268 オリュース・ロマンスは顔が良い
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[天窓を見上げた後、丘の上まで 駆け出して待ちきれずに海を臨む僕がいる。
そんな僕の輪郭が浮かぶ、夢を見た。
でもきっと夢じゃない。
これから僕が叶える夢、だ。 1年があっという間に過ぎてしまう あなたの為の、僕の為の、離れているけど 2人だけの時間の為に**]
(342) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
|
|
ー それから −
[彼が船に乗るまでの1週間。 街角の絵描きのお仕事は丸々休業。
傍にいればいる程辛くなるのに、 自分の意志じゃ離れられなかった。
海の潮力に離されるまで、僕は彼の傍にいて 彼に話を強請り続けたかった。 船乗りになった動機は、いつか聞ければいい]
(381) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[ただ船に乗って彼が見て聞いて、感じたものを 知りたかった。 何なら小さな魚の話だって良い。
彼の想い出を胸いっぱいにすれば、 見送る時も涙が入る余地もないはずだ。 まだ僕の人生は短いだろうけど、 それでもこれが最初で、これからも続く最高に 幸せな時の門出。
笑って、大きく手を振って、子供の時みたいに ぴょんぴょんってジャンプして。
浮気するなよ!飯食えよ!病気になるなよ! 飲み過ぎるなよ! って叫んで]
(382) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[声に出すわけにはいかないから。 口の形だけで叫んだんだ]
空を見上げる度、水平線を見つめる度、 星を数える度、流れ星に祈る度。
あなたの絵におはよう、おやすみ、 ただいまって言う度に]
(383) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[僕の中に好きが満ちて来る。 今日もスケッチブックには街路樹の花が咲いている。 僕の好きなもの。
冷えたビールに、プリンの容器。
不貞腐れた様に通行を邪魔するマドンナ。 最近人気が増して来た名物市電の車掌。 市電の中に飾られた木彫り。
時計の看板、人形劇。 汗も皺も1つも乱さず歩む執事の横顔。
気付いたら描きたかったものが消えていて。 それも記憶の中から輪郭を彫り出して 彩色は少しだけ。
あとは、天窓、階段……あなたの家。
そして一番多いのはやっぱりオリュースの街と海と空]
(384) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
こんなにいっぱい描いて、意味判らないとか 怒るかな、呆れるかな?
それとも、喜んでくれるかな。
[描き続ける度に、これを見たあなたの顔を想像する。
……ふ、と見上げた空に、また星が流れた]
(388) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
あ。
グスタフ……ありがとう。
[きっとあなたも見てくれたんだと目を細めて、 独り寝には大きい寝台に潜り込んだ。 もうすぐこの寝台も狭くなる。
夏と共に、星と共に。
愛しいあなたが還って来る。 いっぱいの想い出を作っておいたから、 早く帰っておいで。
夢の中で祈る声は、きっと届くから。
僕は両手を拡げて迎えるんだ**]
(390) pannda 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[来年の星には何を願おう。
彼の隣でもう来年を考える。
それを何度繰り返したか。
今年はもう決まっている]
あなたを、どこかの海で待っています。
[そう告げて、彼の頬へ優しくキスをした**]
(421) pannda 2019/08/13(Tue) 00時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る