14 学校であった怖い話 1夜目
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「子供たちに夢を与える教師になんて死者がなる事は叶わないわ。
けれど子供たちに死を与える存在にならなれる。
皆一緒になってしまえばこの世界について教えてあげられるの。
ある意味では教師ではなくても教えるという事に専心出来るわね、アハハ。」
嗤う、嗤う。
女生徒は本当に愉しげに嗤い声を響かせて。
「それでね、今回のお知らせでは鬼の容赦のなさを
皆にも教えてあげようかなって思って。
特別に皆に見えるようにしてあげまーす。
近くの窓を見てごらんなさい?」
窓の側に居る者がその蠢く闇の先を見つめればどの階に居ようとも同じ光景が映りだす。
「サイモン=ジョン君、かな?
こんな危ないところを一人でウロウロしてたから保護しちゃいました。
これから私たちの仲間になるために、鬼の皆さんに殺してもらいまーす。」
(#19) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
蠢く闇に捕らえられたサイモンはまるで自分がこんな目に逢うわけがないといった表情で何かを喚いている、けれど誰にもその声は届かない。
手足を闇に捕らえられ、大の字になっているサイモンの左腕が強引に引きちぎられる。
声が届けばサイモンの絶叫が聞こえてきた事だろう。
次に右腕、左脚、右脚と引きちぎられ、ダルマのような姿になったサイモンは涙を流し、芋虫のように這いながら――嗤っている――
(#20) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
「こんな感じかしら、ここは便宜上鬼――
というよりも私たちと言うべきね。
これが私たちのやり方よ。
直接的に鬼の皆が襲いかかるなんて古典的な方法は一切とりません。
みーんなこうやってわけのわからないままに死ぬの。
これが鬼のやり方。
どう?素敵でしょ?」
芋虫のように這いずるサイモンの頭が何か大きな闇に潰されピクピクと痙攣をおこしている。
その様子をまるでファッションショーかなにかのように自慢げに語るセシルの声。
(#21) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
「あは、きったない。
サイモン君はそっちにお返しするわね。
そうね、さっき君たちが居た部室に返してあげるから、
マリアンヌがそこに居たいならサイモン君と仲良くね。」
パチリと指を鳴らす音が響き、マリアンヌの残るミステリー同好会の部室にサイモンの無残な死体と腕や脚が降ってくる。
「で、皆はそれじゃあどうやって鬼を探せばいいんだ!
って思ってるんじゃないかしら。
私の見立てだと、君たちの中には人と鬼を見分ける事が出来る霊能者が
混じっちゃってる感じなのよね。
ちょっとつまんないけどその子の話を聞けば鬼が見つかるかも。
けど一人じゃないかもね、見分けられるって言い出すのは。
それに、見分けられる子はすぐに死んじゃうかもしれないから
下手にその事も口にしない方がいいのかも。
アハハ、どうしたらいいかわからないわね。
皆で一生懸命考えなさぁい、それじゃあバァイ。」
それだけ一方的に告げるとブツリと音を立て、再びの静寂が訪れる**
(#22) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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