11 獄の、聖痕者
情報
プロローグ
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
執事見習い ロビンは、血濡れのピッパとローズマリーが見えた。
2010/05/27(Thu) 00時半頃
|
[誰かが、近づく気配に。 顔が強張る]
――…。 [ただ、番人なら――。 忍ぶようにゆっくりと近寄らずに。 獲物を甚振る嘲笑の毒を吐きながら寄るか、と思い]
誰――…。
[此処に堕とされた、住人か否か。 警戒するような響きで誰何して]
(71) 2010/05/27(Thu) 00時半頃
|
|
[「誰」と云う声に一瞬凍り付いた。 その場で脚が竦んで動けない。 逃げなくてはいけないのに――恐怖がそれを許してくれない]
…え。
[そしてふと、気付いた。 声は女性のもので、怯えたような、警戒するような響きが混じっている。 ふたりの顔を見れば門番とは程遠い存在に。 救われて――]
……僕、は門番じゃないです…
[そんな間抜けな返事をした。 見れば判るだろう。 襤褸の服を着て、血だらけで、傷だらけ]
あの…ここ、は――地獄…?
[まだ知り得ない情報を、ピッパに求める]
(72) 2010/05/27(Thu) 01時頃
|
|
[血だらけの襤褸を纏った 内気そうで弱弱しい男が其処にいて。
でも、男と言うだけで。 男に裏切られた苦々しい思いが沸き立ち。 警戒に憎しみを潜ませた瞳を向ける]
そう――… 門卒では無い、の……。
(73) 2010/05/27(Thu) 01時頃
|
|
[此処は地獄か、と問う声に]
私はね――… 地獄に堕ちる事を望んで死んだの、よ。
[地獄に堕ちる事だけ成就し、 相手への呪詛は届かなかった事に。 自虐的な響きをのせて]
そして、まさに此処は――
話に聞いていた……通りの、地獄じゃない。
(74) 2010/05/27(Thu) 01時頃
|
|
[門番では無い、と言っても警戒を解いてくれないピッパ]
…すみません…! 僕がこんなところに来たばっかりに――…!!
貴女に不快な思い、を…
[憎しみさえ滲ませるような痛い瞳が突き刺さる]
は、い… 僕は違います。
あの! 貴女は、ここから出られる方法、ご存知ですか…!?
[この時だけは、内気と云うより必死に訴え掛けるような態だっただろう。 そして地獄だと聞けば、絶望でその場に座り込み。 自ら地獄に堕ちる事を望んだと言ったピッパに驚きの表情を見せた。 ピッパに自分の名前を名乗ったり、聞いたりしなかったのは、こんな場所では無意味だと思ったからで――**]
(75) 2010/05/27(Thu) 01時頃
|
|
>>69 [ピッパと、唇が名前を紡ぐ]
酷い、こと――?
[ゆるり、首を傾げると、ああ…と言葉を発し、 歪めて語るその目元に触れて]
あなたはここじゃなくて、
[胸元へと手を下ろす]
ここで、泣いているのね……。
(76) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
不快な思いって…… なら――。 近寄ったのは如何して、なの?
[卑下するように謝る男は あの憎憎しい男とは違う種に見えたけど。
それでも、魂に刻まれた怨みは中々消えるものでなく。 謝罪するロビンを冷たく見据え]
(77) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[ピッパの誰何の声に、姿を現す少年を捕らえる淡い翠。 その襤褸を纏う姿を労わるように見やって]
此処は……罪人の住まう場所。 ――地獄、なのでしょうね。
[ぽつりと呟いた]
(78) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[此処から逃れる方法をと。 必死に訴えるロビンに。 近寄った訳を知り、妙に可笑しく思えた]
くくっ――…。
私だって、此処から逃れる術を知っていれば――。
[あの憎い男を同じ地獄に堕とす為に。 その術を利用して――。
ただ、其れをこのロビンに告げる必要性は感じなかったので。 その後の言葉は綴らずに]
知らない、わね。
[無慈悲に告げた]
(79) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[不意の口付けには瞬いた。>>43 まだ火照る身体の余韻に身を委ねた侭]
ん……。 …唇は誰にも許さなかった心算でした。
[少なくともこの地では。]
……。
[ソフィア、と、端的な言葉。それが彼女の名だと知る。 そうして続く言葉と聖母の笑み、暫し見つめては、目を逸らす]
女性はそうやって私を騙す。 心を赦してしまった私がいけなかったのです。 だからもう……心は赦さない。
[そっと、ソフィアの身体を押しのけ、獄の地を、ふらり歩き出す]
(80) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
出られる――…?
