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【人】 看板娘 櫻子──地下室── (73) 2016/03/01(Tue) 09時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子[ベッドもくまなく調べていけば、血染めのベッドの隙間から"刃こぼれしたナイフ"を見つけた。 (74) 2016/03/01(Tue) 09時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子──思えばあの"警官の男"が"強欲"の男に手を出さなければ。 (75) 2016/03/01(Tue) 09時半頃 |
ああ、お前じゃないと駄目だ
……言わせるなよ
[ 私じゃないと駄目なのか(
この男は特に意識して相手の秘めた望みを叶えようとしたり喜ばせようとはしていない。自然に相手がそうさせるのだ。そして男にもまた、真に自己を肯定してくれる者はいなかった。]
……そうか、じゃあいっぱいやるな
[ "ケイイチ様のがいい"と告げられて。
似たような台詞を他の悪戯に遊んできた女に幾度強いて言わせてきたかわからないが、こんなにも嬉しくなったことはない。]
[ 言い付けを守って悪い子が見事良い子になる(
命令通りに少しずつ出されて、こぼす事なく飲む事が出来た。多少しょっぱいが、彼女が出したものだと思うと美味しく感じられるから不思議なもの。]
良くできたな、良い子だなー!
[ 尿口に残ったものを吸い、飲み込み終えれば、むぎゅうとか細い身体を力強く抱き締めた。彼女の歓喜の涙は、シャツの胸元が吸いあげてしまった。]
[ 熱心な奉仕は気持ちよく、あっという間に膨らみきって、先端から溢れた涎が小さな唇を濡らした。]
はぁ……、きもちー
[ シーツで拭いきれなかった血液が固まり、少しパリパリになっている髪を撫でながら口淫の心地よさに浸る。暗闇に慣れてきた目は、自身のモノを咥えて変形する彼女の柔らかな頬を捉える。きっと顎が疲れて苦しいだろうに。でも。
なんてかわいいのだろう。
ムクリと硬度を増し。髪とその頬を撫でていれば、呆気なく彼女の口腔に吐精するのだった。
それからシャアア、と別の体液も放つ。飲み下せるように少しずつ出し、この上ない開放感に浸った。]
あぁ…ヨーランダ、好きだよ
[ 屈みこんで唇を重ね、舌を捻じ込み、口内を荒らした。ほんのり臭う口付け。鉄錆の味の次はこれだ。
自分の出したものは汚く思うが、彼女を介せばどうってことない。互いの排泄したものと唾液と吐息が混じり、愛おしさばかり募って、
このまま押し倒してしまいたい。
──それだけは耐えて、ゆるり唇を離した。]
【人】 看板娘 櫻子[地下室の床や壁に、娘は特に何かを見出す事は出来なかった。 (80) 2016/03/01(Tue) 13時頃 |
あぁ……妬ましい。
ひどいわ、こんなのってあんまりよ。
一体誰が私とケイイチ様の間を引き裂いたというの?きっと、誰かの仕業に違いないわ。ケイイチ様は悪くないのよ。
きっと幸せな私達を誰かが僻んでるのよ…そうよ!
残りの5人の中の誰かが犯人なのよ!!
そいつを殺せばケイイチ様は必ず私のもとに戻ってくるわ…そう、そうなのよ!
[妬む少女の心は決まった。
部屋を少し見回して、彼のナイフがないか探す。なかったのなら、そのまま部屋を出たようだ。まずは武器を探すつもりで*]
── 殺める ──
[彼の中には2つの人格がいる。
ひとりは臆病で彼女の死ぬ夢を見た。
もうひとりは我儘で彼女を愛す現実を手にした。
ひとりは全て知っていて、
もうひとりは肝心なところの記憶はない。
夢であったと、信じて疑わない。
あの血生臭い夏の夜を、
破裂しそうな程煩い心音を。
けれど都合が良すぎはしないか?
宝箱から甘いお菓子をただ欲望の儘喰らう姿が、
彼女が生を失う瞬間の事が、
何故彼の記憶には出てこないのか。
────そう、彼は知っている。]
[自分が彼女を轢き殺した事も、
其れで彼女の内蔵が日に焼けたコンクリートの上にびちゃりと転がった事も、
彼女の肋骨が衝動に耐え切れず折れた事も、
其の様な彼女の人成らざる者になったところへ駆け寄り舌舐めずりをした事も、
はっきり何ひとつ残さず覚えている。
漸く其の体を自分の物に出来ると喜んだ事も、
彼女の何処だか分からぬ部位をずるりと引き出して千切って其の口に頬張った事も、
彼女を噛むたび口に広がる甘い味も、
彼女が見た世界を自分の中へと取り込んだ事も、
其の瞳が何かを言いたげに此方を向いていた事も、
骨に付いた肉を余さず舐めて、歯を立てて、味わった事も、
忘れる等ということがある訳がない。]
[全て終わった後放心状態の儘暗い夜自分の家へと戻った事も、
晴れた夜に浮かぶ煌きが黒を纏い誰も此の光景等見ていないと思うのを愚かだと嗤っていた事も、
全て昨日の事の様にありありと浮かんでくる。
彼は其れが嫌で知らない振りをしているだけ。
でなければ自分の服を漁った時に疑問に思う筈だ。
" 自分のポケットには空腹を満たす為(
人に傷を付ける為の物が入っている(
という事に。
だからあの日彼は狂った様な口調では無かった。
ただ何度も愛を囁いて、そうして満足そうに微笑んでいた。
だから"大体一緒"(
彼≪β≫の彼≪α≫を守る為、狂ったかの様に振る舞う事等、其の時は要らなかったのだから。]
[彼は自分の罪を別の人格に全て償わせ、
自らの所為では無いと信じて疑わない。
彼は愚かにも其の罪との性格の区別として、
更に窃盗という罪を自ら負う。
全て喰らい己の物にしたいという欲望は、
暴食という名に相応しい其れだった。]*
【人】 看板娘 櫻子──地下室への扉のそば── (97) 2016/03/01(Tue) 18時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子[資料の山を、その内容を確認しながら元に戻していく。 (108) 2016/03/01(Tue) 21時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子["Jeff・Richard"の資料を手にして、暫し。 (122) 2016/03/01(Tue) 23時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子["憤怒"の男は何かを取ろうとしているようだった。 (132) 2016/03/02(Wed) 00時半頃 |
【人】 看板娘 櫻子[しかし、いまの娘にはそれを問うのは無理だ。 (133) 2016/03/02(Wed) 00時半頃 |
……。
[リシャール氏がどうしていたかは知らぬ。
が、自分の方が先に彼女の元へ辿り着くのなら?────ナイフを振り上げてくるその手首を掴み、扉に縫い付けてしまおうか。
恐らく、扉と彼女の腕とかぶつかり、ガツンと少々大きな音が響いたかもしれない。
尤も抵抗されているのだから、掴む前にいくつかの傷を作っていただろう。]
嗚呼、煩いな。
[冷めた瞳で、彼女を見下ろし、普段より幾分か低い声で]
……君の動く姿は目障りで、君の声は耳障りだ。……頼むからそこで大人しくしていてはくれないか?
[実際、彼女が静かに大人しく慎ましやかに……人形よろしくしているというのなら、何も手を出すつもりなど毛頭ないのだから。]**
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