158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
なあ、ジョスラン。 レオは見てないかい? あまり姿を見ないものだから。
[と、少し不安になりながら問いかけた。 少年だった頃を思い出して、 ルパートの処刑を、 レオナルドはどう思ったのだろう、と ――そんなことを、思った。]
(320) 2015/05/17(Sun) 01時頃
|
|
[ジョスランの答えに、眉根に皺が寄る。]
そうだなあ。……少し心配というか。
[久しぶりに会った時 日光に溶けそうだと 冗談を言っていた彼は 今も本に埋もれているのだろうか。 「後で」という言葉には、勿論だ、と頷く。]
先ずは埋葬をしなくては。
[手伝って貰えるというなら話は早いもの。 話もそこそこに、村医者もまず三つの遺体を 埋葬する仕事にとりかかろうとする。>>325]
(334) 2015/05/17(Sun) 01時半頃
|
「あなたは、大丈夫ですか?」
「どうか。」
[それは彼の、心優しき医師の手のひらに乗せた文字。
本当は何と続けましょう。]
お父さんは、わたしを守ろうと…。
そう、かな…。
うん、そうよね。お父さん、わたしの味方って
言ってくれたもんね…。
お兄ちゃんも…悲しむかな……。
ううん、きっと悲しんでくれるよね。
[だって、わたしのお兄ちゃんだもん。
声には出さないが少し誇らしげに。]
『背後には気を付けて。
重い十字架(罰)が、降るかもしれませんから。』
……、お姉さんの言うこと、やっぱり
難しくてよくわかんないわ。
でもありがとう。
そうよね、わたし、お兄ちゃんとけっこんして
家族にならないといけないもん。
本物の家族に。
だからこんなとこで死にたくない。
[迷って、前に進んだと思いきや後ろを振り返るような。
そんな自分だけれど。
少女にとってそんな『仲間』の声が頼もしかったし
『仲間』に応えたいという思いが芽生えた。]
|
[― 少し前の事。]
[伸ばされたのは冷たい掌だった。]
[それが己の手にふれようとするのを察し、 一旦は手を引っ込めようと、ふるりと手を震わせる。]
[掴まれ、渡された言葉を理解すると、
静かに頷いてみせた。>>331]
(342) 2015/05/17(Sun) 01時半頃
|
|
>>343 いや……あいつ、一応僕より若いからなあ ないとは思いたいんだが
[ぎっくり腰。本当にそんなだったら脱力する。 いや、むしろ死んではいないということで 喜んでいいのだろうか。 小さく浮かび上がる疑念は、今は消去した。
続いた言葉は遺体を並べ埋葬する事を 訝しがるようだった。]
死んでしまえば皆平等さ。 それに、改めて墓穴掘りなおすのも辛いだろう。
――ああ、一人分足りないな。 マーゴットの遺体は…
[墓地を見るが、誰かに運び出された気配はなく]
(350) 2015/05/17(Sun) 02時頃
|
|
まだ自宅なら運ぶ必要がある か……? ちょっと行ってくる。
[は、と漏れた息は疲労の色濃く。 彼女を自宅に放置しておいても腐るだけだ。 墓場の面々に断りをいれて、 彼女を運ぶため、 殺された現場を見る為に 一時その場を離れただろう。
再度戻った時には、 首の皮一枚で胴と繋がった彼女をつれて。
――そうして、粛々と埋葬は執り行われる。 視界の端揺れた花々。 キャサリンの墓を一瞬、 眩しげに見て、目をそらした。*]
(352) 2015/05/17(Sun) 02時頃
|
いいわ、判らなくて。
もっと大人になれば、きっとわかるから。
[くすくすと微笑んで見せましょう。
言葉の裡にある想いなど、判らなくていいのです。]
この医者(ひと)を殺すのね。
[優しい優しい、この『死神(ひと)』を。
私はすぐに訪れるであろう贖罪の未来に。
うっとりと、赤い瞳を細めては。
彼の熱伝わる指先を見詰めていたのです。]
―???―
「昨日はごめんなさい。
こうなっちゃったからには
仕方ないことだったのに。
みんなの嫌がること
進んでしてくれたのに
先生にひどいこと言って。
ごめんなさい。
お願いがあるの。」
[俯いたわたしの口からでる声。
まるで別人みたい。]
[わたしの話を聞く医者の眼は
冷え切った暗い琥珀。
鋭いその双眸を見つめながらゆっくりと
わたしの唇が動く。]
「おそう式をしたいの。
