人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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………君かね。

[聞きなれぬ声。
思えば昔聞いたことはあったのだろうが、
それでも長らく──しかも年も違う──聞かなかった声。

高く澄んだ声響かせる娘へ向け、声ならざる声が向かって]


[深く落ちたのは、諦めに似た溜息。

何故同胞は目を覚まそうとしないのか。
何故同胞の手で、同胞を裁かねばならないのか。


 人狼が人を食らうことなど”自然”というのに]



 …… その前に長を、かね。


[そうかも知れない。それが正しいのかも知れない。
けれど長年をぬるま湯で過ごした男には最早牙はないけど]


やるなら──…



  ……、上手く「隠さないと」、なあ。

[牙はなくとも知恵はある。
さてどうしたものかと、思案する様子で口を*閉ざした*]


【人】 村娘 ラディスラヴァ

 …、……。

[新たにかけられる声は、ここの御主人のものでした。>>509
はっと佇まいを直すと、小さく頭を下げて見せます。
行き来する視線が、ジャムの小瓶と私を繋ぎます。]

 「おちゃ、ありがとうございました」

[掌に書きたくとも、ここからでは指が届きません。
書くものを持っているわけでもありません。
ですからゆっくりと唇を動かし、一音一音区切って
声なき声を紡いだのです。
お昼に出された甘いお茶の味を思い返しながら
ふっと、微笑んで見せました。]

(513) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

 共存のため、共栄のため
 『ひと』の為に。
 同胞に手をかける。

 私達だって『ひと』なんだから。

 同胞に手をかけたって
 構わないはずよね?

[諦めにも似た溜息が聞こえます。
声ならざる声が向かう先
私は彼に、微笑んで見せました。]

 そうね、上手く隠さなくっちゃ。
 でなきゃ、殺されちゃうわよ。

 ───“わたしたち”。

[『味方』なんでしょう、と首を傾いで見せて。]


[腐らない、誇り高き人狼。
…なぁんて謂うつもりは微塵もないけれど。

人間に紛れて、耐えて、黙って生きる。
それが『共存・共栄』だなんて。
初めから天秤なんて水平じゃなかったことに
気付きもしないお馬鹿さんたち。

泡沫の夢にしがみ付いて。
ありもしない理想を描いて。
微温湯に浸かって。
人と獣が仲良く手を取り合って生きていこうだなんて。

本当に、馬鹿みたい。

もう天秤は大きく軋んでしまったのだから。]


 
 
 
 ───明日の朝が楽しみね?
 
 
 


[私か、彼か、或いは彼女か。
誰がもう一握、砂を皿へと乗せるのかしら**]


【人】 村娘 ラディスラヴァ

[店主の柔らかな微笑みがこちらへと向かいます。>>514
私も同じように微笑んで返しました。
彼は、不安を解いてくださるような、そんな優しい表情でした。
だから、メアリーちゃんやグレッグくんが少し羨ましく思います。

私にはそんな風に安心をくれる両親がいません。

とても遠くで、離れて暮らしているのです。
幼い頃は、一緒に居てくれました。


離れていってしまったのは、どのくらい前だったでしょう。


思い出そうとして、ふわり。
駱駝色のカーテンが揺れていました**]

(519) 2015/05/13(Wed) 03時頃

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