246 とある結社の手記:9
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>>49 『ノアさん、今日の占いはどうでしたか?』
[イヴォンは人間だと聞くと狼狽し、疑問を零すノア。疑問をあえて無視した様な内容のメモを差し出す表情は、少し引きつっていた。]
(69) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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[>>72モンドは何杯も酒を呑んでいたが、自分の文字を読んで返答をくれた。ほっとする。]
『落ち着いて下さい。決めつけないで下さい。 昨日言わなかった理由は分かりました。 信じるか信じないか、これから考えます。』
[何でもという言葉を聞いて、慌ててもう1枚綴る。]
『昨日、ピスティオに 「人狼は自分たちより人の数が多いところでは何もしない。」 と話して居るのを聞きました。(>>3:289) では、逆に人狼と人の数が同じになると どうなりますか?』
[ロビーを見渡す。此処に居るのは10人。宿に集められた時から、サイモンも合わせて5人も減っていた。]
(80) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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……おいおい
色んな事を考えるねえ。
その想像力に感服するぜ。
[忌まわしき"出生"を言い当てられた。
リンダを"人狼"と疑われた。
身体の芯が、暗く、冷たく、研ぎ澄まされる。]
……よくも…そんな。
[――凍てつくほどの、殺意。]
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>>76 『ありがとうございます。』
[ノアに簡潔な返事を書いて、頭の中を整理しようとする。ベッキーは人間。その占い結果が正しければ、3人の人狼は…
そんな内に、パティとモンドはリンダが偽者では無いかと疑い出し(>>65>>68)、ロイエはリンダが霊能者である自分の身代わりをしていると言う。(>>82>>83)]
……!?
[疑いが疑いを呼び、状況が濁流の様に流れる。バラバラになっていくのを感じている。]
(90) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 00時頃
霊能者が別にいる、かあ。
マリオかワンダさん………
その可能性は考えなかったなあ。
ほんと、色々考えるよな。
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”――全員死ぬ。”
[>>89その言葉の重みは、ズシンと胸にのしかかった。礼を言うように青い顔で、頭を下げる。
然し己の焦燥は、リンダの霊視結果から由来していた。それをロイエの名乗りが、彼女が隠していたという結果(>>108)で打ち消す事になる。
頭が更に混乱する。憤る。]
(124) 2018/08/01(Wed) 01時半頃
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[そしてこのルパートこそ。
――ただの、うそつきなのだが。
うそつきの子供にしたくないということは、当然彼にとっての望みのひとつ。しかして、とっくにもう叶いはしない夢であった。]
[こんな時にしてやれることがない。
そればかりは、殆ど正しかった。]
[今更、然したる感慨のなくなってしまった
人間を食うことを、
人任せにしてみたところで――だ。]
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[どちらにせよ、イヴォンが人間である事は確かだ。ピスティオを護りたい余りに、他の人へ人狼容疑をなすりつけようとした、人間だ。そして自ら罪を被ったのだ。とても悲しい事だと思った。自分が同じ立場なら…迷うかもしれないと思った。
>>104自分が嘘をついた事が無いか?…全く無いと言えない。然し続いたロイエの話に、噓をつく人が多すぎるのでは無いかという不信感が募る。…もう、誰も信じられなくなりそうだと思ってきた。
モンドの守護者宣言、ノアの占い結果、ピスティオからの疑い。頭の整理する余裕がないまま、ロイエが偽りの理由を語り始める。今は只、彼女の話にじっと耳を傾けている**]
