16 漂流旅行
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[……と、自らの無事を確認すると、気に掛かるのはやはり同船していた面々の事で。]
部の連中に……何つったかな。アイリスにマーゴだったか。連中、無事かな。 いや、もうこの際誰か居るだけでいいんだけど。
[それに。食糧に、飲み水に、出来れば使えそうな道具に。探すべき物は山ほどあった。 そこまで思考をざっと纏めると目が向かうのは、内陸の、木の生い茂る方で。]
……おーい、誰か居ンのかー!?
[着ていたジャケットを脱ぎ、迷った時の目印になるよう手頃な木に括りつけると。食糧や人影を探し林の中へと歩みを進めた。]
(56) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[セシエルの様子を見て、それから少し考える]
見つけてあげないといけませんが…やっぱり休めるところを探しましょう。 そこで火でもおこせば煙を頼りに誰か来るかもしれませんし…。
[荷物を背負えば、セシエルに手を出して]
荷物は俺が持ちますから、とりあえず、休めそうなところを探しましょう。
(57) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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え、ですけ…ど。
[もしもがあってからでは遅い。 遅いのだけど…。 少しの間をあってから少し持って来ていた物を渡す。]
少しでも、体力、回復しないと、いけないですし、ね。 ごめんなさい、ありがとうございます、イアン先生。
(58) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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そうだね。 まずはセシエル先生、イアン先生にあったかくしてもらいなよ。
[傍から聞けば、誤解を招きそうな物言いをした。]
流れ着いた人を探すほうは、僕もやるから。…一人で気負わないでね。 とりあえずは、腰をおちつけられそうな場所を探そう。
[ひとが休めそうな場所をイアンたちが見つけたなら、 そこを拠点にして捜索に出るつもりだ。]
(59) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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いいえ、いざって時にはすぐ動けるようにしておかないと…。 とりあえず、えっと…メアリーだっけか? 君もそれでいいか?
[彼女にそう尋ねて、とりあえず、木の茂る奥の方へと向かって歩き出した。]
(60) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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[メアリーの発言に、ん?っと一瞬考え、一度思考を飛ばす。 最もすぐに行動することになれば、とりあえず歩くことにした。 途中、木の枝等を拾っておいたのは薪にするため。]
そうだな。でもまずは服を乾かして、体を休めてからだ。
[そんな事を言いながら歩いていれば、やがて小さな洞穴を見つけた。]
奥は深くなさそう…。獣の類の足跡やら糞もなさそうだし…あとは…。
[木の枝に火をつけて、それを洞穴に放る。]
ガスとかも問題なさそうだ。ここで少し休もう…。
(61) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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………?
[メアリーの誤解を招きかねない発言にはきょとんとしてから、 眉を八の字にして真剣に考えこむ。 交際と呼ばれることを一切してこなかったせいか、疎かった。]
でも、あたしは、先生、ですから。 率先して、行かなきゃ。
[とりあえず今は、イアンの後をついていく。 出来ることがあるならそれを手伝う。]
(62) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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そういや、イアン先生って…やっぱりさ、 僕の名前や顔、うろ覚えだったっぽいね。
イアン先生の授業、真面目に受けていたんだけどな。 まぁうちって生徒数多いあら、一人ひとり覚えてなくて当たり前なのかもしんないけど。
[>>60を耳にして、 ぽつりと、恨み言じみた声など落とし。
教師たちに続き、歩いた。]
(63) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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メアリーは、セシルが眉を八の字にしたのに、にやっとした。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
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……なんだか、見た事のない木だね。
[通りすがりの木の梢を見上げ、ふと呟く。 そこにあるのは、見覚えのない異質な雰囲気の樹木だった。]
[やがて、洞穴へ着いた。]
