131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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戦いは俺がやる。 お前達は…神様にしっかりお祈りしているだけで充分だよ。
[1人の頭の上に手を置いて頭を撫でる。 そうして、初めの任務を聞けば視線をクラウディアに向けて、銃を向ける。]
守護たる力を、我が身にかけて、護りを与えんことを。 スターシールド、バリアバランス…。
[一瞬で引き金を引く。 クラウディアが避ければ、ただの空撃ちになるが、クラウディアに当たれば、光線が弾けてクラウディアを結界が包み込む。 包み込むことがあれば、クラウディアに簡単に説明する。 魔力を籠めた結界。 自分が死なない限りは、怪我防止にはなるだろう。 そんな風に告げるだろう。]
アマト…ね…。 任務了解、で、そいつは何処にいるんだ?
[当たらなければ何も告げずに銃剣をしまって問い掛けた。]
(43) 2014/08/22(Fri) 21時半頃
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へえ……私に結界まで。 ありがとう、流石は騎士様ね。
[光弾を避ける気配を見せなかった。 それは信頼なのか、それとも余裕なのか。]
これをどうぞ。
[先程の雷撃の残滓。 それを秘めたオーブを手渡した。]
魔力の痕を追っていけば、そこに彼は居るはずだわ。 任せたわよ。
(44) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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[闇が、槍として凝縮する。それを投げつけられる。さすがに全力の一撃だ。羽を全開にして体を捻って避けるが、翼の中ほどにかすった。数十枚の羽が暗黒を中和するために飛び散り、黒く燃え尽きていく]
くっ……ちょっと掠っただけで結構なものじゃないか…… けれど、それも一時の事……
[黒茨が解けたのか、驚きにも似た声が遥か下から響いてくる。それを、右第2翼の傷痕を抑えながら見降ろしていた]
わかっていない?わかっていないのはお前の方でしょう、ヘクター・ローガン… お前こそわかっていないのだ、「王の剣」の本質を……
(45) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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お前はこれで負けるのだ。 敗因は……お前が弱かったからでもあるが……仲間の声に耳を傾ける事のできなかった故に、だからこうして負ける…!!
[左手の書を開いた。その頁は自然に、大いなる神が地上の淫祀邪教に堕落した町を滅ぼした時の様子を記した場所まで開かれる]
『その時バルドラの町に天の火は落ち、眼下の大いなるお方の敵に鉄槌を下した。それが驕慢と寧悪の徒であり(ラディエルの書74(0..100)x1:8(0..100)x1)』
(46) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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− 大聖堂 −
[クラウディア卿とドナルドを見送った後、 肩の力を抜いて束の間の休息を取り、精神の疲労を回復する。 だが完全に力を抜くわけにはいかない。 聖都全体を包む様な緊張感が消えたわけではないのだから]
クラウディア殿なら悪い風にはしないでしょう。
[子供を想うドナルドの末が少しでもマシなものになるようにと 願った直後、大聖堂が激しく揺れた]
なっ!? これはっっ!?
[聖都を無差別に襲う落雷>>3:356に思わず身構える]
(47) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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『大いなる方の御心も……』なにっ!?
[突如、レグレシアより遥かに離れた場所から、暗黒の雷が町に飛んできた。鐘楼、尖塔、大通り、スラム街、あらゆる場所を分け隔てなく破壊せんと襲い来る暗黒の力の濁流]
これは……間違いない、アマト・カザミヤの弟…そしてルゥ・カタストロスの!
くっ……!!
[ヘクターに放つはずだった光の奔流をそちらに向ける。幸い、そのタイミングのために自分は羽をいくぶん散らしただけで済んだが、眼下の街の被害は甚大だ。一般の信徒達にも甚大な被害が出ているのだろう。]
(48) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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おのれ… またしても邪魔をするか! くっ……仕方がない、こんな時に「王の座」を使う必要が出てくるとは……
[そう言って、「王の目」を城の方に向ける。]
倍率2000,4000,6000… 闇の者の侵入者は… あっ!!
[「王の目」から見える俯瞰風景の中で、城壁が爆風によって吹き飛ばされた>>42]
五月に湧く蠅のように目障りな奴らが……あの黒い翅が虫のものならさぞお似合いであったろうに!
[そういうと眼下を睨みつけ、ヘクターへと向けて結集させた抱え上げるほどの光の弾を放つ。その姿は、そのまま城の方角へと飛んでいく**]
(49) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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やれやれ……どれもこれも無茶苦茶な……。
…!?
