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![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 自らの言葉に気恥ずかしさが蓄積され (95) 2019/03/30(Sat) 18時頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ あぁ… 俺こそ臭いかもな。 (96) 2019/03/30(Sat) 18時頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ いいよ、ラジオでも流そうか。 (97) 2019/03/30(Sat) 18時頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 音楽を聴きたがっていた彼に対し、 (98) 2019/03/30(Sat) 18時頃 |
××年前
[大好きな近所の兄ちゃん。
兄ちゃんは、俺からしたら凄い人やった。
ゲームが得意なのだ。昔、黒髪でおとなしい子だった俺はあんまり友達がいなくて、ちょっと闇に落ちていた。
別にエエもんって膨れっ面の強がり。
それに俺には兄ちゃんがいたから。
兄ちゃんの父ちゃん。なんと兄ちゃんよりゲームが上手い。その父ちゃんと俺の父ちゃんは同級生だったらしい。家も近所で親同士も仲がいい。
必然的に会うことも多く同じゲーム好き仲良くなり]
にぃーちゃん、ゲームやろ?
[家に戻ってすぐこっちに来たのもあり、
少し汗を掻いた太股も気にせず、短パン姿で彼の隣に陣取り。ええやほと首かしげ。甘えん坊は抱きついた。三兄弟の末っ子。けど、もう少し小さかった頃と比べて兄たちは遊んでくれなくなった。
受験やら、部活やらで忙しいのだと聞いても
分かるようで分からず、甘えたくて
大好きな近所の兄ちゃんの元へ走るのは仕方ない。ゲームしようといいながらすりすり。引っ付き虫を発動させ。]
俺が勝ったらご褒美やんな?
[なあなあと、この後やがて別離が来るとも知らず
大好きで大好きな兄ちゃんに、髪の毛の下、
はにかんでぎゅーとすれば賭けをするのだ。
何度やっても勝てず、ハンデをもらうまで。食んでの代わり、いいことを一つ貯めていく。何か一つなんでもするからと。輝いていて
彼がゲームを用意してくれる間、いいこに。
ベッドの下を飲み込んだ**]
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ パーソナリティが紹介する曲が流れ始める。 (99) 2019/03/30(Sat) 18時半頃 |
[ 話題を必死に探しているとは知らず、
酒の入った容器と共に振り返れば、
月光と花見用のネオンコードの下で見る彼は
妙に色めく目をしていて、どきりとする
少年らしい輝きを七年前に感じていたが
あの時の感想とは全く違う見解を噛む。
彼はこんなに――艶っぽい男だったか。
かと思えば、吹き出してしまうような
桜の花弁と彼の頭髪状況に
ちいさく笑い、手を伸ばしたくなる。
ベンチに着いてしまったから、そうはしないが ]
中田くんは、あれだな。
言葉選びが、可愛らしい。
[ 昔はあんなに日本語が苦手だったのに
今ではユーモラスさも身につけている。
それに、愛らしい感性を持っている。
以前はある程度梳いていた髪だが
随分美容院をサボっているのが分かる。
―――でも、 ]
前はさっぱりしてたけれど
今の髪型は、かわいいね。
絵本の登場人物みたいだ。
[ きっと、パステルな色合いの服が似合う。
赤毛の目立つ髪色も、夢を抱く目も。
淡い色で描く絵本に吸い込まれてしまいそうだ ]
[ そんな彼がぬいぐるみを抱いていると
それこそ絵本の世界の登場人物たちのようで
何処からどう見ても愛らしい光景だった。
娘はもう卒業してしまったけれども。
表情に分かりやすく滲む嬉色も相俟って
物を大切にしてくれる彼の善性と、
こうして連れ出して来るくらいに
愛着があるのだと分かり、肩を揺らして喜ぶ。 ]
ありがとう。あげた甲斐があるよ。
会社に置いているようだったから
てっきり、持ち帰るのが嫌なのかと……。
俺の杞憂だったらしい。
[ 彼の腕の中、膝の上。
プライベートスペースを占領している
「なーくん」も得意気に笑っているが
柔らかく笑う彼の横顔ばかりを目で追ってしまう。 ]
[ 酒のせいで妙に浮ついた気分になっているのか
それとも――…、
彼に抱いた蟠りが融けて嬉しいのか――。
揺れていた身体、その大腿を触れてしまったのは
気の抜けたタイミングだった。
これが同性だから許されることではあったが
異性であればストッキングに触れるのと同義。 ]
――――…、
[ 驚きと表現するにはいくらか甘い声もまた
予想していなかったものであり、心音が弾む。
社内よりもずっと暗い光源しか無いけれども
染まりゆく頬の色にも、見入ってしまう。 ]
中田…くん?
