14 学校であった怖い話 1夜目
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[テッドの言葉には、そうだそうだ、と同調して。]
保健医もそうですけど、なんで新聞部を呼ばないんですか! 折角、写真を撮ると面白そうなスポットが沢山あるのに! オレの携帯、画素荒いんですよねぇ……
[はぁ、とため息をついてみせた。一人だけ起こる所がずれてるような気もするが、本人はいたって真面目である。 ふと、自分の腕時計を見れば変な時刻を示しており。]
ありゃ、こんな時に壊れちゃったか。 携帯の時刻も全員分狂ってるし、時間はわからない、か。 日記書くときどうすりゃいいんだろうなぁ。
[再度ため息をついた。折角の怪奇現象に立ち会えた日だというのに、日記をうまく書けそうにないとは……]
(56) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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んー。脱出ゲーム、って感じだな。 確かに、出口ぐらいは確認しといたほうがいいだろう。 オスカーの言ってる何か、って言うのが危険なものかもしれないし。これ以上何も起こらないんだとしたら、とっとと帰りたいしな。
[ま、猛獣が出てくるわけじゃないんだろう?と冗談交じりに笑った。そして、今居る面子の顔を見渡して。]
おっと、オレは2−Bのノックス=マイヤーだ。よろしく。 もし分かれて探すんだったら、男はバラけた方がよさ気か? サイモン先輩は一人で動きそうだし、テッドもオスカーもそこまでビビってないみたいだし。
[へへ、クールだ。と親指を立ててみせた。 そして、皆がどう動くか。まずは話を聞くだろう**]
(57) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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まぁ、なんだ。やりやすい、っちゃぁ、やりやすいんだが……
ぜーんぜん、怖がる思考がないな、コイツ!
[ボロが出なくていいかもしれねぇけどよぉ、と口を尖らせ。]
で、大将の方は娘さんを見つけたっかい?
暫くは観察だろぅなぁ。娘さんがどんな感じかの実況もよろしくぅ!
[どこに誰が居る、という気配までは分かるのだが、
どういう表情をしているだとかそういう事までは分からない。
もしかすると自分ができないだけかもしれないが……
きっと、娘さんビビってんだろぅなぁ、と笑いながら**]
「女に好かれるとか嫌われるとか、そんなどうでもいい事よりさぁ。
ここから逃げよう、逃げたいって思う奴っていないのかね。
この辺は思ったよりも反応が薄くてつまらないな……。
まあいい、俺は俺で勝手にこの現象を愉しませてもらうよ。
それじゃ、お互い生きてたらまた会おう。
……いや、もしかして再会する相手は死者かな。
ククク……」
[サイモンはそう言い残すと懐中電灯を片手に部室を出ていずこかへと姿を消した、まるで空間に飲み込まれるように彼の姿は消えたのだった]
(#12) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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―部室―
打ち上げならサイモン先輩のおごりでひとつ。
[ノックスの提案にもちろん乗った。もちろんやりますよね、とでも言いたげな視線である。が、何にせよ。反応が薄いのは間違いない。]
メールにでも打っといて保存しときゃいいんじゃねーの、日記みたいにして。 びびるも何も、正直何が起きてんかもさっぱりわかんねーしな。
……期待に添えずにすみませんでしたね。最後まで脅していかないでくださいよ。 まだ俺ら高校生っしょ。彼女とか欲しいとか思わないとか先輩ちょっと老成しすぎですよー。 まぁ、出口見つかったらみんな連絡取りますし、危ないことしないでくださいね。
[一人で去ってゆくサイモンは、追いかけるわけもなく見送るのだった。溜息吐いて、それから室内を見回して。ノックスの提案の通りとしても良いし、違うのならそれでも良いと、あまり主体性のない意見を述べる。]
見る場所って、玄関と屋上と、あとは各階の非常口…くらいか? 屋上とか出られても困るっちゃー困るけどな。
(58) 2010/07/18(Sun) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 21時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 21時半頃
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―部室―
セ…セシル…。
[寝言で名前を呼ぶ相手は、すでにこの世にはいない。15年前、この私が彼女の…無残な姿を見つけたのだから。]
…あら、もうこんなに人が集まって…。何にせよ、人が死ななければいいんだけれど…。
後、サイモン、一つだけあなたに忠告させてもらうわね。聞いているのだとしたらだけど。
[暗い表情にかわる。そして、低い声で語りだす。]
15年前の百物語を企画した人が誰―つまり、オカルト同好会の部長―は誰だったか知ってるかしら。
調べてるわよね。そのくらい。なら、あなたはそれを知った上でこんな狂ったことを始めたのよね。
15年前、百物語をしようと人を集めたのは……。他でもないわ。
…セシル。自らの首を貫いた…哀れな女生徒よ。
(59) 2010/07/18(Sun) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 22時頃
