246 とある結社の手記:9
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狼煙に覚悟か。うん、うん。
まあ、必要になったことは、
一つずつやっていかなけりゃ。
[仕事をするだけ。そんな口ぶりだった。]
ははははは。
[隠し通路や隠しトンネルとか隠し部屋とかは、]
ないよ。
食糧庫のほうの
地下の出入り口も塞がれちまってね。
気づかずにいて貰えれば
そっちから行こうと言えたんだが。
[あればとうに提案していたのかもしれない。]
そりゃあ、いちいち占われたら、
いずれは見つかっちまうだろうな。
ピスティオ、おまえだけ。
疑われようと占われようと、
なんともないってわけだ。
[彼のひそやかな優越感を知ってか知らずか、僅かに笑いの気配を伴って声をかける。()]
[宿の一室に取り残されていた子供。それがピスティオである。
彼の両親を肉の塊に変え、ちょうどよい大きさに切り分けて、声なき声で囁きあってはそれを分けあう。
あの子は両親が戻らないことを知っていた。
奇妙な子供だった。
人狼ではない、人間なのに、狼の声を聞く子供。
全ての作業を終えて宿に戻り、「置いていかれちまったのかい」と訊いたのが、どちらの声でだったか。もうすっかり忘れてしまった。]
逃げないってことになったら、
誰か三人、人狼としてでっちあげなけりゃな。
ピスティオ、手伝ってくれるかい?
[怒るでもなく、喜ぶでもなく、人に寄り添って生きた人食い宿屋の主人は、いつもの調子で穏やかに訊いた。]
[無論、聞かずとも、誰が殺したのかを知っていた。]
[抱きしめるリンダ()の芳香と体温を全身で味わい―]
……ふぅ。
[その瞳は、恍惚の色を帯びた。]
[恍惚に酔う声なき声が囁く―]
…偽の占い。大変、結構でございます。
もとより老獪狡猾なるルパート様の策略…
若輩のわたくしが、口をはさむ余地はございません。
ええ…ええ…
大変、結構でございます。
[子飼いの"ヒト"がしくじろうと、切り捨てられるだけのこと―]
骨の一欠…
肉の一片…
血の一滴にわたって
わたくしのものでございます。
それさえ守っていただければ……
ええ、どうぞ…あとはご自由に……
[返って来たこたえは予想通りと言えば予想通りで。青年は黙って肩を落とした。やっぱり簡単にはいかないものか。]
あーあ。残念。
[それは心からの言葉だった。
残念だ。そうすれば少なくとも、無事にここからは逃げ出せただろうに。]
子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 00時頃
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はい。
[みんなに水を、と言われましたので>>129、あたしは頷いて、グラスのある位置を確認しに行きました。 あとは井戸の冷たい水をたっぷりと汲んで、それぞれのグラスと空いた酒瓶に注いで、トレイに乗せてロビーに戻ると言ったことを、ベッキーと二人手分けして行いました。]
どうぞ。
[飲むか飲まないかまでは、あたしひとりで押し付けられやしません。 テーブルにグラスを置くまでが、精一杯でした。]
(134) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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[ああ…忌々しい…
なんと忌々しい…
心労も、心傷も、恐怖も、絶望も…
お嬢様を壊してしまう。
お嬢様の"肉質"を落としてしまう。]
へへ……っ
[占われても疑われても大丈夫。
それはきっと、とてもいいことだ。生き延びられる可能性が上がる。笑みの気配伴って掛けられた声に、青年は無邪気に頷いた。
とおい昔に、声なき声で呼びかけられた時と同じように。]
でっち上げ…でっち上げか。
なあ、でっち上げたら上手く切り抜けられるかな?
切り抜けたら、前と同じように暮らせるよな?
占い師は優先的に出られるらしいし……
[悪くない気がする。
でっち上げ。が、村の誰かを殺すに至ることまでは、気の回らないまま。]
構わないっスよ。手伝いましょうか。
えーっと……。俺っちが占いをしたらいいンすよね?
それで助かるってなら、お安い御用だ。
[いつもの雑用を引き受けるノリで、軽く笑った。**]
止してくれ。
ジジイなことは認めるが
策略なんて大げさな話じゃあない。
連中の言いたいことと、
おれたちの言い分の間をとりたいだけさ。
[ロイエに首を振り、ピスティオに頷く。]
手伝ってくれるか?
ありがとうピスティオ。助かるよ。
ああ、今日からおまえが占い師。
よろしく頼んだぜ。
そうなりゃあ、
おまえを優先的に外に出してやれるかもしれない。
おれたちにとっても願ってもないことだ。
ロイエが腕によりをかけて育ててきた娘さんだしな。
言いたいことはわかる。
なにせ、いいにおいがしているからな。
なるほど、高級な肉ってのは違うもんなんだねえ。
[どこか冗談めかしていう。]
……じゃあ、リンダお嬢様に
おれたちが手を出さないかわりに、
ロイエはおれたちのお願いごとを
守ってくれるってのかい?
[そうじゃなければ、そのお願いごとを聞く理由はどこにあるのだろう。]
[老獪狡猾と称した宿屋の獣から、声なき声が返った。
我を通す"対価"を払え。
温和な声色の奥に、冷たい思惑が見え隠れする。]
……
[どのような無理難題を要求されるか。
先のピスティオが脳裏をよぎる。]
……それで『血の契約』が交わせるのであれば…
はい……御二方の願い…なんなりと…。
[屋敷の獣は、いつもとかわらぬ冷たい口調で返した]
ー リンダの個室 モンドが去った後ー
[ベットの上で弱々しく寝息を立てるリンダの頬を撫でながら、思案する]
······。
[ピスティオが能力者を偽り、身代わりの3名を結社に差し出す。ルパートは、適当に差し障りのない人間を選んで指示するだろう。ピスティオは口が回り、周囲からの信頼も厚い。問題ない。
真贋の効くサイモンは、今夜にでも始末する。“本物”の能力者が邪魔になるようならば、これも始末する。スージーならば、ぬかりなく息の根をとめるだろう。問題ない。
気がかりなのは、ルパートが要求する“お願い事”だ。資産か、利権か、はたまた育てたあげたメイドたちの肉か······。なんにせよ、弱味につけこんでくるのは想像に難くない。
だが構わない。取り返しばいくらでも効く。]
[屋敷の獣は強欲だった。
自らの手を汚すことなく、愉悦に耽溺することを好んだ。今はただ、こうして美しい乙女を愛でるだけでいい。それで万事がうまくいく。
このとき、屋敷の獣は迂闊にも軽んじていた。リンダが口走ったうわ言()は、心労から見た夢()に過ぎないと。サイモン亡きあとの結社は、とるにたらない相手だと。]
[ーだがもしも]
······。
[“お嬢様”の頬を撫でる手が止まる。
同胞たちへの猜疑が首をもたげてくる。
もしも、交わした約束が違われるようなことになれば。
違えなければならない状況になればー]
(······お嬢様の血肉はわたくしのもの···
誰かに奪われるくらいならば、いっそ···)
あ〜〜〜〜〜も〜〜〜〜〜〜〜〜
ヤダ。
やだやだやだやだ。
ヤダ〜〜面倒にも程があるわよ。
もういっそ、全員殺したい。
そしたら、あ〜、駄目ね、バレバレだ。
それくらい私でも解るわ。
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