(64) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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あ、はい。
[イアン先生に、ってどういう…?と考えていたので、樹木を細かく見ていなかった。 が、促されるまま素直に洞穴に入る。]
(65) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[名前の事をぼそりと恨みがましそうに言わたが、事実覚えていないので仕方がない。 とは言え、何も反論できなかったので、軽く愛想笑いをし]
うぅ…ちゃんと覚えるよ。メアリーさん。
[そう、苦笑気味に答えた。 洞穴の前に座り込むと、ナイフで枝の先を細かくして、それから火をつけた。]
お…なんの木だかしらねーけど、燃えやすい枝みたいだな。 煙もよく出るし、いい狼煙になりそうだ。
[そんな事を呟きながら薪を組み始めた。]
(66) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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― 林 ―
……うぜー……海岸で水絞ってから動くんだったか。
[船上だからと着込んでいた長袖シャツが、肌にべとべとと纏わりつく。靴も、意識が無かった間に水こそ抜けていたようだが、湿気た皮の感触はやはりあまり気持ちの良い物ではなくて。]
後で、さっきのトコまで戻ったら、コレもどーにかすっかな……。
[さすがに、どんな虫が居るのかもよく判らない林の中で無防備に肌を晒す真似は躊躇われた。 只でさえ先ほどから、どう考えても見覚えの無い植物ばかりが目に飛び込んできているのだから。]
…………喉渇いたな……。
[……手頃な木を見上げた。実がたわわに生っている。]
[……人の頭ほどありそうな楕円形の蛍光ブルーが、木の上で鮮やかに輝いている。部の仲間が見たら作詞を始めそうな、素晴らしく幻想的な光景だ。 残念ながら、食欲は到底沸かなかった。できれば、見なかった事にもしたい。]
(67) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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へクターは、蛍光色の果実から目を逸らし、ざくざくと林を進んだ。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[火を組みながらぼそぼそと、続ける。]
あんまり脅かしちゃいけないと思ったから黙ってたけど…。 ここ、野生の動物がいるな。
[そう確信していたのは枝を拾っていたときのこと。 獣の糞らしきものや、何かの爪跡が幾らか残っていた。]
生徒達も心配だけど…ナイフ一本じゃ野生の獣なんかには勝てないだろうし…。
[さて、どうするべきかと、じっと考えながら独り言。]
(68) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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油分が多い、木、なんですね。 …焚き火には、枯れ枝の方が、よいとされるのには、意味が、あるんです、よ。
[と、軽く雑学を言ってみる。 だからどうしたレベルではあるが。]
(69) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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えぇ、油分を多く含んでいるみたいですね。 枯れ枝は乾燥しているので、燃えやすいんですよね。確か…。
[そんな言葉を続けて、バッグの中身をひっくり返した。]
水と食料が少し…あまり長くは持たないかもしれませんね。 食料は最悪、木になっている物を食べるとして、川か湖を探す必要があるかもしれません。 後は、サバイバルナイフが二本と、ロープ、布…。 薬関係は俺は一切入ってないですね。
[バッグの中身を確認しながら、必要なものを考える。]
見たことのない植物ばかりですし、おかげでここがどこなのかはさっぱり見当がつきませんね…。
(70) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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へ〜〜、枯れ枝のほうがいい、意味。
[しゃがみこんで、セシルの雑学に耳を傾けている。 こうした雑学系の話は大好きだった。]
(71) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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─海岸沿い─
ここ、どこ?
[船から投げ出されて、机にしがみ付いて荒れ狂う海を漂っていたことまでは覚えているが]
どっかに流れついたのかな。 誰か……いないね。
[今現在少なくとも近くにはだれもいない。]
(72) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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焚き火を、多く作っておく、とか? 動物って、火を怖がったり、しますよ?
