人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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【人】 記者 イアン

ー それは、短い夢 ー
[軽い足音。響く。小さな教会。磨かれた床に
 素朴なステンドグラスから零れた陽光は
 穏やかに、輝いて美しく。

 小さな足音が止まる。あれは誰だろう?
 見上げる、祭壇を、ステンドグラスを。
 
 遠く聴こえるのはbwv248
 第19曲 眠りたまえ、我が尊びまつる者、
     安けき憩いを楽しみ

 このテンポで歌われるを聞いた記憶は
 俺にあっただろうか?
 軽い足音に、人影、頭に、髪に触れる感触
 擽ったくて小さく笑った。降る祈りの言葉にも]

(57) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 記者 イアン




 ーーーーないはずの子供時代を思わせる記憶。

                    ]

(58) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 記者 イアン


 ーーーー???

ー 1900年初頭 大聖堂 ー
[まず、最初に目に入ったのは、
 白くてまぁるい物体。
 ……アルレッキーノだとわかる。
 その、すぐそばに、
 少し伸びた黒髪が寝台に突っ伏している。
 かけた記憶のない毛布と共に。

 彼の下敷きになっているのは、
 スコア……シューベルトだろうか?]

[身を起こして、自分にかかっていた
 毛布を彼の肩にかけて、
 その黒髪を梳くように撫でる。]

 …………

(59) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 記者 イアン



[バックグラウンドは、
 なかなか、壮大で、絶望的で
 諸々負の感情に溢れた楽曲と]

 …………それでも、夢見がいいのは
 このおかげ、かな?

[と、それよりも近く聴こえる
 テンポが微睡むに心地よいアリア。
 それと……もう一度黒髪をわしゃわしゃと撫でる]

 

(60) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【憑】 お散歩隊長 アシモフ

 ― 道化師《アルレッキーノ》の夢 ―

[幼い子どもが揺り籠で寝かしつけられている
寝かしつけるは年若いどこか儚い様子の女性

『ゆりかごの うたを
 カナリヤが うたうよ
 ねんねこねんねこ ねんねこよ』

高く澄んだ鈴を転がすような声が
子どもを眠りに誘う

女性は子どもの髪を梳くように
優しく、優しく撫でている]

(61) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【憑】 お散歩隊長 アシモフ

[子どもは一瞬、目を覚まし
歳に似合わぬ物憂げな眼差しを彼女に向ける

『…どうしたの?』

[その問いに、子どもはさらに不安気に
それから、自分を撫でてくれた
温かく優しい手をぎゅっと掴んだ]

『あらあら…』

[女性はふわりととほほ笑みながら
もう片方の手で、頭を撫でる]

(62) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【憑】 お散歩隊長 アシモフ

『大丈夫、どこにも行かないから』

[そういい聞かせながら
子どもの額に、キスをひとつ]

『さあ、目を閉じて…おやすみなさい』

[子どもは泣きそうな顔をするが
それをぐっとこらえて、やがて目を閉じた]

(63) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[鈴を転がすような澄んだ歌声が
子守唄の続きを紡ぐ

『ゆりかごの 上に
 びわのみが ゆれるよ
 ねんねこねんねこ ねんねこよ』

シンプルで穏やかで優しい旋律

『ゆりかごの つなを
 木ねずみが ゆするよ
 ねんねこねんねこ ねんねこよ』

漣のように、微風のように、甘くて]

(64) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【憑】 お散歩隊長 アシモフ

[子どもはいつしか夢の中

『ゆりかごの ゆめに
 きいろい月が かかるよ
 ねんねこねんねこ ねんねこよ』

夢へ誘うのは母の手で
それが優しければ優しいほど悲しかった
眠るのは嫌だったし
夢から目覚めるのはもっと嫌だった]

(65) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【憑】 お散歩隊長 アシモフ

[何故なら
子どもには《見えて》いたから

自分の黒髪を撫でる手が
その持ち主ごと失われてしまうのが

子どもには《見えて》いたから

――《美しい音楽》には必要なものであることも*]

(66) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

ねえ……ロバート?

[消え行く森を見、滅びはじわりじわりと侵食を続けていた。
 それが己の歌により齎された、奏者の願う世界ならば、楽器として喜ばしいものに思えた。
 何かがちくりと軋むのは《調律》の甘さのせいに違いない。]

つぎは、なにをうたう?

[その問いかけすら、セレナーデのように。
 歓喜にとろりととろけていた。]

(67) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時半頃


クシャミは、頭を撫でる手にい、少しもぞもぞしてる

2013/10/02(Wed) 23時半頃


【人】 記者 イアン

[撫でた先がもぞもぞと動く。
 撫でた手は大人しくなって、
 髪の流れを正すようにそっと撫でて。

 歌詞もなく、旋律だけの子守唄を
 小さくこぼしつつ。
 楽章の合間、静かな時間を過ごす]

(68) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

"……あっち。"


[方角というよりは、座標。

隔てた其処への道筋を、潰れた喉から引きずり出された響きから聞き取る。
この比翼が調律師《チューナー》の方だったから、奏でられないのが残念だった。

翼を両目の上に被せて閉じさせれば、喉と額のしるしが赤黒く光る以外は、ただ眠っているような遺体の出来上がり。]


"行こうか、イディオ。"
"次は第二楽章だよ。"

[>>67喜びに震える体鳴楽器へ、手を差し伸べた。]

(69) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 …神父…様? もう、大丈夫…ですか?

