人狼議事


246 とある結社の手記:9

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[無論、聞かずとも、誰が殺したのかを知っていた。]


[抱きしめるリンダ()の芳香と体温を全身で味わい―]

……ふぅ。

[その瞳は、恍惚の色を帯びた。]


[恍惚に酔う声なき声が囁く―]

…偽の占い。大変、結構でございます。
もとより老獪狡猾なるルパート様の策略…
若輩のわたくしが、口をはさむ余地はございません。

ええ…ええ…

大変、結構でございます。


[子飼いの"ヒト"がしくじろうと、切り捨てられるだけのこと―]


ただひとつ…これだけは事前に申し上げましょう。


『リンダお嬢様は、わたくしの"もの"――』


骨の一欠…

肉の一片…

血の一滴にわたって

わたくしのものでございます。


それさえ守っていただければ……
ええ、どうぞ…あとはご自由に……


[返って来たこたえは予想通りと言えば予想通りで。青年は黙って肩を落とした。やっぱり簡単にはいかないものか。]

あーあ。残念。

[それは心からの言葉だった。
残念だ。そうすれば少なくとも、無事にここからは逃げ出せただろうに。]


【人】 洗濯婦 ベッキー

―ロビー・少し前―

[『ママがついてるさ。』(>>32

父の言葉に鼻をスン、一度だけと鳴らして、ずれてしまった眼鏡の位置を中指で押し上げて正す。よし、よく見える。]

 うん。

[短く頷けば、ようやく周りの皆より自分がよほど恵まれているということを理解する。帰れない、家族と離れ離れにされている人が多くいる中で、自分の家に居られて、家族と一緒に居るというのに何を甘えているのだろう。まだ鼻水は止まらないが、涙は堪えられそうだ。肩に触れた感触や、縋った指先の安心が名残り惜しくはあったけれど、しっかりしろと言われた気分だった。]

(130) 2018/07/26(Thu) 00時頃

洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/26(Thu) 00時頃


[ああ…忌々しい…
なんと忌々しい…
心労も、心傷も、恐怖も、絶望も…

お嬢様を壊してしまう。

お嬢様の"肉質"を落としてしまう。]


へへ……っ

[占われても疑われても大丈夫。
それはきっと、とてもいいことだ。生き延びられる可能性が上がる。笑みの気配伴って掛けられた声に、青年は無邪気に頷いた。

とおい昔に、声なき声で呼びかけられた時と同じように。]

でっち上げ…でっち上げか。
なあ、でっち上げたら上手く切り抜けられるかな?

切り抜けたら、前と同じように暮らせるよな?
占い師は優先的に出られるらしいし……

[悪くない気がする。
でっち上げ。が、村の誰かを殺すに至ることまでは、気の回らないまま。]


構わないっスよ。手伝いましょうか。
えーっと……。俺っちが占いをしたらいいンすよね?

それで助かるってなら、お安い御用だ。

[いつもの雑用を引き受けるノリで、軽く笑った。**]


【人】 洗濯婦 ベッキー

―ロビー・現在―

 わ、わかった。

[モンドに言いつけられると(>>129)、パトリシアの方へちらりと目配せをした後、キッチンへ向かう。その後は、なんとなくパティの顔が見られず視線が合うことはなかった。(>>134)]

(137) 2018/07/26(Thu) 01時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[パティと手分けして水を配る。皆思うところがあるようだ。ずしりと重たく感じる空気の中、それぞれに、「大丈夫?」「しっかりね。」などと小さく声をかけ、許されれば肩に触れる。もしかしたら声はかすれて聞こえにくかったかもしれない。
水を配り終えればカウンターにトレイを置きに戻り、パティに声をかけ、語り始める。]

 ほんとに人狼なんて居んのかな。
 …や、まあ。居たからって…悪いことするとは…

[限らない。 …本当にそうだろうか?それまで話していた面々の会話を思い出し、目を伏せる。誰にも不幸な目にはあって欲しくない。きっとここの皆がそう思っている…きっと。待っていて助けが来るならそれが一番良い。

けれど。…けれど。
人狼が居る、そう語る人たちの話は、とても逼迫した様子で。どうしてだろう。今まで平和に暮らせてきたじゃないか。…否、それは自分だけの話なのかもしれない。
でも、それでも。どうしても考えてしまう。]

 あいつらさえ来なければ。


[変わらず平和に暮らせていたんじゃないかって。その声には僅かに苛立ちが籠もる。]

(138) 2018/07/26(Thu) 01時頃

 止してくれ。
 ジジイなことは認めるが
 策略なんて大げさな話じゃあない。
 連中の言いたいことと、
 おれたちの言い分の間をとりたいだけさ。

[ロイエに首を振り、ピスティオに頷く。]

 手伝ってくれるか?
 ありがとうピスティオ。助かるよ。
 ああ、今日からおまえが占い師。
 よろしく頼んだぜ。

 そうなりゃあ、
 おまえを優先的に外に出してやれるかもしれない。
 おれたちにとっても願ってもないことだ。


 ロイエが腕によりをかけて育ててきた娘さんだしな。
 言いたいことはわかる。
 なにせ、いいにおいがしているからな。
 なるほど、高級な肉ってのは違うもんなんだねえ。

[どこか冗談めかしていう。]

 ……じゃあ、リンダお嬢様に
 おれたちが手を出さないかわりに、
 ロイエはおれたちのお願いごとを
 守ってくれるってのかい?

