266 冷たい校舎村7
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[…………ええと。 俺、もう一回時を止めたい、なんて思ったっけ。
もしかしてチャイムが聞こえたりしないかな、って 一瞬思ったんだけれど
何度笑ったまま見つめ返しても、 悟は馬鹿みたいに無表情で俺を見てるだけだし 多分きっと、その形のいい唇から漏れた言葉>>373は 幻聴なんかじゃなくって]
(451) さねきち 2019/06/20(Thu) 23時半頃
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…………。 ……………、
(452) さねきち 2019/06/20(Thu) 23時半頃
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[なあ。 まさか近所の人が、「あそこのお父さんが子供を…」とか 「強制××××罪」とか「虐待」とか そういうワードをうどん屋で吐いてるとは思わないので
お前が知ってる、とも、やっぱり俺は思わなくって
息ってどうやってするんだっけ。 白いシーツの下で、静かに拳を握る。]
(453) さねきち 2019/06/20(Thu) 23時半頃
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[笑ったまま固まった俺がふたたび動き出すのは その少し後。]
……アハハ 親父は、…………わるくねーよ
[笑ったまんま言葉を吐く。 まるで人形みたいに。まるで呪文みたいに。
俺はまだ、暢気に笑ってる だけ**]
(454) さねきち 2019/06/20(Thu) 23時半頃
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―― 病院:宇井野へ ――
そっかあ。
[なんでもないよ、といわれてしまえば 俺の視線は簡単に宇井野の表情からそれてしまって 手元、に目を落とす。
背丈で女の子と勘違いされたのかも、 …………なんていわれた暁にゃあ 多分退院後そのでかい背中に 俺式ジェットアタック(助走付たいあたり)が飛ぶだろう。
だから言わなくてよかったな。]
(562) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時頃
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ふふん。そうとも。 げーじつか気質なので。 運命だって信じる俺なのです。
[からかわれて、俺はにかっと笑った。 ふざけるように。けれど本気で。
永遠を誓って壊れる夫婦の愛もあれば たとえ姿かたちが変わってしまっても 切れないつながりもある。 それはきっと、運命の仕業さ。>>470
って半分くらい信じてる顔で]
(563) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時頃
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かわいいだろ? お前に似せようと思って。
ってー。えー。 替え玉もいいよっていってやりてーけど お前がどんだけ食べるかによるー。
[笑いながら絵を受け取ってくれた彼に、 こて、と首をかしげて、似てる? って問う。
ごつい宇井野を描く事も考えたけれど>>471 やっぱりこっちのほうが、 彼の印象に合ってる気がする。]
(564) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時頃
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[一仕事終えた俺は、 見舞いにきてくれた仲間に礼を言う。
渡される「楽しかった」に、 「ほんと」って目を細めて小さく頷いた。]
――そいつは嬉しい。 またデートにでもつきあってくれよ。 退院したら。
[ひらり、と手を振って、 俺は去りゆく大きな背中が消えるまで その姿に切れないシャッターを切っていた。]
(565) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時頃
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[もう一度しあわせそうなねこと目を合わせる。
宇井野が選んだそのねこは、 終わってしまった文化祭の夢を引き連れて、 ゆるゆるとまどろんでいるようにも見えた。*]
(566) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時頃
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―― 見舞い:悟へ ――
[笑ったまんま、無表情になった悟をみている。 ……今お前が何を考えてるのかわかんないや。 お前の真意がわかんないや。
だから、俺は問いかけにも笑ったままだし 無理に笑うなよ、って優しすぎる言葉にも 人形みたいに笑ったままだ。
頼れ、って言われて、>>500 ハグをしてやる、と両手を広げられて ようやく俺は悟の意図を理解するわけだけれど うるさい心臓と、まとまらない言葉を 咀嚼するのに忙しくって手が伸ばせない。]
(578) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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なにを……まもる……? かぞく、とか。 昔の思い出とか。あるけど。
