266 冷たい校舎村7
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[ かくゆう、あいつ。は。 ]
おい、お前の作るメシ 嫌いじゃねぇから、また作っ、て………
[ って。見つけた背中を蹴らずに 素直にお願いをしようとしたのに、 逃げるようにどこかへ行っちまった。
距離感はやっぱ測れなくて、 近づけないものもあるのだと知った。 気づけない、ことがたくさんあった。
俺の世界は、視野は、狭くって、 たぶん、あいつにとってのいじめっ子は俺で。 俺が離れれば、マシ、なのかもって、 それを信じて、遠くから見守ることにした。 ]
(918) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ 嗚呼。そうだ。 貸し借りの話、覚えてるか?>>0:565 俺のお願い事、決まったぞ。
ともだち≠ニ思ってもいいですか?──だ。
なので、いっつも気色悪い笑顔のクラスメイトが 一人暮らしを始めるらしいと聞いて、 差し入れがてらにほらよ、って。 いつものパン屋で買ってきたてんとうむしパンを 押し付けたりしたことも、あったっけ。 ]
(919) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………、
[ ふ、と息を吐けば、 天使の輪っかが空へと舞い上がる。
短いようで、長かった。 俺の、モラトリアムが幕を引く。 けれど、空を昇るひとすじのように、 未来への道は、まだ続いている。 ]
(920) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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* 冷たい校舎を超えた、その先に向かう為の。 *
(921) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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―― 後日譚 ――
[ハートのぬいぐるみと、ねこのぬいぐるみは、 ういのは「先生にでも渡してやれよ」>>184 ……といったけれど 正直、子供にとって文化祭がどれだけ楽しかったか、って 大人にはわかってない、と俺は思うので、 僭越ながら、うちで大切に保管しておくことにした。
いつかは色あせてしまうだろう ねことハート。 その色がすぐにはくすんでしまわないように>>619 保存場所には気をつけて]
(922) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[少しずつ、クラスから活気が減っていく。 皆が試験に勤しんでいる時に 俺は登校してたりするので、 その気配がよくよくわかるのだけれど
がらんと誰も座っていない机を見渡して、 そろそろか、と思ったりもして
長ったらしい先生のお話があったり 誰がどこに受かった、なんて話が漏れ聞こえたり
暖かさが戻ってくるにつれてそういう変化が見え やがて、おしまいの日がやってくる。]
(923) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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悟。あのさ。 やっぱり、うどん屋置いてくれないかな。 ……親父の事とかで忙しくって 落ち着いて探せなくてさ。
[何かあったら支援してくれるてt 親父の妹さんは言っていたけれど 三人も子供がいる家庭に何かをいうわけにはいかないし
維持していくにも、貯金していくにも とにもかくにも、働かなきゃいけなくて でも、俺はこの家をあまり離れたくないので
ひとまずは幼馴染の店で働きながら 別の仕事を探すことにしたのが、卒業間近のこと。 ご両親に挨拶もして、結果がどうだったかはわからないけど 傲慢だった俺はようやく、友達に頼ることを覚える。]
(924) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[高校生活のスケジュールは、 簡単に俺の気持ちを置き去りにしていってしまって
気づけば、もう、桜の蕾が膨らむ頃だ。
受験の時は姿を消していたクラスメイトが 全員そろって壇上を見ていて ひとりずつ名前を呼ばれ、卒業証書を受け取っている。
見知った顔が、ひとりずつ壇上にのぼっていく。 そうして3年7組のおしまいごろになって 「養拓海」って名前が呼ばれると
俺はおもわず「はい!」って大きな声で返事をして 校長先生のもとまで歩いていった。]
(925) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[卒業証書は卒業証書であって、 別に「3年間がんばりました」で賞じゃないんだけど 俺はそれを誇らしげに受け取って、自分の席に戻る。 歌詞が覚えづらかった仲冬の校歌だってもう歌い納めだ。
卒業式、って、用事がないやつはさっさと帰ってしまうので 皆が散り散りになる前に、 俺はやっぱり「撮らせて」って走り回っただろう。
帰らないで休息をとってる「ともだち」を こっそり、見つめて撮ってやったりもしながら>>913]
(926) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[――…………]
[卒業式の後、なんの区切りもなく 「今からあなたは高卒です」みたいなアナウンスもなく
そう、びっくりすることに ほんとうに何のお知らせもなく 生きていくための戦いがはじまる。
裁判所から示された期間は6年間。
過去の友人たちが大学にいって、 就職するまでの間 親父は刑務所の中で暮らすのだし 俺は俺で、この家を守らなきゃいけない。
悟の親父さんに頭を下げて、 朝から晩まで働いて、 自分の生活費以外は贅沢を控えて……]
(927) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[そんな生活の延長線上に、
四月一日を越えて、 ともだちと遊びにいくこともあっただろうか。 進学先とかも全然きいちゃいなかったけれど
俺は、ともだちのつもりなので、 「遊びにいかない?」ってメッセージが たくさんのペットからの愛に埋もれませんように。]
(928) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[それから、ここから多分そう遠くない家に 休みの日は足を運んで、 勝手知ったる風に鍵をあけて、 そこの住人に「遊ぼう」なんていったりも、したかもな。
手にしているのはカードゲームとか あるいは携帯ゲーム機とか 兎角、インドアなものばかりだけれど
二人の気が向いた時は、 美しい景色を二人で見に行ったかもしれないね。]
(929) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[季節は簡単に移り変わる。 19歳になる頃、アルバイトを変えて事務の仕事をはじめた。 めまぐるしく世界は変わっていく。
生きることに必死で、死のう、って感情がなくなった頃 やっと、親父の呪縛が融けていることに気がついた。
「父さん」じゃなくて、「あの人」になった瞬間から 少しだけ自由になれた気がして ……きっと戻ってくれば すぐに呪縛は元通りになってしまうのだろうけれど
ともかくもそんな21歳の折。 俺は久しぶりにメールを開いて、 そこにある届けそこねた遺書メールの本文を消して こう、書き記した。]
(930) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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タイトル:「夢幻病棟」からのお知らせ