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―ミステリー同好会・部室―
[オスカーに握られた手に視線を落として、けれどこちらから振り解こうとはしなかった]
だったら本性を隠してた、ってことじゃないの。
[周囲のサイモンに対するフォローには、不満気に鼻を鳴らすのみで]
どうでもいい? あー、色恋沙汰に縁なんてなさそうですものねー。 今回のことだって、いかにもモテないネクラ男が考えそうなことじゃない。
[尚も続く悪口を、闇に消えていくサイモン当人が聞いていたかは分からないが。 いずれにせよ、その背が見えなくなるまで睨みつけていた]
(60) 2010/07/18(Sun) 22時頃
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[>>39扉を出たところで遭遇した人影に驚き一瞬足を止めたが、 顔見知りと見れば「すみません」とだけ言って再び廊下を駆け出す。 人気のない暗闇を照らし進むと、ほどなく妹の背中に追いついた。
走った距離はそう長くないはずなのに息が切れる。 そんな自分とは対照的に、目の前にいる妹は随分と冷静な様子で]
っは…。メアリー、お前……
[差し出された手を目の前に、しばし立ち尽くす。 彼女の場違いな程の落ち着きが理解できなくて、手を取ることを躊躇した]
(61) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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……アイリス先輩? え、知り合い?
[昼休みに会話を交わした先輩が姿を見せたのは、それより先だったか後だったか。 オスカーが彼女に声を掛けるのを見て、その顔を交互に見比べる]
1年C組、ホリー=エディソン。 オスカーの妹です。
[兄が自己紹介の言葉を噛んだ時には呆れ顔を向けながらも、まだ残っている知らない相手に向けて、自分も名乗っておいた]
(62) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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っ!?
[長い廊下を音が駆け抜ける。 次から次へ絶え間なく響く音、音、音…。
それらがだんだん近づいてくるのを確認すると、 一度は取るのをためらった手を引いてメアリーの体をかばうように立つ]
なっ、なんだあれは…!?
[懐中電灯で照らした先の内壁が、暗い色に塗り替えられていく。 頼りない明かりだけではそれの形が分かるまでしばしかかったが、とにかく「あり得ない」現象なのは理解できた。
しかし――それよりも。 得体の知れない現象それ自体より、こんな状況下で無邪気に笑うメアリーが、酷く恐ろしく見えた]
…も…戻るぞ!はやく!!
[たのしいね、なんて言われても同意なんて到底できない。 ただ彼女の腕を引いて、元来た道を引き返そうと促す]
(63) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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あー、なるほど。試しに保存してみるか……って、やっぱ保存日時はおかしいよなぁ。
[溜息をつく。テッドの案は良い案だと思ったのだが。 周りの反応が薄いと感じられるのは、この色白が怖がらないせいでもあるだろう。]
そうだな、まだ何も起こっちゃいないんだ。 確かに変なところには来たけどさ…… 死者、か。ソレも脅しですよね?怪談話には良くある手の。
[その割にはサイモンは怖がっていない。きっと何も無い。 そう思っていたのだが、マリアンヌの話を聞けば、眉根を寄せて目を細めた。]
……どうも、こいつはヤバいようで。 それって、おばちゃんが昼に話を濁して言わなかった事、ですね。 そんなに危ないと知っておきながら、なんでこの企画を先生方は止めようとしなかったんですか。
[思った以上に危険なモノに足を突っ込んでしまったらしい。 自分が求めていたのは、こう、リアルお化け屋敷みたいな。 そんなものだったのかもしれない。]
(64) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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…いやあ、なんつーか…
俺やっぱ憑くやつ間違えたかもしんねーや…
[仲間に実況を依頼されたは良いものの、
正直想定外の状況に今までのような軽い口調は出てこなかった]
妹ちゃん超楽しそう。むしろ「お兄ちゃん」の脳みそのがびびってらぁ…
妹の体のほーを頂いた方が良かったかもしんね。
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……あいつが来るんなら行きませんよ。
[打ち上げの話が出れば片眉を上げ、そんな言葉を。 「あいつ」とは勿論サイモンのことである。 番号交換を終えて、薄青の端末を元通り仕舞って]
ともかく、ここでこうしてても始まらなさそうですし。 出口を探しに行くの、あたしは賛成です。 あいつはあー言ってましたけど、つまらないドッキリかも知れませんし。どうやってるのかは知りませんけどね。
[確かに外の雰囲気はおかしいけれど、それ以外の怪奇現象に遭遇したわけでもない。 故に、ホリーには未だそんな思考も残っているのだった]
(65) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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へ?