[目の前が真っ暗になったみたいだ。 あのガレージに引き戻されたみたい。]
悟。俺さ、子供の頃、幸せだったよなあ。
[笑って、確認するように問いかけた。]
(579) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ガレージではたろが尻尾を振っていて、 親父が「ともだちか」って笑ってて 母さんが「お茶用意するわね」っていってた、
あの夢みたいな、真昼の世界で
蝉の鳴き声を聞きながら あせっかきのガラスのコップを手にして 夏休みのドリル、二人で埋めて]
「えへへ、そうだろー。じまんなんだあ」
[って、悟が囁いた言葉に胸を張った。 あの時たしかに、俺の世界は完全で 欠けたところなんて何一つなかった。]
(580) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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なんでこうなったんだろうな。 幸せだったのに。
[頬をぬるいものが伝う。
笑いながら、 多分真っ黒な目からいくつも涙が流れてる。 ぽろぽろ、という風でもなくて きっと垂れて流れるだけの不気味な涙だ。]
(581) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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愚痴? 頼れ? やだよ。俺、お前がうらやましいもん。 お前は家に帰ったら飯があんだもん。 ………やだ。そんなこと、怨みに思いたくねえよ すがりたくなんかねえよ
[手を伸ばして悟の服をつかむ。
千切れやしないけど、 ちぎってしまいそうなほど手を震わせて その胸だか腹に、額を埋めた。]
(582) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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縋ったら、理解できちまうだろうが。 自分がどれだけ惨めかわかっちまうじゃん
だから、そんな風にするんだったら俺にいってくれよ お前がおかしかったって お前が悪かったって お前が生まれてきたからいけなかったって
言ってよ 言え お願いだからいつもみたいに傷つけてくれよ 無神経なこと言って安心させてよ
(583) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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………… 笑顔で守りたいのなんか、 俺自身にきまってんじゃん ……やめてくれ 自覚させないで お願い
[震えながら、抱きつくでもなく 俺は悟の服を握って額を押し付ける。
腹の痛みがぎりぎりと身を苛んでも、落ちる涙が見えても 痛む頭では、どちらもいたわることはできなくて
おしまいに、「帰れ」という言葉だけ、出た*]
(584) さねきち 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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―― 見舞い:瑠璃へ ――
なんでえ…………?
[いじわる、って言われましたので、 俺は心外です、って言いながら微笑んだ。>>516
校舎から外に出したことを いじわる、っていわれてる、なんて思わないから 不思議なことをいうあなたをじいっと見ていたら
雪のような白いシーツの上に、 重ねた手のひらの上に、 もうひとひら、重ねるように手が乗る。]
(585) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[ぽてん、と横になる宮古瑠璃の、揺れる髪を見ている。]
そうだったんだよ。
[って、読み聞かせるように話して 別にベッドの上に転がることを咎めることもせず 俺は、眠たげなあなたの目を見ている。>>517]
(586) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[夢のはざま、曖昧な記憶の中に、 何が眠っているのか とか
ましてや霊感なんてないんだから るりいろを好む誰かの話 とか
雪道に足跡をつけるように 不必要に、踏み入ったりはしないんだけれどさ。]
(587) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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勉強、お疲れ様?
[包んでくる両手は、 ……いったい誰の手を包みたかったのでしょう。
まどろみに足をひきずられるようにして ぱち、ぱち、と瞬きを繰り返した。]
……なんだよ、みやこさん
…………取れない、のかあ これ。 取れたら、楽なんだろうけどな。呪いみたい。
(588) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[例えば日ごろの癖で血のつながりを思い出し 習慣で、首輪に繋がれていたことを思い出す。 なら、さっさと取れてくれたほうがいい。 俺の首についた鎖なんて。
でもね、と宮古瑠璃は前置いた。>>520 俺はそれを子供のように聞いている。]
…………遠くまで。 自由、ってこと? 縛られなくて、いいよ、ってこと?
