231 自由帳の中で、僕たちは。
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━昼休み・屋上入口前の階段━
[うつらうつらしながら午前の授業を過ごし、やがて昼休み。 購買で惣菜パンを買った喜一は、屋上へと続く階段を登っていた。このクソ寒い中、屋上に出ようとする生徒はいないようで、辺りに人気はない。 階段に腰を下ろしてパンを食べながら、喜一は膝に置いたスマートフォンを操作する。]
……堅いかな。 いやでも、クラスの用事以外でメールしたことないしな……。
[うんうん悩みながらも文章を作成し、友田に送信した。]
(51) 2017/12/18(Mon) 12時半頃
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To:友田 千彰
From:佐藤 喜一
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佐藤です。
本、もし合わなかったら頑張って読まなくてもいいから。
友田が好きかもしれないって思う本、まだまだ思いつくので。
よかったら、またいつでも聞いてください。
では。
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[送ってしまってから、名前変換し間違えてないよなとか、送り先を間違えてないよな。などと不安になって何度か確認する。 ……大丈夫だと思う。]
…………入江にも、送ってみようか。
[「仲良くなる努力をしてみよう」を実行しようにも、入江の周りにはいつも人がいる。あの輪の中に割って入るなんてとても無理だし、かといって話しかけてくれるのを待っているだけというのも……。 そう考えると、メールというのは良い考えな気がした。
だが。]
…………送る用件がない。
[しばらくの間、パンを咀嚼しながら考えてみたが全然思いつかない。 食べ終わった喜一は一旦考えるのをやめて、屋上に出た。]
(52) 2017/12/18(Mon) 13時頃
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さむっ。
[風を遮るものがほとんどないから、めちゃくちゃ寒い。 パンが入っていた袋が飛んでいかないよう、スマートフォンを重しにして床に置いてから、屋上の真ん中へと歩き出す。]
…………。
[ごろっと、屋上の床に仰向けで寝転がってみる。 寒い。
見上げると、視界は一面の曇り空になる。 どこまでも続いていく灰色の雲に、心まで曇っていくような気分だ。寒いし。]
(53) 2017/12/18(Mon) 13時頃
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…………あ。
[でも、しばらく見ていると雲が動いていることに気づいた。 確か、西から東に向かって移動しているんだったか。 その内、雲が切れて青空が見えるのかもしれない。]
…………はくしゅっ!
[そんな考えは、クシャミで中断した。 慌てて起き上がり校舎の中へと戻る。 青空という収穫はなかったが、ぼーっと空を眺めている内に、入江に何を送るかは一つ思いついた。**]
(54) 2017/12/18(Mon) 13時頃
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[副担任に対して滅茶苦茶気まずい。
いつもならりーさんりーさんと馴れ馴れしく呼び 年配の教師程は怒られないのをいいことに 先生の学生時代の恋愛の話聞かせてよ、とか よっしーはあと何年で禿げると思う?とか しつこく絡んでいっているわけだが。 大人しく話の邪魔もしないどころか 声が聞こえた教室の前を足早に通り過ぎてしまう始末。
謝ったほうがいいのかな でも何で嫌なのか言えないしな。 進路希望を変えて二人を安心させることも出来ない。
木島先生がもっと嫌な先生なら気にせずに済んだのに なんで優しいんだよこの野郎。我ながら理不尽である。]
(55) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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[誰かに聞いてもらおうか? 担任と進路で揉めてることは前から話していたし。
例えばそう。いつもの奴等の中では一番成績が良い友田に。 返信は朝ちゃんと読んだけれどそれ以上返さなかった。 いつも通り会うんだからあとは直接話せばいい、と オレがそうすることは珍しくない。
早く起きれたのだと自慢してみようかとか 労いに温かい飲み物を買ってやろうかとか。 色々考えていたけれど、昼も結局現われず。]
(56) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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あ、そうなのか。 そっか……ならいいんだ。ありがとな。
[友田のクラスの奴に聞いてみたがちゃんと来ているらしい。 今日だけはあのままメールでくだらない話を続けていれば良かった。 何気なく問う文面は浮かばず、こちらから押し掛けるのも気が引けて。
自分達ばかりが友達じゃないのも知っている あいつにだってきっと色々ある。 何も気にすることはない筈だ。 友田だけが欠けた昼休み、今日のパンはあまり美味しくない
……いつも食べている味なのになぁ 大きく欠伸をし、目を擦った。]*