お兄ちゃんと先生とわたしとで。」
[しばらく黙って聞いていたけれど
先生はやがて重たい口を開いて、返事をくれた。
肯定。
けれどその眼は相変わらず睨み殺すような眼光で。
それは一見して彼が、その葬儀が茶番だと思った上で
頷いたとわかる態度。]
[けれどそれはきっとわたしとて同じことで。
冴え冴えとした目は睨むでもなく
先生の琥珀をじっと見つめたまま。
そしてきつく口を結んで、先生に対峙していた。]
―教会―
[先生が現れる。
教会には祭壇の上にろうそくが2本灯っているだけ。
薄暗い灯りの中、先生が
燭台を持ちながら祭壇の方へ歩みよる。
暗がりだけど、もう片方の手に何か持っているのが見えた。
気配でわたしを探そうとする先生。]
[わたしは十字架の裏でじっと息を潜めて
先生が十分近づいてくるのを今か今かと待ちわびる。
きっとこの真っ赤な眼がぎらついてる。
暗闇の中で鈍く、それでいて鮮やかに。]
[予め、お兄さんとお姉さんが傷をつけてくれていた
十字架の根本に足をけり下ろせば、その直下に、先生の身体。
もうすぐ、もうすぐだ。
そう思うとお父さんとお母さんの優しい声が
聞こえた気がした。]
先生は罪の意識から逃げたかったんだ。
だから一番にお父さんを殺したんだよね。
そうでしょ?
[わたしの声は反響して、聖堂中に広がる。
その声は力強く、遠くの仲間にも届いただろう。]
そんな男、神様が見逃してもわたしが見逃さない!!!
わたしのお父さんとお母さんを殺した罪!!!
地獄で味わえ!!!!
[絶叫とともにわたしは
足を振り下ろした。]
|
― 幕間 ―
[ ――それはまるで眠り姫のように見えた。 ベッドの上で波打つ黒髪。 閉じられた瞼に、長い睫。
それだけに 生気を失い白い頬に、青くなった唇が―― もっといえば、噛み切られたのか何なのか、 皮一枚で繋がる首が。
その死体を一層、グロテスクなものにしていた。]
……マーゴット……。
[呼んでももう、答が返ることはない。] [「せんせい」と呼ばれることもないだろう。]
(360) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
[例えば――。
「マーゴット」という名前ではあるけれど。
清い雫を纏い、煌めく 桃色の薔薇のような。
そんな、娘だったと思う。]
マーゴット。
サイラスと君を見ていてさ。
僕は、ね……。
(娘の幸せを願う父親のような顔をして
君を見送りたかった。
死出の旅路ではなく
ただ 幸せな未来へ旅立つ君を )
[―― もはや、 手遅れか。]
|
[相も変わらず、犯人が何人いるのかはわからない。
――視界に銀色が映りこんだ気がした。]
これは……?
[――噫、昨日彼女がつけていた銀の薔薇の。 メアリーに貰ったといっていた。 ……何故ここにあるのだろう。 誰かが死んだ彼女に握らせたのだろうか。]
( ……一緒に埋めるべきだろうか…… )
[悩んで、それでも運ぶときに零れてしまうからと 一旦はその薔薇をローブのポケットへと。
そして彼女を連れていく。*]
(365) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
[その夜、教会から火が出ているのを
近くの村人が発見したらしい。
夜を徹しての消化活動の甲斐あって
教会は半焼に収まったが、火元と思われる
祭壇付近はほぼ全焼だったという。
祭壇には胸に何か突き刺さっている遺体があったとのことだが
突き刺さったものは辛うじて教会の十字架だったと思われるが
遺体は消し炭で身元の断定は難しそうだ、と
村人たちは明くる朝知ることになるだろう。]
|
……本に埋もれて死ぬなよって、伝えといてくれ
[一区切りついたころ、 向かうジョスランにそんな伝言を頼んだ。]
[そしてまた、薔薇の花を見て考える。 少し気になる事がある。 それが終わってから、そっと墓標に添えよう。
誰かがマーゴットのために 握らせたものならすまないと考えながらも、 銀の薔薇は埋められず、 村医者のローブのポケットに入ったまま。]
――祈りを。
[四人が安らかに眠れますようにと、
見上げた空は、どこまでも高く――。*]
(370) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る