196 水面に映る影より遠く
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
( ……やだな )
[いなくならなければ感じられない大切さ、なんて。 もっと想い出をつくっておけば良かったって後悔しないために、 普段は言わないことを提案したりした。 でも、それでもやっぱり。 急ごしらえの想い出だけじゃ、足りないみたい]
……どうして、もっと、
[後悔だけが、深く心に刻まれる。 それも、もうじき消えてなくなってしまう。 酷く歪んだ表情を、誰がみることも 無かった *]
(353) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃
|
|
- 遠い未来 -
[掃除をしていたら偶然見つけたアルバム。 これを開いてしまえば、もう後戻りは出来ない。
掃除は、明日にしよう。 諦めた俺は、アルバムを一ページ捲った]
あー、なつかし。
[それは、夏休みの終わりに彼女が手渡してくれたもの>>321に、 俺が撮った盗撮まがいのものを付け足したものだった]
(361) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃
|
|
( すでにアルバムには写真がぎゅうぎゅうだったのに、 俺のも貼って〜って無茶いったっけ )
[ぱらり、何ページか捲ったところで、 俺が単体で映るものが目に付いた。 楽しそうに笑っていて、隣には不自然なスペース。 胸がいたい。何か大切なものを欠いてしまったと、 今になってようやく気付いた。 それがなんなのか、いとを強く手繰り寄せても、 記憶の奥深くに潜っても、どうしても分からなかった。
その違和感は、全ての写真にあった。 誰かが、そこにいたような不自然な空白]
(362) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃
|
|
なん で
[知らぬうちに瞳に溜まっていた雫がこぼれる。 ぽたり、写真に染みをつくった。 どうして泣いているのか分からないまま、 ただ、時間だけが過ぎていく]
(363) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃
|
|
[やっと落ち着いた頃、 ようやく探していた写真が見つかった。 イルカのぬいぐるみと、カモノハシのストラップと。 それから。 淡い初恋を抱いていた彼とのツーショット。
あの日ここに閉じ込めた想いは、 色褪せることなく、鮮明に思い出される]
きーて、俺のはつこいのひと。
[じゃーん、と恋人に見せびらかせば、 どんな反応をしたのだったか。 掌サイズのイルカのぬいぐるみは、 今も俺の机の上。 大切に飾ってある **]
(364) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃
|
[伴う生態系の変化に、私たち雌は適応しました。
ですが、突然生じたパンデミック……
耐えられぬ人々は多く、私と西の魔女は、
日々、新薬開発に向けて研究を重ねていたのです。
ようやく糸口が見出せかけたそのときでした。
西の魔女は、死にました。
その、流行病によって。
私がここへきたのは、
新薬開発の為に西の魔女が見出した
遺伝子反応を追ってきてたどり着いたのです。
いくつかのサンプルを手に入れることはできました。
ただ、それが役に立つ保証は、
決してありませんでした。]
[ これで、私の時空旅行は終わります。
けれど、時はこれからも流れてゆくのです。
私は、私自身の世界に帰ってから、
大忙しなのですから、
悲しみに浸っている余裕はありません。
だから、誰も悲しまなくてよいのです。
初めからさだめられた運命だったのですから。
もしも、もしもまた、
お会いすることがあったそのときは。
笑顔で再会いたしましょう。
さぁ、私は西の魔女に
会いに行かねばなりませんから…]**
|
[弓道場からは、図書室の窓すら見えない。 切ない彼女の声も届かない>>393]
さよなら、
[無意識にこぼれた声は、自分でも良く分からなくて首を傾げただけ。 強い風がカーテンを揺らす時、 俺の髪も強く撫でた]
(398) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃
|
|
やだ、よ
[ぎゅ、と胸が締め付けられる感触。 心にぽっかり穴が空いてしまったような。 ひとしずく、頬を何かがつたう。
褪せないで、消えないで。 こぼれていく記憶を必死に拾い集めて、 心の奥深くに仕舞った。 いつか、また巡り会えるその時に、 色鮮やかなものとして想い出せますように **]
(399) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る