[そうじゃなければ、そのお願いごとを聞く理由はどこにあるのだろう。]


[老獪狡猾と称した宿屋の獣から、声なき声が返った。
我を通す"対価"を払え。
温和な声色の奥に、冷たい思惑が見え隠れする。]

……

[どのような無理難題を要求されるか。
先のピスティオが脳裏をよぎる。]

……それで『血の契約』が交わせるのであれば…
はい……御二方の願い…なんなりと…。

[屋敷の獣は、いつもとかわらぬ冷たい口調で返した]


【人】 洗濯婦 ベッキー


 …ありがと、ワンダ。

[水を手渡したワンダの労いに、(>>140)力なく眉を下げて笑う。
この女性はいつもそう。強くて優しい。こういう時でもそれは変わらなくて、頼もしく感じた。少しだけ、片付けが楽しみになった。]

(141) 2018/07/26(Thu) 04時頃

洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/26(Thu) 04時頃


[結社に邪魔されるわけにはいかない]


【人】 洗濯婦 ベッキー

[倒れたリンダと、彼女の告白を思う。取り乱したイヴォンの様子を思う。久方ぶりに現れた男の訳知りの言葉を思う。どう考えたって普通じゃあない。ぐるぐると巡る思考が、口からぽつりと溢れる。隣にパティがいるものの、それは誰に宛てるともなく発せられた。]

 …リンダのことは……もちろん。
 もちろんね、心配だよ。

 でも、でもさ。
 リンダのお父さんが結社なんて呼ばなければ
 今までどおり暮らせたかもしれないんだよね?
 リンダは悪くないよ。あたしにだってそれはわかる。
 でもさあ…
 
  なんかさあ…

(153) 2018/07/26(Thu) 13時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[ぶん、と一度首を振る。考えるべきことと考えてはいけないことの分別がつかない。手元のグラスに水を注ぎ、一気に飲み干す。勢いよくカウンターにグラスを置けば、グラスの底がコンと音を立てた。]

 うちを壊す…なんてのは、あたしは反対だけど。
 そうしたって、皆の家族が人質…
 みたいになっちゃってるし。
 逃げられないし。

 リンダや奥様や…さっきのおじさんが言ったこと、
 う、疑うわけじゃないけどさ。

 ほんとだったとしたら、それってさ…


[しっかりしなきゃ。しっかりしろ。落ち着け。
あたしはパパを不安にさせちゃいけない。ワンダも言ってたでしょ?]



 ………今は、サイモンさんに、任せるしかない…のかな…。

(154) 2018/07/26(Thu) 13時頃

ー リンダの個室 モンドが去った後ー

[ベットの上で弱々しく寝息を立てるリンダの頬を撫でながら、思案する]

······。

[ピスティオが能力者を偽り、身代わりの3名を結社に差し出す。ルパートは、適当に差し障りのない人間を選んで指示するだろう。ピスティオは口が回り、周囲からの信頼も厚い。問題ない。

真贋の効くサイモンは、今夜にでも始末する。“本物”の能力者が邪魔になるようならば、これも始末する。スージーならば、ぬかりなく息の根をとめるだろう。問題ない。

気がかりなのは、ルパートが要求する“お願い事”だ。資産か、利権か、はたまた育てたあげたメイドたちの肉か······。なんにせよ、弱味につけこんでくるのは想像に難くない。

だが構わない。取り返しばいくらでも効く。]


[屋敷の獣は強欲だった。

自らの手を汚すことなく、愉悦に耽溺することを好んだ。今はただ、こうして美しい乙女を愛でるだけでいい。それで万事がうまくいく。

このとき、屋敷の獣は迂闊にも軽んじていた。リンダが口走ったうわ言()は、心労から見た夢()に過ぎないと。サイモン亡きあとの結社は、とるにたらない相手だと。]


[ーだがもしも]

······。

[“お嬢様”の頬を撫でる手が止まる。
同胞たちへの猜疑が首をもたげてくる。

もしも、交わした約束が違われるようなことになれば。
違えなければならない状況になればー]

(······お嬢様の血肉はわたくしのもの···
誰かに奪われるくらいならば、いっそ···)



あ〜〜〜〜〜も〜〜〜〜〜〜〜〜

ヤダ。
やだやだやだやだ。
 


ヤダ〜〜面倒にも程があるわよ。
もういっそ、全員殺したい。

そしたら、あ〜、駄目ね、バレバレだ。
それくらい私でも解るわ。



あ。っと、ごめん、ごめんごめん。
リンダには手を出さないわよ。

私はどおーせグルメとは程遠いし、
肉の味の違いなんて解んない。

誰が食べたいとかないもの。

[言った後に、()をはたと思い出すと、訂正する。]


[少し前のはなし、]

 どうして作っておかなかったの…。
 まあこんな事態あるとは思わなかったけど。

[隠し通路の話()には沈んだ声だ。残念と言うピスティオの声()にもわかる〜と同意したり、]


 でっちあげ、かあ。
 それが一番楽かしら。

 狼役を三人、結社に引き渡して?
 私たちは逃げおおせる。

 お任せするわ。
 ピスティオなら疑われても人間だし。
 問題ないもんね。頼りにしてる…。

[疑われ一発アウトの我が身を思うと声もうだうだしたりしていた。正直ここは頼るしかないし。]


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