267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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……とは、只 不機嫌なままの感情でしょうか。
きっとそうかもしれません、
なにせ わたしは幾つの姿をとろうと気紛れでした。
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「 最近、 瀝青の気持ちがわかる気がしてきたんだ。 」 「 死にかたは選べるかもしれないけど、」 「 死にどきは選べないんだもんね。 」
(172) is0716 2019/06/24(Mon) 23時半頃
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死にどきを 選ぼうと、
達成のうちに 舌を切り落としたあのときは、
舌先の始末を間違い、 ────
出血より先に窒息を死因とし、
赤と また別の" なにか "に 塗れ、
……到底 願ったよなうつくしい死は迎えに来ず
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「 …今のおれには、 血も 瀝青だって、 」 「 おんなじに 見えるからね。 」 「 或意味じゃあ、きっと 呪いを解いてくれたんだ。」
(173) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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「 何時だって そこそこ"うつくしく"死ねる。 」
──── nameless.
(174) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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[ 中庭は、 彩りを増していた。 ]
(175) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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[ しらばなばかりであった中庭の しょくぶつたちを徐々に入れ換え、 赤やら黄色やら、 奇蹟の蒼薔薇なども、 とりどりに、 好きに、 咲いている。
自然の色であるから、 "合わない"ことは無くとも、 どうにも統制のない、 言い替えれば"自由"な、 …そんな中庭に 成りつつあった。 ]
(176) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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( 多少の濃淡の違いしか、 くろいろの瞳は映してくれないから、)
──── 理想の庭を 作ってるんだよ。
[ しょくぶつのせんせい は わらうだけ。]
(177) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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[ しろいろ、といえば、 慰めのクリスマスローズと、 まだ、 色づく前の蕾らと、
─── 集い咲く、しらぎくくらいのものだ。 ]
(178) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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もう少しかな……
[ 細かな蕾を見下ろし、 指先で硬さを確め、 開く"だろう" 紫を遠くに見ている。]
(179) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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知らない顔ばかりだ。
どうでもいい顔は覚えていないとも言う。
成程モルモットとはこの気持ちなのだろう、
格好付けて残すなら そんな風。
定期的な 被験体のできごと。何時も通りの。
[ 指が 這う。 ]
「 ─── 何かが絡んでいるみたいです 」
「 歩く練習をしても上手くいかないので、 」
「 ……まあ 呪いみたいなものじゃないですか 」
「 ええ、奇跡的に生き返ったあの時からですよ 」
「 触ったところで何か分かるんですか? 」
「 ちっとも変わらないのに、全部、わたしも、 」
[ 片目を隠す真白に指がかかって、 ]
[ わたしは言ってやった。 ]
[ 変わらなくて変わった身体で、 ]
[ 変わって変わらなくなった声で、 ]
[ がらんどうの瞳で、"見詰めて" ]
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[ 植えられなかったさくらの苗は、 この窓の向こう、 針葉樹の林の、 交ざらない何処かに ひっそりと据え、
────10年の先を 夢見ている。*]
(185) is0716 2019/06/25(Tue) 21時頃
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[ あじさいの葉は、 見た目よりもざらつく。 ──── 視界と触覚が別を伝えてくるので、 何だか、新しい発見でもしたかのように、 興味深げに 指先を這わせていた。
葉から、 茎、 然して柔かな蕾へと。 ]
(186) is0716 2019/06/25(Tue) 21時頃
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…花って、綺麗なだけじゃないんだよね。
[ いまさら、とでも言うべき呟きを 誰に聞かそうというわけでもなく、 唯、 ぽつん と 宙に浮かせた。
この視界になってから、 ばらには良く刺されるし、 葉や花の付け根に棘を持つしょくぶつが、 案外多いことに気がついた。
色のない世界に、結局は、 慣れつつあるおとこは、 …楽しんでいる、 わけではないのだけれど 世界のうちに 真実 を 捉えている。 ]
(187) is0716 2019/06/25(Tue) 21時頃
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[ 連れ出してきたのは、 やっぱりおとこだった。 半分はかんじゃさまを脱している"かんじゃさま"を "それ以外"の理由で構うせんせいは少なく、
人体のせんせいから遠く、 …半分は、かんじゃさまに足を突っ込んだせんせいは、
唯、 暇潰しに 気晴らしに、 中庭まで。 ]
(188) is0716 2019/06/25(Tue) 21時頃
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[ 葉を一枚、手にして、 振り向けば、 "様式的"な 姿。
戻った として 戻れない ことを ──── ほしはかたるから、 ]
今度は食用菊でも植えてみる?
[ 茶化すよに、 騙るばかりで。]
(189) is0716 2019/06/25(Tue) 21時頃
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在る筈のものが ない とか、
そんなこと ちっとも気にしていないので、
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[ この中庭には 繊細なしょくぶつばかりだと思っていた。
少しでも茎に傷を付けたなら、 其処から萎れてしまうような、 肥料を濃くしてしまえば、 直ぐにでも根から腐り落ちるような…
──── 唯、 このあじさいの葉ひとつとっても、
間違って口にいれようものなら、 丸一日は苦しむことになる。]
(197) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ そんなことを知ったのも、 書物に触れるようになってからだ。
しょくぶつのせんせい、なんて名ばかりも甚だしい。
呼ばれる、 と 同時、 足跡のよに 葉が落ちる。 ]
(198) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ なあに、 と 紡ぎかけたうすい唇は、 完全に防御能を失っていて、 抵抗もなく、 ゆびさきを受け入れ、 ]
(199) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ 触れるものは薄く開いた歯のみで、
──── 咥内に"おちる"よに 花弁を残す。 ]
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[ 口のなかに入ったものを、 押し戻す其れも無いから、 伝うゆびさきに、 大人しく従う。
従順な こどものよう。 見た目は逆だっていうのに、酷く自然に。
そのあと、 だって 子離れを促す親のようだ! ───知らないけど。 ]
(200) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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ふふ、 おとなになるってなんだろね。 十年経ったところでどのくらい変わるのかな。
── 外に、 出られるようになってたら良いのに。
(201) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ それだから、 中途半端な"こども"は、 おとなってなぁに? なんて 質問さえしてしまって
同時に、 とおくのゆめをかたっていた。
遠くからでは、 きっと、 さくらの " しろ "は見分けられないだろう。]
(202) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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それこそ、 ほしに願わないといけないかなあ…
[ "ササ"というしょくぶつに、 願いを下げてみようか、 それとも もみの木にでも飾ってみようか。
─── 死に行くほしでなければ、抱えてはくれないか。
幾つか指折り数えてみるも、 くろいろの空を翔しる其ればかりが、 信じられる何かにも思えて、
手の内の、数枚欠けた真実の白を 人工日光に掲げた。**]
(203) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ ほしに 願うなら、 ]
──── え、 おれも?
[ 大分理解が遅れた反応をしつつ… 其れもまた、 或意味、"うつくしい"死への路かもしれない。
そんな理解を してしまって。 深く訪ねようにも、しらぎくは気紛れだから、
仰せのままに、 車椅子の背を押して、 静かな 温室に戻ろう。* ]
(210) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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