[不思議そうに首を傾げれば、ブラウンの髪が揺れる]
此処を出て、どうするの……? あたしたちは、罪人なのに。
(81) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[>>76 ローズマリーが歪む己の目元に触れる指先の感触]
そうね…… 此処では――。
[続いて、胸元へと手が下り此処でとの言葉に 微かに心が癒される]
――…。
[番人に、甚振られた背の痛み以上に。 魂への痛みの方が痛かったから。
彼女に小さく、ありがと、と囁いた。]
(82) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[獄の地を裸足で歩みながら、思い返すのは現世に生きた日。]
薬、欲し…ぃ…――
[もう此処へ堕ちて久しいのに、尚も禁断症状に蝕まれるのは獄ゆえの毒か。]
ああぁぁぁ!!!
[叫びを上げながら頭を掻き毟り、意識を逸らそうとするも虚しい。]
(83) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
水商売 ローズマリーは、漂白工 ピッパへと、少女のように微笑んだ。
2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
はぁ、はぁ、はぁ……
[毒の無い身体が毒を欲して指先が痙攣する。 ぐ、と己の胸元の衣服を掴み、歯を食いしばる]
―――あの時、心など赦していなかったら。
[一度は更正した筈だった、それなのに。 くるしい、くるしい、くるしい。]
(84) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
[馨、聲、色、全て。 獸の呻き―――。 視界に広がるのは麻痺した光景。]
……おはよう。
[女は石造りの寝台から気だるげに身体を起こすと 誰にとも無く声をかけた。]
…
[無論、帰る聲は無い。]
(85) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
|
|
私達は……
罪人――…
[そう、地獄に堕ちてもいいから―― あの男も地獄にと願ったから堕ちたのではなく
人を呪った罪――。 自らの命を絶った罪人だから 此処に堕ちたのだ]
――…
もし、此処から逃れる術があるなら。 また新たに罪を犯すかも、知れないわね……。
[小さく、口元を歪ませ呟く]
(86) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[どれ程の時をこの地で過ごしたか解らない。 どれ程の痛みが、どれ程の嘆きが、 どれ程の快楽が在ったのかはっきりしない。]
今日も、お仕事。 ……行きたくないなぁ
[ぼやきながら傍の装束に手を掛けた。 一見すると黒、に見えるが。 其れは紅が酸化し染まった、黒。 薄汚れた、黒は女に与えられた一つの証だった。]
でも、頑張らなきゃ、ね。
[白い肌の上にゆっくりと纏うは、 異例として生まれた、番人の証――。]
(87) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
刑場から逃れるために、新たな罪を犯すのね。
でも、それは許されない。 きっと神がお許しにならない――
[歪む口元に指で触れて]
逃れるのではなく、贖うの。 西院の河原の子供たちのように、いつか救われる事を夢見て。
(88) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[ピッパにまるで詰問されるように問われれば]
ここに来たのは…声が聞こえたからで――
謝ったのは、貴女が不快そうに見えたからです…
[冷たく見据えられて、怯えるように、本音を語った。 ここから出る手段を知らないと冷たく言い放たれれ]
…そう…ですか――。
[肩をがくりと落とした。 ローズマリーに、罪人なのに、ここを出てどうするのかと問われ]
――更生するんです。 罪、を、悔い改めて。
[ほんとうは、どこにも自らが犯した罪などは無いと思っているのだが**]
(89) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[元罪人。 されど女は罪に溺れる内にそれを快楽へと代えた。 どんな痛みも嘆きも、全てを笑って受け入れた。 麻痺していたのかもしれないし、 元々可笑しかったのかもしれない。 狂ったように哂うものだから罰は形を代え付与される。]
リリィ。
[声を掛けたのは一本の、鎌。 女の背丈程もあろうかという、大振り。 其れを苦も無く両手で一振りしては]
―――行こっか。
[巣穴のような空間で、眸を細めた。 気だるげに、つまらなそうに。]
(90) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
神がお許しにならない――?
