266 冷たい校舎村7
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[ 暗黙の了解に、 目を向けてしまう。 当然の規律に、 ]
(76) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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――盗難―― また盗難? 飽きないな。
[クラスの噂話を聞いて、俺は笑って相槌を打った。 いじめだとかどうとか、 この時期によくもそんな事件が起こるものだと思う。
一度俺も数学のノートを盗まれていて そいつが故意か事故か、 消火用のバケツに放り込まれていたものだから 唯一得点のいい科目のノートが、と嘆くと共に しわくちゃになったページにかかれた落書きに 笑いもした事がある。
俺のケースが悪意ある盗難なのか、 それとも何かの弾みでそうなったのかはさておき]
(77) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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やったの、お前? 轟木。
[俺はあっけなく、轟木に犯人かと問いかけてしまう。 空気を読まない、というよりも、 こういう空気が苦手、なところがあって 疑いを晴らしたほうがいいぞ、という気持ちで声をかける。
が、それが轟木にどう映っているかはわからない。 殴られたら殴り返すだけの血は流れちゃいるが 無謀な行動では、あっただろうな**]
(78) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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おお、そうだ。 よく分かったな。自慢だ自慢。
[はっはっは、と笑いを響かせてから 拓海に脇をくすぐられれば、>>71 今度こそ俺は慌てた表情になる]
ひ、こら、やめろ。 受験生に落ちる転ぶ滑るはご法度だろ。 ……あっ、くそ馬鹿。
[くすぐったさに耐え切れず、体をよじる。 踏み固めた雪に足を取られバランスを崩しかけた]
(79) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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道連れ、だ!
(80) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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――道連れにできたら、どれだけいいだろう。
(81) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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[拓海の制服の袖を引っ張って、 転ぶならば一緒に転んでやろうとする。 盛大に尻餅をついて、俺は眉を顰めた]
あー……、制服濡れちまったじゃないか。 くそ。仕返しだ。
[餓鬼のように笑いながら、 今度は拓海の脇をくすぐってやった。
小学校の頃からの付き合いだった。 だから拓海の馬鹿さ加減はようく知っている。
――俺から見れば、みんな馬鹿には違いないのだが]
(82) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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[だから、心中で思うのだ。 そんな馬鹿なお前が大学行けるって、 やっぱ世の中おかしいんじゃないかな]*
(83) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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──現在:通学路>>73──
[ ただ、規則正しく足を動かしていました。 目的地へは一歩ずつ前へ進むしかないのだし、 立ち止まる理由も、そのときまでなかったから。
ごうごうと吹きすさぶ風に抵抗するように、 フードの前を指先でつまんで抑えたりしながら、 高らかに響いた笑い声>>74に振り向く。]
台風の中で使えるってことは、 雪の日だって濡れずに済むということだよ。 ……おはよう、灰谷さん。
[ ご近所さん兼クラスメートたる彼女に会釈をし、 レインコートの有用性を指摘するのは初めてではない。]
(84) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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休校の連絡はないし、 警報のたぐいも出てないらしいけど。 言われてみれば、人は少ないね。
[ 指摘されてようやく気付いた事実に、 僕はぐるりと周囲を見回してみる。
……視界が悪い、というだけじゃなく、 どうやら本当に人通りが少ないらしい。
とはいえ、焦りもあまりなく、 いぶかし気な彼女に、首を傾げかえす。]
(85) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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気になるようなら、 誰かに聞いてみるといいんじゃないかな。 例えば……、高本くんとかね。 僕らの知らないことも知ってるかもしれない。 [ なんにせよ、僕は学校に行く気になっていて、 休校ならばそれはそれで、自習でもすればいい。
根拠のない期待を委員長へと寄せながら、 相変わらずフードを被って一歩ずつ進む。]
灰谷さんがあまり気乗りしないなら、 いったん引き返してもいいんじゃないかな。 僕はどちらにしても登校するつもりだから、 授業があるようなら連絡するよ。
(86) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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……ここまで来てしまえば、 学校に行くほうが早い気もするけど。
[ なんせこの悪天候だ。欠席者だっているだろう。 受験生が大事をとることを叱る大人もいるまい。 好きにすればいい。というトーンで問い返した。*]
(87) 2019/06/05(Wed) 02時半頃
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──回想:役割分担──
[ ちょうどいい。と思ったから、名乗りを上げた。
誰かの予想>>11通り、出し物がお化け屋敷に決まり、 それぞれに役割を割り振ろうというときである。
学校生活において役割分担はつきもので、 文化祭というのはその最たるものと言ってもいいはずだ。
はじめは、演劇でいう大道具や小道具のような、 制作に回ろうと考えていた。これまでと同じく。 美術部の部員というのはそういうものだし、 同じ美術部の養拓海もそうするだろうと思ったから。]
(88) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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[ けれど、ふと思ったのだ。 お化け屋敷ならば、施設だけでなく、 人間を飾り付ける必要があるし、
その点において、僕は知識がある。 恐らく、クラスの女子生徒の大部分よりは。
それに、僕の家には多くのコスメが眠っていて、 それらは一度いわゆる"スウォッチ"をしたり、 ほんの数度使われたきり、永遠に出番なんてない。 ブラシやチップを新品に変えれば使えないだろうか。
更に、僕はボンドやアイシャドウを使って、 傷跡や引き攣った肌を作る方法を知っている。
人を美しく仕上げること以上に、 化け物じみた姿にすることに、僕は自信があった。 ……それほどの熱心さが求められたかはさておき。]
(89) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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姉は、僕をキャンバスに、 彼女の理想を描くのですから、 僕が、最後に制作するのは、 僕から見た姉の姿と決めていました。 美術部員として迎えた、最後の夏。 絵を描く気で、いたのに。納得がいかず。 ならば立体物として。と、あの、 赤黒く、爛れたようなあの肌を、 この手でつくることに熱中し、ただ、 醜い肉塊のようなものを手に弄んでいた、あの季節。
