人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【人】 学園特警 ケイイチ

[ 大金を稼ぐのに苦労したろうに。
他に掴める幸せだってあったろうに。
そんなに俺様に逢いたかったのか?
浮気はしてねーだろーな?
もししてたら相手のペニスもぎ取ってやる。
お前には特製の貞操帯だ。
…………寂しくは、なかったのか?
孤独でつらくはなかったのか?
怖いものはなかったか?
お前を虐める者はいなかったか?
──────元気に、してたか?]

(78) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  …………ッ

[ 話したいことも訊きたいことも沢山あるが、音にならず、ただ抱き締めた。彼女から何かあれば、聞いただろう。話したろう。

そして──通信機に入る、同僚からの連絡。]

  ……あァ、エリス邪魔すん……、
   あー、判った急ぐ……助かった

[ 海外に発とうとする動きが察知された。ここに長居は出来ないという忠告。通信を切れば、はぁと息を吐いて少女を見る。

ニコラの腕が母国に帰るのはまだ先のこと。被疑の完全に晴れていない男に捜査の手が伸びる。捕まれば二人は共にいられないだろう。

そして、今追われているのは己のみ。彼女は当然違う。負うべきものは二人前の少女の義父が被ったのだろう、知る由はないが。]

(79) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  来てくれるか、ヨーランダ
  一生逃げ続ける事になるかもしんねー
  毎日、辛いことばっかりだろう
  それでも…俺と一緒に居てくれないか

[ 告げては、何度も繋いだ手を差し出した。

掴まなければ、少女だけは表社会で暮らしていけるだろう。上手くすれば、生きている間にまた何度か逢うことも叶うかも知れない。

複数の捜査員が階段を上り、二階にあるこの部屋を目指している。数十秒後にチャイムを鳴らし、男を連れて行こうとする。

早くその前に、逃げなくては。
もしも手を取ってくれたなら、少女を抱えて。

ベランダから飛び出すのは、一人か二人か。
何れにせよ──闇に消える。もう、戻れない。]

(80) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―2160年 彼との約束の刻まであと―― ―

[少女が眠りについた時、その小さな胸には大きな期待と、わずかな怖れがあった。無事彼の元に辿りつけるだろうか、人間ではなくクローンとして現れた自分を受け入れてくれるだろうか。『クローンは人間であって人間ではない』などと、どこかのレイシストのようなことを言われたりしたら……]

『ヨーランダ……』

[そんな不安と期待を胸にスリープ状態に入った少女だったが]

『起きてくれ』

[その心配は実に、大きな杞憂となったようだ。

少女は目覚める。零れ落ちる髪は遺伝子情報を元に再生された通り、白金髪だ。そして瞳は薄いblue……菫色。呼ばれるままに視線を上げれば、そこには零れ落ちそうなほどに潤む瞳を湛えた"彼"がいた。]

……あ。

[そして何かを言う暇もなく抱きしめられたのだ。少女の細い体が折れてしまうのではないかと思うほどに、固く固く抱きしめられれば少女はそっと彼の背に腕を回した。]

ただいま戻りました。……ケイイチ様。
 

(81) もるもっと 2016/03/09(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[お金を稼ぐのは苦労しました。けれど手に職をつけたので今の時代でも通用すると思います。なにより、あなたとの再会の喜びには代えられません。
あなたが傍にいない幸せなど私にあるはずがありません。
それほどまでにあなたに会いたくて仕方がありませんでした。ずっと恋をしていました。
浮気なんてしていませんよ。
あの日から私は男の人を知らないのですから。
今の私の体は清いままです。
………………寂しかったです。
孤独で、辛くて、何度もくじけそうになりました。
けれどあなたとの想い出が褪せてしまう事の方が何よりも怖かったのです。
口性のない者はいましたが、でもこれからはあなたが慰めてくれるでしょう?

…………――はい、元気にしていましたよ。この通りです。]
 

(82) もるもっと 2016/03/09(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[積もる話はあっただろうが、彼が誰かと通信を始めれば>>79その間に少女はキョロキョロと部屋を見回していた。
どこかのアパートのような部屋。男の一人暮らしらしく、少しは散らかっていたかもしれないがそこに彼の生活の名残が見られればそれだけで嬉しいのだ。これは腕によりをかけて掃除をしなければならないかなと思っていたところで彼が通信を終えたらしい。

そして彼から告げられた『一生逃げ続ける事になるかも』『辛い事ばかりになるかもしれない』という言葉は、少女の幸せな気持ちを揺らがすことはない。

むしろ少女は――いいや、88年と19年を生きた識者は、余裕の微笑みを浮かべた。]

はい、わかっております。
私が目覚めた時も、そうでしたから。
私はケイイチ様についていきます。……どうか連れて行ってください。

[今までの141年の苦労に比べれば、彼が傍にいてくれるだけでなんと幸福なことか。彼の手を取れは、ぬくもりがまた繋がったことだろう。]

(83) もるもっと 2016/03/09(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[この少女の名前は『Y10AE905 "ヨーランダ"』

19年前に再生された彼女には『ヨーランダ・パトリック・シルトン』という女性の88年に渡る生涯の記憶が備わっている。その記憶によれば、目の前にいる"ケイイチ イズリハ"という男性は、何よりも誰よりも優先すべき人物であると"インプット"されている。

彼に愛情を抱いているのかと聞かれれば間違いなく『はい』と答える。好きなのかと聞かれれば『もちろん』と答えるだろう。では『何故彼の事を愛しているのか』と聞かれれば『そういう風に記憶を受け継いでいるから』と答えるのだ。

クローンは人であって人ではない、と呼ばれるのはそれが所以かもしれない。

彼が愛した"ヨーランダ"とは違う存在になってしまったかもしれないのに。
彼に愛してほしかった"ヨーランダ"はいまここにいる自分ではないかもしれないのに。]
それでも彼は自分が傍にいる事を許してくれるのだろうか。

いつか彼女の中の違いに気づかれて彼に捨てられてしまう、そんな日が来たとしても。
少女は今日彼の手を取ったことを決して後悔はしない。]

(84) もるもっと 2016/03/09(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


でも、ケイイチ様、どこへ? ――きゃっ!

