人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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[楽になりたくて、あの気持ち――オーレリアを殺めた罪悪感――から
逃げたくて、マーゴにネックレスを渡したのに。]

[大好きだよって言ったのに。
自分の大事なものはもっと別にあって。]

 多分、わたし
 マーゴを引き換えにしようとしたけど
 お父さんも守れなかった。

 わたし、どこで間違えたのか…――
 わかんないよ。

[支離滅裂な返事が
今のせいいっぱいだった。]


 ラディスお姉ちゃんも
 マーゴが憎かったの?

[そう、自分の大事なものと
誰かの大事なものは同じじゃないのだ。

自分の憎んでいるものもまた
誰かの憎んでるものとは違うのだろうな
とぼんやり考えて。]


[瞳を診察する医師。
(口がきけぬことさえ、知ったのは昨日。)

手を繋ぐ無力な飼い犬(ナイト)。
(ヒーローは理由も謂わず離れ、差し出される手にも応えられない。)

側にいる、歳も近い友人。
(私はいつだって、独り。)]


[それから、少女はぽつぽつと伝えるだろう。

自分の考えた計画を。]

[教会にスティーブンを呼び出して
罪を背負わせるのだと。

大きな十字架を
“背負わせて”

その罪をしょってもらうのだと。]


[問い掛けに、ふっと笑う気配。]


――…さあ。
気分次第かな。


[狩りの時間はまだ先とばかりに悠長な言葉。]


[少女の声に綴られぬ先は概ね知れる。
彼女が望むのなら動くのも吝かでなく。]


[二人の話題が移ろえば、意識は目の前へと傾く。**]


[思考に重なる声は、幾分と支離滅裂でいて
それでも子供ながらに、こどもだからか
確信を突いたような言葉が重なりました。]

 憎い?

 ……、…………そう。

[不自然なほどの間をもってして返るのは
くすくすと、笑いはじめる私の耳障りな笑い声。]

 そう、憎かったの。
 いいえ、憎いの。

[それはまだ終わっていないという暗示でしょうか。
過去を進行形に変えて、私は話しました。]


[その計画とは別に
二人が一抹の不安を抱いて
例えばレオナルドに保険をかけたとしても
少女には与り知らぬところだろう。

知ったところで、父親を失った不安感から
強まった信頼感に変わりはない**]


[気分次第と返る声は、余裕さえ感じさせるほどでした。
時はまだ先とばかりの言葉遣いに、ゆるうりと笑みを返します。

やがて聞かされるのは、少女の夢物語。
教会で、彼に罪を、十字を背負わせるのだと。
私ならば最後の最後まで、彼には生きて苦痛を味わわせてから
狂い壊れたところを美味しくたべてしまうところだけれど。]

 あなたがそうしたいのなら。
 私はいつだって『お手伝い』するわ。

[レオナルドは、またいつだって殺すことが出来るでしょう。
狙いはそうっと別へと変化しては、赤い瞳がキラキラと輝くのです。
厚いカーテンの下に隠した、その瞳が。]


[けれど私は、ひとつ保険をかけるでしょう。
それは別の相手を狙うのではなく、同じ相手へ。
上手く隠した牙を、爪を。

十字背負うべき、彼(スティーブン)へ。

命を奪う箱の中。
メアリーさんの名前が確かにあったのを覚えていたのです。
例えば彼女が夢物語を現実にしてしまうよりも前に
もし、『無慈悲な決定』で命を奪われてしまったら。

その時のための、保険と、なるように**]


 
[黒き獣の心は強き望みに傾く。
少女が望むならばその爪も牙もその者へ。**]
 


【人】 徒弟 グレッグ

―回想・昨晩・広場に行く前―
[宿に一度戻るとルパートは戻ってメアリーと共に居た。
墓参りは無事に済ませてこれただろうか、
叔母の命日に、このような事件が重なってしまったのだ。]

 …あのさ、ルパート。

[そう思ったからというのもあった。
昨晩、誘いを断ってしまったこともあった。
だから、]


 ……帰ったらさ。
 …今夜は、飲まない?


