人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 俺に気がある ヨーコ

 
[ 病院までの道は人も車もほとんどなくて静か。
  夢中で早足になっていたけど、
  もしやバスに乗るべきだった?
  いや、この時間はバスも走ってないかも。

  運動はからっきしだけど、走るの平気。
  信号で立ち止まると一気に身体が火照る。

  それから、握り締めたままのスマホが震えて
  ビクッと震える。見るのが、怖い。

  恐る恐る画面を見る。名前は表示されない。


  何故なら相手の連絡先を消していたから。 ]
 

(82) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 
[ だけどアドレスには覚えがあるし、
  内容を読めば名前がなくとも差出人は分かる。


  消さずにいてくれたんだ。


  …………彼にとっては消すほどでも、ないのか ]
 

(83) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

___________________

To:高本悟

うん。帰って来たよ。
私も病院に向かってる。
___________________

(84) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

[ 短いメールを返して再び足は病院へ。

  辿り着いた病院、
  壁に凭れ掛かる彼を見つけたら
  最初の「おかえり」を言おうかな。

  1件連絡先が増えたスマホを握って ]*

  

(85) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[落ちる点滴の速度を、なんとなく見ていた。]
 
 
「お父さんとの関係は?」

「別に、普通の親子ですけど。
 母親がいなくって、家事は俺持ちで
 昔はよく遊んでくれました」

「お父さんに殴られたりした?」

「そんなのは、しょっちゅう。
 ……でも、どこの家庭でもやってるでしょう。そんなの」


[腹の傷が引き攣れるふりをして視線をそらした。
大人たちが首を横に振る。
そうして、調書を取りまとめて部屋を出て行った。]

(86) さねきち 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[次に部屋に入ってきたのは一人の年老いた女性だった。
親父の妹さん。随分昔に遊んだっきりのおばさん。

その人が、とても悲しそうな顔をして
ゆっくりと部屋の中に入ってきて
俺の机に荷物を置いた。

親父は勾留されていること。
足りない品があれば電話で伝えてほしいということ。
最後に、駄目な父親でごめんなさい、と
謝る必要もないのに、
三児の母らしいおばさんが頭を下げた。

俺は困ったように「いいんですよ」と首を振る。

親父も追い詰められてたんですよ。
俺は大丈夫です。

いったい誰のためにそんな言葉を吐いたのかわからないけど
呪い、みたいに言って、笑って]

(87) さねきち 2019/06/18(Tue) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[涙を浮かべたおばさんの手が伸びてきて、
抱きしめようとしてくれるのに
ぞわりと背筋が粟立ってその手を払いのけた。

背骨に、あるいは腹に生ぬるい泥が這いずるような嫌悪感。

おばさんは俺を見て、ごめんね、とまた泣く。
どうすればいいのかわからなくって、
誰もいなくなった病室で、
腹の傷にうめきながら、俺は吐き気を飲み込んだ。

なんだか自分の体が自分のものじゃなくなったみたいだ。
……夢の中で小さい悟を抱きしめたときは、
ぜんぜん、そんなことはなかったのに。

咽て痛みにうめいて、空を見る。
冬の青空は高くて色が薄くって、
汗ばむような夏はまだまだ遠い。]

(88) さねきち 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[手元には、あの日血に落ちた携帯がある。
今頃皆、勉強頑張ってんのかなあ。
と、思いながらそれを拾い上げる。

拾い上げて、少し震える指でこんな言葉を打って]

(89) さねきち 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―――――――――――――――
To みんなへ

無事に帰ってきました。
巻き込んでごめんな。俺は大丈夫です。

少し退院に時間がかかるので。
病室から応援してます。
勉強、頑張って
―――――――――――――――

(90) さねきち 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[ふっ、と、小さくため息をついた。]

(91) さねきち 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 拝啓。
 生きて、って言ってくれたけど
 早々、そう前向きにはなれないもんで。
 

 ……………でも多分。
 どこに行っても地獄なら、
 俺はきっと、こっちの地獄の方がいいんだと思う。

 
 だから――――。
 

**

(92) さねきち 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン


[祈ったところできょうよりいいあしたはこない。
そんなことはわかっていた。
ならば、ホントにいいことがあるのなら、
自分だけの幸せは願わない。
笑顔をなくしそうな誰かがまた笑ってくれれば、それでいい]
 

(93) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

―― →病院・待合室 ――

[あ、って、小さく声をあげて、>>47
イロハは立ち止まった。そのまま歩いていたらちょうど通りがかった人とぶつかるところだったかも。
衝突を回避した相手はこれまたクラスメイトだ。
冬の日に普通に溶け込む姿をしていたから、
校舎に入る前のように彼を笑ったりはしない]


  ……蛭野くん。
  ええと……、

[イロハは知っている。
ふてぶてしくも笑っていることのよくある蛭野だが、
今みたいに、さもわかりやすく困ったことがある時のような顔をして、イロハを呼ぶ時がある。
なんでだろう、って考えたことはあんまりなかった気がする。
だいたいそういう時、イロハには蛭野に見えてない何かが見えていたから。
だけど、今はイロハに見えてるものは限りなく少ない。]