(57) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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─昼・購買→生徒指導室─
[授業を終えて、いつもの癖で購買に向かった。 『激辛坦々スープ』と書かれたカップスープに手を伸ばし チョコプリンと一緒に買って、生徒指導室へと足を向けてから あ、今日いらないんだったな、と気づく。
とりあえず指導室に入り、油性ペンを取り出す。 ビニール袋にペンを走らせる。
“きじませんせい”
全部ひらがなで書いたのは無意識。 それを机の上にどんと置いて、メールを打った。]
(58) 2017/12/18(Mon) 16時頃
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To:木島先生
Sub:指導室に
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お礼になるかわかりませんが、
スープとプリン置いときました。
よかったら持ってってください。
飯楽しみにしてまーす。
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─職員室─
[それから一度職員室に戻り、進路指導の先生とあれこれと話をした。 うちの友田の進路のことであったり。 手を焼いている生徒の愚痴を聞かされたりが大半になるが。]
いつの時も、青少年っつのはムズカシーっすねー。 まぁ、おれも担任とか生徒指導とかやってるとね。 ありますよ、………色々。
[眉根を寄せて苦笑い。]
うちの友田、どうすか。 推薦とれませんでしたけど、行きたいとこ行けそうすかね? やー…沈んだ感じだったんで、ちと気になって。
あと……まー、入江すかねぇ。 佐藤とかと仲良くしてる感じですけど。 進路…つーよりは…… あいつ危なっかしいんすよね、なんか。
(59) 2017/12/18(Mon) 16時半頃
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佐藤はー…大丈夫だと思いますよ。 無口だなーとは思いますけど、愛想がないわけじゃないんで。 慣れたら可愛いもんです。
あー…ふらふらしてると謂えば、古雅と三笹もか。 あいつら三年上がれますかね…? 古雅は髪みたいにテスト真っ赤っすよ。 三笹も、おれの授業だいたいこねーし。
[苦笑いは次第に溜め息になる。 思い付く生徒の名を上げていけば、それくらいの名があがったか。 あれこれ話していれば、昼休みが終わってしまいそうだった。]
すんません、時間とらせちゃって。 ま、お互い頑張りましょ。
[ぺこりと頭を下げてから、職員室を離れた。]
(60) 2017/12/18(Mon) 17時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/18(Mon) 17時頃
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花の色は 移りにけりな いたづらに
(61) 2017/12/18(Mon) 18時頃
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―図書館―
[ノートに、オレの字が残る。 授業をサボった自由時間。誰に遠慮もなく、ノートじっくり眺め放題だった。
おとといの、先週の、そして昨日の。 ぱらぱら捲って。
だからかな、ある百人一首の上の句だけを残してしまった。 消そうかな、と思うけど、消せなかった。
別に、良いんだ。 これでいい。]
(62) 2017/12/18(Mon) 18時半頃
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[オレはバカだけど、カルタなら…ゲームなら勉強になるそれをちょっとだけ覚えられた。 意味はふわっとだけど、この句はなんか、記憶に残ってて。
春の句じゃねーか、とかツッコミはノートのハイカーにされてしまうかもしれない。
ただ…オレは、ふと目に付いた一文に、気の利いたことが言える脳みそがなかったから。 気分だけを、代弁してもらった感じ。
だからきっと、届かないだろうなあ。]
(63) 2017/12/18(Mon) 18時半頃
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あー……らしくねー!
[雪降ったら特大雪だるま作ってやる…とか、書けばよかった。 オレらしく。]
(64) 2017/12/18(Mon) 18時半頃
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To:入江 礼留
From:古雅 七緒
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パイセン!
ななななやばいっす八割赤点で大ピンチ〜(泣いてる顔文字)
でもなんとかなるっしょ☆(笑顔の顔文字)
パイセンこそ大ジョブ?
ふっちーとかにいじめられたら一緒に怒られてあげましょーかあ?(泣き笑いの顔文字)
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―休み時間―
[オレはフリック入力もキーボード入力もたしなむ現代っ子。 着信メールへの返信は気付き次第即時である。]
……なー。 次の授業なんだっけえ?