こんばんは。おはよう? こんにちは。 久しぶりです。養拓海です。
皆、大人になったと思うので、 久しぶりに会って遊びませんか。 飲み会ってやつです。
時期は、文化祭があった頃。 場所は、仲冬の傍を予定してます。 できれば、久しぶりに会ってくれると嬉しい。
じゃあ、またね。
(931) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[その「招待状」で、何人が来るかは分からなかった。 わからなかったけれど、 もしも集まる日があれば 俺はしあわせそうなねことハートを会場に引き連れて 昔と変わらない笑顔で、皆に手を振るのだろう。]
(932) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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止めてしまいたいと思ったほど、大好きな君たちへ。 つながりが切れても、壊れてしまっても、
これからずっと先の人生でまた出会えますように *
(933) さねきち 2019/06/23(Sun) 20時半頃
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[ 田所怜奈は、鳶が産んだ鷹。 ]
(934) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ 卒業式を終え、 今日も朝から晩までバイトに明け暮れる。 多くのパンが選ばれ、買われていく。 その様を見守りながら、時間は過ぎていく。
夜の時間が憂鬱だった。 怜奈に接客業の笑みを説く客がやってくるからだ。 ]
いらっしゃいませ。
[ 扉が開いて、怜奈は定型句を口にした。 そして、客のつけまつげに縁取られた目を見て、 内心ため息をついてしまう。 最近、うまく笑えてない自覚がある。 ]
(935) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ 特待生になる自信はあった。 しかし、受験には金が要る。 そのために貯めていたものは、置物に代わってしまった。
例えそれを売ったとして、 同じ価値を見出してくれるものがどこに居ようか。 例えそれを販売先に突き返しても、 金はどうせ返ってこない。 例え返ってきたとしても、 多大な利子付きで返済を求められるに違いない。
そのうえ、 両親があれを手放すのは考えられない。 信仰の対象を簡単に手放すわけもない。 ]
(936) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ 短期間で金を作る方法は、 たった一つしか考えつかなかった。 ]
(937) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ 上手く、もう笑えない。 特に彼女たちの前では。 ]
計三点で、お会計は──……
[ 最近暗くない?何か悩んでる? 大学もう決まったんでしょー? 知ってる知ってる、特待生でしょ。 うちらとは住む世界がちがーう!
眩暈がした。 同じ世界に住んでいたわけじゃない。 もともとは別世界だ。 解り切ったことなのに、別世界だって。 心の底で同じ世界に墜ちたと思っていることは、 絶対に誰にも悟られたくない。 ]
(938) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ どうにか薄笑いを浮かべ、対応したようだった。 ほんの少し前の事なのに、思い出せない。 静かになった店内で怜奈は一人息を吐く。
ここで働くのもあと少し。 大学に入れば時給がいい仕事も見つかるだろう。 たまたま目の前に置いてあるてんとう虫のパンを見て、 またひとつ、息を吐いた。 ]**
(939) aki_nano 2019/06/23(Sun) 21時頃
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[ 夏の気配の混じりはじめた、眩い初夏の朝日。]
(940) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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──自室──
[ ──に、目を覚ます。
どうして東向きの窓際に、 ベッドを設置したんだっけ……?
カーテンを引くということを、 僕はなかなか覚えられないし、 雨戸なんてものもなければ、 光を遮る建物などもないわけで、
目覚ましの鳴る前に、 非常に爽やかな朝を迎えたわけだけれど。]
(941) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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…………おはよ、
[ う。まで言うのが、習慣だったので。 一言笑って声をかけ、階下に降りるのが。
もう必要はないとわかっているものの、 半分寝ぼけたまんま、口を開いて、
……子ども部屋じゃ、なかった。 と思い、言いかけた挨拶を飲んだ。
ベッドからそろりと降りる。 広い住まいではありませんが、 洗面所が近いのは、意外と便利だ。
朝が苦手というわけでもないんだけれど、 血圧が高い方ではないし、というか低いし、 早く目を覚ましてしまおうと思って、]
(942) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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[ 顔を洗おうと覗き込んだ鏡の中に、 あんまり不機嫌そうな男がいたもんだから、]
(943) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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[ ……それってつまり、僕なんですけど。]
(944) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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[ 不機嫌そうな彼が、次の瞬間目を丸くして、 そのあと、合点がいったとばかりに笑うので、 そういえば僕は、こんな顔をしてたんでした。
それだけの話。それだけのことだし、 今の僕はすでに、鏡に笑っているんだけれども。
なんとなく僕は、とある友人の顔を思い出し、 ともだち≠轤オく、お泊まり会でもしてくれれば、 気色の悪くない顔をお見せできるかも。と思う。 まだまだ、手始めに。というところですが。 ほんの小さな変化というやつです。]
(945) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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本当にそれだけのことなんだけれど、 それが、僕にはたいそう愉快でして、
(946) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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ひとつめの楽しみに据えた夏を目前に、 ひまわりはまだ咲かないけれど、 愉快に思っていられるうちは、 まだ来ない日>>193を待っていられる、と思うし、
(947) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃
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