[一緒に。と酒場を目で指して言って小首を傾げ笑う。
この時は、本当に。
共に帰れることを何も信じて疑わなかったのだ。]

(197) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―回想・昨晩・広場―

 ………ぇ、

[決定と。
>>10告げられた名前とその響きの重さに
直ぐには理解のできない顔で、瞬いて。
それからストンと血の気が一気に降りていくのを感じる。]

 ぁ、
 待って!そんな…!

 何かの間違いだ…、
 ルパート…!!

[かつての親友である医師に連れていかれる叔父の姿を
追いかけようとして、他の村のおとな達に引きとめられて。
メアリーのように人々の手をかいくぐることはできなくて、
遠ざかっていく叔父と従妹の姿に顔色失せたまま叫ぶ。]

(198) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 叔父さん……!!

[まだ、まだ何も聞けていない。

これから話すつもりだったのだ。
メアリーに言われたおとなの理由も。
鶏の羽の上手な毟り方も。
酒の選び方と、酔い潰れない方法も。]

 ……っ、叔父さん…!!

(199) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 叔父さん…!!!

[まだ何も言えていないのだ。

叔父の髪の毛の後退が少し気になることも、
遺伝ならばどうしようと自分も気にしている事も、

もう、何時の間にか
彼が彼の兄であった男の本当の父親の年齢を越えて、
本当の両親よりも長い時間、一緒にいるという話も。]

 ……っ、

(200) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 …っ、父 さ …、

[まだ、

まだ、

何もできていない。
引き取ってくれたことへのお礼すら、言えていない。のに。

立っていれられなくなって、その場に崩れ落ちる。
メアリーの悲鳴が聴こえたのは、その少し後。>>169
終わってしまった、間に合わなかった。]

(201) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ


 ―――――……、

[同じように叫びだしそうになるのを、ギリ、と
奥歯を強く噛みしめることで耐えてふらふらと立ちあがり
悲鳴をあげた場所で動けなくなっている従妹の元へ向かう。]


 ……メアリー、
 ……メアリー…、……帰ろう。


[そう言って、抱き上げたところまでは覚えている。
その後おそらく連れて帰ったはずで、

気がついた時には―――…もう朝になっていた。**]

(202) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―宿屋前―
[診療所に行かないのなら、
酒瓶を持ち続けるのは億劫だと思った。
一度宿屋に戻って酒瓶は置いて、それからインクを届けよう。
1時間くらいなら休憩で寝てしまってもいいだろうか。
そんなことを考えながら、足は宿屋の方へと向かう。

サイラスの姿を見つけたのは、
>>131彼がメアリーを探しだす前のことだった。]

 ……おはよう、
 サイラス。

[呼び掛けてから緩く眉を寄せる。
いつもの彼とは違う違和感を感じるのは何だろう。
考えてから、いつも呼び止める彼はもっと
ゆっくりと歩いているからだと思い当たる。

いつも、従妹と仲の良い彼女と、共にいるから。]

(203) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……マーゴットは?
 ああ、メアリーが遊びに行ってるのかな。

[遊びに行く場所のひとつに、
彼女の名前も挙げたから。そう呟いて。

訊ねの言葉にはどんな返事が返ってきたか、
サイラスの様子がやはりどこかおかしくて。]


 …何かあったの、


[少し、厭な予感を感じて表情がかたくなる。
きっとその予感は当たっているのだと
サイラスにもう一度、訊ねの言葉を投げた。**]

 ………何が、あったんだ?
 

(204) 2015/05/16(Sat) 12時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 12時頃


【人】 徒弟 グレッグ

―宿屋前―
[問うたサイラスの目元は腫れているような気もして
彼が叔父の為に泣いてくれたのかとも一度は思ったけれども、
>>245俯くサイラスが言葉に詰まるように、
強く何かに耐えるような所作を見せた後に
告げられた言葉に男の血の気も下がっていった。]


 ……マーゴット、が……


[昨日の朝には宿屋の前に来て、
元気な声で従妹の名を読んでいた少女が。
>>246人狼族に、殺されている。]

(254) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[疑ってなんていなかったけれども、
死んだ叔父の他に本当の犯人はいるということで。

なら。
なんで、叔父は死ななければならなかったんだ?

