人狼議事


256 【R18-BL】もうじき聖夜だってのに!

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[阿尾に覆い被さるように屈めていた上体を一旦起こし、指を引き抜くと、ピンクの小瓶を手にとってローションを足す。
それから二本に増やした指を、もう一度突き立てた]

 っ、狭……

[うまく入っていかない指に、まだ早かったかなと少し後悔しつつ、「大丈夫ですか」と尋ねた。
陰茎の裏辺りの肉壁をぐっと押しつつ、少しでも苦痛を和らげようと阿尾自身に左手を絡め、ゆるゆると扱く。
そうしながら、自らの指を飲み込んでいる穴をじっと観察して、そろそろ限界近くなってきた自分のものと見比べて]

 ──まだ入らないか。

[先に一度抜いた方が良いかと、思案する*]


 ええ……。
 そうやってからかっ、て……ふ、

 あっ、ちょっ…と……!

[歯を立てられて、ぴりぴりと電流じみた刺激が背を走る。これまで特に9用途のなかった頂きが粒立つのに戸惑う。吹きかかる息にもどかしく身を捩った]

 は、っ……ぅ。

[彼の表情が変わるのを見れば、奥を拓かれる苦しさが何処か甘い。それでも、なかを乱す指が増えれば息は詰まり。緩やかに扱かれる馴染みある快感とは別種の何かが身体を強張らせる。

未知が、僅かな怯えと期待を伴って指を食い締めてしまう]


 ――痛くは、ないん…ですっ……。
 ん、ぁ、

 大丈夫、だから……。

[唇を湿して、ください、と強請る。
片膝を立てて腰を揺らすと、濡れた音がした]

 っ……して貰うばっかりは性に合わないです。

 ベネットさんも、俺でだめにならなきゃ不公平でしょう?

[痛くしませんから、とずれたことを言いつつ、突っ込むか自分が扱ける体勢にするか選べ、と言わんばかりに口を尖らせた]


 からかってませんよ、本心です。

[悪い大人を煽るとこういうことになります。
女性みたいに柔らかい身体ではないけれど、反応が愛しくて、いつまでも触っていたくなる。
戸惑った様子の阿尾にくすりと笑みを向けるが、さすがに自分も余裕がなくなってきた。

とは言え、彼に痛い思いをさせないことが第一目標であるので、まだ十分に解れていない状態で押し入ったりはしたくないのだが]

 っ……今、あまり煽られると、困ります。

[大丈夫、と先を促す彼に、思わず口を覆って赤くなった顔を少し隠す]


[十分だめな姿を晒していると思うのだけど、彼はどこまで僕をだめにしたいのだろう。
阿尾が腰を揺らすと、たっぷりローションを塗り込んだそこがくちゃりと音を立てた]

 …………ゴム、借ります。

[既に用意していたならそれを手に取り、場所が分からなければ聞いて探すと、開封して中身を自分自身にくるくると被せていく。
そうしているうちに今にもはちきれんばかりだったモノは幾分落ち着いたが、ほんの少しの猶予が生まれただけ。
欲望のままに突き上げたいのをなんとか堪え、片手で阿尾の腰を掴んで片手で自分の陰茎を支え、ぴたりと切っ先を入り口にあてがうと]

 痛かったら、すぐ抜きますから、言ってください。

[再度念押しして、ぐ、と押し込んだ]


 っぁ、ぐ……!

[少し先端を埋めただけでぎゅう、と締め付けられて、気が狂いそうなほどの快楽に飲まれそうになった。
そのまましばらく沈黙する。

性感帯に直接与えられる刺激はあまりに強く。
下を向いても見えるのは生々しい接合部。
顔を上げれば阿尾はどんな表情をしていたか。

何をやっても暴発しそうで、しばし動けずに目を瞑り。
なんとか波をやり過ごすと、「……進めますね」と言ってまた少しずつ、腰を沈ませてゆく*]


 ………。

[もっと、と望むに果てはなく。
翻弄される照れくささに沈むより、素直に欲しいものを欲しがりたい。
手渡したそれが用を為すのを見ながら、釣られたように赤くなる。待ち設ける立場というのは、こんなに自分の欲望を自覚させられるものなのか]

 …その時は、遠慮なく生殺しにします。

[ちょっと微笑んで、冗談めかした。
何も言っていない時に止めないでくれるといい。

向こう見ずではあるが、男の性の方がよく分かるだけに多少無理をしたって、と楽観して]


 ――〜……っ!