[もっとハイなテンションの声を期待していたのだが……
こちらとしても想定外な実況に、んん、と小さく唸った。]
あー、あれか。恐怖が一回転して怖くなくなった!ってやつか。
お兄ちゃんがびびってるのって、妹にびびってるのもあるんじゃ。
[だとしたら面白くないなぁ、と。醒めた口調でぼやく。]
んー。まぁ、まだどうなるかわからねぇ。
それこそ、"犠牲者"が出たらどうなるか……
[しかし、動くにはまだ早い。もどかしそうに影は声を漏らした。]
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………???
[戸惑った様子の兄>>61に、理由が分からないといった態でゆっくり首を傾ける。差し出した手は暫し宙に浮き、哀しげに眉を寄せた]
ふ、わわっ!?
[近づいてくる音に気を取られていれば、突然に手を取られて。気づけば兄の大きな背中>>63が、眼前にあった]
さみしいんじゃ、ないのかな。
[焦るラルフと対照的に、何処かのんびりとした声を返す。兄の身体にしがみついたまま、ちょこんと顔をのぞかせて近づいてくる「音」を眺めた]
ほら、こわくないよ、おにいちゃん。 それより、もっと、こわいのは
[それでも、手をひかれれば、抗うことなく走り出す]
(66) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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……どうしたの、たいしょー。
[仲間の呼び名を真似て、伝わる雰囲気に問いを投げて]
たのしそう?
へんなの、みんなこわがるのに。
[むぅ、と少し不満げな気配]
でも、それなら、つれてってあげたら、よろこぶかもね。
[もう1人の“犠牲者”の言葉には、うんうん、と同意の相槌]
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[そうして立ち上がろうとした矢先、マリアンヌの言葉>>59が耳に届いて]
首を貫いた……って、 自殺、ってことですか?
[思い切り眉根を寄せた]
(67) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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一回転なぁ。それならまだ良いけどさ、
なんつーかそういうの特有のヤケクソ感がないっつーか…
[仲間による考察に釈然としない様子でぼやく。
「お兄ちゃん」の記憶からして、この妹ちゃんは小動物タイプだと思っていたのに]
あー、兄貴の方は確実に妹にびびってるな。しかしそれもつまんね。
せっかくイイ演出だってのに、恐怖が妹大なり手形だぜぇ?
[心底つまらなさそうにこぼしつつ、妹の腕を握る手のひらを忌々しげに眺めて]
犠牲者が出たら…か。
そんときゃこの小娘絶対泣かしちゃる。
あひゃ。俺ってば大将で定着なのかぁ?
俺なんかより狐のにーちゃんのが強そうなんだが。
[態度はでかいが、こちとらちょっぴり粘着質なだけの元生徒である。]
…寂しい、ねぇ。あひゃひゃ。小娘に分かるってのかよ。
「お嬢」の言う通り、お前もこっちに呼んでやろうか。
[僅かな苛立ちを含んだ笑いが響く。
腕にかけた指の力が僅かに強くなった]
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[まるで危機感のない妹の様子を見て、ラルフ自身の危機感はますます煽られる。 繋いだ手に僅かに力を込めると、メアリーの言葉を最後まで聞かずに駆け出す]
…怖いさ。 一番怖いのは、怖いってことが分からないことだろ…
[走りながらぽつり呟いた言葉は、メアリーには聞こえただろうか]
(68) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 23時頃
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メアリー…。
[15年前と同じ情景…。突然態度が豹変する人たち。少しずつ、ただ着実に狂っていく人々。]
[そして、メアリーの手を必死で引っ張るラルフを、憐れむような眼で見つめる。]
残念だけど、もう彼女は戻らないよ。この百物語が終わるまでは。昔も、こんなことがあったらしいんだよ。
…15年前も。
みんな、この異様な空気と、この部屋に取りついてる悪い霊にやられちまうんだよ。お前もこの部屋にいる限りいつか…。
[どうしても、続きの言葉を出すことができない。『狂ってしまう』なんて、自分も信じたくない。ただ、これが悪霊の呪い…なのだろう。]
私も…大丈夫かねぇ…。
(69) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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[ホリーの言葉に、思わず口調が荒っぽくなる。]
あの子が自殺なんてするわけが無いじゃないの!!
[言ってから、思わずハッと我に帰る。必死で息を整え、出来る限り優しい口調で話す。]
あの日、胸騒ぎがしてね。仕事が終わってから急いで百物語してるって部屋に言ったんだよ。
……思わず目を覆いたくなる光景だったよ。
見たことのない大きな剣で、自分の首を刺し貫いてるセシルの死体があったんだ。
[思わず、涙がこぼれる。セシルがどうして死ななければいけなかったのかを思うと…。]
あらいやだ。歳を取ると涙もろくなって困るねぇ…。
ちょっと、この話は…また今度で良いかい?
