246 とある結社の手記:9
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[ルパートの表情なんて、声の響きで解る。想像すると少し笑ってしまいそうになった。
考える事はお任せだ。どうせ自分には思いつかない。
リンダの事は大大大好きだけど、さっきの様子は邪魔だなって思ってしまったので、その辺りについては口を噤んでいる。]
[さて、これは少し前の話]
どうしてって言われたら……
人間と常に一緒にいるもんだからなあ。
避難口がせいぜいだ。悪いな。
[ルパートの妻ドロシーは人間であった。
娘ベッキーもそう。
ベッキーとルパートは血が繋がっていない。
つまり実の娘ではないのである。
ドロシーの連れ子がベッキーだ。
それをベッキーは知らない。
それだけでなく、旅人などまで抱え込み、ルパートは常にヒトと生きている。
だから、肉を売る副業をやったうえに、コソコソ隠し通路なんて掘ってる暇はない。見つかっちゃうよ。なんて、真意かどうかよくわからぬ冗談めかした言い方をした。]
[見付かっちゃう。()
それもそうね。
少し前に交わした、そんな真意かどうかも解らない話を、そのまま鵜呑みにする。
避難口以外の出入り口があったら、私なら気にするし、大はしゃぎでなになに?って聞きに行く気もした。そして、きっと、万が一の時のため、だと言われても、
そんな事起こるはずないでしょうに。おおげさね。
と、言っていたんだとすら思う。
ベッキーとの血の繋がりがない事は知っていた。小さい頃に、
どうしてベッキーはお話してくれないの?
人狼じゃないの?私嫌われてる?
と聞いた覚えがある。だって、どんなに話しかけても答えてくれなかったから。その時、直接本人に聞かずにルパートに訊いたのは間違った判断じゃなかったと今でも思っている。]
[妻の事故……ルパートは妻の死後にも"十分に二人きりの時間をもっていた。" ()
ルパートは人間の肉を他人に売っている。
さて、あの棺は重かったっけ、軽かったっけ。]
おまえは欲がないねえ。
[グルメとは程遠いと自称するスージーには可笑しそうにわらっていた。()]
だって、日々食べるものがあって、
普通に生活できてる。
これに勝る贅沢ってある?
[感情論でだって、殺したい。と思う人は時折いるものの、食べたい。と強く思う人間はいないような気がする。だからその気持ちが解らなくて、少しだけ羨ましさを感じる時もあったけれど。]
それを、奪われそうになってるんだけどね。
ははははは。色んな価値観があるが
おまえのその考えを、おれは尊くおもう。
大事にしてほしいもんだね。
[その実、ルパートとて"食べたい"と強い欲求を抱く相手など居はしない。味覚の育て方は、沢山の味を知り受け入れることだという。それにはどうしても贅が必要だ。香りを嗜み、肉を噛みしめ、様々な味の違いに優劣をつけては幸せに浸るほど裕福な暮らしはしていない。
ただ、高級品が手に入るなら欲しい。機会は等しく与えられている。
と来れば、ルパートには襲わない理由が特にない。
ただそれだけのこと。
強制するのなら、お互いが何かを渡し合うのが道理じゃないか。]
だからまぁ……
欲のないおまえがやりたいと言ってるんだ。
あの結社の占い師は、
おまえに任せるのでおれは構わない。
おまえには、ちょっとガス抜きが必要なようだし。
今、「最高の贅沢」を奪われそうなのはおまえだよ。
おまえにやる権利があるとおれは思う。
なに、見つからないように、だって助け合いだ。
協力するとも。
あら、
ルパートさんにそう言ってもらえると嬉しいわ。
[()褒められた心地で、ふふ、と笑うような声を付け加えて、構わないと言ってもらえる()と、はしゃいだような声を返す。]
やあった! ありがとう。
ロイエもそれで大丈夫?
本当に、ほんっとうに───…、
ころしたくって、殺したくって、ころしたくって、
殺したくって、たまらなかったの。
[声にのるのは殺意だ。鋭い殺意。一人殺したらきっと少しはスッキリするはずだった。]
協力してもらえるなら百人力ね。
あーたのしみ。お肉の分け前はどうする?
ロイエはどうせ食べないでしょうけど。
ルパートさんは?
おじさまにはいつもお世話になってます。
ってのは、ある意味本当だけどね。
[意味がまったく全然違った。]
[はあ、とわざとらしく溜息のふりをする。]
世話なんてしちゃないよ。
いつも手伝ってもらってるんだから。
肉に関しちゃ、ここはあっちもこっちも肉でいっぱいだが
人の目も多い。
次襲えるのがいつになるかもわからねえし、
ちょっと貰っておくのがいいだろうな。
どうせ余るだろ?
そこは持ちつ持たれつ、かしら?