[貫かれた瞬間は、声を噛み殺すので精一杯だった。
ゆっくりと吸っては吐いて、反った喉元を晒す]

 ん、く……はぁ、は……。

[先端の一番張り出した箇所を遣り過ごして食い締めれば、押し入られる違和感にびくりと内腿が震えた。

――手で触れた欲望の形が、より生々しく自分の内に収まろうとしている。

こなれない身体には苦しさが勝ったが、全身で食らい食らわれる実感が、ぞくぞくと背を擽った。相手が感じていて耐えている、というのが内からも外からも感じられる沈黙は、あまりにも刺激が強い。

少し潤んだ視界を払って、切なげに眉を寄せる。熱に浮かされて、どうぞ、と続きを促す声が鼻にかかった]


 あっ、ぁ……う……!

[自分でも知らない場所が、ベネットさんの形に拡げられていく。少しずつ交合が深くなると、押し出されるように声が出る。

更に奥を進もうと一旦引く動きに腰が浮いて、愛撫で押された箇所を意識してはぎゅうと力が入ってしまい、ぎこちなく腕に縋りついた。

埋められた分ローションが溢れる感覚の羞恥に頬をシーツに懐かせながら、荒く息をつく*]


 ええ、その時は素股でもしてもらうつもりですから。

[元々、入りそうになければ今日はそうしようかと思っていたのだが。かわいくおねだりされては拒否できない、だめな大人だ。
そして「今日は」などと考えている辺り、次回以降もあることを信じて疑っていない、純真な大人でもあった。

こちらも、もう6年以上前のこととはいえ女性経験はあるから大丈夫かと構えていたのだけれど。
……随分イくのを我慢していたのと、想像以上の狭さに、くらりと意識を手放しそうになる。

射精感を堪える拍子に下を見れば。

声を殺し、晒された白い喉が。
寄せた眉の下の、潤んだ目が。

酷く扇情的で、ごくりと唾を飲んだ]


[硬さはあまりないものの、大きく膨れ上がった自身の肉が、阿尾の中をみっちりと埋めるように割り入っていく。
それをきゅうと絞り上げるように動く内壁に、何度も思わず動きを止めるが、ぐっと堪えては少しずつ奥へ]

 んっ……く、ぅ……
 いたくは、ない、ですか。

[ある程度阿尾の中に陰茎が埋まったら、添えていた手を離して、縋り付いてくる腕を軽く撫で。
上体を屈めると、角度が変わる刺激に身体が震えるが、──どうしても、キスがしたいと思ったから。
荒い息さえ飲み込むように、唇に食らいつく。
舌先を差し込んだなら、嬌声が頭に甘く響いただろうか]


 ……は。
 きもち、い……

[息継ぎの合間に、蕩けきった声で告げて。
やがて根本まで埋め込みきると、ぎゅっと阿尾の身体を両腕で抱きしめた。……閉じ込めて、動きを封じるように]


 動くね。


[一応、そう告げはしたものの、返事は待たずに。
少しだけ引き抜くと、──ぱん、と腰を打ち付けた。

その音がどこまで響いたかなんて、知らない。

腕の中の阿尾の耳を、軽く食みながら。
反応を見つつも、痛いと泣き叫ばない限りは、
止めるつもりはなく*]


[いっそ、もっと痛い方が余裕があっただろうに。

じっくりと満たされ拓かれる感覚に震えながら、小さく頷く。自慰とも男側での行為とも違って、自分で制御できない感覚に溺れそうだった]

 んんっ――ぅ……!

[変わる角度とキスに呼吸さえ奪われて、苦しさと快さの境が揺らめく。

舌の熱さと柔らかさ、思いがけず上がる声の引き取り先を得たことに安心して、壁の薄さも気にせず未知に没頭する。

――ベネットさんが気持ち良さそうだから。
僅かな怯えと苦痛に混じる快楽に、この時は目を瞑って]


 ふ、ぁ……はぁ、は……。

[蕩けた声に目を細めて、信じられない気持ちで自分の下腹に触れる。呼吸が落ち着くのを待ってくれるのだろうと思って、抱き締められるままに力を抜いて――]

 ――あっ……!?

