158 Anotherday for "wolves"
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なにが…大丈夫なの…。 全然大丈夫じゃない。 全然!大丈夫じゃない…!! ふ、とうっ…!もらったのに…! …ごめんなさ、い…!わたしが… 困らせたから…。 [降り積もる言葉を うわごとのように吐き出して。
もう泥だらけになってしまった封筒を視界の端に。 ぐったりと横たわる兄が段々ぼやけて映る。
涙で見えなくなる視界がブラックアウトしていき まもなくわたしの身体はしな垂れ落ちた。]
(373) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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―9歳の記憶―
[わたしの大事なルージュの話。
真っ赤なルージュはおとなの証。 その赤はとても魅力的でドキドキした。
試しに塗ってみたら、幼い顔に 真っ赤な唇だけが変に浮いてて お世辞にも可愛いとも綺麗ともいえない顔だった。
でも今よりおっきくなったら。大人になったら。 わたしはこのルージュをつけて今よりも おっきいお胸で綺麗な服を着るんだ。 自分の将来に思いを馳せて。]
(386) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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[ その日兄はとてもうろたえていた。 わたしにけっこんをせがまれたから? わたしが机の裏にお父さんの絵を描いたから?
配送するハズのルージュがなくなったから。]
[ わたしの嘘はすぐにバレて 机の上にコトリと一つ置かれるルージュ その時ばかりは険しい表情で見下ろす兄 俯くわたし。]
[ 兄は理由を問うた。 わたしは泣いた。 さらに理由を問う兄に告げた。]
(387) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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「昔お母さんゆってた。 いつかわたしが大きくなったら お母さんのルージュくれるって。」
「でも、お母さんのもの…… 全部燃やしちゃったから…。 なくなっちゃったんだもん……。」
[兄はその表情を一層険しくし 隣で聞いていた父は視線を外した。]
(388) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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[ 少ししてから兄がわたしにゆった。 その口紅、メアリーが持ってていいよ そんなような言葉を。]
[ わたしは素直に喜んだ。 その日家畜が数匹いなくなったし しばらくご飯が質素になったけど わたしは特に気にするでもなく。]
[その日 わたしは大切なことを学んだ。]
(390) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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[ その気がなくても人を傷つけてしまうことがある。 その気がなくても人を傷つけることができる。]
(391) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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