(94) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

あたしが飲み物買いに行く前は、
まだ、……そういう話はなかった……、

ま、まあ行けばわかるよ。きっと。
何か、変わってるかも。

[首を横に振って頼りなさげに笑う。
それがいい変化とは限らないが、そうは思いたくないイロハがいる。
……が、程なくしてちょっとだけいつもの調子を取り戻して]

道中さぞ寒かったでしょ。鼻とかほっぺとか真っ赤だよー。
というワケでこれ。……あたしの奢りね。

[はい、これ、と、
何でもないような顔で、
着っぱなしのコートのポケットからココアの缶を取り出して渡した]

(95) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 00時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン


……ところであたしが向こうからいなくなった後、
なんだろ、……色々あった?


[それから、待合室までのそう長くはない距離を埋めて歩いてる間に、
状況を訊ねようとする。
訊きたいことは色々あったから、こんな形の問いに集約されて*]

(96) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 00時頃

村の更新日が延長されました。


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【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:病院──

 ……灰谷さん、えっと、

[ きっと、それが誰かを認めたときに、
 少し安堵の息を吐いた僕である。
 ほら、正しい相手に声をかけられたという意味で。

 今ばかりは、灰谷彩華の知らないことを、
 僕が知ってるってこともすっかり失念して。

 だから、頼りなげな笑み>>95に、
 僕は少したじろいでしまうし、
 差し出されたココア缶を咄嗟に受け取ってしまう。]
 

(97) nabe 2019/06/19(Wed) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……ありがとう。
 寒い、けど。雪降ってないし……、
 これ、もしかして登校したときの?

[ お返しでしょうか。と僕は思い、
 覚えてる? って、恐る恐る囁いた。

 ……きっと僕の財布の中身は減ってないから、
 少しばかりズルをした気分になる。けど、

 気持ちはありがたく受け取りたいし、
 今度こそ、ちゃんと温かいココアが飲みたかった。

 いえ、今はそれよりも、
 僕は缶を握りしめたまま、微笑む。]
 

(98) nabe 2019/06/19(Wed) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……あのね、拓海くんは、
 一緒に帰るって言ってくれたよ。
 だから、だからきっと、もうすぐ……
 

(99) nabe 2019/06/19(Wed) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ かじかんだ指先で缶を弄んだが、
 色々あったかと問う>>96声に、
 僕はさらにまじめに答えを返そうとして、
 目の前の彼女に似た人形のことも思い出して、]

 ……色々。色々、あったよ。
 でも、みんながあの場所を去る前に、
 みんなの身に何があったかはわからない。

 灰谷さんの人形が、
 どうしてあんなとこに落っこちてたかも。

[ 僕は死ななかったから。
 だから、わからないこともある。
 そんなふうに、ぽつぽつと言葉を返して。

 待合室までの道のりを会話で埋めて、
 きっと、その先で良い知らせを知るのだろう。*]
 

(100) nabe 2019/06/19(Wed) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 待合室には見慣れた大人の顔があって、
 言伝がある>>7っていうんだから、
 たぶんそれって、今日は帰りなさいって、
 そういう意味合いもあったと思うんだ。

 もう夜が遅いし、僕らは受験生だし、
 これってとてもセンシティブな問題だから。

 僕もそう頭の悪いほうではないので、
 それはたぶん、理解していたんだけれど、
 理解はしてたと、思うんだけれど……、

 そこにいたのはクラス担任で、
 養拓海は目を覚ましたと言った。
 それを聞いて、僕は床を蹴った。]
 

(101) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 あのとき、
 

(102) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 白い光の中に、確かに君はいたんだ。
 強い光に目を眩ませていたから、
 見えるはずもないのに、確かに君だった。
 世界が終わる間際に声がする。
 そういえば、長い付き合いになるのに、
 はっきりと口にしたことなんてきっとないなあ……
 

(103) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 おはよう、拓海くん。
 ……あのね、僕も君のこと、大好きだよ。
 

(104) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 君が目を閉じていた>>7ので、
 挨拶としては、間違いないと思うんだけど。]
 

(105) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:病室──

[ 病室を教えてもらえたのか、
 そこにまっすぐたどり着けたのか、
 何番目だったのか、同行者はいたのか。

 ……なんてことは、さておき。
 少なくとも、担任が会えたんなら、
 可能性はあるんじゃないだろうかって、
 小賢しいことを考えたのは事実だ。

 白い廊下を抜けていって、
 扉の先にあるのも白い世界>>4で、
 僕は、あの世界のことを少し思った。

 そう。あの世界で聞こえた声に、
 僕はまだ返事をしていないよ。
 笑顔でまたねと終えた世界があるなら、
 おはようともう一度今日をはじめたくて、]
 

(106) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ……それで、]
 

(107) nabe 2019/06/19(Wed) 01時半頃

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