[近くにいたクラスメートの返事を聞きながら、オレは教科書を用意した**]
(65) 2017/12/18(Mon) 18時半頃
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━放課後━
[メールの文面は、昼休みの時間中にはまとめられなくて。送信できたのは放課後だった。 同じ教室内にいるのにメールを送るというのはさすがに気まずいので、教室を出てから送信ボタンをタップする。]
ふー……。
[変なメールだと思う。用件があるような無いような。でも、伝えたいことは書けた気がする。]
(66) 2017/12/18(Mon) 20時頃
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To:入江 礼留
From:佐藤 喜一
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佐藤です。
突然メールしてすまない。
淵先生から、ちょっといい話を聞いて。俺、もう少し人と仲良くする努力をしようと思って。
入江ともちゃんと友達になりたいと思って、メールしてみた。
面と向かうと上手く話せないだろうし。
正直、いつも笑いもしないし面白いことも返せなくて申し訳ないと思ってるんだが。
ちょっと頑張ってみようと思うので、できれば、今後ともよろしく頼む。
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─ 二時間目前・図書館 ─
[ 人気の無い寮を通り抜けるのはサボり魔の特権である。 自分の足音だけが響くもんで、寂しいんだか楽しだかよく分からん。 まあ俺が暢気に歩いてる間も、皆は教室に閉じ込められてせこせこ授業受けてんだろうなあと言う優越感に浸ることは十二分に可能だ。
校舎に入れば教師の声やら生徒の声やら、人の気配を感じられるようになる。 俺はひっそりこそこそと目的地を目指すことになる訳だ。 今更この口で罪悪感ガーとか言うつもりはないが、教師に見つかると厄介なことになる。 生徒指導の淵さんは結構優しいモンで軽ーく怒っただけで割とスルーしてくれることもしばしばだが、やべえ教師はマジでヤバい。
その場で怒鳴られるからハイ〜って顔をするしかねえし、複数回見つかった奴には親に連絡するとか言われてマジカルマジか(笑)という気持ちにさせられた。 てか一回連絡入れられて俺は死んだ。完。 ]
(67) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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[ マリオばりに残機の有る訳じゃない俺は、まあそう何回も死んでられねえ訳で、忍者顔負けの隠密行動を頑張ってる訳だ。
どうにか目を掻い潜って目的地、図書館へ辿り着いた俺。 聞き耳立てて授業で使ってはいないと確認すれば、ガラッと(しかしなるべく静かに丁寧に)開ける。 ]
おいすー浅見さん ちゃんと学校来たよ、えらいっしょ …て、寝てるし
[ お昼寝タイムの幼稚園児如く愛らしい寝顔でスヤってんのはこの学校の司書さんである。 やや機械音痴で一回聞かれたら懇切丁寧に説明してやらねばならず、更にそれでも理解できないことが多々で結局此方が作業をやることになるのが玉に瑕だが、俺のサボりに寛大であり、それ故図書館は安全地帯なのだ。 ]
(68) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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[ さて身の安全も確保できたところで足運ぶは自由帳の元である。 天気当たったぜ皆。ぜひ褒めてくれ存分に。 ]
おっ増えてる増えてる
[ ぱらぱら捲れば新しい書き込み。 デジタル極まりない時代にこんなアナログなレスを絶やさない人間が現在進行形で複数居るっていうのは、果たして学園に暇人が多いってことなのかアナログにロマン求めてます派が多いってことなのか。
読み込んでいく中で、決して鶏に成長することの無い紙面の上のひよこを見て、ソイツに矢印を指すメッセージを読み、俺の思考はぱちりと停止する。 ]
(69) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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[ 記されるは『トーコ』という名。>>18 一般的な男子高校生つまりDKであれば「はわわどんな可愛い女子かなドキドキ」などと夢膨らませるやもしれない書き込みであるが。 然し。此処は男子校である。
世の夢と希望が詰め込まれ膨らむ二つの山を胸につけている生命体は一部教師を除き存在して居ない(ワンチャン存在していても、それは標準体重を遥に凌駕し肥満と呼ばれる状態に陥ってしまった癒し系生命体だ)。 そして現教職員の中に『トーコ』という名を持つ者も、こんなきゃぴったことを書く奴も恐らく居ない。
つまり。つまりは、だ。 恐れていた事態が起きてしまった。
杏琵高校にも、女の幽霊が現れたのだ。
