情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[性感を探す彼の手付きは優しい。
それなのに追い詰められた感覚を得るのは
必要以上に彼がくれる愛撫を
意識しては吸収したがる結果なのだろうか。
無理はしていない。
身体の塩梅を気にかける言を前に
増えた指に締め付けを繰り返し、
甘く喉を震わせながら。]
ンっ……、ふ
だいじょう、ぶ。
[狭いナカが広げられる感覚。
額に汗がにじんでも、押しだしたい欲求より
そのまま奥へ満たしてほしい切望が勝る。
腰を揺らし誘う真似なんてあと10年くらい早いが
どうも彼の前では甘えたがるようで
全てを捧げようとして。]
…ふ?
[指が抜かれ、代わりに暗闇の中
月明かりに助けられ、見えたものに
熱っぽい視線を孕んだまま目を見開く。]
は、 …ぁは
[内股を撫でる手につられ声を震わせながら。
やがて重なり、ぬるっ滑る互いの幹の重なりに
熱さで溶けそうな感覚を伴い
広げられた秘部が疼くような錯覚に震えるのは心。
すごい。 すごい。
声にならない悦びで
大好きな彼を映す視界さえ
くらくらと焦点がずれていく。]
…ほし、ぃ です……
[渇望の深さがそのまま声になったみたいに
欲求を噛みしめる如く、言葉に変え。
身体全身が求めて居るのは言うまでもない。
眉を寄せ、本当に欲しがってくれて居そうな彼を見
自分の全てを使い、受け止めたいと
長年温めた恋心が報われたともいえる瞬間。
どうしてこんなにかっこいいんだろう、と
見惚れてしまい、欲情した吐息が夜を巡る。
手を離すのは寂しいが、目も離したくない。
そしてもっと色んな彼が知りたい。]
[彼が言う。見ててとそして大丈夫。と
其れが心を軽くさせた、うんとおずおずと頷けば彼が視えた。此方を案じるその顔がかわいいと紡ぐからすぐ貌を真っ赤に
唇は、『先輩』と甘い声で鳴いてしまう。
鳴いてほしい、その言葉が恥ずかしくて顔を隠す。
――怒張を受け入れる衝撃は想像以上。やけど確かに幸せがあった。うれしくて、痛くて、でもすっごい満ちとる。この手が彼を傷付ける事を躊躇う余裕もなく背には引っ掻き傷が出来る。
後で顔を青くするかもしれない。
彼を傷つけたことを]
…… あ 、……
[ぐちゃぐちゃになって唇を抑えら
甘く鳴く事すらできなくなって、手は髪を引っ張った。矛盾している。なんもかんも一番の臆病ものは俺で、でも、言いたかった。
まんまえ、彼しかみえへんから]
… あ い こ …やな ん
[同じだ。同じなんだと涙があふれる。
俺の中に彼が誰かを見ている。そんで俺も彼の中に兄ちゃんを見とる。
どっちがどっちかもう分からん分からんから。]
……京介さ ん 。ううん 、京介。
[だから呼ぶ名は甘く
なんもかんも、確かやない。けど。
蓮と京介だけは今この場で正しく呼べたから。揺らす腰に合わせてくれる彼の髪を撫でた。邪魔をしないよう動く腰に合わせ、此方もまた動く。脈動する雄を咥えた壷は、徐々に慣れて縮んでは拡がり。
彼を柔らかく包み、奥を目指さし始める。
排泄よりも種子を望むように。熱源を彼の腹に押しつけ]
…… ん 、内緒 …や けどっ ぁ
[言うてもうた。聞かせてと言われたから。
つい、とばかり笑って爪立てた背を引き寄せる。そうしてちょんっと唇で鼻に触れれば、おずおずとだけど確かに擦り寄って。きゅんきゅんと鳴る腹の事、此処の音も聞こえるって問いかけた。]
……俺 ん なか 。京介でいっぱいにしてや
――いっぱい聞いて。
[恥ずかしいて途中、顔を隠してしまうかも。
やけど、あかんって、やって、何もかんも嫌やないから、くちゅっと音を立てる結合部に顔を真っ赤して、今んなしと喘ぐのは言ってからの自覚のせい*]
[ 甘ったるく先輩と呼ぶ声
広い背中には彼のつけた爪痕が
さくらの花びらのように散らされていく。