(90) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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……お化け屋敷ならメイクをする人が必要だろうし、 それはひとりだと負担が大きいだろうから、 僕はその手伝いをしようと思います。
[ 明朗快活な委員長などには程遠く、 僕の口語はぎこちないという評価を受ける。
別に緊張する性質というのでもないけれど、 どうにもおかしいらしいので、せめてにこやかに。
そう名乗り出ながら、僕はかわいそうな姉を思い、 きっと彼女には役割なんてなかった。と思う。*]
(91) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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幼い頃の僕の価値というのは、 姉よりもかわいらしいということでした。
僕が特別うつくしい子どもであったというより、 生まれつき醜い姉よりも肌がきれいで、 よく笑う子どもであったので、母は喜びました。
あなたは、お姉ちゃんよりかわいい。 と母は言い、僕に姉のお下がりを好んで着せました。
当然というべきか、幼稚園や学校には、 おとこのこの格好をして通いましたから、 それはほんの戯れです。母のお人形遊びです。
姉が着るために。姉に着せるために。 購入された洋服は、僕に似合います。 少なくとも母はお姉ちゃんより似合うと言いました。
(92) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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中学生になり、僕の背が急激に伸び始め、 声変わりが始まり、骨格が男のものになると、 母はすっかり僕にかわいいとは言わなくなりました。
ある日突然、毎日繰り返した遊びに飽きる、 子どもと同じようなことなのだと思います。 大切なお人形も、変身ベルトも、 いつかは自然と卒業する者が大半です。 成長した僕を見て、母もその戯れを卒業しました。
とても、自然な成り行きです。普通のことです。 そうじゃなかったのは姉だけです。姉だけ。
(93) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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それは、姉が唯一役割を見つけることができた場所。>>68
(94) 2019/06/05(Wed) 03時頃
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そのアカウントを管理しているのは姉です。 僕はアバター。きぐるみ。そのたぐい。
なので、どこの誰がそれを”いいね”と思って、 そのまやかしみたいな存在に目を向けてくれたのか、 詳細を僕が知ることはめったにないんだけれど。 きっと見知らぬ誰かの”いいね”だって、 醜い姉は喜んで受け取ったことでしょう。
姉はおんなです。年ごろのおんなです。 年ごろのおんならしく、化粧品を購入し、 そしてそれを、僕の顔に、指に施します。 姉の弱い肌に耐えられる代物ではないためです。 姉の醜い外見に映えるものでもないためです。
僕はとうにおとこにしか見えませんが、 顔や体の一部分だけを接写し、切り取れば別です。
(95) 2019/06/05(Wed) 03時半頃
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姉は、何かになりたかったのです。 それは、姉にはなれやしないものですが、 心の裡に秘めたる欲求を少しばかり満たすだけなら、 現世にはSNSという大変便利なものがあるのです。
次々と発売される新製品を、 姉はreviewという形で電子の海に綴ります。 褒めそやされたいのです。赤の他人に。
(96) 2019/06/05(Wed) 03時半頃
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……嫌ではないです。どうでもいい。 くだらない。どうでもいいことです。 皮一枚剥げば、誰も同じような肉の塊。
(97) 2019/06/05(Wed) 03時半頃
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馬鹿げたこの世が嫌いです。**
(98) 2019/06/05(Wed) 03時半頃
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[別にお前たちが何かしたわけではない。 ただ、どうしても許せなかったんだ]
(99) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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―― 回想 / 盗難 ――
[教師というものは、 本当に馬鹿な生き物だと思う。
学級内で頻発する盗難騒ぎに、 特に証拠もなく颯太を疑っているらしい。 颯太の普段の素行不良が原因だろうが、 “高みの見物”>>41は愉快なこと この上なかった]
……颯太が? まさか、そんな。
[信じられない、という表情を作って 教師相手には応対をしておく]
(100) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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颯太。 クラスの中の誰がお前を疑おうと、 俺はお前を信じているからな。
[不安を植え付けるように、 あるいはいかにも委員長といった態度で 颯太にそう放課後、声をかけたこともあっただろう]
(101) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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[面白いことになってきたな、と思った。
普段の素行だけで犯人を探すのならば、 あの教師たちは一生犯人には辿り着けまい。
そして一方で、面白くないこともあった]
拓海。全然お前、凹んでないのな。
[数学のノートを盗難されたというのに、>>77 あっけらかんとしている拓海の態度に 軽く苛立ちもした]
(102) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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数学のノート、貸してやる。 コピって返せ。
[そう気遣うような口調で言って、 俺は自分のノートを差し出す]
そんなぐしゃぐしゃになって返ってきても、 使えないだろ。 [俺は拓海の肩をぽんと叩きながら、 内心で「つまらない」を連呼していた]*
(103) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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―― 回想 / 役割分担 ――
では、多数決の結果 我が3年7組の文化祭出し物は お化け屋敷に決定しました。
……はい。皆さん拍手!
[黒板に書かれた正の字を見つめ、 俺はクラスを見回し、委員長としてそう宣言した]
宮古、集計ありがとう。
[書記の宮古に軽く笑みを向けると、 俺は教室の面々に視線を戻す]
(104) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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続いて当日の役割分担ですが……。
[そこで、意外な人物が手を上げた。>>88
普段はあまり前に出ない京輔が 余り物ではない担当をやりたいと立候補したことに 俺は軽い驚きを覚えた]
(105) 2019/06/05(Wed) 04時頃
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