知ってるもん俺。 主人公が女の子なんて居る筈無いのになって不思議がりつつも楽しんでたある日、いつも天気予想のしてるやつ(俺)の書き込みが赤いペンで「血の雨が降る」とかになって悲劇が始まるんでしょ。 ]
(70) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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[ ホラーは嫌いじゃない。苦手でもない。 が、今は寮生活。帰ったら一人。友達も居ない。 どういうことか分かるか?考えてみろ。
恐怖を感じた俺。誰も居ない部屋。不意に鳴る物音。振り返って誰も居ないじゃないかと安心した先に落ちている長い黒髪。俺は目を見開き震える。逃げよう、そう思い玄関へと向かいたい。然し後ろから異様な気配がする。窓を打つ雨音。ゆっくりと振り返った先には──。
そういうことだ。分かるな? ]
やべえな、やばい
[ 此処は一つ、先手を打たねばならない。 今の時代は男女平等。女性の幽霊であれど、俺は拳を握ろう。
先手を打って「明日の天気予想 きっと血の雨が降るでしょう」と赤いペンで書こうか迷ったが、幽霊騙りするキャラクターとか絶対ロクな目に合わないと俺の脳内映画監督が告げる。 ]
(71) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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↑ 勘弁してください ささみ
(72) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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[ くるっとペンを回せば、脳内映画監督の俺も先程の妄想でお化けに身体を取り込まれ途中の俺も満足したようで、サムズアップを送っている。
やっぱり、真摯な謝罪が一番よね。
彼女が何に恨みを持ちこの世に留まり続けて居るのかは全くの不明だが、せめて俺の心からのごめんなさいで無事に成仏して欲しい。 犠牲者が一人も出ないホラー映画も、俺は有りだと思うよ俺は。
学校七不思議(あと六個は知らない)の仲間入りを果たしたトーコさんの下に書き込みを終えた俺は、図書館のやや年季の入った天井を見上げ神に祈った。 ……あ、あそこの蛍光灯、切れそう。* ]
(73) 2017/12/18(Mon) 20時半頃
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─ 放課後・階段踊り場 ─
はぁ〜?浮気がバレた? だっから言ったじゃんかよ。隣の学校はやめとけって。 どうすんだよゴツい兄貴とかが乗り込んできたら 知らないし関わらないからな。
で、浮気相手は…… 彼女と同じクラス、いやいや……はぁ。
[それはクズが過ぎるだろ、いっそ笑える。 神妙に呼び出してきたと思ったらこれか こっちがどれだけ眠いと思ってんだこいつ 自業自得なんだけどさそこは。
厳つい顔して狼狽えてる浮気男を半目で見やる。 今ここにいるのは教室でつるむのとは別の面子 オレ含め先生方の悩みの種ばかり まあこういうところで誤解されるんだろうな。]
(74) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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とりあえず今から電話しろよ というかオレらに話されてもって感じじゃない? まず謝るべきだろーよ。
……それか、もう好きじゃないなら言えばいいだろ 「もう終わりにしたい」って。
ここ寒いから帰りまーす!
[付き合ってられないと立ち上がり尻を払う 引き止める声を無視して階段を降りていく まだ話す必要があるならオレ抜きでしてね。
全く、そんな顔するくらいなら話せばいいのに 顔も知らない彼女も可哀想な子だ。 何の躊躇いも無く振られるよりは思われてるだろうけれど。]
(75) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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[時間を確認しようとスマフォを見て気づく 新兵から戦果の報告が届いていた。 それともう一通、意外な相手からも。
いつもの面子とずっと一緒にいて その後は浮気ヤローの相談を聞いていて 見る暇が中々見つけられなかったんだよなぁ。
とりあえず早い時間の方から 受信時刻からは大分遅れて開く ああ、やっぱり。大体予想通り。
その割に緊張感皆無だなこいつ 沢山装飾されたメール通りの性格 古雅七緒は仕方なくて憎めない奴だ。
対して長くもない文章を読み進め しかし、一人の名前で目を止める。]
(76) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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