[よくわかんないな、って俺は笑った。]
(589) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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……そうだといいな、ありがとう。
遠くにいけるといい。 呪いが見えなくなるまで、遠くに。 当分は……遠すぎるところにいくのはやめるけど
[宮古瑠璃が慰めてくれているのか、 ただ実感を語っているだけなのか、 俺にはわからなかった。 だから思った言葉だけを吐き出して
シーツに垂れた滑らかな髪の毛だけ 指先ですこし、撫でようとする。
飼われた犬が鼻先を寄せるようにおずおずと 年上の男が女の子にするようにただ優しく それができなくっても、俺はぽつりと零すだろう。]
(590) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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いぬは、目を離すと すぐ飛び出していくもんだから
もしも遠すぎるところに行こうとしたら…… 気が向いたら、 リードを引いてくれると嬉しいんだけど。
[まさかな。って、思う気持ちも半分あって 遅すぎる四月一日みたいに、俺はぼんやりとしている。
タンポポの綿毛みたいに ふわふわととんでいってしまいそう、と思って なんとなく、引き止めるようなことを言ったのは
古典の勉強をしたわけでもないのに、 少しだけ眠いからだろう。*]
(591) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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―― ・・・ ――
[よく人が刺されるねえ、なんて 他の患者が話しているのを聞いたのは その事件があってから、少し後のことだ。>>559
ななつきよーこ。なんて名前の人 そんなにかぶるとは思わなくって 俺はすぐに、運ばれてきた患者が 七月葉子そのひとであると理解したのだけれど
そもそも病室が違うし、うまく動けない、ので 俺は携帯を片手に、高本悟にメールをした。]
(592) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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To 悟
ヨーコねーさん、病院に運ばれたの?
何があったかぜんぜんわからねえけど 俺は見舞い、いけそうにないから いってあげて
[さて、それをうけて高本悟がどうしたのかは 俺にはわからない。
真っ白な病室の天井を見上げて、 なんだよこの世、やべえな地獄か、って そんなことを思うばかりであった**]
(593) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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―― 病室:悟へ ――
[暖かさが降ってくる。
背に腕を回されても、 俺はそれを振り払う事が出来ない。
ぽつり、ぽつり、と 雪みたいに落ちて積もる言葉を 聞かないでいることもできなくって
俺は震えながら、お前の胸に額を押し付けている。]
だって……だって……だって、さあ。 俺、おまえのこと友達だと思ってるもん そんな風に思いたくねえんだよ……
(632) さねきち 2019/06/22(Sat) 03時頃
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[ぐずるように言って、 抱きしめてくる手に力がこもる事に安堵する。 お前が与えてくれる言葉は>>596>>597 いつもからは考えられないくらい優しくて]
…………悟…………
[ゆっくり、顔をあげる。 もう笑えてなんかいなくて ぼろぼろ涙だけ零して泣きじゃくる俺がそこにいた。 何度も情けねえなあ。
わしゃ、と頭を撫でられるのにあわせて もう一度額を悟の胸に埋める。 まるで本当に犬になってしまったみたいだ。]
(633) さねきち 2019/06/22(Sat) 03時頃
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しゃいんは、諦めてる…派遣かなあ…バイトか… 家は。色々あるけど、ひとまずあそこに帰る……
[あそこが俺の「家」なんだから、と呟く。 あの土地を売ればそこそこの値になって 大学だって、いけなくはないんだろうけど …………それは俺が嫌だったんだ。
俺はぐしぐし泣きながら、 ようやくゆっくりと、悟の体に腕を回した。]
(634) さねきち 2019/06/22(Sat) 03時頃
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あのさ。俺、 親父みたいに、なりたくないんだ。 悟んちの父さんみたいに……強くなくって なにもかも恨めしくって、酒に逃げて そういうの、……やなんだ
怖い。歳を重ねるごと、親に似てくんのが怖い
だから…… 俺、やっぱりお前をうらむことは、いやで だって、だいじなともだちだもん 怨みそうになるから、頼るのも、難しくて
(635) さねきち 2019/06/22(Sat) 03時頃
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でも。 ……でも。
(636) さねきち 2019/06/22(Sat) 03時頃
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