[耳が、頭が理解する前に、身体が跳ねた。

音立てて打ち付けられて、まるきり性器のように収縮する後孔。強く抉られた中が、重く未知の感覚を全身に知らしめてくる]

 ひっ、う……?
 待っ――あ! んん……!

[視界に星が散る。
何処にも衝撃を逃がせない身体が、閉じ込められた腕の中で戦慄く]


 ベネッ、さ……、

[耳を食まれて、声が上擦る。
こんなのおかしい。痛い筈なのに。心臓の音がうるさかった。決定打のない快と不快が熱になって、もどかしく身体を追い立てる]

 い、たい…です……。

[頭をもたげた自身は萎える気配もなく。
背を震わせながら言う言葉は、我ながら白々しく響いた]


[外に聞かせるには勿体無いほどの甘ったるい声は、すべて口の中で独り占めした。

そっと目を開けて盗み見る顔は、苦しそうではあったけれど、快楽も見て取れて。
せめて痛くはないようにと気は遣うけれど、欲を言えば阿尾も感じてくれれば嬉しいから。
その様子に、少し安堵する。

しかし、すべて飲み込まれればそれ以上気を遣うことができずに、力を抜いた隙を突くように大きく突き上げた]

 は、……あお、さん。
 あおさん、──ッ

[きゅうと収縮する阿尾に、持っていかれそうになる。
ぎゅ、と阿尾の身体を掻き抱いて耐えようとするが、一度動き出した腰は止めることができず。
耳に吹き込むように、名を、呼ぶ]


[──ふっと我に返ったのは、「いたい」と耳にした時]

 っ、ぁ……ごめん、なさい。

[身体を抱きしめていた腕を解き、少し上体を起こして、上から阿尾を見下ろす。
潤んだ視界とのぼせた頭では、白々しさにも気付かず]

 今、抜きます……からっ……

[ずる、と一気に引き抜こうとするが、張り出した傘の部分が収縮する縁に引っかかって、思わず呻く。
それでもなんとか自身を外に出そうと、切っ先を咥え込む穴の縁を、つっと指先で少し引っ張った*]



 君の、その初めてを貰うのは、
 なかなか緊張する……かもしれないなぁ……。

[本当は、少しだけ。
自分が貰ってしまっていいのだろうか、と。
それでも過ぎった迷いは表情に浮かべることはなく、自分にそう笑ってくれた楠を見つめ、ゆるく苦笑した。]

 多分、君の方が何倍も色っぽくなると思う。
 まぁでもさ、

 ……楠サンの魅力って、それ以外にも一杯あるから。
 そっちだけに頼らなくても大丈夫だろ。

[冗談めかして。
にこりと微笑む彼の笑みと重なれば、空気は変わる。]


[名前を呼ばれる。体温が重なる。
じわりと灯る熱以上に荒ぶる感覚に、怯んでしまった。

ベネットさんに声が届いていることに安心して、閉じ込められて籠っていた息を吐こうとして慌てる]

 ん、ぅ……!
 まっ、待って。待ってください!

[解され、擦られて熱を持った縁を引かれて身動ぐ。ぬるつく縁を内と外から刺激されて真っ赤になった]

 や、もう……俺こそごめんなさい…。

[身を乗り出して、おずおずと口付ける]

 奥、熱くて……怖くなって、ふ…。
 あの。ちょっと待ってください…!

[一気に引き抜かれた余韻が残る身体には僅かな動きも毒で、はあ、と吐息を漏らす]


 んっ………、

[萎えさせてしまっただろうか、とゴム越しに幹の部分につ、と指を這わせて、思案する。

水を差しておきながら咥えこんで離そうとしない身体の居たたまれなさに目をさ迷わせ、熱に潤む深緑の瞳を逆上せたように見上げた]

 ――嫌じゃ、ないんです。
 ただ、ベネットさんの顔が見えるようにしてほしいなって…。

[真似るように縁にかけた指をく、と開いて、今度は自分が閉じ込めるように膝で彼の身体を挟んで。

素股にしろ続けるにしろ、熱が離れていかないよう、精一杯に誘う*]


[待って、と言われて、阿尾の顔を見ると真っ赤になっていた。
怖くなって、という言葉に首を傾げる]

 ……じゃあ、痛くはなかったです?