ああ、でも。神なんて……。
[古い神に祈った。 伝承に伝わるように祈ったけど。
あの男は――。 地獄の獄卒が見せた、ビジョンでは生きていた。]
(91) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
――。
[それでも、ローズマリーの指が口元に触れれば 痛む心に、その言葉が染みいる]
そう、ね。
神の声なんて聞こえないけど。 貴女の声は聞こえるわ。
贖う。 私にできるかわからないけど――。
(92) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
――……
可哀そうな、子。 更生が意味を為す生は、もう断ち切られているのに。
[呟き、淡い翠をゆうくりと伏せた]
(93) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
「主よ、私は信心を誓います―――」
「彼女が、彼女が私を救ってくれたのです」
「彼女…は…――」
―― 在りし日の記憶 ――
[喫煙、麻薬、セックス。 修道女で在りながら素行悪が目立った私。 怠惰に委ねるのは楽だった。 修道女なんて唯の仕事。 へらへらして偽善者面でいればそれで好かった。]
『ハルモニアさん!!』
[叫ぶ様に呼んだ"彼女"の声に、振り向きさえしなければ。]
(94) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
『どうしてこんなことをするの。神はお喜びにならない』
煩い。アリアに何が分かるの。私は――
『私は、なぁに?すべての罪を告げなさい。私はそれを赦します』
……赦すなんて所詮偽善よ。
『私は貴女の傍に居るわ。貴女を救い、貴女を目覚めさるの』
[彼女は――アリアは頑なで真っ直ぐな性格の修道女だった。 それからアリアは私と同じ寮に住むようになり、 私の行動に逐一言葉を挟んだ。 しかしそれは責めるものではなく、慈悲深い言葉だった。]
(95) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[アリアの澄んだ心が、私を捉えるのは早かったと思う。 私はいつしかアリアに心を赦し、 アリアの謂う通りに行動するようになった。]
『ケイト、さあ祈りを捧げましょう』
「……はい」
『神はいつでも見守っているわ』
「そうね」
[その時だけは幸せだったと思う。 彼女と共に過ごしていると、澱んだ心が浄化されゆく。
しかし、同時に、アリアの姿に、 惹かれ――戻れなくなった、私が、居た。]
(96) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
アリアが好きなの。
『……?私もケイトが好きよ』
違う、そうじゃない、私はアリアを愛してしまったの。
『…ッ!?』
貴女が悪いの、だってこんなにも私を捉えて離さない。
『ケイト、同性愛は神に背くことよ、考えを改めて!』
だめ――私は貴女を愛しているの……!!
『やめっ、やめて―――!!』
(97) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[―――その後の記憶は断片的だった。 逃げる彼女を追いかける私、
手を伸ばし、捕まえた、と笑った。
アリアは抵抗する。その場が何処かも気づかずに。
ガタンッ――
アリアが石畳の階段から足を踏み外し、 私はその後を追うように、共に転がり落ちた。 石畳が身体全身を打ち、頭を打ち―――意識を失い 私は、死んだのだ。]
(98) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[独りしか居ない空間。 女は何時も独り、鎌へと話しかける。 何時しか鎌は女と会話するようになった。 段々、段々と、鎌の感情、表情が解るようになった。]
リリィ? 今日はちょっと、ご機嫌斜め?
[ひたり] [巣穴から出て、獄の地を踏みしめる両足。 番人の中でも最下層の、番人。 権力も何も許されては居ないから時折、仲間からも 疎まれ、捌け口にされる事も少なくない。 されど鎌と会話をして居る時は、時折笑みも見えた。]
(99) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
痛みは、貴女の罪を禊ぐわ。
[柔らかく笑んで]
神は心の中にいらっしゃる、の―― 貴女の神に忠実なる僕であるならば、
贖いの時も、いつか、きっと。
(100) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る