[抱き上げられれば、おそらく彼の記憶の中よりは多少の重みが腕にかかったことだろう。突然宙に浮く感覚に驚きながらも、少女は彼の首に腕を回して落ちないようにとしがみ付いた。

闇へ消えた二人の歩みはあまり明るくはなかったかもしれない。それでも少女はいつでも必死に彼に尽くしたことだろう。時には大きな嫉妬を抱いて彼を怒らせてしまう事もあるかもしれないが、どうか許してほしい。彼に不要とされる日が来るまで、少女は彼についていくと決めたのだ。他でもない、彼女自身の意志で。*]

(85) もるもっと 2016/03/09(Wed) 02時頃


さぁさ、参ろうぞ。未だ未だ旅路は永い。


────────旅は道連れ。


どうせ向こうには戻れぬ身。
ならば、永遠に赦しを乞おうでは無いか。


天のお告げ (村建て人)


[少女の姿をした白は、罪そのもの。

他者との愛に縋り、
傲慢にも全ての望みが叶うと思い、
自らの怠惰で人を殺め、
そして他者の幸を妬み、
幸を得た他者に怒り、
失った物を求め、
飢えた獣は果実を屠った。

全ての始まり。

来るはずのない終わりを求めて、
永遠に"道連れ"を探す────……]*

(#3) 2016/03/09(Wed) 03時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

これにて閉幕。……また来世。

(86) purin319 2016/03/09(Wed) 03時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 抱えた身体は記憶より重みがあった。
彼女の味わってきた苦難に比べればよほど軽いが。]

  さぁ、どこだろうなぁ
   お前がいればどこでもいーけど

[ 少しでも安全に暮らせる場所、そんなところがあるかは不明だが。
共にいられない此処よりはマシなことだろう。

ヨーランダ・パトリック・シルトンと"ヨーランダ"は、同一ではないのだろう。
それでも、愛し愛された少女とそれを引き継ぐ彼女を愛し、大切に扱った。……男なりには。

罪を重ねながら生きながらえ、
──二人が引き裂かれてしまうその時まで。*]

(87) nagaren 2016/03/09(Wed) 05時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

ーそれからのお話ー

[退院してニックのものと思われる心臓を庭へ申し訳程度に埋葬した後
(姉には死んでいた子猫を埋めたと誤魔化し)

俺が”黙らせてきた”筈の人物はどうなったのか軽く探りを入れた、罪歴を見る限り俺はニック以外には何もしていない事になってるらしいから
家族と教師の事は姉に、放火代行者の事は彼とよく連んでたらしい少年達に
その結果、死んでいる事は変わってなく単純な事故になっていたり実行したのが別人になってたりしていた

何をどうしたらそんなすり替えが出来たんだと思わなくはなかったけど、面倒なお抱えものが減ったのだから別にいいかなぁと
姉は姉で”知らない間にまた倒れられたりしたら寿命が縮まるから1人での外出は控えてほしい”と泣きついてくるものだから、その通りにして”調達”も控えてあげた
元々姉が居て”調達”する必要はあまりなかったし、完全に頼る事にしようかと]

(88) ツナ 2016/03/09(Wed) 05時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[それからの生活は”調達”を始める前の引きこもり生活と殆ど変わらない状態になった
違う点と言えば姉が居る事と居心地の良さがある事か
何故居心地の良さを感じているかは分からないけど、悪い気はしないからと気にする事もなかった

そんな日々は俺が少年院に入れられた事で変わった
俺も家に居た時に玄関先で姉が襲われたのだ
襲った人物は『何でお前だけが楽に生きてるんだ!!』と、俺に対して逆恨みをしていた隣人
姉を襲ったのは楽をさせない為というくだらない理由
そんな理由で姉は傷を負った、俺が巻き込んでしまった
そう考えた時、気付いたらその暴漢に飛びかかっていて……息の根を止めていた
”黙らせた”のではなく、初めて明確に”殺した”のだ

姉は信じられないものでも見たかのような目で俺を見ていた
初めて向けられた視線だった]

(89) ツナ 2016/03/09(Wed) 05時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

(ここにはもう帰れないな……)

[勝手にそう悟って、初めてショックを受けた
自分の責任だけど酷く傷心していた
姉の事だから通報はしないだろうし自分で警察に電話し、何も言わずに家を出て警察に行った

今までなんとも思わずに楽に生きる為の障害は退かしてきたけど
そうして来たが為に姉は被害を受けた
そう考えたら酷くモヤモヤしていた
この感情が何なのかも分からない
無駄な事も面倒な事も避けて来たのに逃げるでもなく自首を選んだ自分の事も、分からなくなっていた]

(90) ツナ 2016/03/09(Wed) 05時頃

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