278 冷たい校舎村8
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まなちゃんの作り上げる場所、が、 どんなところか、じっくり見た上で、 ちゃんと連れ帰ってあげるから。
[それこそ、鍵のかかった扉を蹴破ったり、両手を掴んだりしても。 だから大丈夫、いつでもうっかりしていいよ。 ……いやいやいやごめん、うっかりしないで。お願い。 例えばの話です。
そんなことが起こりもせず、ずっとずっと白いままの予定の紙に、 紫色のインクの染みを残していいのなら、喜んで。]
(1143) myu-la 2020/06/29(Mon) 03時頃
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— お見舞い:喜多仲くん —
[静かな病院の空気を、鉄パイプ持ってぶち壊すような賑やかさ。 喜多仲くんがお見舞いに来てくれた日は、そんな感想だった。>>1087
持ってきてくれたライオンのケーキを見る。かわいい。 とてもありがたく受け取って、美味しくいただくつもり。]
うわー、かわいい!
ライオンってネコ科なんだよね。 そう考えると恐いよりも可愛いよね。
[ね? と同意を求める。 そう、例え大きく口を開けて食べようとしているライオンが背後にいようとも。 かわいいものはかわいい。かわいいよね?]
(1161) myu-la 2020/06/29(Mon) 14時頃
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[なんでもする、に対するリクエストとして、 聞かされた夢の話には、不思議な顔をして相槌を打った。
喜多仲くんがずっと見てた夢。 わたしの作った世界の中とは違う夢の話。 自分の夢と他人の夢は違うってこと。 どういうことだろう、って思いながら話を聞いてた。
まあ、彼もきっと他のみんなと同じように、 あの世界で何かのきっかけを掴んだのかなって思うけど、 やっぱり、お礼を言われるとムズムズするんだよな。]
(1162) myu-la 2020/06/29(Mon) 14時頃
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わたしは何も教えてないからなぁ。 きっと、喜多仲くんの中にあったものじゃないかな。それは。
[これからは夢に魘されることもないのなら、 それに越したことはないのだろう。]
……おはよう。かな?
[夢から醒めたのなら、それを出迎えるための挨拶は、 それしか無いよね、って、思ったので。**]
(1163) myu-la 2020/06/29(Mon) 14時頃
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[卒業と共にリセットされるはずだった人間関係は、 幸か不幸か、たぶんあの校舎の件を切っ掛けとして、まだ続いていく。
見捨てられるまでと決めて飛び込んだ延長戦が、 終わる気配は未だやって来ない。]
(1169) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[——虚言癖。
それは正式な病状の診断名ではない。 自分の身や精神を守るために、無意識のうちに嘘を吐き、 向き合うべき責任からとことん逃げ出す、性格の問題。
人から信用を得ることは難しく、誰からも愛想を尽かされ、 軽い気持ちでさらりと吐いた嘘が巡り巡って自らの首を絞める。 やめろと言われても、やめることができたら苦労なんてしない。 どこかで矯正しなければいけなかった致命的なバグ。
それを抱えながら、わたしはこれからも生きていく。 生きていくことにしたので。]
(1170) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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— それから —
[芸術大学でグラフィックアートを学んで、 それと並行して、SNSに趣味の作品も投稿し続けていた。
『Hanon』のアカウントはフォロワー数も加速度的に増えて、 4桁を通り越して5桁に差し掛かろうとしている。 やりたいことをやっていただけなのに、自分でもビビってしまう。
あの校舎でのことを忘れたことはない。 わたしの精神が作り上げたインクまみれの校舎と、増設される虚構、 そしてわたしの中にあった思い出のすべてを描いた、動物たちの作品。>>5:56]
(1171) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[現実で自分の手であれを作り上げたわけではないから、 記憶を頼りに、『連作』という体で、少しずつ再現していった。 >>5:256氷室くんがカメラで撮影したものを見せてもらうこともできたけど、 まあ、あくまでも自分の中にある作品だからね。プライドというやつです。
>>5:56それぞれの色と動物のイメージはほぼそのままに、 >>733フクロウは白鳥に差し変わり、兎は2匹になり、 おまけとして茶色いチベットスナギツネも増えたりしたけれど。
それが、完成版。 虚構から再現した真実の作品。 ……これによって『Hanon』の正体は、気付ける人は気付くだろう。]