(70) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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ま、体内時計でいいんじゃね。なんか腹減ったとかで。 外は変だしなぁ。
[携帯を開いてメールを見ては、確かに日付もおかしい。その感覚が無いのだということを知らないから、軽くそんなことを言って。 ホリーの言葉には、違いないとしっかりと頷いた。]
仕掛けが最初っからされてたんなら俺も見てないからなぁ。サイモン先輩、こういうことに無駄に凝りそうっつか……
[しかし、マリアンヌの話す言葉には耳を傾ける。内容なんて勿論知る由も無かった。そもそも七不思議自体が隠されていたわけで、たいして興味もなかったテッドにとって調べたいものでもなかったので。]
先生達知らなかったりしてなぁ。もしくは知ったの今日で、今日までこういうことやるってはっきり言ってなかった上に、サイモン先輩をつかまえられなかったとか。 まぁさ、やっちまったもんは仕方ねえっしょ。きっと。
んじゃ、外行くかー。行く人ー?
(71) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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テッドは、マリアンヌに、大丈夫かと視線は向けて。・
2010/07/18(Sun) 23時半頃
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おねーさんはあんまり無理しないで良いと思うよ。 なんたって今まわりもおかしいし、気分悪くなったら治療できる人もいないらしいんだからさ。
[普段より食堂・購買を利用する身。おまけを求めてかおねーさん呼びは慣れたもの。]
(72) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[兄に手を引かれるままに駆ける。 背後から迫りくる音を感じつつも、繋いだ手に込められた温もりに、一度嬉しそうに笑った]
こわいってことが、わからないこと……?
[呟き>>68は、妙にはっきりと耳に届いた]
………………。
[兄の横顔を見詰めつつ、瞳が不安げに揺れた]
おにいちゃんは、わたしが、こわいの?
[何処か泣きそうな声で、呟きを返す]
(73) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[この場に居る全員分の番号を交換した携帯を弄びながら周囲の喧騒をおずおずと見ている]
く、首、刺し貫いて自殺って…… 演劇部だってそんな大道具ないだろ……?
[マリアンヌの話に怯えた様子だったがテッドの提案におずおずと手を上げる]
あ、あのさ、アタシ、出口探ししたい方に一票。 なんかさっきまで気付かなかったんだけどすっげーやな感じなんだよ。 アタシ、小さい頃から霊が体に入りやすい体質らしくて、それでこういうのって避けてたんだけど……
すぐに追い出せるお守りがあるからいいけど、とりあえず良い霊か悪い霊か、そういうのは死者の霊なら見える……。
っだー、なんでこんな事に参加しちゃったんだろうなぁ、もう! サイモンのやる事なんて嫌な予感しかしないってのに!
(74) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[マリアンヌの剣幕に目を瞠る。 すぐに優しげな口調で語り出した彼女に、決して怯えてはいなかったけれど]
……違うんですか。 でも、それじゃあ何でそんなことに。 剣だなんて、学校にはないですよね。
[ほんの少しだけ不満そうな雰囲気を漂わせながらも、セシルの顛末を聞けば益々眉を寄せる。 仔細を聞こうと更に尋ねはしたが]
……まぁ、いいですけど。
[涙まで零されてしまえば、流石にそれ以上を無理に聞き出そうとはしない。 「今度」は果たして来るのか、なんて疑問は、今のホリーにはない]
(75) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[自分より足の遅いメアリーを急かしながら長い廊下を駆ける。 途中彼女が漏らした言葉は確かに耳に届いたが、何も言えず聞こえないふりをしてしまった。
行きよりも長く感じる道のりを越えようやく元の部室にたどり着くと、 半ば倒れこむようにしながらメアリーを室内に引っ張り込もうとする。 彼女が大人しく部屋の中に入れば扉をぴしゃりと閉め切るだろう]
(76) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[――――やがて、元いたミステリー同好会の部室まで戻って来る。 勢いよく締められた扉の窓に、最後にべたりと赤い手形が一つ残った。その様子を見て、マリアンヌから声>>69がかかるか]
私…? 私は、ここにいるよ、マリアンヌさん…。
[おろおろと、不安げな様子で視線をさまよわせる。助けを求めるように、兄を見つめた]
ひぅっ…!?
[そして、漸く気づく。音のする方に差しだしていた少女の手首に、べっとりと赤い手形がついていた。まるでその腕を掴まれていたように]
(77) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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