でも、私一人だったらきっともっと駄目だったし。
適当な人間食べてバレてそこでおーわり。みたいな事になってたと思うしね。
[母親は人間だ。父親は私を置いて行った。
父親を、私は恨んでいる。
母親はずっと私に怯えていた。彼女に声は聞こえなかった。
だから、小さい頃、聞こえた声を頼りに出会った仲間は。人狼は大事だと思う。]
確かに。
そこでバレたら元も子もないし。
もっちろ〜ん。
でも、余った分、保存できないって事でもあるのか。
不便ね。
ああ。
おれだって人手があるから宿屋の仕事を続けられる。
おまえは腕がいいし脚もはやい。
[持ちつ持たれつ、だ。
スージーには自分の身を危険に晒してでも協力を買って出るような仲間意識がある。そこに期待できるところが良い。人狼だって、様々だ。]
昔から聞き分けのいい子だったからね。
おまえの親を気取る気はないが、
長い付き合いには、なるからなあ。
[適当な人間を食べてバレてそこで終わり。そういう未来にはならずにいてくれた。素直は美徳だ。]
保存して隠すのは危ないだろうね。
宿泊客が少ない時なら目も届くが、
さすがにここまで大勢いるとな……
やめておいたほうがいい。
勿体ないねえ。
食い切らずにごみになっちまうのは。
[()褒められると、ふふんと自慢げな色が笑い声にのる。]
…… 確かに。
ルパートさんの方が、よっぽど親らしいわね。
今気づいた。
[いっそ本当に彼が父親だったら良かったのに。そうしたら恨みもなあんもなく、ただ幸せな狼で居られたかもしれない。]
やっぱりお世話になってます、じゃない。
これからもお世話にならなきゃね。
やっぱり?
じゃ、諦めるか。
せっかく新鮮なお肉を手に入れる予定なのに。
少しテンション下がっちゃうわね。
[でも今日の主目的は殺す事だからいいんだけど。
私には、食欲とは別に、襲撃欲、と言うものがある。それがずっと呟いている、殺したい。だ。食欲とは別で、別に満たされなくても死ぬ事はないのだが、満たされないと苛々してしまう。ストレス発散のようなもの。
でもこれは人間のやるパンをこねる、やうどんをふむ、に近いものであり、ただの性格に近い。基本的には、だが。]
牧場の新鮮なお肉、か。
もしかして、
ロイエはあっちの方が良かったりする?
[コルクボードに向かうリンダを見ながらぽつり。]
羊や牛は焼いて食べたいな〜。
あたしも。
人狼だから、なんて理由だけでは、嫌ですけど。
……でも、もし、彼らが、何をどうしたって人を傷つけなければ生きていけないようなたちの生き物なのだとしたら。
あたしは、手を取って生きていくことは、難しいのではないかと思ってしまいます。
[こう考えるのは、船頭さんにとっての「まとも」な回答でしょうか。
ですが、人狼だからという理由だけでは排除できないと考えてしまうかれのことは、あたしはひどくまっとうで、まともで、やさしい人なのだと思いますので、あたしも本音をぶっつけることにしたのでした。]
[抱き締めると、確かにお酒とは別のいいにおいがする。]
なるほどお…。
あ、いや大丈夫よ。
本当に。
[美味しそうなのは理解しつつも、結局バカ舌に高級品はもったいないとも思っているので。美味しさが解る人が食べる方が良いだろうとも思っている。思っているよ。]
[―――ガチャリ。鍵の開く音がする。宿屋にサイモンが帰ってきたようだ。
ガチャリ。鍵の閉まる音もする。
ロビーを見回し、人がいるようなら一礼する。]
今戻った。遅くなってすまない。
これから明日の調査のための準備に入るので部屋に戻るが、
その間、何か用事が在れば尋ねてきてもらっても構わない。
質問などもあれば、引き続きコルクボードへ。
(#8) 2018/07/27(Fri) 00時半頃
[――― その姿を見て、ず。と膨れ上がるのは殺意だ。]
[サイモンはコルクボードに目を通し、以下のメモを貼った。]
『他のグループの状況を伝えることは規則上できません。
収容している村人の体調には、希望があれば薬等で対応しますが
まずは人狼の発見にご協力ください。』
『食費に関して
二名のお申し出を承りました。ありがとうございます。』
『食品類、酒類の追加についての連絡を承りました。
用意出来次第運び入れます。』
[貼られていた村人たちのメモだけを回収し、出入り口すぐ待機していた結社員に手渡し、サイモンは忙しげに一階の彼が使っていた部屋へ入っていった。**]
(#9) 2018/07/27(Fri) 00時半頃
[それになんといっても、相手は人狼が良い。という思考もなくもなく。
それを考えるとやっぱり絶望的に思えた。うーむ。]
そんなもんかね?
自分の娘にも……とはいえ、人間の子だが……
親らしくしてやれているとはいえないぜ。
[なにせ彼は人食いだ。()
冗談めかすでも後悔するでもなく、ただ事実として言った一言は、どこか空虚だ。]
じゃあ、これからも世話をするために
せいぜい長生きしなくちゃあな。
[スージーに対して、指向性を帯びた声が囁く]
……他の人狼と馴染めぬわたくしにとって、
スージー様は、特別な存在……。
わたくしにできることでしたら、なんなりと……
取引、ではなく、日頃の感謝をお送りしたいのです。
……友として。
そんなものでしょ。
ベッキーだって、なんだかんだで
お父さん大好きって感じじゃない。
[()そう見えているからそう言うだけの言葉。]
父親と二人きりの年頃の娘なんて、
嫌だったらさっさと出てって一人で生活するんだから。
ふふ。それは、お願いするわ。
ルパートさんがいなくなったら、
多分私もだめだもの。
[そうなったら、ここで生きていける気がしなかった。まあここから出たらいくらでも生きていく道はあるんだろうけども。]
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