14 学校であった怖い話 1夜目
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
あひゃひゃっ!「きーちゃん」だってよ、ますますかわいーじゃん!
いやー、お嬢はネーミングセンスあるなー。
[恥ずかしそうな狐を目の前に、こちらはますます楽しそうに笑う。
嫌がられてもなお「可愛い」という表現を重ね、
その上「お嬢もきーちゃん可愛いって思うよなー?」なんて言っている]
そーさなぁ。たしかに、あいつぁ一番にぶちのめしてやりてーわ。
未だにイタズラ説に縋ってる奴らの心も、折れるしなぁ。あひゃひゃ!
[どこかに消えてしまった黒髪の男の顔を思い出しつつ、
「きーちゃん」に同調してうんうんと頷く]
うん、きーちゃんかわいい。
[“大将”には、何の意図もなく同意を返した。
ネーミングセンスを褒められて、嬉しそうですらある。
声を張り上げる“狐”に、くすくすと楽しそうに笑って]
ううん、まだみてないよ。
[サイモンの居場所については否定を返す]
そうだね、
さがして、つかまえておこうか?
[“ホリー”の背後、広がる暗闇に、小さな気配が蠢く。
目の前の現象のほうが大きくて、オスカーとアイリスはきっと気付くまい]
〜〜〜〜!!!!!
[狐の嘶きのような、叫びというか恥ずかしいのを紛らわすというか。そんな言葉に表せない声をあげるのだった。]
か、可愛いいうな、う、ぉまぇええらぁあ!!!
べ、別にネーミングセンスとかそういう問題じゃないけど!
[二度目になる破裂音が響いた。恥ずかしがるサマは正しく子供。
因みにネーミングセンス云々はお嬢に対してのフォローである。]
く、くぅ。……む、むずがゆいあだ名になっちまったもんだなぁ。
ともあれ、最初にやるのはァ、奴だ。
くくっ、そうだ。なんだったら景気付けにゲームでもすっかい?
一番最初にヤツを殺れば勝ちぃ、ってね。今日の"区切り"がスタートの合図、でどうだいィ?大将にお嬢?
[やる気になれば、皆どこにいようが怪奇現象で人を殺せるのだ。
区切りを境にスタートすれば、きっと皆平等だろうと。
ゲームを提案する影は無邪気そうに笑った。]
あひゃひゃ。良いねぇ、やっぱ俺お前ら大好きだわ。
[お嬢の返事と狐の反応を受け、満足げに笑う。
特に嫌がりながらもお嬢に気を使う狐の様子が、妙にほほえましくておかしかった]
あひゃ、あひゃひゃ…へへ、きーちゃんイイこと言うじゃん。
よっしゃ、俺ぁそのゲーム乗るぜ?
[笑いながら聞いた狐の提案を把握すると、未だ残る笑いを押し込めてうんうんと頷く。]
あのヤローも、「俺と同じ」にしてやるか…!
だって、かわいいもん、ねぇ。
……ふふ、わたしもたいしょーすきだよ。
[ダメ押しのように、“大将”に同意を求めて。
大好きという言葉は単純に捉えて喜んだ]
んぅ?
わたしは、ふたりがやりやすいように、つかまえるだけでもいいけど。
[振り返る直前、闇の中の気配はす、と溶ける]
でも、きょうそうするの、たのしそう。
[“狐”から提案されたゲームには乗り気なようで、弾んだこえを上げた]
〜〜!
くぅ、やっぱ大将とお嬢にはかなわねぇや。
[へへ、と困ったように、しかしまんざらでもないように笑う。]
そうそう、愉しい、って事は過程において重要ですぜェ。
パーティの幕開けぇ、手始めにヤツを殺っちまいましょう!!
[ヒャッハァ!!!
高らかに声を張り上げれば、影は暗闇に消えた**]
なー。あ、もちろんお嬢もかわいいぜぇ?
可愛い仲間に囲まれて俺ってば幸せ者っ!
[そんな軽口を叩きつつ、にまにまと狐の影を見やる]
よっしゃ、お嬢も乗ったことだしいっちょやるか!
久々の殺しだァっ……!
ころしちゃ、だめだよ。
そっちのこは、あとまわし。
[アイリスに対峙する気配にはそんな風に囁いてから、駆け出した。
それから仲間のほうに意識は向いて]
ありがと、たいしょー。
[可愛い、という言葉に対する反応はやはり素直で]
はぁい。
じゃあ、“くぎり”まで、まってるね。
[くすくすくす、と笑いごえを残して、それきり沈黙した]
来い、来い、こっちに来い…そう、良い子だ。
[懐中電灯に照らされて室内に伸びる影は、姿無き「それ」に語りかける。]
さて、せっかくのイカした演出だ。たいしょー頑張っちゃうぜー?
強くてかっくいーおにーちゃんが無駄に頑張っちゃうトコ、ちゃんと見ててくれよ…
なぁ、メアリー?
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