239 ―星間の手紙―
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よしっ。
[送信を確認すると外出の準備を始めた。 隣の島の食糧マーケットで買い物をするためだ。 島で採れた不思議な果物を美味しく食べるためにあのひとに教えを乞うたお菓子―― アップルパイの材料も買うつもり。
準備が終わる頃には潮の“雨”もすっかり止んでいて。 マーケットのある隣の島まで行くのに支障はなかった]
(56) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[買い物というのは罠だらけだ。 ついついあっちこっち歩き回ってしまうし買い食いなんかもしてしまう。
そうしてひとりショッピングを楽しんでから帰宅し、 冷蔵庫に食糧を詰めた後、 何気なく「ルシフェル」を起動させていると、 それは声を発した。いつものシステムメッセージではなく明確な問いかけ]
ルシフェル……海のことが知りたいの?
[自分で言っててどうなんだろうコレ、とは思った。 だって問いかけてきたのは通信ソフトだ。 自我を持って話しかけてきたわけでは、 ましては海に興味を抱いて話しかけてきたわけでは……、]
(57) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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ううん、 ……でも、ちょうどいいや。
[ちょうど、クジラを見た話を吹き込もうと思ってはいたのだし、と、 それ以上は深く考えはせずにひとつの未送信メッセージを作成する]
(58) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[そうして、最後の通信の再生ボタンを押した後、 聞きながら私は体全体を右側にゆっくりゆっくり傾けていた。 聞き終わるともう一度押し、今度は左に傾いていく。]
これは……、 一体どういうことでしょうか。
[行儀悪くもデスクの上に両腕を重ね、顎をそこに乗せる。
ぴくぴく、音声を拾うように白い耳が小刻みに動いて、 両手の数分をじっくりと聞いてから、 姿勢をきちんと正して録音ボタンに手を伸ばした。]
(59) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[少し喋り過ぎてしまったのか、最後は声が僅かに掠れた。 涙ぐんだようにでも聞こえてしまっただろうか。
想像の及ばない通信の向こう側。 きっと、映像や画像データがあっても意味はないのだろう。 デスクに顔を乗せて送信済みの通信欄を眺めて。]
でも、私は……、 あのやさしくて意地悪な話し方を、知っています。
知っているのに、もう少しなのに、 まだまだ出て来そうにありません……。
[頭の形に添って垂れた耳を丸めた手でつっついて、 はぁ、という大きな大きな溜め息が一人きりの部屋に落ちた。]
(60) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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