[新教皇の放った天雷と並ぶ雷撃に、顔を顰めた瞬間、 自身の周囲に白い羽根が舞う。 見間違える筈のない白い羽根。
幾度も自分を護り、助け続けてくれた羽根の持ち主が 再び姿を見せた事に焦る]
どうした? あの子に、シーパルに……何かあったのか?
[自身を包む白い羽根に問いかけても、 今度は姿を見せる事は無い。 代わりにバサッと羽音がした]
ま、待つんだ! 私はまだやらなければいけない事が!
(50) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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もしかしたらここにあの子が!!
[この場所は危険だと告げる様に白い羽根に包まれた身体が 宙に浮く。 何処かへ転移しようとしているのだと気付いて、 思わず声を荒げた。 ここにあの子がいるなら助けてやらなければ。
そう叫ぶ私の耳に確かに聞こえた]
(51) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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『あの子を……助けて……』
[我が子はオスカーと黒衣の少女が助けに行ってくれたのではないか。 あの2人は無事なのか、確認しなければ。 その願いも空しく、白い羽根に包まれたまま大聖堂から 身体は消える。
否……願いの半分を叶えるように。
白い羽根は我が子の許ではなく、我が子の希望であった 黒衣の少女の許へとその身を運んだ]
(52) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2014/08/22(Fri) 22時頃
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― 聖都レグレシア均衡 大平原 ―
[聖都の正門から続く外の世界は、どこまでも続く大平原。 光の兵士達が出兵する時は、地平線の彼方までも続く壮大な軍列を拝む事で、光の民達は彼ら神聖十字軍の大いなる力と神の恩寵をますます信じるのだ。
…その日、大平原には沢山の人間の姿が見て取れた。 神聖十字軍ではない。また、大掛かりなキャラバン隊と云うにも人数も武装も仰々しい物だ。ならば何者だろうか?
それは、遠くレグレシアの空に浮かぶ暗黒の雲や混沌の気配。 忌々しき光の聖都で産まれた、大きな闇。図らずもそれを目にして、少しずつ少しずつ、この光溢れるルンフィアの地へと集結を始めた、闇の軍勢。 そう、光に滅ぼされた国々の生き残りや、これから滅ぼされる闇の国々が集結した、連合軍の軍勢だ]
(53) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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[今まさに闇が戴冠の時を迎えているのか? 『王』は。大いなる預言に示された希望の『王』はどこだ? 我々を導いてくれる者が、ついに現れる時が来たというのか?
然し、未だその松明は火がない。 希望と云う火がなければ、光に抗う力を持たない闇の者達は、天使が祝福を与える輝く光の元にひとり残らず浄化されてしまう。
彼らは見守る。聖都の空を。あの地で何が起きているのかを…]
(54) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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[オーブを受け取れば、それをじっと見つめて頷きを一つ。 静かに騎士らしく片膝をつく。]
ありがたく受け取ります。 必ずや連れて参ります、クラウディア卿…否、クラウディア様。
[そう告げて再び立ち上がる。 オーブは魔力の残滓を辿り何処かを示す様にして…。]
少し離れているようだな。 とりあえず行ってみるか…。
[そうして静かに賢者の塔の研究室を後にした。]
(55) 2014/08/22(Fri) 22時頃
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[随分と見通しの良くなった城壁の向こうに、白い翼持つ姿が近付きつつあった]
――来たわね。
[自身の身の危険にも関わらず、預言書が浮かべるのは笑み。 それは天使の狙いを、王から逸らすことが出来たが故に。 現在の王の状況は不明だが、あの程度の試練ならば乗り越えられるだろうと信じている]
[しかし、彼女が城へ到達するよりも早く]
……貴方は。
[爆風により空いた空間に降り立ったのは、兵士の群れと比較して、一際目立つ異装の男>>52]
このような所にわざわざお出ましとは……一体何の御用かしら。
[熱と緊張に満たされた空間を、白い羽根がはらりと舞い落ちていった]
(56) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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―聖都近郊・大平原― [オーブはこの辺りを示している。 探すべきはアマト・カザミヤという男、そう言えば孤児院の前で名乗った男がそんな名前だった。]
レットに変な事ほざいていたあのバカか…。 計らずも、あの時誓った言葉を実現させる結果になったな。
[ある種遠慮無く殺せる相手だ。 回復は充分、子ども達を本当の意味で守る為にはもう負けることは許されないだろう。 そんなことを考えながら大平原を歩いて、それらしき人影に気が付けば、静かに魔法を展開する。]
イリュージョンミスト…。
[まともに使える魔法は2種類だけ。 暗殺者としては充分と言えるタイプの魔法だ。 霧を展開すれば、銃剣を抜いて魔力の充填を始める。]
(57) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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― 聖都 大正門付近 ―
