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[細い指を捕まえて、手を繋ぐ。
指を交差させて、宛ら。
―― " " のように。]
【見】 代執筆 レックス[>>@14うにゃぁと、心細そうな声が啼いた。 (@16) sayuru 2019/10/27(Sun) 01時頃 |
【見】 代執筆 レックス
(@17) sayuru 2019/10/27(Sun) 01時頃 |
【見】 代執筆 レックス (@18) sayuru 2019/10/27(Sun) 01時頃 |
相棒もお疲れ様。
碌に此方使えずすまなんだな。
🐢<とれいるちゃんだー! おかえりおつかれー!
あ、亀ちゃん、お帰りー。
いいのよ、リアル大事に。
自分もかなりゆるゆる参加なので。
そういえば久々の窓仲間?
亀ぬいは大事にお持ち帰りさせていただきます。
ゆるゆるだったのか?
よく見かけていた気もするが。
緑はやはり目立つな。抹茶が飲みたくなる。
飲むか? 我の故郷の茶だ。
🐢<どうぞー![亀がいそいそと🍵を運んできた]
[我の用意した亀ぬいは何故かミニサイズばかりだった。可愛いから良いか。]
【見】 精留醸造 ミタシュ それはいいことですにゃ。 (@20) milkxxxx 2019/10/27(Sun) 01時半頃 |
よく見かけていた…
そのトレイルは本当に私だった?
あ、でも1日目は割と話してるトレイルだ、私って
思った記憶があるわね。
まぁ、ありがとう、亀ちゃん。
ちょっと休憩したかったのよ。
[🐢がいそいそと運んできた🍵を受け取り、
恭しくいただきました。]
はー、落ち着くわねぇ。
この窓の色、落ち着いていて好きよ。
❤トレイルは判別しやすい方だったので大丈夫(多分)
(だがプロの段階で既に全員がトレイルに見える病に罹患していたので言い切れない)
🐢<おかわりもありますよー!
[運び終えた亀が戻っていった]
そうだな。草木の落ち着いた色だ。
緑で埋め尽くしたくなる。
[🍏🍐🥑🥒🥦🥬]
[そんな愛し方しか知らないから、壊してしまうことも。]
そういえばそうだったわね、私>分かりやすい
油断して❤を忘れがちのトレイル生でした。
ありがとう、🐢ちゃん。
後でお願いするかもだけど、
今はゆっくり休んでいてね。
[甲羅を撫でた。硬い。]
もっとおしゃべりしてたら、
緑系コードネーム相談してたかもね。
【見】 代執筆 レックス[>>@19自慢げに胸を逸らしておばあちゃまの事を教えてくれる。 (@21) sayuru 2019/10/27(Sun) 23時頃 |
【見】 代執筆 レックス
(@22) sayuru 2019/10/27(Sun) 23時頃 |
そなたの真の姿を見ることが出来たとも云える訳か。
此処が気が休まる場所になったならば良かった。
🐢<はーい! お気軽にお申し付け下さい!
[甲羅を撫でられた亀は気分良く去っていった]
それも良いな。
なら我は🌵にするとしよう(きっと使われない名前)
ネタばらし遅れて、お約束出された時は、
あちゃーって思ったけどね。
誰かわからなかったら不安だろうなぁ、と申し訳なく。
🐢ちゃんが🌵?じゃあ私はマスカット、にしようかしら。
記号で選ぶなら🍐かしら?
🥒もヘルシー?
構わぬ。我が知りたがりなだけだからの。
(それに我もあまり居られなかったので申し訳なく)
🍐と🥒なら目立つのは前者か。
果物の方がそなたらしい気もするな。
びたみんぱわーで肌もすべすべな気がするぞ。
[なんてことはない、昔話をしよう。
何処にでもいるような、下らない只の男の話を。
どんな野郎にでさえ幼い頃というものはあるもので。
同級生が好きな子ほどいじめたいと、
ちょっかいをかけては男子のバカと蔑まれるような、
そんなありきたりな日常の中。
別にあんなブス好きじゃないし、だなどと。
淡い恋心を、悪戯心にすり替えてしまうのが、
"当たり前"の、健全な成長をした男子の姿だろう。
本当に気を許せる相手の前だからと、こっそりと、
――ねえ、××××は、好きな人居ないの。
信頼の上に、無邪気な問を重ねられて、
答えられる形がないことに、気づいてしまった。]
[居ないよ。はぐらかす。何かを間違えてる気がした。
××くんはねえ、×××ちゃんが好きなんだって。
ぼくが言ったことは内緒だよ。
うん。わかった。
皆すごいね、とともだちが笑ったから、
一緒になって笑った。嫌な予感がする。
心のどこかで、いつか、自分も彼らのように。
女子たちに、子供だと蔑まれる日が来るのだろうと、
考えてみる。 未来のことはよくわからない。
少しだけ自分の影の端に覗いたものに、蓋をした。
だって見たくない。
見たら、戻れなくなる気がした。
ぼくはまだ、××××と遊んでる方がたのしいや。
そういって少しだけ照れたように笑う顔に、
ぼくもそうだよ。返した言葉は間違ってないだろうか]
[感情の振れ幅がないだとか、ぼうっとしてるだとか。