(1172) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[大学を卒業してからの進路。 どうしようかなーと、ふわふわ悩んでいた。 デザイナーのことを考えると、どうしても元親友の顔がチラついてしまうから。
いいのかなぁ。どうしようかなぁ。 わたしに、背中を追いかける資格はあるのかなぁ。
そんなことを悩んでいた時期に、 >>1129舞い込んできた話があった。
『Hanon』宛に、小説の表紙のデザインの依頼。 作者は同い年の女の子で、「ゴーストライター」の……。]
(1173) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[嘘のような本当の話が、あるものなんだなぁ。 ただのちっぽけな嘘吐きには予想できなかったよ。
嘘が真実になってしまう瞬間を知っている。 ……うん、そうだったね。]
(1174) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[それを切っ掛けとして、 わたしは『Hanon』の名義でフリーのデザイナーになることを決めた。
嘘を、虚構を、美しい真実に仕上げるのが仕事。
現実離れした色彩と動物の作風を持つその人物は、 出版社の作り上げた話題性と、元々のアカウントのフォロワー界隈での噂が作用し合って、 より複雑な存在感が練り上がってしまったとか。
デビュー作の表紙デザインを切っ掛けとして、 >>1158その作品が原作として映画化した際も、 ぜひ美術協力や宣伝に関わりたいと要請した。 その話が通れば、きっと新進気鋭の俳優を中心に据えてCGを合成したポスターが、 全国の映画館やホームページから広まったかもしれない。]
(1175) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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若菜ちゃん、見てくれてるかなぁ。
[ここまで来ればきっと、嫌でも伝わるだろう。 わたしがデザイナーになったこと。 でも決して、あなたの背中を追いかけただけじゃないということも。
わたしが持っている縁は、高校を卒業してからも切れていない。 見捨てないでいてくれる人たちがいる。
だから大丈夫、若菜ちゃん。 あなたがいないのは寂しいけど、あなたがいなくても大丈夫。 またいつか、機会があったら会いましょう。 その時がいつか来ると祈って。]
(1176) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[わたしの思い出の中にある、 夕陽が差し込む小さな部室には、もう誰もいない。]
(1177) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[嘘で壊したかけがえのないものがあって、 嘘で得たかけがえのないものがある。]
(1178) myu-la 2020/06/29(Mon) 18時半頃
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[ぐるぐると繰り返し悩んでも、それが葉野紫織のすべて。]
(1179) myu-la 2020/06/29(Mon) 19時頃
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[尻尾で極彩を描く紫色のリスはみんなの色をたくさん浴びて、 赤色などひとつもない青い空を仰ぐ。**]
(1180) myu-la 2020/06/29(Mon) 19時頃
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— 卒業式 —
[賑やかな空気は、別れの悲しさや寂しさを誤摩化すものであればいい。
その日、最後の思い出を交換する時間。 >>1293桜のイラストを黒板に、とリクエストされたので、 腕を振るって紅白のチョークを削っていたところ、 >>1294黒板に並べられた写真に、少し動きが止まる。
あの世界は虚構のはずだったのに。 たしかに、真実としてここに持ち帰られてしまった。]
(1423) myu-la 2020/06/30(Tue) 00時頃
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ひとり足りないって?
[>>1397手についたチョークの粉がぱらぱら落ちる。 すっとぼけた反応。
……いや、まあ、わかってます。 だってそりゃあそうでしょう。 あの世界はわたしの世界だったから、そんなものは無かったのに。]
(1424) myu-la 2020/06/30(Tue) 00時頃
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[これらのCG作品の『完成版』は、 >>1172しばらくの時間をかけて再現していくのだけど。
この場に何かを描き足すべきだ、と言われれば。]
……なんの動物がいい?
[何がいいかな。 それを聞き届けた上で、わたしは紫色のチョークを取り上げて、 尻尾の大きな小動物を、みんなの輪の中に添えるのだった。*]
(1425) myu-la 2020/06/30(Tue) 00時頃
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