273 魔性の病院【R18ペア】
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[体を洗う間にも、彼は自らの力で動こうと努力していた。
その試みが、熱の中心に触れた瞬間に中断され、声が漏れ聞こえる。
感じないわけではないのだなと、密やかに確かめた。]
嫌いかい?
[無用だと睨む視線が、触れてくれるなと告げている。
泡の下に透ける膚が虹の色どりを纏うのを、目を細めて眺めた。
彼はどうやら肌までも宝石に変じるらしい。
掌を滑らせて、その感触を楽しむ。]
これも治療の一環だよ。
おまえの身体に刺激を与えて、動くように促している。
わかるね?
[強弁だが、まったくの詭弁というわけでもない。
刺激の種類は多いほどいい。
だから、これも治療なのだと言うように、下へ潜り込ませた手を動かした。
当人の心に似て固く閉ざされている窄まりを、石鹸のぬめりを借りて柔らかく押し開き、指先を忍び込ませる。]
[ 黍炉は優しげな口調で、したいことをしているのだと言うが、二重の意味で、それに甘えてはいけないと自戒する。
ひとつには、自分のことは自分で管理すべきだという考えゆえであり、
もうひとつは、彼のしたいことのうちに、「シコウを手に入れる」が含まれているのを聞いているからであった。
今しがたの行為を鑑みても、不穏極まりない。
母由来の能力は極力、出さないようにしているはずなのに、彼に影響を及ぼしてしまったのかと戸惑いもする。]
嫌いだ。
[ 肌に触れたままの問いかけには簡潔に答えた。
黍炉のような立場にある男が、母の侍女たちのような真似をするのを苦々しくさえ思う。
治療の一環だと言われ、顔をしかめた。]
そこは最後でいい。
[ と、腰の裏側へと彼の指が潜り込む。
圧をかけられ押し入られるような違和感。
前方ほど直裁な性感帯ではないから、悲鳴が爆ぜるようなことはなかった。
むずむずとした落ち着かなさに首を振る。]
それより、 手 を、 動かし──て
[ 片手なりと機能が回復すれば、自分でできることは飛躍的に増えるのだからとアピールする。*]
[快感に繋がる行為への、彼が持つ忌避感は何だろうかと思案する。
自制によるものか、別の経験によるものか。
けれども受け入れる土台はあり、開拓する余地もありそうだ。
手を掛ければきっと艶やかに咲いてくれることだろう。]
つれないことを言うね。
末端より、身体の内側に近い部分の方が気を通しやすいというのに。
感じる、というのはそういうことだよ。
[こちらは強く拒まれなかったので、内側に潜り込ませた指を曲げて周囲を探索する。
ここはまだ未踏の原野とみえた。
早く悦びの鉱床を見つけ出してやりたいものだ。]
[それ以上は無理を押し通さずに手を引く。
彼の体に湯をかけて泡を洗い流し、柔らかな布で包んで水を拭ってやった。
水気を落した肌に香油を塗り広げ、今度は全身を揉み解していく。]
命を分け与えてもいいと思うほどの出会いは、稀なのだよ。
おまえは私にとっての宝玉だ。
───ふふ。おまえの身体が宝石に変じずとも、私にとっての価値は変わらないけれど。
[問わず語りに、そんな言葉を囁いた。]
[骨の指はなんら遠慮なく官能を引き出すように彼女の体を弄り、熱を漏らすような吐息に絶え絶えとなりながら も律義に質問に答えている。
初めて故にわからないことと願うことがあるということも。]
献身的なレディなようだ。
[柔らかくも未だ何も受け入れたことのない初心な硬さをのこす蜜壺の入り口をほぐすように指を動かして]
下卑な欲情であったとしてもかまわないと?
[求められたい。返したい。というのに対して聞きつつ、胸の頂を摘まんでいた指はそっと眦に伝う雫を拭う]
そーーですねぇーー。
レディは我が領内に兵を率いてきた指揮官であり。
そして私の戦利品として捕虜となり、今後労役を課す予定です。
攻められた側にもメンツというものがありますからねーー。
[それに得るものなんて武威と名ではあっても、赤字である]
レディは償っていただきます。指揮官としての責務や身内からの報いなどよりも、真っ先に一番の被害者である私に。
具体的にはその体を使って!
[そこ大事ですという骨]
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る