇を噛んで、小さく頷いた。]
ああ、約束だ
必ず、ロゼットと一緒にいよう
愛してる、ロゼット
[彼女と一緒に寝て、ちゃんと眠れるだろうか
いや、それはまぁ、いいとして
色々、我慢するのが精神的に、辛そうだ]
|
[投げ込まれたラジカセの音と、リンダの声に反射的に体は反応する。 門に入り、鉄の門を力いっぱい押さえつけた瞬間、飛び出していくワゴン車]
八千草先生っ!!!!!
[その勢いでは停めることはできないだろう]
――っ!!!
[鉄の扉を再度押さえ、閉める。かんぬき代わりに落ちていた棒をかませ、ついでに手持ちの角材もかませ。 と、門の隙間から何体かのゾンビが滑り込む。]
あれは、犬!?
[どこで見つけたのだろうか、後ろから走りこんできたベネットが真剣を叩き込む。 セシルの声に、リンダの手を引っ張って玄関へ。ベネットも後を追ってくるだろう。]
(435) 2011/12/04(Sun) 23時頃
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……っ
グロウさん、あ、愛してます。
[一度はきちんと言葉にしたくて、隣を歩きながら小さく告げる。彼の内なる葛藤には気付かずに]
…――――
愛してる、と言う割には、まだ「さん」なんだな?
[くすり、私は笑った
子供みたいだが、両思いだー、とかってはしゃぎたい気分
それを抑えるのにも、案外神経を使ったものだ]
サイラスは、ラルフの声が聞こえた気がした
2011/12/04(Sun) 23時半頃
……コロシアイ、スルノカナ…
[ニヤリとした感覚が乗る。
それはそれで面白いかもしれない。
若い肉をほふり放題だと。
田原やネル、レティーシャやクロエにも例外なく、平等に捕食者の目を向ける。
最後は勿論、セシルへも]
―幽霊屋敷の外で・「ヤチグサ車」の中で―
[男は苦悶の中でなお、頭の片隅には冷静さを残していた。
そうだ『見極め』なくては。
この死者達との激闘の中、どこまで持つのか。
いや、己の体の状態を含め、必要なのはそれだけではないだろうが。
一つの節目を迎えるまでは、ぎりぎりまで『見極め』続け、とっさの判断に対応するつもりだ]
う、運命に従う訳じゃ、ありません……。
あくまで、それが、俺の意思ですから。
[この頭が冷静な内は、いつでも『見極め』た判断により、正確な行動をとれるはずだ]
―幽霊屋敷の外で・「ヤチグサ車」の中で―
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[肩で息をする田原の耳に聞こえてきたのは、聞き覚えのある声。]
…おい、今声が。
[屋敷の玄関は広いホールのようになっている。田原の耳に聞こえてきたのは]
高橋…?
[校内で田原と仲のよかった生徒。田原の残した車でこちらにやってきたのだろうか。 その声の主は、今外にいるはずだ。目の前のセシルを襲おうとした怪物が、声の方向を見る
高橋っ!!!
[声を上げ駆け出そうとする田原を、恐らくそばにいる誰かは止めるだろう。 怪物はセシルを離れ、叫び声を上げるわかりやすい獲物のほうへ向かう。]
高橋!!!!!
[伸ばす手は、どこへ向けられたのだろうか]
(454) 2011/12/04(Sun) 23時半頃
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たかが獣が…。
[熊のゾンビに視線を向ける。
ただの人間でしかないこの体が憎い。]
銃がありゃ、あの程度敵でもなんでもないのに…。
[曽祖父に研究費用を出していた金持ちがいた。
その金持ちに用意をさせた研究費用のほかにも武器や研究所やらを用意させていた。
幼い頃から研究を見てきた彼にとっては、銃の知識、アンデッドの知識はしっかりと蓄えられてきている。
無論、その弱点も含まれる。]
体が痛い…腕、折れたかもな…。
[二階へと去っていくグロウに声をかけようとして、出来なかった。今は我慢しなければと、開きかけた唇を閉じる。]
大丈夫、約束……したから。
[感じた温もりを取り戻そうとするように、手のひらを握り締めて]
「アレ…」「お前の声、キコエルヨ」
「何カ、取り込み中ッテヤツ?」
「コレも 聞こえテルのカナ?」
[くつくつ。セシルの声が脳裏に聞こえることに面白そうな驚きが乗る。
そして、もう一つの声にも首を傾げるような意識]
「…?」「ナんだ?オマエ」
超取り込み中。喧嘩中。
[片腕で握るバットを、さらに強く握り締めて。]
「タスケテヤロウカ?」
「ソレトモ」「お前のカノジョ、そっちニケシカケヨーカ?」
[くつくつ。こっちはセシルがくたばってもなんでもないが。
意識はレティーシャを見る。
が、レティーシャは既に駆け出していた。
自分は手助けをする気はない]
……誰、ですか? あなた、こそ……。
は、はは。これはますます、俺も壊れかけちまっているのかもしれませんね……。
いらね。
[アンデッドの言葉にははっきりと拒絶をして見せて]
あいつ1匹くらい俺が倒せるし、俺の研究材料としてサンプル入手するし。
[まっすぐに相手を睨み付ける。
相手の言葉も何も関係ない。]
ここで死んじまうんなら所詮はそういう運命だったんだろ。
別にお前のそれを治したりしなくてもいいんだろ?
だとしたら、俺が死んでもお前に影響はでねーよ。
[アンデッドの治療法は、実は研究結果から発見している。
恐らくはゾンビも似た様な治療で可能ではあると思うが。]
「治さレタラ」「俺が消エチマうからネェ…」
「逆を言エバ」「お前がイルト、俺が困ルってコトカナァ…」
[アンデッドが舌なめずりをする。
「ベネット」は勿論この「彩葉」を排除したいだろう。意識のそこでセシルの声を聞いていたかどうか]
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/05(Mon) 00時頃
「コレがキコエルってコトハ」
「お前、トックにコワレテルヨ」
[けらけら嗤う。何を今更、と]
「俺カラの贈リ物」「気に入ってモラエタ?」
「ドーヤラ俺の息デ」「リフレッシュシチマッタヨウダヨ」
[そのゾンビ達。まるでガムか何かのCMのように面白そうに語る]
どうやらあなたが元凶……もしくは一役買った惨劇のようですね。
よくもやってくれました。俺の街、で……。
少々汚い、教師が使うべき言葉ではありませんが……。
クソ喰らえ、とでもお伝えしましょうか。
[男は自我を失いつつある体で呟いた。
その存在が屋敷の内側にいるなどとは、今も夢にも思わない]
「俺は生キルタメニ食っテルんだヨ」
「別にワルイコトはシテナイヨ」
「弱肉強食」「ダロ?」
「俺ノ何ガ悪イのカナ?」
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