引っ張られる髪の痛みすらも
眩く思えた理由を知らないまま。
俺たちはきっとずるいのだと思う
その癖して彼の中にいない俺に
苛立って八つ当たりしたなどと
夜桜の名残が見せた幻と言い聞かせた ]
うそ、……つき。
俺のこと、好きなんて、……嘘や。
[ だからきっと気の迷いで気紛れで
臆病者は彼の気持ちすらも曲解する。
桜が散るあの一瞬
優しくて愛おしむように触れた指を。
眠る横顔に触れたやさしい温かさが
彼であればいいのだと、
そんな事を思うのはきっと此方だけ ]
ほんまやったら、泣くもん。
あっ……ほんまっぽい。あかんって。
泣くって、言うたのにぃ……。
[ 好きが本当だったらどうしようか
引き寄せる手は最早熱かった。
噛み締めた唇の上、鼻に寄せるくちびるに
恋している。恋している筈だが、誰に?
この眸に映るのは蓮、一人だけ ]
いっぱいにするもん。
お前の兄ちゃんにもやらへん。
[ 音が聞こえるかという問いには
流石に赤面してしまったけども
芽生えた対抗意識を発揮した ]
赤ちゃん、出来ちゃうくらいまで
今日は離さへんから覚悟して。
[ するりと撫でたのは彼の下腹部。
少し押してしまえば白濁液が垂れてしまうか。
そんな事すらも気にならないと腰を低く。
泡立つ粘液を卑猥に奏でながら
また硬くそそり立つ怒張で彼の腸壁を擦った。
先ほど彼が甲高い声で鳴いていた前立腺を
何度も掠めるように浅く突き立てて
顔を隠すものならその指に舌を這わす。
こちらを見てくれたら
腫れた突起の片方だけをゆるく引っ張って ]
[ 肛門性交の知識も浅く手筈も甘い。
もっと専用の器具や潤滑油の揃った環境で
彼を抱くのが一番良いのだろうけれども、
腰を揺らめかして甘える彼に
年齢相応の大人としての余裕が易々と砕かれる
熱っぽい瞳と視線を絡めて向き合い、
熱源同士を重ねてスキンシップをする間も
性感の刺激だけではなくて、
もっと別の快楽を求めているようにすら覗え。
朧に揺れる双眸――。
露で化粧を施した睫毛ごと瞼に接吻を落とし ]
良かった、気持ちよくなってくれていて。
心配だったんだ。
痛くて辛いだけじゃ無いか、って。
[ 逸物で確かめるのは――
彼の興奮を司る場所が萎えていないか。
男根の重量を受け止める硬度を保っている事を
元は異性愛者であるだけに、安堵する。
それに、性欲だけではなくて
彼の意思まで確かめる事が出来ると
未知なる同性とのセックスへの不安が
いくらか薄れ、繋がりたい欲求が強くなる ]
……俺も。
[ 彼を――求めている。
蜜を乞う声は甘く鼓膜を焚き
脳髄まで痺れそうになる。
この世のどんな花よりも
可憐な色に染まった頬と汗で艶引く乱れ髪。
唇を震わせて強請る彼に目を細めさせた。
心臓を掴まれているようだ。
愛されたいと、奪われたいと。
愛しい彼に求められて、自然と喉が鳴る。 ]
かず――…っん。
[ 覚悟を確かめるまでも無い。
不意に唇を奪われ、彼を呼ぶ声は吐息に溶ける
舌を絡め、唾液を絡めて粘膜を睦み合わせ ]
……っふ……、ん。
ぅ … っ
[ 深く深く、上顎を舌腹で撫でては
ぬるついた感触を楽しむ余裕なく貪り、
そうするうちに、性器同士の重なりを解き
性器と呼ぶにはまだ若い花蕾へ亀頭を密着させる ]
ッは……―― ……一輝。
ゆっくり、挿れるからね。
呼吸を止めずに、
どうしても辛かったら背に爪を立てたって良い
[ 彼に腕を回すようにと上体を重ね、
じりじりと先端から肉孔へと潜らせていく。
狭さに汗が額を伝い、自然と眉間に皺が寄る。
あまりにも窮屈な腸壁を少しずつ解すように。 ]
[ 唇を塞げば呼吸がしづらくなるだろう。
代わりに、頬に顎にと接吻の雨を降らす。
辛くないかと気遣わしげに彼を見つめては
次第に深くなってくる結合に酔いしれて ]
……、っは ――っく …
大 …丈夫?