喉まで出掛かった言葉は、息を詰め込んで。
呑み込んで。]


 ……ごめん。


[小さく、謝る。]

 ……辛いこと、言わせた。

[目の前の男が、サイラスが、
どれだけマーゴットのことを大切にしていたかは
知っている、つもりだったから。]

(255) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……それを、メアリーに伝えにきてくれたのか?
 …でも、

[>>247サイラスが次の言葉を紡ぐ前に男はそんな言葉を続けた。
視線を辺りに彷徨わせる、メアリーは今、どこにいるのか。]

 ……今は、言わないであげて欲しい。
 メアリーとマーゴットが仲が良かったことは知ってるだろ?

 ただでさえ、父親を亡くしたばかりなんだ…
 それを受け止めきれてない…、
 

 ……サイラス?

[ぽつぽつと、朝のメアリーの様子を思い出しながら
サイラスの方を見ると、いつもの彼の顔と違う。

いつものお節介な、
気遣いの絶えない彼の姿は目の前にはなくて。]

(256) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ



 ……サイラス、

 …お前は、


[サイラスを見る男の目に、警戒の色が宿る。]


 ……メアリーを、疑ってるのか?


[返す声が、少しずつ―――低くなっていく。]

(257) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[自分の見解を話し出すサイラスを…じっと見つめて。
メアリーが来るまで待つと、その言葉には首を横に振った。]

 サイラス、
 さっきも言ったけれど今日はやめてほしい…。

[そう頼みを告げてもサイラスが引く様子はなく、
>>251帰って聞たばかりのメアリーのところに
遠慮なく向かっていく様子に低く唸る。]

(258) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 サイラス……!!!

[強めの牽制をかけても、
サイラスは留まらないのだろう。

彼を制止しようと、
その肩を掴もうとするように手を伸ばした。]

(259) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 21時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

 サイラス、やめろ。

[ぎり、と爪の短い手がサイラスの肩に力を篭める。
メアリーに向かおうとする男の姿を留めることはできども
制止の声を向けてもサイラスの言葉は止まらない。]


 やめろって……!!!


[うぅ…と喉元が鳴くのは人狼特有の唸り声。

1日村中を駆けまわっている男と薬屋の男では
どちらが力が強かったろう。多分、聞くまでもない。]

(270) 2015/05/16(Sat) 22時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ―――………っ!!!

[口で止められないのなら力づくで止めるしかない。
サイラスの肩を掴む手を強く引いて。

叩きつけるように、地面へと引き倒した。]

(271) 2015/05/16(Sat) 22時頃

 お父さん…、ごめんなさい。
 わたしのせいで、お父さんが殺されちゃったん…だよね。
 怒ってるよね…。

 ごめんなさい。
 お父さんの仇は打ちたいけど
 それが済んだら、わたしも…

 死んだ方がいいのかな…。

[声なき声はだんだんとか細く震えて。
嗚咽に混じって 溶けた。]


【人】 徒弟 グレッグ

[サイラスを地面に引き倒した後も、
唸り声はやまず、荒く息を吐く度にその音は大きくなった。

サイラスから手を離して、目元を押さえた。
ひどく、眩暈がする。
きっと一睡もできていない所為だ。

普段だったら力に訴えようとする前に
考え巡らせ留まろうとしていたはずなのだけれども、
男の方も、いつも通りにふるまう余裕がなかった。]


 ………、……、


[ごめん、と出かけた言葉が留まる。]

(280) 2015/05/16(Sat) 22時半頃

 ……なに、あなた死ぬつもりでいるの?

[聞こえてきた声に、返すのは。
高く澄んだ嗤う声でもなければ。
やわらかく誘うような声でもなく。

無機質に、色も温度もなく、落ちました。]


【人】 徒弟 グレッグ

[>>275弱弱しく呟くメアリーの方を見た。]

 ……メアリー、
 …拾った…ものなのか…?

[責めるのではなく、確認する声音で聞く。]

(281) 2015/05/16(Sat) 22時半頃

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