[ゴム越しに触れられて、びくんと身体が震える。
むしろ萎えてくれなくて困っているくらいだ。

顔が見えるようにしてほしい、と言われ、ああ、と苦笑を浮かべる。
ちょっとがっつきすぎたらしい]


 ん……わかり、ました。

[誘い込むように指先で縁を開かれ、膝で身体を捕らえられ、また猛りそうになるのを必死に抑えて。
阿尾の顔の横に片手をつき、片手で腰を支え、上から顔を覗き込みながら、再び腰を沈めていく]

 っ、ぅ……く、ぁ。

[快楽に歪む顔を晒すのは恥ずかしいが、こちらからも阿尾の顔が見えるのは悪くない。
しかし、再び奥まで入った時には、さすがに限界で]

 あお、さ……ごめ、も、いきそう。

[はあ、と息を吐いて熱を逃そうとするが、効果はなく。
動いていいですか、と掠れる声で尋ねた*]


 ……。
 ………心臓以外は…。

[痛くはないけど喘いでましたって、あまりに恥ずかしくないか――少々逡巡したものの、結局頷いて。]

 普段とのギャップがありすぎるんですよ…。

[いけないことをしている実感が、刺激的すぎる。小さく八つ当たりじみた釈明を]


 あっ……は、…ぅ、ん……!

[再び招き入れた猛りは、内を掻き分けて沈んでいく。知った形を食い締めては、じわじわ込み上げる熱に喘いだ]

 ん――ベネット、さん…。

[彼も熱が募っているのだと、視覚からも分かることに安心と興奮を同時に感じて、矛盾に訳が分からなくなる。ゆるく背に縋って、蕩けた顔で名を呼んだ。

ゆっくりと粘膜を擦りあげられ満たされる苦しさと充足感。腰の重さが甘やかだった]

 くち、塞いで……ください、ね。

[息を詰めながら、掠れ声にキスを強請り。
続く行為を予期する身体が無意識に足を開く。]


 『好き』、見つかりました?

[彼の雰囲気が変わったように思うのはオレへの扱いばかりではない気がして。
オレはまだ見つけていないあの夜の答えを、彼は得たのだろうかと首を傾げた。*]


[意外な言葉に一瞬目を丸くする。
それから、ものすごく困った顔をして。
「あーーーーーー」とえらく延びた意味のない声を漏らし。
端正な顔をくしゃりと微笑ませ。

本当に柄にもなく。
ほんの少しだけ、頬を染めた。]*


 
 見つけた。
 っつか、近くにあったみたい。
 


 えっ、ん!?

[薄く紅の入る端正な顔を見て慌ててしまったのは、近くに、という言葉を聞いたからだ。
いい出会いでもあったのだろうかとは思っていたが、その人物が身近に潜んでいるなんて。
灯台下暗しというやつだろうか。……いや、微妙に違うな。
誰だろう、邪魔しないようにしよう……。]

 よ、良かったです、ね?

[曖昧な言葉が出てきてしまったのはその恋の結末を(始まりもだが)知らないから。
それとも、『好き』ならばそれが叶わずとも会えて良かった、なんて思ったりするものなのだろうか。

その点については、深夜の針が重なる物語の続きを待つとしよう。]


[心臓以外はという言葉に、目をぱちり。
平常とは違う乱れた様子は痛みのためだったかと焦ったものだから、漏れていた声も「いたい」と嘘をついてまで制止したのも、少なくとも痛みのせいではなかったかと知れば、少々安堵するが。
ならば、それは──気持ちよかったから?
そう、期待してしまうのも無理からぬこと]

 …………阿尾さんに言われたくないです。
 「俺のせいでだめになってほしい」って、そう言ったのは阿尾さんでしょう?

[ぐいぐい迫られて、普段の大人しそうな顔とのギャップに陥落したのはこちらの方だ]

 きみのせい、ですよ。

[改めて耳元で囁けば、悪戯っぽく笑った]


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