(126) 2018/08/01(Wed) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 02時頃
[どこまでが本心で、どこまでが嘘か、その境はあやふやで、ロイエ自身もわからなかくなっていた。
危険な賭け。
まさに、ロイエは、危険な賭けに打って出ていた。
この宿に囚われてから。
それとも、はるか以前から――。]
…………リンダ。
[こんなときでもお嬢様の心労を案じてしまう自分自身が、とても滑稽で、しかし嫌いではなかった。*お嬢様の顔が見たいと思った*。]
[やっぱり、仲間が泣き叫んでいるのはとても堪える。
悲しくて、悲しくて、痛くて、苦しくて、いやだな、いやだ。いやだいやだいやだ。やだ。どうして。なんで。ごめんね。どうして?イヴォンさんの名前を書く理由なんて本当になかったのに。苛々する、苛々する、いらいらする。そうだ、今は、涙よりも衝動の方が強い。なんで?なんで。ああ、ああ。ああ──……あ〜あ…。]
[あたしが大声で泣くのは、頭の中でだけです。
わあわあと鳴き声をあげました。誰も聞いていない、ひとりだけの空間で、今までで一番に声を上げて泣きました。
こんなこと、言いたくなんてありませんでした。
それはきっと、ユージンさんがよく知っています。
霊能者が結社に連れて行かれた人の霊を見るみたいに、狼に食べられた人の霊を見られたなら、ユージンさんのことも見えたのでしょうか。
それは、とてもうらやましく――狂おしいほどに、せつない心地でした。]
[もう、あたしの泣き言を聞いて相槌を打つ声も、そっと撫ぜるように響いてくる声も、ありません。
あたしがあの人の弱気に、聞こえないふりをすることも、やっぱり聞こえていて手を伸ばすことも、できません。
独り言も鼻歌も、聞こえてきません*]
[想像して、思うのだ。そうだったら、良かったのにな。
ノアさんが人狼仲間だったら、きっと楽しかったと思うのに。]
かんがえることが、
たくさん、ありすぎる…。
[こんがらがってるのは本当だった。]
[わかるわけがない。
そうじゃない存在だっているが、
その当人たちは言いたがらない。
名乗り出て、自分たちが死んで、それで終わりなんて――
人狼という生をうけた以上、あまりにもばかばかしいじゃないか。それでは死ぬために生まれたようなもの。
人殺しだからどう、なんて。今更じゃないか。]
かわいそうにな。
おれたちが「おれだぜ」と言ってやれば
こんなに。つらい思いをせずに済んだろうにな。
言えなくしたのも結社でしょ?
こーんな状況で言えるわけないじゃない。
[状況が違ったらと言うのはまた別の話だ。]
[口ではなんとでも言えた。
わからねえよ?
まさか。わかっていたさ。
マリオを殺したのは誰?
あの子にしようと最初に言い出したのは、おれだったかもしれねえな。
ユージンを殺したのは?
ごめんな、そいつも話し合って決めたことだ。]
はははははは。なにびびってんだ。
胸をはりな。
別におかしなこといっちゃあねえよ。
あいつはもう、本当に信じてもらうには――
殺されるのがてっとりばやいんだから。
[――さて、こうしていけしゃあしゃあと御託を並べるルパートに、人らしい心は果たしてあるといえるのだろうか?
――誰なら心がねえっていうんだ?
どういうものなら、人間らしいと言って貰えるのだろうか。]
だあって頭の中がこんがらがってるんだもの。
たいへんだもん、考えるの。
それは私もほんとに思うんだけど、でも。
…死んでも。
信じてもらえないかもしんないけどね。
イヴォンさんみたいに。
そういやあ、昨日、モンドと飲んだよ。
あいつ、今日生きてたら笑ってくれってさ。
……ずいぶんまあ、弱りきっちまって。
可愛げがありすぎて、笑うに笑えねえよ。
そんなに誰も守れないことが辛いのかねえ。
……昨日おれはあいつに
思い付きで、マリオが死んだのは、
おまえのせいだぜって言ってみたんだ。
……聞き入れて貰えているのかもなあ。
[それは穏やかにわらうような声音だった。]
そうだな?
けどまあ…… そこまできたらもう
いよいよなんでもアリだしなあ。
……
助けにきてくれたってのに、悪いな、モンド。
おまえは昨日『人狼』と一緒だったら……
おれとは飲みたく、なかったかい?
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