鉄面皮だとか、クズだとか嫌なやつだとか。
この先もずっと言われ続けることになるけれど。
なあ、感情がないわけじゃないんだ。
傷つかないわけじゃないんだ。
少なくとも、幼い時分には、
ひととちがうことが、自分が異質と知ることが、
何より恐ろしくてたまらなかったんだ。
未来に預けた期待が、どうか報われますように。
そう、きっと子供だから。
子供だから、"こころのきび"ってやつが。
――わからない、だけなんだ。]
[少し成長すれば、恋人が出来るのは早かった。
運動神経は並、成績も並、顔はまぁ、普通。
身長だけが平均以上。ゆえに、体格には恵まれた。
全く宝の持ち腐れだ。なにせ、活かす気がない。
社交性もへったくれもありゃしなかったが、
まだまだ中学生気分が抜けきらない男子の中では、
どうやら、おとなに見えたらしい。
クラスで一番、なんてことは言わないけれど。
明るくて可愛い、普通の子。
きっかけは些細なことだったらしい。
正直覚えていなかった。ただその子が、すきだと言う。
そうして、付き合ってほしい、彼女にしてほしいと。
断る理由が特になかった。彼女の優しさは知ってる。
暑さにバテて、校舎裏で呑気に涼んでいた時。
花柄の水筒から水を分けてもらった。
理由なんてその程度。けれど、まあ。
こんな自分を好いてくれたのだから、大事にしようと。
その時触れた指が、あまりに柔らかかったから。
――こわさないように、宝物のように、扱った。]
[新しい服を着ているのを見かけたら可愛いと褒める。
その爪の先が色づいていることに、
いち早く気づいて、この前と違う色だと。
流行りの髪型は、彼女には少し似合わない。
それでも、褒められたくってしたことなら、
いくらでも褒めよう。俺、短いのも好きよ。
もう、折角伸ばしたのに。ばか。胸板を叩く拳は、
慈愛と優しさに満ちている。
小柄な彼女は抱きしめれば容易く収まった。
キスなんて幾らでも。それで喜ぶのなら。
望まれていることに気づいたから、
手探りで、おとなのまねごとをする。
すき。うわごとのようにつぶやく唇を塞いで、
知ってる。返しながら繋がれば、高く啼いた。
全身で、全霊で、大事にしているつもりだった。]
[頬を張られた衝撃と広がる鉄の味。
ああ、歯を食いしばるのを忘れた。
ひどいと、詰る声を他人事のように受け止める。
どうやらどこかで間違えたらしい。
他人の顔を思いっきりぶん殴っておいて、
どうしてそんなに、辛い顔をするんだろう。
じゃあ、なんだっていうんだ。
この頬にぶつけた衝動は。
どうして好きって言ってくれないの。
どうして愛してるっていってくれないの。
こんなに大事にしてくれるなら、
言葉のひとつぐらい、くれたっていいじゃない。
――頬を殴られたのは少し前の話なのに、
今こそ思いっきり、側頭部を殴られた気がした。]
[言葉が出なかった。
ただただ愕然とした。そうだ、普通、恋人同士なら。
好きだの愛してるだの、そういうのは、真っ先に。
出てきて、然るべきなのだ。
無意識に避けていたことに気づく。
――何故?疑問が弾けて、初めてその時目を逸らした。
彼女は泣いている。
ただでさえ小さい身体を、更に小さく縮こまらせて、
肩を震わせて泣いている。
ああ、大事にしようと思ったのに。
間違えたんじゃない。そもそも履き違えていた。
彼女の優しさに甘えて、自分は何をした?
手を、離すべきだと、思った。
きっとこの先も苦しめる。なら、今離すべきだ。
わたしのこと、すきじゃないの。
大事だとは、思ってる。
( そう、それは本当のこと )
――ひどいよ。わたしはこんなに、すきなのに。]
[ ひどく、 のどがかわいている。 ]
[どうして彼女は、離そうとした手を握り直したのか。
一度飢えを知ったなら、もう二度と知らない頃には
戻れない。何度も泣いて、詰って、その度に。
別れたくないと縋る。望まれるなら、と。
どこまでも真摯に、彼女の願いを叶えようと思った。
言葉を与えてやれないまま、行動と態度だけは
まねごとでは済まされないほどに、饒舌だった。
優しい彼女が笑わなくなった。
好きだよの四文字が伴わない行動に、態度に、
きっと彼女は疲れてしまったのだ。
そうして、壊れてしまった。]
[例えばニュースで、親が子を殺しただとか。
子殺しの親は、子供の頃に親に虐待されていたとか。
そういう暗い話を耳にするたびに、そういうものか。
と、画面の向こうの世界を受け止めていた。
そういうものなら。
憎しみや苦しみが連鎖するなら。
――どうして、有り余る程受け取ったはずの、
愛情が連鎖してくれない?
友人を大事にすることは出来る。
他人を大事にすることは出来る。
恋人を、大事にすることだけは出来る。
でも、どうやったって、すきだよと。
あいしているよと、そう、伝えることが出来ない。
恐ろしくて、不安で、ただただこわくて、
なにか、とんでもなく間違ってるような気がして。]
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