[まだ、夢の中にいるらしく
そのまま、頭を撫でられている

それに気づくのは、もうしばらく後*]

(70) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

"終わりは此処にあり"


["イディオ"と手をそれぞれ重ね、指を絡ませ握る。]


"終わりは其処にあり"


[目を閉じ、額を寄せる。
道筋へ意識を研ぎ澄ませ、
南天《おわり》の鳥は北天《はじまり》を目指す。]

(71) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[古典からロマン調へに移り近代詞、時に子守唄。
らら、と口ずさむ音律は、何れもが一律して、静かに包むラルゴ調。

本来の楽曲が備える作風は、全て眠る様な柔らかな調子に転換され。
アルトの声色でオルゴールを巻く様に。
祭壇の上から流れて来るのは、夜色の眠り詩。

元々の曲は崩している物の、こういう楽しみ方もひとつの乙。

微睡みを流しながら、少年は天窓を高く仰ぎ、罪の鎖を翳していた]

(72) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[零れる羽の色は、"彼"の黒色に酷く近く。
嘗て『アルト』の天使が堕ちた後、黒羽の片翼はどの様な道を奏でていたのだろう。
地下霊廟で眠っていた、古の聖遺体。
それを思うと、胸が軽くざわりと揺れた気がした]

 …………イーシュは……
 少しでも、自分の気持ちに正直に成れてたのかな……。

[知る者は、恐らくもうこの世の何処にも居ないのだろうけれども。

二楽章が始まるまでの、僅かな幕間の空白に、眠り詩は静かに柔らかく響いていた]

(73) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン


"      "


[音ならぬ音を響き合わせ、光がまたたく。
比翼から"借り受けた"片翼が、触れ合った手から"イディオ"の背へと宿り、
駒鳥の幼翼と共に羽ばたいて────── ]

(74) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 記者 イアン

[寝ぼけた視線で第一声がそれ。
 ふっ、と小さく笑をこぼし
 返事の代わりに、ぽん、ぽんと、
 手が頭の上を優しくはねた。]

[そのまま、やはり歌詞なく歌う。
 声楽の才はない、テノールとも、バスとも
 言い切れぬ音域で、聴こえる速度と音階。
 ……曲によっては音域が時折足りず途切れもして。]

(75) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

── 倫敦/大聖堂上空 ──



[次の瞬間、二人の姿は大空にあった。]

(76) 2013/10/03(Thu) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

 ――――……きた。

[姿《聴こえぬ》聖堂の大空に現れた音律に、少年は静かに眠り詩を終える]

(77) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 記者 イアン

 ーーー…………

[その手が止まった。
 視線は天井を、その先を見た。]

(78) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

[とん、と。

爪先を、大聖堂の先端につく。]


"見てごらん、イディオ。"

"下にいるのが、僕らの観客だよ。"

[手を取り合った楽器の重みは感じない。
大気に浮くように存在できているのは、借り受けた翼の効果か、
歪ではあれど、奏者と楽人の繋がりができた故か。

眼下に広がる街並みを、そこに生きる命たちを見下ろして]

(79) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

"なんて耳障りなんだろう。"

[感嘆込めて、呟いた。]

(80) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

"始めよう、イディオ。"

"第二楽章を終える頃には、この街はきっと、静かな雨の音だけの美しい街になっているよ。"


[自然の音は美しい。
 命の音は姦しい。

最期の音を全てかき鳴らしてしまえば、もう二度と騒音《ゴートリンゲン》は生まれないだろう、と。]

(81) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[

      切望と渇欲のCapriccio

                 第二楽章

                               ]

(82) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 所詮、僕の声《ヴォイス》はひとりじゃ何もできない。

[ひら、と少年は軽い動きで長椅子の上、身を翻す。
同時に指先が摘むのは、鍵盤両端に並ぶ、多くのオルガンストップ]

(83) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 だけど、ひとつ違うのは……。

[高く聳える、このデカブツの扱いは知る訳が無い。
オマケに、歌はイケても鍵盤はてんでダメだ。が。
両手の指を確かめる様な手付きで鍵盤の上に滑らせ]

 さっきの俺じゃなく。

(84) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 今の俺はもう、記憶を知ってる……。

[ひとつの呼吸と共に、鍵盤に向けて両手を振り上げて]

(85) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[パイプオルガンの重厚な和声《ハーモニクス》を、聖堂中に鳴らした]


 D 《A》――――――!!
C F# C


[強く濃厚に鳴り響く、二度の不協和音《ゴートリンゲン》を美しい重音へと消化させる、神聖なセプテンノートは、天窓から空へと届くだろう。
火蓋を切る、奇想曲に絡みつく様に]

(86) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

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