219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ このろくでもない世界で必要なものは、 果たしてなんなのか知りません。 ]
[ ただ、このろくでもない世界で、 私が感じるべきものは知っています。 ]
(26) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
― Before Day ―
── だからさ、止めたら? 私もう面倒なんだけど。
[ 『Welcome To Nightmare!!』
地面に転がるオンナノコの前髪を引っつかんでいたら、 地面に落ちる一枚のチラシが目に入った。 うえるかむとぅーないとめあ。 …なんだっけ。悪夢へようこそ? 遠目に見る限りマジックショーのチラシらしいけれど、 今のオンナノコたちにとっては こっちの方が悪夢みたい。 ]
(27) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ サイガワラのちょっと外れた通りだと、 きっと良くある喧嘩。
何で喧嘩してるのかって、…何でだろう。 不良グループ同士だと目が合っただけで 結構拳が飛ぶものなのかもしれない。 特に私は目つきが悪いんだそうだ。 そんなの知るかって話だけどさ。 ]
(28) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ ── あ。手の先のオンナノコが呻いた。 鼻血出てるよ。まあ私が殴ったからだけど。 …正当防衛だって。 ちょっとやんちゃしてた頃よりは、 大人しくなったこの髪を見てよ。 …でも きっとそれすら、 あなたたちは気に入らないんだろうなあ。
舌先で切れた口内を舐めてから呟く。 じくじくと染みる感覚に、 しかめっ面になった。 ]
(29) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ 聖川遼。リョウと書いてハルカ。 サイガワラでちょっと道が逸れた学生なら、 もしくは色々噂を聞いている方ならば、 まあ知っちゃってるんじゃないでしょうか。
"不良グループにいる飽き性な女" とは前に聞いた。あとは知らない。
喧嘩は嫌いじゃあ無いけど、売られたら買うけど、 かといって、好きでも無いんだよなあ。 当たり前のことだけど、痛いし。
何で周りで今殴ったり蹴ったりしてる連れと居るって、 ( あ、今一人倒れた。どんまい。 )
それは、── 今は、置いておいて さ。 ]
(30) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
痛そうじゃん。まだやんの。 そういうの馬鹿って言うんだよ、知ってる?
[ ヒトの身体の仕組みなんて、 偉いオイシャサマに聞けと思うけど、 こんな潰されておいてまだ地面に爪を立てるだなんて、 果たしてなんのための感覚なんだろうか。 ぼんやり考えていたらスカートを掴まれたから、 引っ掻き傷と細い血の痕が残る手でひっ叩いた。
しぶといなあ。 ]
(31) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
……私、飽きた。 あとは適当にやっといて。
[ 掴んでいた前髪から手を離して、立ち上がる。 掴んでいた所為でぐちゃぐちゃに乱れたそれを見て、 私は自分の髪も相当乱れていることに気付いた。
シュシュを解く手が動く度に、 傷口が空気に触れるから、…やっぱり 痛い。 ]
(32) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ ── 後でちゃんと直さないとなあ とか、 悠長にもそんなことを考えてしまったことが、 後から思えば "ああ"なってしまった原因なのかもしれない。 ]
(33) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ 喧嘩に明け暮れる今時の女子高生たちを背に、 公園を出て大通りへと一歩踏み出した、 きっと その時だったのだろう。
一瞬で詰め寄られる そんな足音と、 ドンッ、
と いう、鈍い音と衝撃が背に走った。 ]
(34) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ "── 死ね!" なんて私たちにとって日常の言葉を吐かれながら、 ぐらんと身体が大通りへと傾く。 ]
あ、………
[ 手からこぼれ落ちたシュシュをとろうとして、 尚のことバランスが崩れて、 今度聞こえるのは叫び声。
引っ張られるように横へと視線を遣って ── 何トントラック だろう? それが眼前に迫ってきた、から、 脳裏に過ぎるのは走馬燈じゃあ無い、
もっと別の。 ]
(35) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[ ── あ、死ぬ。 ]
[ そんな呆気ない 私が轢かれる未来と終わり。 ]
(36) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ こういう時って案外身動きが取れないもので、 しかもこうなっちゃった時じゃ無いと、 死ねとか言ってきた奴は謝りもしてこない。 こんなろくでもない世界なんて、そんなもの。
だからさ、 ── うそだ なんて言うなよ。 死ねって言ったのは あんたでしょう。 ]
(37) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ なんて"不幸"な事故!
聖川遼が最期に感じたものは、 自分の身体が鉄の塊に吹っ飛ばされ、 更に潰される痛みだったらしい* ]
(38) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
― 中央エリア:スクランブル交差点 ―
[ ── さて、そう して。 ]
[ コンクリートの上で転がっていた事に気付くのは、 不幸な事故からどれ程経った頃だったのだろう。
雑踏の中、あれ?なんて顔をして、 セーラー服の腹を撫でる。 左右を見渡して、…トラックなんて無くて。 それどころか場所すら異なっていて。
学生鞄の中、携帯が震えていることに気付くのは、 更にもう少し、後** ]
(39) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 01時頃
|
[ 今日も世界は回り続ける。 留まる事なく、立ち止まる事なく。
逆転を望んでも、それが叶うことは決してなく。
嗚呼、なんてすばらしき世界 …… ? ]
(40) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
── ??? ── [遠かった舟歌が案外近いと思ったら 胸ポケットに入れてた>>#2ケータイが 着信音を鳴らしていたからだった]
うわ、マジですか、これ?
