88 めざせリア充村3
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/06/24(Mon) 05時半頃
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[何が起こっていたのかまだ全く理解のできない。
気がつけば急に立ち上がっており、力を感じたと思ったらヤニク君に手を引かれてベットの所まで連れてこられていたり>>374]
え…あ…
[言葉にきちんと出来ないままベッドに結局入って。 そのまま眠るように意識を再び失った。今度は、少し落ち着いたような感じだったけれど**]
(382) 2013/06/24(Mon) 19時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/06/24(Mon) 19時半頃
―― 研究所扉前 ――
[彼女はいつものように毅然とした態度でそこにいる。
もう何年もそうだったように、凛と顔をあげて。]
「世話になったわ、って一応言ってあげるわよ、センセ」
[見上げてきた水色の目。
流れる灰の髪に手を伸ばし、一度撫でると額に一つだけ口付けを落とした。
何をするのよ、と罵られてもかまわなかったが。]
「……ロリコン」
[容赦のないその言葉には小さく笑って、彼女の柔らかく長い髪を乱す。]
気をつけろよ、お前は身体が弱いんだから。
[否定の言葉は笑って流し、彼女の髪からも手を放す。
ここから先の扉が開けば、彼女は外へと出ていく。]
「わたし、楽しみよ。外に行けるのだもの、やっとね」
[無邪気にも見えるその言葉は強がっているのだろうとはわかったが。
何を言っても、何をしても、彼女が外に出るのはもう止められない。]
……俺はいつでもいるからな。
きつくなったら戻ってこい。
[ただそう声をかけるだけ。
ヨーランダの返答は何であったか。
無機質な音が鳴り、部屋から退出する。
こちら側の扉が閉まれば、ポプラが外につながる扉を開き。
――そうして。]
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