[ 根元まで沈めようと試みるも、これ以上は
今すぐに捩じ込むのは難しいと判断。
それに、本来繋がる場所ではない部分を
無理やりこじ開けられる痛苦を思えば
少しでも快感で慰めてやりたい気持ちが強い。
相手が彼でなければ、目先の快楽に溺れ
間違いなく貫く事しか考えられなかっただろう。
最奥よりも手前にある性腺を狙い、
腰を前後させて摩擦を生じさせる。
何度か角度を変えながら、擦って、確かめ―― ]
[ 甘く可憐な花。
肉壺に潜む硬い実を――、潰す。 ]
……ここ、 …っ
[ 指で確かめた、弾力感。
それを思わせる硬い感触を先端で抉る。 ]
一輝――、…
[ どうだ、と問うよりも、
彼の反応を確かめるのが早かろう *]
【人】 架空惑星 レン―それから― (63) sudati 2019/04/02(Tue) 21時半頃 |
【人】 架空惑星 レン ぎゃあ!!!兄ちゃん、兄ちゃん (64) sudati 2019/04/02(Tue) 21時半頃 |
【人】 架空惑星 レン[青ざめた顔を真っ赤にして、ぎゅぅ。 (65) sudati 2019/04/02(Tue) 21時半頃 |
[桜の花を彼に刻みつけていく。
失くした名、
一番大切な事を、口にした。
――うそつきという言葉に唇は一度息を吐く。
たくさんの思いを込めて、触れた指で咲いた背をなで]
…うそやないよ 、……やって、堪忍。
俺の方が泣いてばっかやもん。少しぐらい。
――泣いてや。
[眠る横顔が、幼い頃から慕い続けた彼であると同時。
大人になって知った
けど、そうしたら彼から見えへん、伝えられへん
それが嫌だった。涙眼に映るのが俺だけな事に満足して]
……………あほ、やな
ほんま 、すき。
[自分、あほや。でも、その言葉は真っ赤な顔で綴られる。
兄ちゃんにも―――やなんて、素敵な独占慾だろうか。
こういうところがずっこいなあって。思う]
ひゃ ぁ ……ん
赤ちゃん…出来たら、 …ええのに
[だから、漏れてしまった。
叶わないのに、彼の手が下腹を優しく撫でるから、押したせいで白濁が零れるから。喘ぐ媚肉は心の寂しさに反応して、腰を低くする彼を強く抱きしめた。泡立つ粘液によって、卑猥に奏でる音楽と
とも、彼のもので弾かれ、声をあげて]
京 …介 っ んぁ
[顔を隠しても彼に暴かれる。
彼に愛してもらえる、引っ張られたぶん赤く染まって。彼に縋りつく、助けてというように快感の海で必死に喘ぎ。彼の猛る剛直を受け止め、腰をゆらめかせ、初めての夜を超えていく]
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