[その頃、悪魔の代行者は、既に再び、聖都付近へその気配を近づかせていた。 歪み澱む暗黒の混沌、絶望を与える狂気の体現。
再びアマトはこのレグレシアへと戻ってきたのだ。
但しひとりではない。アマトの周囲には幾人かの黒衣の人間がいる。 暗黒教徒、或いは暗黒神の契約者たるアマトについてきた者。 一様に昏い顔と光の無い瞳を浮かべ、光の者共を駆逐する為に現れたのだ。
これは声明。復讐ののろいを望む者の怨嗟の声]
(58) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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− 旧王城 −
[白い羽根がゆっくりと蕾を綻ばせる様に開くと、 そこは通常の戦闘を思わせる様な地形は見えず]
自分の足で移動しないと言うのは慣れませんね。 ……ここは…? どうしてここに連れて来たのです。
[見渡す地に我が子の姿は無い。 もっともいたとしても認識する事は出来ないのだが。 彼女が連れて来たのだ、何かあるに違いないと 周囲に目をやれば、掛けられた声>>56とその姿に一瞬沈黙し]
どうやらご無事の様で何よりです。 ……シーパルは大丈夫でしょうか。
[別れる前と明らかに違う雰囲気と物言いを前にしても 表情一つ変えずに問い掛ける]
(59) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/22(Fri) 22時半頃
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「クラウディア猊下、これを。」
[賢者の塔の一室を一時的に執務室のような形を取っていたクラウディアだったが。一つ気になる報告を受けていた。]
闇の軍勢?
[>>53>>54集結しつつある闇の軍勢。 その報告を受けると苦笑して見せた。
自分が出ても良いが。 ……その前に。]
確認するわ。 指揮官は居るの?
そう、居ないのね。
(60) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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[彼らはアマトと同じ様に、友や家族、大事な人を失くし希望を失くした者。 然し死ぬ事も生きる事もできず、せめて光の者共を皆殺しにする事。唯それだけが残された生きる理由となった者達。それは決して少なくないのだ。
過ぎた光は、死も絶望も生み出す。 それはまるで、『王の怒り』により完全に滅ぼされたはずの、ブラック・ダーク・デス教団が懲罰機関、『断罪の子羊』の再来]
(61) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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……まだ良いわ、放っておきなさい。
[闇の王が起って居ないのであれば。 まだ今は放置で構わないと告げていた。]
だってねえ、王が居ないから私に負けたなんて思われたら。 余計な希望を残しちゃうじゃない。
(62) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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……さぁ。行こうか。ここからが俺達の呪いのはじまり。
復讐の怨嗟で、光の狂信者共にその忘れた罪を思い出させる聖戦だ。
[その中央、アマトは元々聖霊術士として気配に弱く、特に暗殺者の気配など感じたくても感じる事も出来ない程度には鈍かった。 霧が少し濃くなったか?だがその奥で潜む魔力の充填にも気づく様子はその場に誰ひとりとして存在しなかった]
(63) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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……驚いたわ。殺しに来たかと思ったのに。
[暗殺者>>59の問いを受けての、第一声はそれ。 それから目を閉じ、ふ、と笑みを浮かべる]
シーパル……ああ、あの堕天使のこと。
[まるで他人事のように。 言葉も選ばず、言い放つ]
別れた時はまだ生きていたわね。 でも、随分と命を削っていたみたい。
[別れた後の彼女の身に何が起こったか、預言書は知らない。 ――そして彼女について、この先を記した預言はたった一文のみ]
もう長くないんじゃないかしら。
(64) 2014/08/22(Fri) 22時半頃
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―聖都・大正門付近― [展開させた霧を保ったまま後をつける。 一人では無い…数人の敵がいる。 充分に貯めた魔力を以って、その銃口を天に向けた。]
全員まとめて殺しても構わないよな?
[誰かに聞くわけでも無い。 ただ単純にそう思ったことを呟いただけだ。]
スターダストバレット、フォールレイン。
[魔力を籠められた銃弾は遥か上空に舞い上がる。 そうして、上空で弾けたソレは、一筋の光の様に周囲一体へ降り注ぐ。 ソレはまさに隕石の如く、彗星の如く、降り注ぐ流れ星。 いつか教会の前で十字軍の騎士達を一掃した技だ。 さて、それがどれほどの被害を与えられるかは分からないが。]
まとめて…堕ちろ…。
(65) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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さて、どうでしょう……………。
[殺しに来たかどうかを否定はせずに、真っ直ぐに彼女を見つめる。 シーパルと名を教えてくれた少女と同じ姿でシーパルを 堕天使と言い切る少女がとても同じ存在とは思えない。
その言葉にうっすら残る白い羽根が悲しむように 震えた気がした]
そうですか……。 それで貴女は何の為にここにいるのですか?