[ 嫌じゃないと否定と共に取られた手。
子供が父親の手を握る遠慮ないものより
指で撫でる動きを察するに
異性が甘えて取る既視に重なるなんて
どうかしていると思いながらも
――解く気にならない。
それどころか、気持ちいいと口にする彼に
正常とは思えない不埒な思考が脳裏でちらつく。
その口から、もっとその言葉を言わせたくなる。
愛らしく弧を描いたくちびると、舌の動きから
目が離せなくなっていた。 ]
いいや、嫌いじゃないよ。
君と触れ合っていると、気持ちいい。
触られるのも嫌じゃないし――
もっと、触りたいな。
[ そう告げて、火照る彼の頬に手を伸ばす。
ベンチの板から足元に転がったコップの心配はせず
横から身を乗り出して、熱く熟れた頬を撫でた
距離を縮めた事で、彼の前髪を鼻頭で横に流す。
酒気を帯びた瞳を隠すように、瞼に唇を寄せようと ]
いい…かな。
中田――、…いや、ズッテル。
[ 子供のような戯れだけでは、どうにも足らなくて。
こんな場所だというのにも関わらず
もっと彼を――触れて、舐めて、確かめたくなる。 ]
[ 熱くて、柔らかくて、桜の色をした頬。
そっと指を下にずらし、形良く整った顎を
手指で掬い上げるように捕まえ。
口髭の目立つ唇を重ねようとする。
今は、理性が――或いは忍耐が。
酒で壊されて身体にセーブが掛けられそうにない。
強く拒まれなければ、おそらくは。
柔らかい唇を吸うだけでは無くて
歯列を舌でなぞり、彼の口内にまで
軟体を潜り込ませてしまうのだろう。
もっと―――
深い場所まで、ズッテルを知りたい *]
[ 関東に行くことになった。
前々から言えばよかったのに言えず
幼馴染に対して眉を下げてしまった ]
……ごめん。
でも、今度もしまた会えた時は絶対に
ずっと一緒に遊ぼや。
[ だって泣いてしまうと分かっていた。
必死そうに笑みを浮かべているもの
追いかけてくる幼馴染
結局泣いてぐちゃぐちゃになった目を
向けてしまった事は朧気に覚えている。
今も昔も幼馴染の前で泣いたのはその時だけ ]
[ あの子はどんな顔をしているんだろう。
少し後輩に似ている気がする。
それも唇を啄ばみ始めたら霧散して
随分と得意になった現実逃避と享楽に耽った。
こんな事してはいけない、と思いながら
二人分で熱っぽい唇
目の前が霞んで彼だけになる。
どっちだ? なんて問いかけはせず ]
……ん、
[ 短い音に笑うだけ。
淫靡な空気のまま彼の嬌声を閉じ込めず、
啼いてしまうその時だけ唇を離した ]
きのこちゃうんや。
[ たけのこの主張
確かにたけのこ派だがと思いながらも
大きさのマウントを取られている気分になり
きのこじゃないのかと呟いてしまう。
こんな時ばかりは日常を思い起こすのに
歓喜の声は容易く男の劣情を煽った ]
もう、何喜んでんの……?
あほやなぁ……あほかわいい。
[ へらへらと笑うもその手つきは艶めかしく。
戸惑う声
男やからちゃうの?と肯定を。
どれだけ二人行為に耽ろうとここは外。
誰かに見られるかもしれないのに
自制が出来なくて困ってしまう ]
だって、かわいいのが悪いんやもん。
[ 睨まれたって他人のせい。
宥めるように臀部を形を確かめるよう揉み
人差し指が布地越しに窄まり付近を撫で ]
でも、好きやろ?
[ 傲慢にも確信を持った言葉を返した ]
[ ジッパーを下ろす音
女性のそれとは違い、そそり立つのは男の象徴。
先端から伝う雫が月の光に照らされていた。
見るなと言われても
興奮にギラつく視線は逸らせない。
外せないままゆっくりと露わにされ
同じよう宙を向きそそり立つ逸物は筋張っており、
同じ男に見られた事などなかったもので
妙な照れを感じて小さく笑った。
首裏に回るその手を支えるように片手は肩を抱く ]
んっ……、なぁに。
[ 惚けた顔を晒しながらも赤らんだ彼の頬と
戸惑いを感じたように思えて口端を上げた。
心配事などあるのだろうかと考えて
まあ山程あるにはあるかと一瞬戻った理性が告げる。
改めて見ても好みの女性とは異なる彼。
華子のような可憐な女性がタイプだが
今は片時もこの視線を反らせなかった ]
[ その姿が完全に記憶とダブったのは
蕩けた眸が見開かれる。
異なる二人の呼び名。
だが、よくよく考えてみれば同じ名前。
そんな、まさか、などと思いながらも
伸ばした手は欲に忠実で ]
[ 昔から、確かにそうだったと。
ふと、数十年前の記憶を思い出した。
ご褒美をあげたくて父にゲームを教わっては
こうしていつも勝たせてあげる為に
ハンデをあげて、ご褒美をあげる
その代わりになんでも言うことを聞く。
意地の悪いゲームだ。
いつも幼馴染を好きにしたくて
わざと慣れたゲームを誘っていたのだから ]
[ それでも今も繰り返そうとしている。
レンズ越しに見上げる眸は溶けていて
押し付けられた自らの怒張がぴくりと動いた。
何とも素直な体と我ながら自嘲しながらも
右手は彼のそそり立った欲に触れ、
人差し指で浮き出た筋を撫でた ]
しゃあないなあ……。
手、貸したるわ。
代わりに言うこと一つ聞いてや。
[ 焦らすように何度も往復しながらも
視線を合わす時だけ強く握り込んだ ]
俺の名前呼びながら顔見て、
擦ってくれる?
[ このお願いは果たして砂糖かどうか。
彼のみぞ知ることだろう ]*
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 問い返されて、吃ってしまう。>>101 (113) 2019/03/30(Sat) 20時頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 心まで囚われそうな居心地を (114) 2019/03/30(Sat) 20時頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 想像していた自己評価を訂正する必要がある。 (115) 2019/03/30(Sat) 20時半頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ 性感を刺激されて悦ぶ女に何を想うか>>104 (116) 2019/03/30(Sat) 20時半頃 |
![]() | 【人】 EO LLC ナオシゲ[ しかし、確かめておく必要がある。 (117) 2019/03/30(Sat) 20時半頃 |
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