[メールの内容を見て、思わず呟く ぶっちゃけ、その内容はよく分からない]
って、俺…死んだの?
[事故か病気か、それとも天災か 百歩譲って事件だったとして全く心当たりがない ないが故に、リアリティすらも吹っ飛んだ]
(41) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
―― 南エリア / 美容院『 Venus 』 ――
[ 軽やかで、鮮やかな手捌きで操られる鋏が、 糸の様な艶やかな髪の間を走り、切る。
―――― サイガワラ区 南エリア。
ファッションビル『 Mey-F 』の隣に在る、 赤と白に彩られた建物、美容院『 Venus 』
“ 全ての女性を女神に ”
そんな謳い文句を掲げるこの店には、 連日、あらゆる女性が訪れる ]
(42) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ そんな中。
一人の美容師が鼻歌交じりに女性の髪に鋏を入れる。 鋏を操る主は、髪を薄い金に染め、 柔和な笑みを口元に湛えていた。
やがて、鋏を入れる手も止まり、 最後の仕上げも終わった後。 客に髪型を見せる為、鏡を持ってきて、にこり ]
どうかしら? とっても可愛くなったわよ!
[ 美容師に負けず劣らず笑顔になった客は、 満足げに頷いて、髪を揺らした ]
(43) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ “ 美容院『 Venus 』には一風変わった美容師がいる ”]
[ そんな話が出回ったのはいつの頃だったか。
ただし、“一風変わった”という 評価が悪評にならなかったのは、 偏に、美容師の愛想と腕が良かったためである ]
ありがとうございました。 また来てね!
[ ひらひらとカウンターから振られる手は、 今しがた“女神”になった女性を見送った ]
(44) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ 今日も世界は回り続ける。 留まる事なく、立ち止まる事なく。
―――― 変わらない毎日が続くと思っていた。
あの日も、そして、今日も ]
(45) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ 夜。帰り道。走り慣れた道。慣れ親しんだ車。 いつもと同じ光景に現れた、ただ一つの“異質”]
……ッ!?
[ ヘッドライトが照らす先に在る“ナニ”か。
それが犬だと認識できたのは、 急ハンドルを切ったのとほぼ同時。
進んだ先。橋の柵。壊れる音に、振動。 ―――― 傾く車体は、重力に従って、落下 ]
(46) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ 悲鳴を上げる暇もなく、落ちた先は、川。 派手な水音。浸水、水没、沈水。
地を走るはずのソレが、鉄の水牢に成ったのは直ぐ。
水圧で押される扉は開かない。 呼気が泡となり、耳を掠める。 命が、気泡となり弾け、消える。
―――― 視界に過る、首から掛けていた銀のロケット。 水に浮き、身体から離れて行きそうになるソレに、 必死に手を伸ばして、掴んだ ]
(47) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ 大事な大事な、火に呑まれた“ 家族 ” その写真が納まっている唯一のモノ。
決して手放すまいと思ったけれど、 水に呑まれゆく命は、
意識と共に、銀のロケットを手放した ]*
(48) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[ Q. 失した命はどこへ往く?
A. 少女が司る悪夢の中へ! ]
(49) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
―― 中央エリア / スクランブル交差点 ――
[ 目が覚める。
横たわっていたのは、水底でもなく、 病院のベッドでもなく、まして、 天国にあるという花畑でもなく。
無機質な、硬い、硬い、コンクリートの上 ]
(50) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
[頭をぽりぽりかきながら すぐに呑気でいられないことに気がついた]
げ、まぢ…か?
[見れば、ウヨウヨいるではないか>>#7
カエルに罪もなければ好きも嫌いもない だからといって、黙ってやられる義理もない
とりま、武器を探そうと あたりをウロウロし始めた
そのうち誰かに会えるかも知れない 何かあれば聞けばいいやと思いながら**]
(51) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
…… なんで、アタシ、こんなところに?
[ 見慣れた街に行きかう人々は、 人一人が倒れているというのに気に掛ける風でもない。
おかしさに首を傾けて、違和感に気付く。 いつも首から掛けているロケットが無い事に。
サッと顔を青ざめさせて、周りを見回している時。 突如鳴り響く携帯電話に、恐る恐る手を伸ばした ]**
(52) 2017/06/09(Fri) 01時頃
|
|
── ある道場にて ──
[其処は、静寂に充ちていた。 先程までは、…この際門下生と形容しておこう、そういった類いの者々で溢れかえっていた筈の。 人の何や彼やとを吸い込んで、踏まれ続けて滑らかになった木の床に、それらの喧噪や体温の名残はない。 冷やりともせず、寧ろ無機質な迄の無温の上には殺風景な程に何もない。
ただ、青年が1人、瞑想の如くに目を閉ざして正座をした姿でいるだけだ。
しゃんと伸ばされた背筋、凛とした佇まい。 その横にあるのは木刀。 刃を模した方を身体の外へ向けて置き、持ち手を己の方へ向けたまま、身体の右側に置かれている。]
…………………。
[朱くなってきた外よりも、明かりの灯されない部屋は一層暗く。 静謐が片鱗に不気味を以つ始めた頃、徐に青年は木刀を掴んで立ち上がった。]
(53) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る