[一度目を瞑り深く息を吸い、 憤怒に染まりそうな熱をゆっくり吐き出して次を問う]
(66) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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[こちらの言葉に否定は返らない。>>66 射抜くような視線が向けられるが、預言書は動じることもなく]
何の為……ね。 ……貴方、ここに何があるかはご存じ?
[障壁に背を向けたまま、手の甲でこつこつと叩くような素振り]
"私の"目的はただ一つ、白に染められし聖具《レガリヤ》の解放。 その邪魔をさせはしないわ。
[一度目の戦闘と同じく。 黒のヴェールがぶわりと広がる]
たとえこの躰の希望《親友》であろうと――その家族であろうとね。
[牽制というように、刃のごとく変質した一枚が暗殺者の眼前すれすれを飛ぶ]
(67) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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[アマトは気配や殺気に酷く鈍感だ。それは暗殺者など、日影の血に生きる者たちに酷く脆弱。 故に例え暗黒神と恐れられる悪魔と契約していようとも、戦闘状態にならなければ、その力は攻撃にも護りにも奮う事は出来ない。つまり。
上空で何かが弾けた?それに気づいて首をめぐらせる前に。
何か複数の影が、アマトに覆い被さる様にして、アマトの身体は地面に引き倒される。
降り注ぐ破壊の流星雨、天から注ぐ光の散弾。 それは物の見事に、今まさにレグレシアを蹂躙せんとした全ての復讐者達を堕とす]
(68) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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[…静寂……生の気が絶えてる。ほぼ全ての者が死んだのだが。 唯ひとり、物言わぬ骸が折り重なる小山の下から、黒髪の少年が這い出てきた]
…………これ……は……。
敵の攻撃?気配がどこにも……。 …………!?
[そして絶望の色が更に膨らむ。未知無き道、碌な末路にはならぬと知りつつも、光の民を皆殺しにするその意を共にしていた黒衣の協力者達は。 あっけなく。光の民ひとりにすら復讐を果たせないまま、その全員が死んでいた。唯ひとり、アマトを庇う様にして]
(69) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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[ぬるりと赤色がアマトの頬を伝う。瞳が罅割れて揺らぐ。そして…]
………………………………ぶち殺す…………。
[黒い悪魔、ルゥ=カタストロスの混沌が、唸りをあげてアマトの全身を覆い上げた。 地面に突き刺し、柔らかな弦が絡みつくは『王の錫』サンクティス。 旋律奏でる錫杖の周囲から溢れ出す、清浄なる聖霊の力を得て、確かにアマトから殺意が爆発した。霧に漆黒の闇が叩き付けられる]
(70) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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今のでは流石に殺せなかったか…。 クラウディア様がわざわざ命令するわけだ…。
こいつは骨が折れそうだ。
[雑魚は倒せたようだが、肝心のターゲットは今の一撃では墜とせなかった。 もう一度銃剣に魔力を籠める。 霧の中、漆黒の闇が溢れている。]
安心しろ、どうせお前もすぐに後を追うことになる。 フルバーストキャノン、スターブラスト。
[銃口は起き上がって来た彼に向けられる。 溜め込んだ魔力を一度に解放すれば、直径30cmのレーザーキャノンのような弾丸が、一筋、真っ直ぐと敵に向かって放たれる。]
重ねる…フルバーストマシンガン、スターブラスト!
[その直後を追うような形で、直径10cm程のレーザー弾が76(0..100)x1発ほど、連射されて撃ち込みを始めた。]
(71) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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[広がる黒い舞台と立ち位置を示す様に 目の前の空を裂く黒の刃>>67 それを微動だにせず、瞬き1つせず見やる。
白い羽根がまた揺れた。
天使が泣いている。 あの子を助けて欲しいと泣いている。
黒衣の死人は教団の敵に間違いない。 再び出会えば必ず殺すと誓ったが。 それ以上に………。
一度目を伏せるとミナカタから手に入れた回復薬、栄養剤、 そして赤の薬を立て続けに飲み干して]
貴女は教団の敵……。あの時言った筈です。 次に逢う時は…必ず殺しますと……。
[暗器ではなく、霊刀を静かに抜き少女へ刃先を向ける]
(72) 2014/08/22(Fri) 23時頃
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