[家で飼っていた猫がそうだった。 ポツ、ポツと言いながら段々と口数が減っていくと、]
………くぅ。
[眠りについてしまった。 やはり、本人が思うよりも疲れが多かったらしい**]
(73) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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? これ、船乗ってた人の鞄かな。
[近くに落ちていた鞄を拾う]
非常事態だからー、失礼しますよ。
[誰のか分からない鞄の中を漁る。中にはビニール袋に包まれ無事だった男物の服だとか、菓子類、ペットボトルに入っているジュース等が入っていた。しかし]
非常用セット、入ってない……
(74) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 01時頃
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まあ、食べ物と飲み物はあるけど…… それに
[肌にぴったりとくっつく服をつまみ]
誰のか分からないけど、非常事態だし 服借りちゃおう。風邪引いちゃう。
[きょろきょろあたりを見渡し、背の高い草を見つけ] [誰も居ないし、見られはしないとは思うが、隠れて男物の大きな服に着替えた。]
(75) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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まあ、あんまり焚き火を作って、山火事にでもなったら事が事ですし…。
[彼女の提案に苦笑しながら、その場合は山火事ではなく森火事?などと考えた。]
ん?セシエル先生? ……寝てる…よっぽど疲れてたんだろうな。
[そう言うと、自分の上着が乾いたのを見計らって、彼女にかけた。]
さて、君は大丈夫か?疲れているなら休んでてもいいんだぞ?
[今度はメアリーの方を向いてそう尋ねた。]
(76) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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これでよし。
[丈は長いが袖とかは折ればなんとかなる。海水でべたべたな服を着ているよりはずっとましだった。]
さて……
[髪を纏め上げながらあたりを見渡す]
マーちゃん、無事かなあ。 ヘクター先輩も……
きっと無事だよね。うん。 誰か同じように流れ着いた人居るかも!探そう!
[カバンに濡れた服を押しこみ、それを持って人を探すことにした。]
(77) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[海岸線に沿って歩く。] [途中でバットぐらいの長さの、丈夫な棒を拾い]
水か何か探しに林の中入らないとなあ…… 今は大丈夫だけど、助け来るのがいつか分かんないし
[草木を薙いで歩くのに便利だろうと持っておくことにした。]
(78) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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うーん…… 誰か見つけてからの方がよさそうなんだけど
[ピンクの葉っぱの草だとか、見たことのない形の木──しかもなんか動いた気がする──とかを見ていると一人でこの中に入るのは心細い] [そう思いながら林を眺めていると]
ん、誰かの声?
[割と近くだろうか、人の声がした気がする]
行ってみよう!!
(79) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[そして見つけたのは]
確か、同じ学年の……
[同級生の姿と]
……
なあに、あれ
[緑色の化け物の姿。]
(80) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[イアンのバッグの中の品々をまじまじ眺める。]
そっか今、少なくとも3人分の食料が必要なわけだし…長くは持たない、か。
セシエル先生の言ってた、ながれついた非常食って、もしかして浜の方にあるのかな? ここで暫く過ごすなら、その非常食からも、必要な分、取ってきておいた方がいいね。
[…木になっている物よりは、そっちのほうがいいという心のうち。]
人を探しがてら、あとで非常食とってくる。 それに、水も探さなきゃ。
[>>68の呟きにも耳に入らず、ここまで野生動物の痕跡になど気付きもしなかったので、 気軽くそう告げ、…目をこすった。]
(81) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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…かーわいいなあ。
[セシエルの寝顔をぼんやした目で眺め。]
人探ししたいけど…そうだね、 ちょっとだけ…休ませてもらう、ね。身体も乾かしたいし。
[実の所、疲れてもいたのだ。 セシエルの隣で、丸くなって浅い眠りについた。**]
(82) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[とっさに頭に浮かんだ選択肢は二つ
1.逃げる 2.死んだふりをする 3.手にした棒でとりあえず殴ってみる
ここでとった行動は……]
(83) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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でええええりゃあああっ!!!
[手にした棒で緑色の化け物の腹部を殴った。]
(84) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[林の奥まで足を進めると、小さな川を見つけた。あまり深くは無さそうだが、水は透き通っていて。]
生水って……飲んでも大丈夫、だった、か?
[幼少時のキャンプや去年までの修学旅行で散々言い聞かされた記憶を思い起こす。出来れば、蒸留した方が安全だった筈だ。 それに何より、どんなに澄んでいても何が住んでいるか判らないこの林の物をそのまま口にする気には、なれなかった。
……神経質かもしれないが、先ほどの蛍光色の果実も食べ物の色はしていなかった。用心するに越した事はないだろう。]
(85) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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